2008年05月03日
日本グランプリシリーズ陸上【織田記念国際陸上】
陸上の日本グランプリシリーズの第3戦。 4月29日に行われた織田幹雄記念国際陸上の主な決勝結果と感想を。 織田記念国際陸上でのグランプリ種目は以下のとおり。 男子:100m・1500m・5000m・110mH・三段跳・砲丸投・ハンマー投 女子:100m・800m・5000m・100mH・3000mSC・棒高跳・三段跳・円盤投・ハンマー投 ■ 男子100m(A) ■ 1位:パトリック・ジョンソン(10秒18) 2位:高平慎士(10秒20) おぉ、ジョンソンが来日していたんですね。 黒人選手以外のスプリンターで世界で頑張ってる選手ですよ。 まぁシーズン序盤でこの記録はまずまずといったところなのかな。 高平選手は自己ベストをさっそく更新です。 専門の200mに向けてもスピード力は順調に上がってるようですね。 決勝は追い風2.7mの参考記録になりましたが、 それでも100mでこの記録は200mでもものすごく期待できる結果です。 また決勝では走りませんでしたが、予選では朝原宣治選手が10秒17の好タイム。 さすがに日本のエースは格が違う。 北京五輪にすべてをかける今季の序章は上々です。 ■ 男子1500m ■ 1位:小林史和(3分46秒31) アジア室内選手権では4位だった小林選手。 優勝する実力はさすがですが、記録はまだまだですね。 参加記録突破は日本選手権で狙っているような調整なのかもしれません。 ■ 男子5000m ■ 1位:ニコラス・ムリンゲ・マカウ(13分32秒31) 2位:ビタン・カロキ(13分33秒24) 上位5名が外国人選手という結果でした。 日本人トップは徳本一善選手で13分52秒30の6位。 ベストを出せていれば優勝ですが、まだコンディションも良くはないようです。 5000mでの五輪代表争いは熾烈なので徳本選手はどうするんだろうなぁ。 ■ 男子110mハードル ■ 1位:紀 偉(13秒49) 2位:田野中輔(13秒62) 中国では3、4番手ぐらいの紀偉が優勝です。 田野中選手はベストに0.03秒足りない結果で調子は良いようです。 あとはベスト更新で参加記録Aを突破ですね。 日本選手権までに突破できるといいのですが。 内藤真人選手は13秒78で6位でした。 予選、決勝ともにハードルにぶつけてしまったようです。 怪我の影響もあるようで万全な姿が大阪国際GPで観られるといいです。 ■ 男子三段跳び ■ 1位:李 延熙(16m96) 2位:藤林献明(16m30) 藤林選手は自己ベストを10cm以上更新での2位です。 参加記録B突破はまだ遠いですが頑張ってほしいですね。 杉林孝法選手は15m37で6位でした。 失敗ジャンプだったのでしょうか。 ■ 男子砲丸投げ ■ 1位:畑瀬聡(18m11) 2位:村川洋平(17m79) 実力者がしっかり1位と2位です。 畑瀬選手には自身の日本記録更新にいつも期待していますよ。 ■ 男子ハンマー投げ ■ 1位:土井宏昭(71m51) 2位:野口裕史(66m70) 和歌山大会に続き、しっかり記録を伸ばしてきた土井選手。 まだ自己ベストとはいきませんが、また次の大会に期待です。 ■ 女子100m(A) ■ 1位:福島千里(11秒36)日本タイ記録 2位:北風沙織(11秒42) 3位:石田智子(11秒48) 4位:高橋萌木子(11秒56) 19歳の福島選手がなんと日本タイ記録で優勝です!! 追い風1.7mという好条件をしっかり自分のものにしましたねぇ。 長いストライドを活かして、後半からの伸びは本当に素晴らしかった。 女子スプリントにまた新しい風が吹いた瞬間でした。 北風選手も自己ベスト更新で参加記録Bと同タイムで突破。 代名詞でもあるスタートダッシュはもちろんですが、 後半の粘りもどんどん強くなってきている印象を受けます。 3位にはまだまだ健在の石田選手。 ベスト更新には惜しかったですが、11秒5を切ってきたのは大きいと思います。 ってか、上位3位が11秒5を切るって最近あったっけ。 若手を中心にレベルが上がっると捉えていいですよね。 それだけに高橋選手は悔しいでしょう。 せめて自己ベスト更新はしたかったでしょうが、 福島選手と北風選手の記録はすっごく刺激になるはずです。 ■ 女子800m ■ 1位:佐藤美保(2分06秒76) まだ誰も参加記録を超えていない種目であり、 佐藤選手も越えておきたかったとは思いますが勝ったことも大きいでしょう。 