2007年04月22日

柔道全日本女子選手権2007

柔道の全日本女子選手権をテレビ観戦。

塚田真希が6連覇の優勝で、ブラジル世界選手権の切符を確実にした大会でした。

大会前は塚田選手と薪谷選手が決勝を争うような下馬評でしたが、
薪谷選手が一回戦で穴井選手に敗れたことで波乱とも言えるでしょうか。

残念ながら薪谷選手の敗れた試合が放送されなかったので内容は分かりませんでした。
ただ穴井選手は177cmの身長を活かしたスケールの大きい柔道が持ち味。
若手の有力選手の筆頭ですし、薪谷選手が敗れたとしても不思議はないですね。

で、塚田選手の決勝の相手は堀江久美子。
昨年は準決勝で敗退ですが、毎年のように名を連ねる強豪です。
準々決勝では穴井選手を判定で破り、準決勝では昨年準優勝の立山選手に一本勝ち。
私は立山選手が勝つと思い込んでいましたが、
試合開始30秒で立山選手を「送り襟締め」で落としました。
変則的な組み手を武器に初めての決勝です。

決勝の試合自体は塚田選手の判定勝ち(旗三本)。
誰もが塚田選手の優勝を予想していたでしょうから、重圧は相当だっただろうなぁ。
それでも攻める姿勢は終始続けて堀江選手を押し込みました。
スッキリと勝てたわけではないですが、それは堀江選手の強さがあったから。
体格では圧倒的に不利(堀江選手は78kg級)な状況でありながら、
飛び上がってでも塚田選手の奥襟を獲りに行く柔道には感嘆させられましたよ。

今大会を通じて、塚田選手は”攻める柔道”がテーマでしたね。
試合開始からとにかく攻めに行く。
このテーマの先には、世界の、とりわけ中国の選手に対するものがあったはず。
様子を見て勝てるほど簡単なはずがない世界。
高いレベルへの気持ちがあったぶん、塚田選手は抜けていたのかもしれません。
できれば、足技で崩して背負い系なりの組み合わせが見たかったところですが。

これで塚田選手は6連覇を果たし、あの田辺陽子さんに並びました。
田辺さんも会場におられましたがどんな思いだったんでしょうねぇ。
ちなみに現在の田辺さんは、全日本柔道連盟の教育普及委員会の委員です。

さて、これで塚田選手はブラジル世界選手権の78kg超級代表決定でしょう。
問題は無差別級ですが、私は立山選手に決まってほしいですよ。
準決勝で敗れましたが実力は誰もが認める選手。
昨年のアジア大会では急遽の出場ながら銅メダルの結果も残しましたし。
世界を経験してほしい選手なので選ばれてほしいです。

優勝して大粒の涙を流した塚田選手。
重圧で苦しかったでしょうが、これから北京五輪に向けての重圧はさらに重いはず。
だからこそ今大会で見せてくれた”攻める柔道”を貫いてほしいです。

posted by しん太 |17:39 | 柔道 | コメント(0) | トラックバック(0)
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