2007年06月28日

センターコートが眩しくて07:その三

放送が始まると、三日目のウィンブルドンは雨の光景。
おなじみの光景ではありますが、やっぱり試合がはやく見たいわけで。
そんな気持ちを察してくれてか10分足らずでシートが取られました。

この日の最初のセンターコートにはロディックが登場です。
登場と同時に起こる歓声を聞くと、人気の高さは相変わらずですね。
昨年はファイナル進出も逃したロディック。
打倒フェデラーのみに照準を絞った戦いではもはやなくなっています。

さすがにサーブは鋭い。
それも「ここぞ」というときのエースは気持ちがいいですよ。
ただ、あくまでウィンブルドン制覇を狙うロディックにとっては不安が残るでしょうか。
やはりバックハンドでのミスは多大に修正の余地ありでした。
何度もカメラに抜かれるコナーズさんですが、どんな心境だったのでしょうねぇ。
バックハンドでも、スライスよりフラットでの強打。
試合を重ねるごとに精度が増していくと期待です。

他に気になったのは、あのイライラな感情ですね。
すべての試合で納得のいく内容というのは難しいのが当然。
悪いなりにどう試合を運んでいけるか冷静になってほしかったなぁ。

対するウードンチョックはいい選手ですね。
アジア大会で金メダル獲ったのを知らなかったです。
体格で恵まれているわけでは決してありませんが、
それだけに正確にオープンスペースを使っていくスタイルはお見事。
フォア、バックの素晴らしいダウン・ザ・ラインには思わず拍手でした。

センターコートの二試合目は、エナンが登場です。
右足の脛に張られた黒いテーピングが気になりますが…。

1回戦ではやや苦しんだエナンにとって、
やっぱり全仏からの体力的なところが心配ではありますね。
もちろんフィジカルの強さには定評のあるエナンですから大丈夫と信じていますよ。

しかし、エナンにとって「様子を見る」なんて言葉はないのかも。
どんな選手にとっても立ち上がりってそれなりに思うところはあると思うのですが。
あれよあれよという間に6ゲーム連取。
ドゥシェービナのインパクトのラケット音との違いが凄かったですね。
特にフォアのストロークは肩より高い打点な感じ。
さらに積極的なネットへの詰めには、この芝での戦い方の決意を感じました。

さすがにドゥシェービナも2ndセットは調子を戻して、
ストロークの打ち合いはなかなか見応えがありましたよね。
だからこそあのバックハンドの威力が余計に素晴らしく感じました。
私は1回戦を見ていないので言えるのですが、
この2回戦に関しては足もよく動いていたし安心できる内容でした。
ランキング1位は磐石のようです。

その他のコートの試合では、森田選手と中村選手の試合を観戦です。
いや、中村選手に関してはヒンギスの試合って言ったほうがいいですか?

残念ながら初ウィンブルドン初勝利にならなかった森田選手。
それでも非凡な選手であることを充分に証明してくれたと思います。
ダブルハンドとはいえストロークは強烈。
カバーリングも足を存分に使って簡単にはウィナーを許しません。
なにより、常に自分から勝負にいく姿勢がいい!!
基本はストロークの打ち合いですが、決して受身になりませんもんね。
苦しい体制からでもクロスに打てるボディバランスも魅せてくれました。
本当にこれからが楽しみな17歳です。

中村選手も残念ながらヒンギスに敗退。
ヒンギスにとっては昨年が杉山選手に負けましたし、
今年も日本人に負けるわけには当然いかないでしょう。
試合を降り返ると確かにヒンギスは強かったんですが、
それよりも中村選手があまりにミスを重ねてしまうのが悔しかったなぁ。
ヒンギスが相手ということで力が入ってしまうのでしょうけどね。
ただヒンギスがミスを重ねる相手に隙を見せないのはさすがでした。
中村選手の素晴らしいショットがあっても、その後にサーブでエース。
立て直す機会を与えない巧者ぶりが光りました。

いまのところは、男女共にびっくりする波乱はまだないですね。
早くもベースライン中央の芝が剥げてきて、
少しずつ試合にも影響が出てくるかもしれませんよ。

posted by しん太 |15:25 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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