2008年06月26日
ウィンブルドンテニス2008:大会3日目
ウィンブルドンテニスをテレビ観戦。 大会3日目も熱いくらいに晴れて、どんどん試合が消化されていきます。 最近で一度も雨が降らなかったのは1995年とのこと。 試合が混んでくると、選手によっては雨で休養がほしいと思うでしょうか。 大会3日目のNHKの放送は、2試合ありましたがほぼ1試合で終えました。 まぁこんな死闘を誰が予想したでしょう。 アナ・イバノビッチvsナタリー・デシー ノバク・ジョコビッチvsマラト・サフィン (ダイジェスト版) イバノビッチが試合を終えた直後、ネットにキスをします。 3時間24分にもわたる壮絶な試合に女神が微笑んだのはイバノビッチに対してでした。 どうしてもファースト・サービスが入らない1stセットのイバノビッチ。 太陽が目に入り、さらに風も強いコンディション。 イバノビッチのトスアップは乱れて、強烈なサーブを打ち込むことができません。 そんなイバノビッチに対し、デシーは冷静にテニスを展開。 サーブでもストロークでも徹底してイバノビッチのバックを攻め立て、 なんとかリズムを戻したいとするイバノビッチを精神的にも追い込んでいきます。 早々にイバノビッチがブレイクしたときは一気にいくと思ったんですけどね。 デシーがブレイクバックして、タイブレイクへ。 このときの流れはすでにデシーが握り、1stセットはデシーが奪取。 やはりイバノビッチのバックを攻め続ける2ndセットのデシー。 イバノビッチは少しずつサーブの調子を戻すものの、 積極的にネットにも出て勝負してくるデシーに流れは取り戻せず。 それでも、苦しいところでブレイクバックできるのはイバノビッチの自力でしょう。 そして、この試合でのハイライトとなる10thゲーム。 イバノビッチのサービス・ゲームですが、押し切るのはデシー。 イバノビッチの15-40となり、デシーの2マッチポイントを迎えます。 最初のマッチポイントはなんとか凌ぎ、30-40となってのラリー。 イバノビッチのショットがネットにかかってデシーの勝利かと思ったのですが…。 ボールはコードボールとなってデシーのコートにこぼれ落ちました。 結局、イバノビッチがそのセットをキープして、1stセットに続くタイブレイクも奪取です。 3rdセットは、もう両選手の精神的な勝負でした。 お互いにブレイクを繰り返し、どちらもが一歩も引かないテニス。 すでにイバノビッチはサーブの不調を取り戻し、 どこか開き直ったようにバックでも素晴らしいショットをみせてくれます。 強烈かつアングルの深いフォア、バックのストロークは世界ランク1位の実力。 一方のデシーは、どこにこんな体力が残っているのかと思わせるほどに走ります。 イバノビッチのバランスが少しでも崩れると迷いなくネットへ。 その勢いで素晴らしいウィナーを獲ったにもかかわらずキャップが外れてノーポイントという場面も。 あれも、イバノビッチには大きな運となりましたよね。 ゲームが6-6となっても両選手の素晴らしいテニスは衰えなかったのですが、 常に調子を落とさなかったデシーに対して、 徐々に調子を上げていったという部分でイバノビッチに最後は勢いが勝ったのかもしれません。 イバノビッチの9-8で迎えた18thゲーム。 強烈なストロークでオープンスペースを攻め立てたイバノビッチがブレイクで勝利しました。 なんかもう、決勝を観たような気分になってしまいました。 テレビの前でしたが拍手をせずにはいられません。 そして、タオルを被って俯いたまま動かないデシーに胸を打たれました。 この試合、本当に多くの分岐点がありましたよね。 コードボールもそうですが、お互いのチャレンジも効果的でした。 また風の影響でデシーが何度もトスアップをやり直したのもなにか影響があったかもしれません。 テニスってドラマだな、と思わされた試合です。 間違いなく今年のウィンブルドンのベストマッチに数えられるはず。 両選手に心からありがとうを言いたくなる素晴らしい試合でした。 で、その後のジョコビッチvsサフィンの試合は観てません。 イバノビッチvsデシーの試合で力尽きました。(笑) でもジョコビッチが負けるなんて思いもしなかったので驚きましたよ。 録画はしてあるのでじっくり観てみます。
posted by しん太 |15:18 |
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