2008年09月11日
競泳の学生選手権、女子編です。
女子も男子の学生同様に、これから日本の主力となる世代。
かつてのように10代が強い時代ではありませんから、
女子大学生がどれだけ伸びていくかは日本競泳にとっても大切。
そして、北京オリンピックで頑張った選手がこの大会でさっそく活躍してくれました。
では、種目ごとに振り返ってみましょう。
■ 女子自由形 ■
50mは日本選手権で2位だった湯元杏選手(鹿屋体大)が優勝。
100mは山口美咲選手(近畿大)が55秒25の大会新で優勝。
上田春佳選手(日大)は55秒31のいい記録でしたが、
さらにそれを上回ったまだ1年生の山口選手は今後も楽しみですねぇ。
200mではさすがに上田選手が1分58秒37の大会新で優勝し、
2位の山口選手に2秒以上の差を付ける貫禄をみせてくれましたね。
400mはなかなか面白い結果となりました。
これまで柴田亜衣選手の後輩でもある米田智香選手(鹿屋体大)が強かった種目。
ですが、今大会は4位という結果となり、上位3選手はすべて1年生です。
優勝は奥田麻里奈選手(近畿大)で、4分11秒11の大会新。
2位は宮部加奈子選手(同志社)、3位は小野友愛選手(早大)です。
800mはさすがに矢野友理江選手(関西大)が8分31秒05の大会新で優勝。
そして、奥田選手が2位、宮部選手が3位となって、
これら1年生の名前は是非とも覚えておきたい結果となりました。
■ 女子背泳ぎ ■
やや大学生は弱い種目だったのですが、
ここでも1年生が頑張ってくれて近い将来に期待がもてます。
100m、200mの両種目で1位と2位は同結果。
優勝は福田智代選手(前橋国際大)、2位は竹村幸選手(近畿大)の1年生です。
100mは両選手ともに1分1秒台とちょっと厳しい記録。
ですが、200mでは福田選手が2分09秒48の大会新で優勝です。
高校生の酒井志穂選手が台頭してきてますが、
200mではこの福田選手の記録から充分に期待できる存在。
中村礼子選手がオリンピック2大会連続でメダル獲得の流れをつないでほしいです。
■ 女子平泳ぎ ■
非常にレベルの高い種目となりましたよ。
いまの日本の女子ブレストを引っ張る選手がずらりと揃いました。
100mは、さすがに3強が上位を占めます。
優勝は田村奈々香選手(東海大)、2位は北川麻美選手(早大)、3位は種田恵選手(神奈川大)。
とくにオリンピックを逃した田村選手は絶対に勝ちたかったはず。
記録も1分08秒00とまずまずですね。
200mも実力者が上位を占めました。
優勝は金藤理絵選手(東海大)、2位は田村選手、3位は種田選手。
金藤選手は北京オリンピックの経験が大きかったでしょう。
記録もオリンピックで出した自己ベストをさらに更新の2分24秒49。
これからは勝ちにいって勝てる選手になってくれるはずです。
種田選手が思ったほど記録が出ていませんね。
オリンピックでも思ったような記録ではありませんでしたし。
昨年のこの大会で200mで日本新を出した勢いはいまは感じません。
ちょっとだけ心配です。
■ 女子バタフライ ■
100m 加藤ゆか 山梨学院大 57.89 日本新記録
出ました!!加藤選手に待望の日本新です。
いつかは出ると思ってましたし、でも北京オリンピックでは実力を発揮できず。
相当に悔しい思いだったでしょうから嬉しさも大きいはずです。
しかも、一気に日本人前人未到の57秒台に突入ですよ。
最後の学生選手権でしたし、最高のかたちで終えることができましたね。
200mでは矢野友理江選手が2分07秒69の大会新で優勝。
800FRも含めて、矢野選手には競泳界を引っ張ってほしいぐらいの存在です。
調子がどんどん戻ってきていると見ていいかな。
■ 女子個人メドレー ■
200m 北川麻美 早稲田大学 2:11.44 日本新記録
いまの北川選手は止まることを知りません。
実に北京オリンピックの予選から、5レース続けての日本記録更新。
この強さはどこからくるのかと思うほど凄い。
苦手のバックでさえ全体の2位で泳いで、
結果的に最初から一度もトップを譲ることなく圧勝での日本新です。
オリンピックのファイナリストになるってこんなに凄いことなんでしょうね。
世界のトップはさすがにまだまだ上ですが、こうなったら貪欲に挑戦してほしいです。
400mでは、坂井菜穂子選手(山梨学院大)が優勝。
天野美沙選手(桐蔭横浜大)は記録も揮わず4位という結果でした。
200mでは自己ベストでしたが、ちょっと最近は苦しんでるのかなぁ。
posted by しん太 |13:58 |
水泳 |
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2008年09月09日
競泳の学生選手権が9月5日~7日に開催されました。
北京オリンピックが終わり、すでにロンドンに向けた勝負が始まります。
その4年間では北京オリンピックに出場した選手はもちろん、
その他の選手も大学生は日本の主力となる存在です。
では、種目ごとに簡単に振り返っておきましょう。
まずは男子からみていきます。
■ 男子自由形 ■
昨年の大会は佐藤久佳選手(日大)が100mで日本新記録を出して、
大会を通じても一番のハイライトになったのを思い出します。
その佐藤選手がリレー銅メダリストとしても臨みましたが、
出場した50mと100mでいずれも2位となるという結果となりました。