混戦が予想される種目だけに勝負強さも大切ですからね。 ■ 女子5000m ■ 1位:キラグ・バウリン・ワルグル(15分23秒51) 2位:フェリスタ・ワンジュグ(15分23秒69) 3位:赤羽有紀子(15分24秒45) 2日前の兵庫での10000mに続いての5000mの赤羽選手。 でも好タイムで3位なのは凄いなぁ。 レース展開も最初は先頭で引っ張ったようですし、 中盤はペースの上下が激しかったにもかかわらずスパートもこなす。 次は日本選手権までないようですが楽しみです。 ■ 女子100mハードル ■ 1位:池田久美子(13秒36) 予選ではハードル7台目に48cmもの設置ミスがあり池田選手が転倒というアクシデント。 広い範囲で擦りむいていましたし、なにより7台目といったらトップスピードで駆け抜ける地点です。 いまのところ池田選手の後遺症のニュースはなく本当によかったです。 転倒時に隣のレーンに倒れこむとさらに大惨事を引き起こしてたかもしれません。 ちゃんと確認作業をしたうえでの見落としだったようですね。 それにしても、転倒した状態で走る池田選手の気持ちの強さというか純粋さというか。 それでも川本監督の許可があってのことですから、 決勝を走ったというだけで怪我の具合は分かっていたということかな。 とにかく大怪我をせずに本当によかった。 ■ 女子3000m障害 ■ 1位:西尾千沙(10分05秒43) 西尾選手って800mとか1500mのイメージですが、 今後はこの種目でも勝負していくっていうことなんでしょうか。 …すでに何度も出ていたらすみません。 早狩実紀選手は10分11秒47で3位でした。 あの昨年の世界選手権での転倒からはじめてのレースだったんですよね。 恐怖感もあっただろうなって思います。 記録は遅いですが、走ったということが大きいと思います。 ■ 女子棒高跳び ■ 1位:近藤高代(4m20) 2位:錦織育子(4m10) 4位には中野真美選手が4m00で入っています。 近藤選手、錦織選手、中野選手の3つ巴は激しくなるでしょう。 記録としては3選手ともまだ序盤という感じですが、 日本選手権では壮絶なデッドヒートをみせてくれると期待しています。 また3位の我孫子智美選手が4m10の学生新記録。 同志社大の我孫子選手の勢いも気になるところで楽しみです。 ■ 女子三段跳び ■ 1位:吉田文代(13m30) 追い風4.1mの参考記録で優勝ですがさすがの跳躍でしょう。 なんとか14mに届く跳躍にいつも期待しています。 ■ 女子円盤投げ ■ 1位:李 艶鳳(63m67) 2位:馬 雪君(58m19) 3位:室伏由佳(54m21) 60mオーバーの投擲が観られた会場の方はうらやましい。 室伏選手は円盤投げに関しては59mの参加記録Bが照準になります。 自身の日本記録更新が必要ですが期待しています。 ■ 女子ハンマー投げ ■ 1位:室伏由佳(64m39) 2位:綾真澄(63m64) 実力者の2選手が占めました。 室伏選手はハンマー投げでも参加記録Bを狙います。 また綾選手も同じくですね。 両選手とも記録は持っているので、あとは今後の大会で出せるかどうか。 綾選手は和歌山大会より落としているので残念でした。 今年の織田記念のハイライトは女子100mでしたね。 この上位4選手の記録で4×100mリレーができたらと思うとさらに楽しみ。 女子スプリント界がどんどん発展していく予感です。
posted by しん太 |16:29 |
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日本グランプリシリーズ陸上【織田記念国際陸上】
100日本タイ記録ですか~新記録かと思っとった・・・
まぁでも偉大ですよ(^-^)しかも記録を出した福島選手ですか?19歳とはやるね~(^-^)
世界記録はフローレンス・ジョイナーでいいんでしょうか?中々破れんな~・・・ジョイナーさんは確かお亡くなりになったと思います・・・原因不明で・・・何でやろか・・・(-.-)
男子の方は伊東選手でしょ?確か9.99出したんよね。ニュースでも速報で流れたんやけど、風で?やったかな、機械ミスかで10・00に変更になった・・・その後ドーピング反応が出たからな~日本は未だに9秒台の壁と戦っているし」・・・そろそろ越えてほしい所ですが、誰かおらんのかいな?
