2006年06月27日

ウクライナ-スイス

ワールドカップにいるのは、女神じゃなくて悪魔か。

何よりも、この試合の素晴らしさに感銘する。カードの乱発は決して死闘などではない。この試合こそ、死闘ではなかったか。互いに堅守速攻のために、その芽を潰しあう。しかし、ファウルで潰しては自国の速攻に繋げられない。あくまでボールを生きた状態で奪取し、一気に速攻へ仕掛ける。これが互いに連続して続く様には、独特の緊張感が張り詰めた。あと一本、あと一歩、これを抜かれたら終わるという手前で確実に滑り込んでくる。

そして、この結末。シェフチェンコの失敗は、それがウクライナに直結するものだと思った。バッジョの悲劇を思い出した人も少なくないだろう。だが、あれは伝染と呼べばいいのか。失敗を引き継いだのがスイスなんて。もちろん、ショフコフスキのセーブがウクライナを導いたのではあるが。中二日というお互いが、しかしそれをまったく感じさせない試合内容だけに、最後の経緯をスイスにのしかかった悪魔のせいにしたくてならなかった。

posted by しん太 |19:55 | 2006 FIFA World Cup | コメント(0) |
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