ただ、決して佐藤選手が遅かったわけではありません。
50mで優勝の川内勇輝選手(福岡大)は22秒56の大会新記録。
また100mでは原田蘭丸選手(中央大)の49秒65ばかりでなく、
2位の佐藤選手を含めた上位4選手が50秒を切ってくるというハイレベル。
もちろん佐藤選手の本来の強さなら優勝だったでしょうが、
日本選手権の決勝と変わらないくらいの勝負がなされたことに驚きです。
200m、400mについてはわりと順当勝ちでしょうか。
内田翔選手(法政大)、葛原俊輔選手(日大)、日原将吾(中央大)は強いですね。
また1500mでは、土岐健一選手(日大)が15分17秒82の大会新で優勝。
自己ベストに近い泳ぎでさすがに強かったですね。
50mから1500mまで、自由形の強化は日本競泳の長年の課題。
ですが、着実に育ってきているのは間違いありません。
世界の伸び白はもっと大きいのも現実ですが期待しましょう。
■ 男子背泳ぎ ■
この種目は、100m、200mともに入江陵介選手(近畿大)の独壇場でした。
100mは、53秒93の大会新で優勝。
200mでも、1分56秒74の大会新で優勝となりました。
特筆すべきは100mでの自己ベスト更新ですよね。
インタビューでは「100mでも代表になれるように」と言っていました。
今年6月のジャパンオープンで53秒95を出し、
北京オリンピックを泳いでからのレースでこの自己ベストは大きい。
スピードも着実にモノにしつつあるようです。
■ 男子平泳ぎ ■
北島康介という絶対的な存在が引退する可能性もあるなか、
次の選手はどうなのかどうしても比較されてしまう種目となります。
ですが、200mでは素晴らしい記録が出ましたよ!!
100mでは松枝孝男選手(法政大)が1分00秒82で優勝。
うん、1分1秒を切ってるのは素晴らしいし、上位3選手が1分2秒を切ってる。
また決勝に出場の選手すべてが1分2秒台ですから層も厚いですね。
北島選手の58秒台という記録が凄すぎるだけで、
もちろんもっと速いにこしたことはありませんがまずまずでしょう。
そして、200mでは大塚一輝選手(法政大)が2分09秒07の大会新で優勝。
実に北島選手に次いで日本選手2人目の2分9秒台です。
本人は「実感が湧かない」と自分でも驚いたようですね。
注目は立石諒選手(慶応大)に集まったでしょうが、
2位になったものの記録としては苦しい結果となってしまいました。
ですが、これで200mでは次世代が確実にキタ感じです。
大塚選手は2年生、立石選手は1年生。
今後が面白く、また期待も大きい2選手には要注目です。
■ 男子バタフライ ■
100mでは入江晋平選手(筑波大)が52秒40の大会新で優勝。
さすがに実力者ですし、なかなかいい記録。
200mでは金田和也選手(法政大)が1分57秒20で優勝です。
これはちょっと平凡になっちゃいました。
で、昨年は100mでも200mでも2位だった高本翔太選手(法政大)は、
100mでは53秒27の自己ベストで2位、200mでは3位という結果でした。
この種目は、ちょい上の藤井拓郎選手と、
同世代の岸田真幸選手(アリゾナ州立大)の北京オリンピック組みが、
そして高校生からは大林一樹選手がいて挟まれた状態となっています。
ここに負けじと喰らいついていってほしいですよ。
■ 男子個人メドレー ■
仁木康浩選手(日体大)が、200mと400mのどちらも制覇。
記録はやや平凡となりましたが、どちらでも優勝は強くなければできません。
ただ、全体的に記録が出ていないのが残念ではあります。
世界では万能型の選手が大活躍する時代となっているだけに、
日本でも個人メドレーで強くなっていくことは競泳界の底上げにもなるはず。
日本人男子の体型では難しいところもあるんですけどね。
女子に続く。
posted by しん太 |18:24 |
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2008年07月26日
競泳の全米五輪選考会を終えてのタイム比較の3回目。
今回は、背泳ぎの100mで世界新記録、200mで世界記録タイでともに優勝したアーロン・ピアソル。
昨年の世界選手権では200mでライアン・ロクテに敗れ、
そんな状況から五輪前の選考会でどんな泳ぎをみせるか注目度が高かったですね。
結果、やっぱりバックの王者はピアソルだと思い知らされる会心の泳ぎでした。
そんなピアソルのタイムを比較してみましょう。
比較の対象はメルボルン世界選手権(WC)です。
■ 男子100m背泳ぎ ■
50m 100m
OT 25.60 52.89
WC 25.80 52.98
■ 男子200m背泳ぎ ■
50m 100m 150m 200m
OT 27.36 56.05 1:25.24 1:54.32
WC 26.81 55.47 1:24.56 1:54.80
以上がタイム比較となります。
100mはいいとして、注目すべきは200mの展開の変化ですね。
メルボルン世界選手権での前半型と、選考会での違いがくっきりです。
150m地点を挙げてみると、選考会と世界選手権では0秒68もの差がある。
そこからラスト50mで逆に0秒48の差を付けて上回るんですからね。
ここまではっきりと展開に違いが出てくると、
やっぱりLzRのための勝負の仕方とも考えられる気がします。