世界記録も中々破られん記録と更新ラッシュする記録とに分かれますよね~マイケル・ジョンソン、ジョナサン・エドワーズ、エルゲルージ、ブブカなんかは伝説やね~女子の7種のジャッキージョイナーカーシーもそうかな・・・
20年以上記録が破られないハンマー投げって・・・当時の社会、共産主義の国がらみのドーピングプロジェクトの臭いがプンプンするんですけど・・・こう書いたら選手に失礼ですかね・・・
今記録を見たんですが、4×100ってバレル、ミッチェル、ジョンソン、ルイスじゃないんですね~こりゃ意外・・・
織田記念男子ハンマー投げは土井選手が71.51mで優勝ですか・・・室伏の84メートルが異常すぎるんかも知れん・・・まぁ彼はタマゴから生まれたらしいからね。
イケクミのアクシデントは大会委員が悪いんですかね?
ちょっと間違えたら大惨事ですよ~「うっかり」じゃ済まされんようにも思えますが・・・去年競歩でもありましたよね・・・「うっかりミス」・・・
兎に角女子の福島選手の今後に期待
男子は9秒の世界に突入して欲しい・・・
100走もそうだけど、陸上とは「スポーツ」でもあるんでしょうが、単純に「人類の挑戦」でもありますからね~(^-^)
posted by 小太郎 | 2008-05-03 18:17
日本グランプリシリーズ陸上【織田記念国際陸上】
ドーピング疑惑って「伊東」じゃなくて「伊藤」選手?もしかして別人??
間違ってたら御免なさいね。
posted by 小太郎 | 2008-05-03 18:36
日本グランプリシリーズ陸上【織田記念国際陸上】
ドーピング疑惑を受けて2年間の出場停止処分をうけたのは、伊藤喜剛選手ですね。アジア大会で一瞬9.99と表示され、10.00に訂正されたのは確か伊東浩司選手だったと思います。テレビで見ていて「大喜び」が一瞬にして「がっかり」に変わったのを覚えています(^▽^笑)。ドーピング疑惑を受けたことは一度もないと思いますよ。
posted by Mr. T | 2008-05-04 09:26
日本グランプリシリーズ陸上【織田記念国際陸上】
あ・・・そうなんや・・・やっぱり別人か~
ご指摘ありがとうございます~ほんで伊東選手、かたじけない。ゴメリンコ。
伊東選手の9.99報道は夜のニュースで知ったんですよね~スゲエ興奮したのを覚えています(^-^)
posted by 小太郎 | 2008-05-04 10:27
日本グランプリシリーズ陸上【織田記念国際陸上】
>小太郎さん
コメントありがとうございます。
福島選手は、中村監督に指導してもらってるというのが大きいのかもしれません。女子短距離では功績の高い中村監督ですからね。北風選手、ハードルの寺田選手と中村チルドレン(?)は今後の女子短距離で中心になりますよ。
ジョイナーの記録は1988年のものですって。もう破られないかもしれませんね。彼女の死因は、いまだにドーピングによる後遺症という噂が絶えませんね。小太郎さんが挙げてくれた数々の記録保持者は実際どうなんでしょう。変な話、超人的な記録だとまずドーピングを疑われるわけで、それくらい普通だったのかもしれません。選手に失礼というより、私は白だと信じたいんですよねぇ。
土井選手はベストで74mを持ってる選手。さすがに室伏選手には追いつけないでしょうが、その父・重信さんの75m96は超えてくれると期待してますよ。
山崎選手の競歩のミスは信じられませんでしたね。今回の池田選手のハードル設置ミスに関して、川本監督はちゃんと確認作業をしたうえでの見落としはヒューマンエラーで仕方のないことと言っています。それでもファンからすればそれで大怪我してらどうすんだという気持ちですが、現場の方々はそうじゃないのかもしれません。
posted by しん太 | 2008-05-04 14:49
日本グランプリシリーズ陸上【織田記念国際陸上】
>Mr. Tさん
本来は管理人の私がレスしないといけないところ、丁寧にご指摘いただいて感謝です。
おぉ、あの9.99はテレビでご覧になってたんですね。私も小太郎さんと同様に夜のニュースでした。あのアジア大会のときの伊東さんは本当に凄かったですね。
posted by しん太 | 2008-05-04 14:52


