2006年07月02日

センターコートが眩しくて:その六

たぶん、たとえフェデラーが四連覇を達成しても
センターコートが一番輝いてみえるのはこの試合かもしれません。

アガシが深々と観客に頭を下げたとき、
きっと世界中の人たちが込み上げた気持ちを抑えられなかったかもなぁ。
もちろん、私がそうなのですが。

試合はナダルが素晴らしかった。
スタミナがどうこうではないように思います。
第一セットのタイブレイク。
劣勢からの、でも劣勢じゃないようなナダルを観たとき
この後のセットのアガシに期待はするものの覚悟は十分にできました。
期待、というよりも願望だったかもしれません。
いままで芝では勝てないと言われたナダルがみせたテニスは、
芝で何度も死闘を繰り広げてきたアガシを完全に上回ります。
走りに走ってアガシのウィナーをことごとくカバー。
バックからありえないアングルへの切り返し。
フォアのトップスピンはしっかりとベースラインを捕らえます。
これが、新しい力なんだなぁ。

それでも、アガシのテニスは変わりません。
あのリターンとフォアハンドを忘れられるはずがない。
試合最後までアガシがアガシであったことに感謝ですよ。
また、これからのテニス界を間違いなく牽引する一人に敗れたことは、
アガシが敗れて選手生活を終えるという事実を納得して受け入れることができました。

これでまた、時代が一つ幕を閉じましたねぇ。
一日休養日にはいるから、アガシの思い出に耽るのもいいですね。

posted by しん太 |19:57 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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