ここで、200mバックに関して、ライアン・ロクテと日本の入江選手も取り上げてみます。
まずは、ロクテの選考会とメルボルン世界選手権での世界記録を比較。
50m 100m 150m 200m
OT 27.34 56.15 1:25.24 1:54.34
WC 26.88 55.67 1:25.05 1:54.32
次は、6月8日に行われたジャパンオープンで日本新記録の入江選手のラップタイムを。
50m 100m 150m 200m
JO 27.32 57.16 1:25.78 1:54.77
選考会だけで言えば、このピアソルとロクテの展開は非常に驚きでした。
とくに、ピアソルよりも前半から突っ込む印象の強かったロクテの展開の変化。
そして、このラップタイムをみたときに、すぐに思い出した入江選手の展開。
入江選手がジャパンオープンで、LzRを着用しこのとんでもない記録を出したとき、
五輪では前半から一気に先行するだろうロクテやピアソルと、
それを後半からじわじわとその差を詰めていく入江選手という展開を想像しました。
入江選手の特筆すべきは、ラスト50mを28秒台で泳ぐというところでした。
ところが、この選考会ではロクテがラスト50mを28秒86で泳ぎ、
ピアソルも29秒08のそれに準ずる速さで泳ぐような展開をしている。
結果的に、この3選手の似たような展開が現れました。
ピアソルとロクテが入江選手を意識したなどという、浅はかな考えはありません。
そうではなく、ひょっとしてLzRにはその効果を発揮できる条件があるのかもしれない、ということです。
どんな選手もLzRを着用したから速くなる、という結果はいまのところ出ていません。
日本で言えば、柴田亜衣選手や森田選手がそうでしょうか。
アメリカで言えば、メンタルな部分や調整法が指摘されたものの、ハンセンの失速も気になります。
入江選手は、ジャパンオープン時での彼自身のレース展開は過去と大きくは違いません。
これまでの展開で泳いだ結果、LzR着用で一気に記録が上がりました。
悪い言い方をすれば、”ハマった”のかもしれません。
日本選手は、そのほとんどがLzR着用での調整なんて皆無なわけですからね。
ロクテはもともとスピード社の契約選手ですから、LzRでの戦略は立てやすいはず。
勝手な想像と言ってしまえばそれまでですが、
タイム比較をするにつれて、やはりLzRの影響はあると私は考えています。
posted by しん太 |15:25 |
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2008年07月22日
全米五輪選考会からタイム比較の2回目。
今回は、フェルプスとおなじく5冠を達成したケイティ・ホフ。
フェルプスの北京五輪での8冠はすでに注目の的ですが、
このホフも6冠を狙うという偉業に挑むので外せない選手の一人ですよ。
とくに競泳5日目(8月14日)には、200m自由形と200m個メの1日で個人種目2冠に挑戦。
なんでも、1976年のコルネリア・エンダー(東ドイツ)が達成して以来とか。
なかなか難しいとは思いますが、底知れぬ19歳に期待は大きく集まりそうです。
では、5冠を獲ったすべての種目で比較してみましょう。
あくまで今回の五輪選考会との比較ですので、
種目によっては今季のベストタイムではありませんがご了承ください。
また、比較タイムは2007年のベストタイムを対象とします。
■ 女子200m自由形 ■
50m 100m 150m 200m
OT 27.56 56.62 1:26.04 1:55.88
07 27.83 57.22 1:26.95 1:57.09
※07=メルボルン世界選手権
■ 女子400m自由形 ■
50m 100m 150m 200m 250m 300m 350m 400m
OT 28.80 59.53 1:30.28 2:01.60 2:32.30 3:02.71 3:32.56 4:02.32
07 28.82 1:00.06 1:31.19 2:02.01 2:32.46 3:03.42 3:34.17 4:04.60
※07=2007 ConocoPhillips USA Swimming Championships
■ 女子800m自由形 ■
100m 200m 300m 400m 500m 600m 700m 800m
OT 59.89 2:03.13 3:06.57 4:09.81 5:12.57 6:14.85 7:17.88 8:20.81
07 1:00.41 2:03.56 3:06.70 4:09.73 5:12.91 6:16.84 7:20.91 8:22.80
※07=2007 ConocoPhillips USA Swimming Championships
■ 女子200m個人メドレー ■
50m 100m 150m 200m
OT 28.30 1:01.41 1:39.23 2:09.71
07 28.35 1:01.96 1:39.06 2:10.13
※07=メルボルン世界選手権
■ 女子400m個人メドレー ■
50m 100m 150m 200m 250m 300m 350m 400m
OT 30.01 1:03.69 1:39.16 2:13.33 2:50.78 3:28.65 3:59.66 4:31.12
