2008年04月23日

全日本女子柔道選手権2008

全日本女子柔道選手権をテレビ観戦。
20日に行われたものですが触れておこうと思います。

結果は塚田真希選手が前人未到の7連覇達成という偉業で終えました。
同時に、塚田選手の北京五輪78kg超級での代表が決定です。

五輪代表という意味では、たとえ塚田選手が一回戦で敗れても決定という状況。
それだけに塚田選手の柔道が見どころだったでしょう。
先の体重別選手権では決して良かったとは言えない内容だっただけに尚更です。

で、この全日本での内容は良かったですよね。
解説の阿武さんが「上体に力が入りすぎ」と終始指摘されていましたが、
それもこの大会に挑む気持ちの強さが原因だろうと思われるくらいでしたから。
塚田選手にとって、国内での敵はいないと言っていい状況。
なので相手を圧倒するような柔道は常に求められるわけですが、
この大会での塚田選手はまず相手への圧力で圧倒していく姿がありました。
相手を場外へ押し切っておいてからの柔道。
そういう気持ちの入った力強い柔道は頼もしく感じます。

さて、この大会では薪谷翠選手にも触れなければなりませんね。
今年は引退を明言しながらの柔道。
体重別選手権では一回戦で敗退という残念な結果。
そんな状況で挑んだ最後の全日本でした。
本当は、塚田選手の気持ちの入りようは五輪を見据えたものと言いたいのですが
実は薪谷選手に引っ張られたことが原因じゃないかと思わされます。
それくらい、今大会での薪谷選手の気迫は満ちていました。
本来なら決勝は塚田選手と立山選手を期待したいところ。
また立山選手もそのつもりで薪谷選手と準決勝を戦ったでしょうが、
それよりも薪谷選手の鬼気迫る気迫に負けてしまったと言える内容でしたよ。

そして、塚田選手と薪谷選手の決勝。
正直なところ、柔道というより身体のぶつけ合いと言ったほうがいい内容でした。
頭を擦り合いながらの押し合いもあるような試合です。
それでも組み手というところではさすがに塚田選手が制していましたね。
これがいい柔道なのかと問われると苦しいのは確かですが、
少なくとも塚田選手と薪谷選手の間には最後まで気迫と緊張感が漂っていました。
塚田選手に旗が3本上がって礼が終わるとすぐに抱き合う両選手。
この2人がつくってきた歴史を感じる瞬間でした。

これで女子は北京五輪代表が出揃いました。
次は27日の全日本柔道選手権です。

posted by しん太 |16:07 | 柔道 | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
全日本女子柔道選手権2008

代表は塚田選手ですか~
メダルはどうなんすかね?アテネでは本命だった中国の選手が途中でこけたので直接対決は無かったのですが、今回は地元開催もあり、気合が入りまくりでしょうね~塚田選手大丈夫なんやろか・・・と言うよりあの中国の選手出るんやろか?あの体格は反則だよね。

女子は全部決まりましたか~
本命が谷だけってのがチト寂しいですね~

posted by 小太郎 | 2008-04-23 21:56

全日本女子柔道選手権2008

>小太郎さん
コメントありがとうございます。

中国のトウ・ブンは、いまのところ出る気満々のようですよ。恐ろしや。普通にやればやっぱり勝てないので、なにか奇策に近いものが必要かも。そのまえにトーナメントのどこに入るかも重要になりそうですけどね。

本当に、寂しい現状です。
男子も含めて最悪の結果になる覚悟も必要かもしれません。

posted by しん太 | 2008-04-24 17:39

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