2006年06月12日

ポルトガル-アンゴラ

四年前、予選敗退に涙した男がいた。
ルイス・フィーゴの想いはまだ続いているのか。

本当はこの舞台にいなかったかもしれない。ポルトガルにとって、次世代が育っていないわけでもない。それでもポルトガル国民が、そして世界中の多くがまだ見続けたいと言う。90分間走りきったフィーゴは、なにを想ってプレーしているのだろう。少なくとも、最後のワールドカップといった思いつめた感じではなかったのが素直に嬉しかった。むしろ快活に動きまわっている。

四年前の涙なんて、フィーゴにはとっくに過去のことなんだろう。だが同じ想いはしてほしくない。完全燃焼が見たい。足にまとわり付く、あのドリブルが見たい。その足で勝つ姿が見たい。40年という長い月日がポルトガルの背中には乗っているが、今大会はさほど重く感じないだろう。

posted by しん太 |16:00 | 2006 FIFA World Cup | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月12日

メキシコ-イラン

サッカーの基本は、正確なボールコントロールにある。
しかし、なによりもまずは”走ること”なのだ。

じわじわとイランの動きが遅くなっていく。はやくボールを動かしたいのに、あっという間に緑のユニフォームが迫ってくる。焦燥感の中でボールを離す。味方に渡るはずがこぼれていく。間髪いれずにメキシコがそのボールをさらっていく。ボールが目の前にあるのにアプローチできない。懸命に足を伸ばす…が、ボールはすでにゴールの中だった。

メキシコのサッカーのすごさには、改めて走るということの裏づけがあるのだと感じた。マルケスたった一人を目で追うだけで、いい加減自分が疲れてくる。だが、心地よい疲れだ。いろんなサッカーの形があるが、これが原点なんじゃないかと思わされる。メキシコがシードはおかしい?いや、きっと正解なのだろう。

posted by しん太 |15:42 | 2006 FIFA World Cup | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月12日

オランダ-セルビア・モンテネグロ

今大会は、ロナウジーニョのための大会になるかもしれない。
その言葉をそのままロッペンに変えてみた。

パウレタも、フェルナンド・トーレスも、ほぼ完璧に抑えきった欧州予選のセルビア・モンテネグロが、たった一人に翻弄される。結果は最少得点差ではある。だが、印象に残った者はと聞かれれば、誰もが口をそろえてロッペンと言うだろう。

個人的には、セルビア・モンテネグロに多大な期待を持っていた。もちろん、今現在も。大会直前の、モンテネグロ独立が影響しているかは分からない。むしろ、最初で最後のメンバーなのだと奮起してほしい。歴史上、彼らはずっと辛く苦しい状態にいる。そして残念ながら、こういう問題にスポーツは直結する。だからこそスポーツで、サッカーで思いのたけを吐き出してほしい。日本人という説得力のない私の、切なる願いではあるが。

posted by しん太 |15:25 | 2006 FIFA World Cup | コメント(0) | トラックバック(0)
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