07 29.83 1:03.91 1:39.49 2:14.10 2:51.50 3:29.68 4:01.64 4:32.89
※07=メルボルン世界選手権
ホフについては、展開としては昨年と変化がありませんね。
今年になっての印象は、さらに粘り強くなったということでしょうか。
前半から昨年より突っ込んでるのに、後半もまったくペースが落ちてきませんよね。
ただ、この場合はLzRの効果だからとは言いにくいかもしれません。
アテネ五輪では、200m個メと400m個メでの出場でしたが、結果は順に7位と17位。
ですが、翌年の世界選手権でこれら両種目で金メダルを獲ると、
昨年の世界選手権ではそれらの連覇に加えて800mフリーリレーでも金メダルの3冠。
そうやって年々の伸び方が素晴らしいので、今年に関してもその延長上かな、と。
それでも、これまでは自分から勝負せずに序盤は周りに付いていくという内容。
それが今年は積極的に序盤から勝負していくというレース展開をするようになりました。
もともと後半の強さはありましたが、そのために前半を攻められないというのは欠点でしたから。
そのへんで強引に言ってしまえば、なにかしらLzRの効果はあるのかも。
…う~ん、無理があるか。(笑)
別にLzRに無理やりこじつける必要は少しもないんですけどね。
まだ19歳のホフですから、伸び盛りという理由のほうが説得力はありそうです。
まぁせっかく世間を賑わしているLzRですから、
敢えて関連付けて考えてみるのも面白いと個人的には思っています。
posted by しん太 |17:12 |
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2008年07月16日
競泳の全米五輪選考会が7月6日に終わりましたが、
そのときの各選手のタイム比較を少しずつやっていこうと思います。
ひょっとして、LzRの影響がみられるかもしれない。
また、五輪を前に強豪選手がどんな戦略なのか窺えるかもしれない。
そんな不確かな期待を込めて、とりあえずやってみる価値はある…といいなぁ。
と、その前に。
今回の選考会で後半の話題を独占した、41歳のダラ・トーレスですが。
50mフリー、100mフリー、4×100mフリーリレー、4×100mメドレーリレーの
4種目について代表を勝ち取ったものの、体力的な問題を考慮して100mフリーを回避。
100mフリーで3位だった、レイシー・ニーマイヤーが繰り上がって代表です。
得意な50mフリーでの挑戦を選んだようです。
では、タイム比較の1回目はマイケル・フェルプス。
まずはやっぱりこの選手をしないわけにはいきませんよね。
以下、5冠を獲ったすべての種目を取り上げます。
比較の対象は、やはり個人種目で5冠となった昨年3月のメルボルン世界選手権。
OT=今回の選考会(オリンピックトライアル)、WC=メルボルン世界選手権、となります。
■ 男子200m自由形 ■
50m 100m 150m 200m
OT 24.89 51.00 1:17.81 1:44.10
WC 24.47 51.10 1:17.73 1:43.86
■ 男子100mバタフライ ■
50m 100m
OT 24.41 50.89
WC 23.99 50.77
■ 男子200mバタフライ ■
50m 100m 150m 200m
OT 25.47 53.75 1:23.04 1:52.20
WC 25.26 53.62 1:22.87 1:52.09
■ 男子200m個人メドレー ■
50m 100m 150m 200m
OT 25.16 53.97 1:27.57 1:54.80
WC 24.96 53.58 1:27.47 1:54.98
■ 男子400m個人メドレー ■
50m 100m 150m 200m 250m 300m 350m 400m
OT 26.16 55.38 1:26.62 1:57.32 2:32.45 3:08.45 3:37.93 4:05.25
WC 25.56 55.05 1:26.70 1:58.18 2:33.30 3:09.33 3:38.43 4:06.22
以上がタイム比較となるわけですが、
へぇ~、と思うほどフェルプスの変化が分かりましたね。
最終的なタイムは、日程などによる疲労もあるでしょうから置いといて。
面白いのは、すべての種目での出だしの”入り方”に昨年との違いがみられます。
どの種目も、入り方は今回のほうが抑えている。
個人メドレーでは、得意なバタフライでも抑え目で入っているのがよく分かります。
初日に泳いだ400m個メでは、バックになった150m地点で一気にギアを上げますが、
これは体力的にも思いっきりいけた影響は多分にある気がします。
ですが、おなじく昨年の記録を上回った200m個メではラスト50mまで昨年より遅い。
さらに昨年の記録を上回ることができなかったバタフライ2種目でも、
ラスト50mに関しては今回の選考会のほうが速いという結果となりました。
昨年のメルボルン世界選手権で全体的に見られた強豪選手の傾向は、
前半からしっかり突っ込んで入り、後半も粘って落とさないという展開が多かったはず。
そして、それが今後のレース展開の主流となると考えられました。
それが今回のフェルプスを見るとそうではない。
フェルプス自身がメルボルンでは見せていた前半からの展開ではない。
いや、決して前半が遅いという意味ではなく、ある程度で速く入ってもラストでさらに上げられる。
そんな感覚がこのタイム比較から感じられると思います。
この「ラストの力」はLzRの影響があるのでしょうかねぇ。
浮力と水の抵抗を助けてくれるLzRだから、こういう展開となったのだろうか。
これは他の選手も見てみないといけませんね。
次は、やはり5冠を獲ったケイティ・ホフを見てみようと考えています。
posted by しん太 |14:55 |
水泳 |
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2008年07月07日
競泳の全米五輪選考会の最終日。
最終日となりました、アメリカ競泳の北京五輪への道。
LzRもあって大会前からとても反響がありましたね。
途中からはどこかLzRの話題も出てこなくなり、ただ世界新記録の多さに驚かされるばかりでした。
後半の話題はダラ・トーレスが一人でさらっていきましたけど。
では、とにもかくにも最終日の決勝種目を。
■ 女子50m自由形 ■
1位 ダラ・トーレス 24秒25 アメリカ新記録
2位 ジェシカ・ハーディ 24秒82
1フリに続いて、50mのスプリントでも勝利のトーレス。
もう誰もこの41歳の躍進に驚かされることはなく、トップスイマーとして見守ったことでしょう。
現在はこの50mがもっとも得意種目とのこと。
鍛えぬいた筋肉による爆発力を如何なく発揮してくれました。
予選、準決勝、決勝とすべてで自己ベストを更新。
五輪でも泳ぐたびにまた更新しそうな勢いをいまから感じますよ。
大ベテランは、伸び盛りです。
2位には1ブレで優勝のハーディです。
もともと自由形も好きで、もちろん速いのですが、世界選手権はこの種目を回避。
50ブレがありますから当然でもありますけど。
五輪では50ブレはありませんから、いよいよこの種目で登場となります。
まぁ本職はブレストですからそちらに集中でしょうが、
ファイナリストになれる実力は充分にあると思うので楽しみです。
■ 男子1500m自由形 ■
1位 ピーター・ヴァンダーカーイ 14分45秒54 国内新記録
2位 ラーセン・ジェンセン 14分50秒80
P・ヴァンダーカーイが2フリ、4フリに続き3種目目の代表決定です。
中長距離の自由形でアメリカを引っ張る存在になりましたよ。
決勝では自己ベストを大きく更新し、アメリカ新記録にあと0秒25まで接近。
ラップをみると、一時は中盤の750mではトップと4秒近く離されて4位でしたが、
とにかくほっとんどの50mラップタイムを29秒台でこなす泳ぎで1250mでは1位に。
ずっとおなじペースで泳ぎ続ける力は素晴らしいですね。
2位は、やはりジェンセンがきましたよ。
アテネでは銀メダルを獲りましたが、その後はちょっと苦しんでるかな。
昨年の世界選手権も4位でメダルも獲れませんでしたし。
アテネのときに出したアメリカ記録をまだ越えられないでいますが、
五輪ではもちろんメダルに大きくかかわってくる選手ですから期待したいです。
今季はこの種目で好調だった27歳のエリック・ヴェントが4位で終えました。
シドニー、アテネでは4個メで銀、1500mフリーでは世界選手権で銅を獲っています。
この代表選考では、400mフリーで3位、200mフリーで6位、そして1500mフリーで4位。
いずれもあと一歩で代表を逃すという結果になってしまいました。
1500mフリーは予選もトップ通過ですし大丈夫だと思っていたのですが、
決勝では1000mぐらいから付いていけなくなって15分も切れずにゴールです。
アメリカで初の15分を切った偉大な選手が今年は五輪で観ることができず残念です。
これで、全種目が終わりましたよ。
感想はタイム比較もかねておいおいやっていこうと思っています。
posted by しん太 |14:50 |
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2008年07月06日
競泳の全米五輪選考会の7日目。
う~ん、YouTube はフェルプスの映像が多くって、
ダラ・トーレスの映像も見つけられないままで悶々としています。(笑)
女子2個メも観たいなぁ…、頑張って探してみようっと。
では、7日目の決勝種目を。
■ 女子200m背泳ぎ ■
1位 マーガレット・ホールザー 2分06秒09 世界新記録
2位 ベイゼル・エリザベス 2分06秒92
とうとうホールザーがコベントリーを抜き去りましたよ。
昨年の世界選手権でコベントリーに勝って金メダルのときに出した、
自身のアメリカ記録を実に1秒07という驚異的な更新で世界新記録も樹立。
そのコベントリーの世界記録には0秒3の更新です。
2分6秒台でも凄いのに、もう2分5秒台も目前で女子バック界は100mも含めて大変です。
レース自体は、100mの予選で世界記録を出すも3位だったマグレゴリーが先行。
世界記録を完全に上回るラップで100mをトップで折り返し。
そこからホールザーが、これも100mのときのように逆転して優勝です。
さらにマグレゴリーは150mで2位だったものの前半のツケからか失速。
そのマグレゴリーをかわして2位で、しかも2分6秒台で代表をつかんだのはエリザベスでした。
このエリザベス、女子4個メでも2位となり代表をつかんでます。
で…なんと、まだ15歳の選手ですよ!
この2バックでは、自己ベストを4秒00の更新という爆発的なことをやってのけました。
五輪イヤーってこういう選手が出るんですよねぇ。
五輪の本番では、岩崎恭子さんばりのことをしちゃったりして。
■ 男子100mバタフライ ■
1位 マイケル・フェルプス 50秒89
2位 イアン・クロッカー 51秒62
フェルプスが今大会で5冠達成となる優勝です。
個人的には、クロッカーに世界選手権の雪辱を晴らしてほしかったのですが。
ちょっと51秒を切っていないのが気になりますよね。
最初の50mはやはりクロッカーが先行しますが、ラスト50mは伸びずに終わっています。
五輪ではいい記録を期待したいです。
■ 女子800m自由形 ■
1位 ケイティ・ホフ 8分20秒81
2位 ケイト・ジーグラー 8分25秒38
まぁこちらは予想通りでした。
ホフはフェルプスに続いて5冠達成です。
記録も8分20秒台と、まるで疲労を感じさせない好記録ですね。
ジーグラーはちょっと後半に落ちてしまって本来の泳ぎができなかった感じです。
■ 男子50m自由形 ■
1位 ギャレット・ウェーバー・ゲイル 21秒47 アメリカ新記録
2位 ベン・ウィルドマン・トブリナー 21秒65
1フリも制したウェーバー・ゲイルが50mでも王者に。
これまではフリーリレーのメンバーという位置づけでしたが、
北京五輪では個人としてアメリカを背負う存在となりましたよ。
強豪がひしめくなかで、50mと100mの両方を決勝の舞台で1位になる。
22歳のまだまだ若い年齢ですが、勝負強さも感じます。
そして、昨年の世界選手権金メダルのウィルドマン・トブリナーが2位で代表。
自己ベストタイで泳ぐ力はさすがですね。
おなじく昨年の世界選手権で銀メダルのカレン・ジョーンズは3位でした。
予選ではゲーリー・ホールのアメリカ記録を更新したのですが、
決勝ではその力を出し切れずに代表を落とすという結果になってしまいました。
そのホールは4位となり、アトランタ、シドニー、アテネに続いての五輪出場はならず。
アトランタで銀、シドニーとアテネでは金の世界のスプリンターが敗れましたね。
さすがに寂しいですが、これが現実なんだなぁ。
すでに33歳。いやいや、まだまだ挑戦し続けてほしいです。
さて、他種目では女子50mフリーでダラ・トーレスがトップ通過。
しかもアメリカ新記録の24秒38です!!
この50mのほうがいまは得意だと言うトーレスなので決勝も問題ないでしょう。
さぁ残すは1日となりましたよ。
posted by しん太 |13:58 |
水泳 |
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2008年07月05日
競泳の全米五輪代表選考会の6日目。
今回は映像は観ていないので、また次の機会にでも。
では、6日目の決勝種目を。
■ 女子200m平泳ぎ ■
1位 レベッカ・ソニ 2分22秒60
2位 アマンダ・ベアード 2分25秒13
今季のソニの好調さが評判だったとおりの結果、ということでした。
なかなか昨年から好記録の出せないアメリカ勢でしたが、
ソニが予選から自己ベストを更新して、決勝でもまた更新しての2分22秒台。
これは明るい材料と言っていいでしょうね。
2位争いは読めなかったのですが、ベアードが代表ゲットです。
最近は記録が出ていなかったシドニー銅、アテネ金の実力者は勝負どころで強いですね。
ただ記録自体はなんとも言えない苦しいものでした。
五輪までにどこまでかつてのスピードを取り戻せるかに注目しましょう。
■ 男子200m背泳ぎ ■
1位 アーロン・ピアソル 1分54秒32 世界記録タイ
2位 ライアン・ロクテ 1分54秒34
これはもう、言葉にしなくてもいいくらいかも。(笑)
ラップタイムをみても、どんだけ熾烈なレースをするんだと呆れるくらい。
この2バックの2人の展開は、だいたいがロクテが最初に思いっきり突っ込んでピアソルが追います。
ですが、今回はピアソルもしっかり付いてるし、ロクテもラスト50mは粘ってる。
推測でしかありませんが、LzRの影響もあるかもしれません。
■ 男子200m個人メドレー ■
1位 マイケル・フェルプス 1分54秒80 世界新記録
2位 ライアン・ロクテ 1分55秒22
まずは、この2人の驚異的な体力に賛辞ですよね。
この連日、いろんな種目で午前には予選で泳ぎ、午後には準決勝も決勝も泳ぐ。
で、記録も申し分ないってのが、もうさすがに気持ち悪くなってきます。(笑)
さて、4個目に続いて気になったロクテの展開。
フェルプスもバックの速さが秀逸なのも間違いありませんが、
ロクテがバックでグンとペースを上げるわけではないのが面白いです。
4個メでも2個メでも、バックでかせごうとしないのがロクテの戦略でしょうか。
ラスト50mのフリーのラップはロクテが上回っていますよ。
■ 女子100m自由形 ■
1位 ダラ・トーレス 53秒78
2位 ナタリー・コグリン 53秒83
全米中が注目したダラ・トーレスですが、本当にやっちゃいました。
連日の53秒台で、コグリンを抑えて、2度も引退したのに、全米チャンピオン座をつかみました。
どこにこんなパワーが生まれるんでしょうね。
スポーツ科学が発達したとは言え、だから41歳でもチャンスがあるなんて思えません。
メンタルも含めて、その尋常さは想像にも及びませんよ。
個人としてもそうですが、リレーでの活躍も楽しみになりました。
女子2バタで優勝した19歳のブリーデンは、
小さい頃にトーレスが憧れの選手で水泳をやっていたって言うんですから。
アメリカ勢の勇気をつける役割にもなるかもしれません。
残すは後2日間となりました。
明日は男子1バタのフェルプスが最後のレースになります。
アメリカ競泳界の顔が、どんなレースをやってのけるか楽しみですね。
posted by しん太 |14:52 |
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2008年07月04日
競泳の全米五輪選考会の5日目。
今日は、YouTube でフェルプスの決勝を観ました。
4個メと2フリを観たのですが、まず歓声の大きさに驚かされます。
もう、観客席が総立ちで拳を振り上げて声援を送るんですね。
会場のDJもレース中に大音量で盛り上げてます。
多分、日本のバレーボールより派手なDJのパフォーマンスかと。
派手派手しい演出はいりませんが、日本の競泳大会も常にあれくらいなるといいなぁ。
レース自体は、フェルプスの素晴らしさは普通に目立ちます。
ただ、それよりも4個メでの2位のロクテの素晴らしさのほうが際立ったかも。
意外にバックではそんなに追い上げることなく、ブレに入ってからが凄かったです。
では、5日目の決勝種目を。
■ 男子200m平泳ぎ ■
1位 スコット・スパン 2分09秒97
2位 エリック・SHANTEAU 2分10秒36
もうご存知の方は多いのでしょうが、ブレンダン・ハンセンが2分11秒37の4位で代表落ち。
このシナリオはどう考えても想像できませんでしたよ。
記録の良し悪しはあっても代表にもなれないなんて…。
精神的な弱さは指摘されているところですが、でも、いまはその段階じゃない…はず。
目に見えないものと戦っての重圧なのか、ただの調整不足かは分かりません。
100mでは失速と日本では言われていますが、
別に悪い記録じゃないし、準決勝の記録を考えてもやはり素晴らしい選手。
この100mに最高の泳ぎを五輪では期待したいです。
優勝したスパンは、ハンセンの所属チームの後輩となる20歳。
自己ベストを更新して2分10秒を切ってきています。
この伸び盛りの選手が五輪という舞台でどんな泳ぎをみせるか注目です。
■ 女子200mバタフライ ■
1位 エレイネ・ブリーデン 2分06秒75
2位 KATHLEEN・ハーシー 2分07秒33
100mバタで2位だったブリーデンが、この種目では優勝。
これでバタフライ2種目で代表の座をつかみました。
決勝では自己ベストを0秒58も更新し、2分06秒台に突入です。
ブリーデンは19歳、そして2位のハーシーは18歳と10代コンビで代表です。
そして、バンデンバーグが3位で100mに続き代表落ち。
昨年の世界選手権銀メダリストが自己ベストにまったく届かず終わりました。
■ 男子100m自由形 ■
1位 ギャレット・ウェーバー・ゲイル 47秒92
2位 ジェイソン・レザック 48秒05
この1フリは、まず予選と準決勝が凄い展開でしたね。
予選では最初にレザックが48秒15のアメリカ新記録。
すると、直後にウェーバー・ゲイルが47秒78とさらに更新し一気に47秒台へ突入。
そして準決勝では、レザックが47秒58という世界記録まで0秒08の会心の泳ぎ。
決勝を前にどんな記録が出るのか楽しみな展開でした。
決勝は、さすがに記録はそう連発されず、それでもウェーバー・ゲイルが47秒台で優勝。
最も期待が高かったレザックは前日と比べると見劣りしますが悪くない記録で2位です。
レザックは32歳のベテランであり、シドニー、アテネと五輪に出場。
フリーリレーやメドレーリレーでは金1、銀2、銅1のメダルを獲っています。
ですが…個人ではメダルどころか実力を発揮できない。
大切なレースに限ってそういう部分が出てしまうという一面を持っています。
今回の決勝でも、前日に凄い記録を出しながら2位になってしまうのは、
ひょっとしたらいつもの一面が出てしまったと言われるかもしれませんよね。
ただ、アメリカの自由形をずっと引っ張ってきた功績は本当に大きいと思っています。
個人的に頑張ってほしい選手の一人ですよ。
さて、その他の予選、準決勝も白熱です。
女子100m準決勝では、32歳のレザックが子供に感じる偉業が!
なんと、な~んと、41歳のダラ・トーレスが53秒76の自己ベストで2位通過です!!
最初に出場した五輪は、1984年のロス五輪…すげぇ。
その後、ソウル(1988)、バルセロナ(1992)、シドニー(2000)と出場。
アメリカの競泳選手で初めて4大会の出場を果たしていますね。
もし、決勝でも2位に入れば前人未到の5大会出場になります。
この準決勝での記録、40歳を越えて53秒台ですよ。
ってか、その年齢でそんなこと出来るの誰もいないでしょうに。
自己ベストも2000年以来の更新で、人間の限界への挑戦の素晴らしさを感じます。
男子200mバックではピアソルとロクテ、
男子200m個メではフェルプスとロクテという対決も盛り上がっています。
それにしても、フェルプスとホフに劣らず、ロクテも鉄人のようです。(汗)
posted by しん太 |15:43 |
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2008年07月03日
競泳の全米五輪代表選考会の4日目。
日本のスポーツニュースではハンセンの映像はありましたが、
その他の映像って観られないのがあまりに残念な思いでいたのですが。
こういうときのために YouTube があるのを忘れてました。
で、予選のヒートからすべてがアップされてるので決勝を探すのに一苦労。
やっと見つけた、女子400m個メだけとりあえず観ましたよ。
ケイティ・ホフが世界新記録のレースですが、
タイムだけでしか確認しないってのはやっぱり駄目だと感じる凄さでした。
2位のエリザベスはさすがにバックの選手なので200mでは1位でしたが、
ブレストからのホフの強さは信じられないくらい凄かったです。
また映像が見つかったら、簡単にレポでもしてみます。
では、4日目の決勝種目を。
■ 女子200m自由形 ■
1位 ケイティ・ホフ 1分55秒88 アメリカ新記録
2位 アリソン・シュミット 1分55秒92
予選、準決勝、決勝と順位は変わらずこの2選手が代表です。
ホフは自身のアメリカ記録を0秒2の更新で、いよいよ1分55秒台に入ってきました。
そして、2位のシュミットも1分55秒台と素晴らしい記録です。
さて、ホフはいいにして、2位のシュミットは私は無知です。
年齢は18歳、身長は184cmの大柄な選手のようです。
2日目の4フリでは3位になっていますし、自由形専門の選手ですね。
その4フリ、そしてこの2フリと自己ベストはしっかり更新。
ホフは19歳ですから、アメリカの2フリ代表は10代コンビとなりました。
■ 男子200mバタフライ ■
1位 マイケル・フェルプス 1分52秒20 アメリカ国内記録
2位 Gil・ストーヴァル 1分53秒86
フェルプスは、ほんと疲れ知らずな選手ですねぇ。
自身の世界記録更新とはいきませんでしたが、まったく問題ない記録です。
で、素晴らしい記録を出したのが2位のストーヴァル。
普通にターウォーターが2位でくるだろうと思っていましたが、
1分54秒46という自己ベストを更新しての好記録にもかかわらず3位。
ストーヴァルって、昨年の世界競泳を100mバタフライで3位になっていますが印象なし。
そのときはウィリアム・ストーヴァルという登録名でした。
私のなかではノーマークだったので、この1分53秒台は凄い驚きです。
LzRの影響なのかもしれません。
■ 女子200m個人メドレー ■
1位 ケイティ・ホフ 2分09秒71 アメリカ新記録
2位 ナタリー・コグリン 2分10秒32
バックのコグリン、ブレストのクコルス、フリーのホフ。
この三者三様の三つ巴になった最高に面白いレースだったでしょう。
ラップタイムを見ても、100mでのトップはコグリン。
150mのトップはクコルスで2位がホフ、3位がコグリンの順。
そして最後は、ホフがトップで、コグリンがクコルスをかわして2位となっています。
ホフは、それまでコグリンが持っていたアメリカ記録を0秒06の更新。
これで4個メと2個メを優勝し、記録でも個メのアメリカ女王となりました。
ですが、4個メでは塗り替えたライスの世界記録を、2個メでは塗り替えられず。
五輪でのライス、ホフ、コグリンは想像するだけで興奮します。(笑)
さて、準決勝ではハンセンが200mブレで2分09秒60でトップ通過。
100mで失速し、またもプレッシャーに負けたハンセンは、
その100m決勝後のインタビューで「フェルプスになりたい」とこぼしたようです。
そういや日本選手権での北島選手は、
100mで自己ベスト更新できずに「記録へのプレッシャー」という言葉を発しましたよね。
そうして迎えた200mで日本新記録を出すという泳ぎをみせてくれました。
さぁ、ハンセンのリカバー能力や如何に…。
posted by しん太 |14:36 |
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