2007年03月31日

水泳世界選手権2007;競泳六日目

水泳世界選手権をテレビ観戦。

六日目。

最初の決勝種目は、女子100m自由形。
筆頭はコグリン選手だと思っていましたが、
やっぱり強豪ひしめく種目は予想ができませんね。
リスベス・レントンが53秒40のコグリン選手の世界記録とタイで金メダル。
ただレントン選手、フェルトハイト選手、シュテファン選手、コグリン選手が53秒台。
強い選手はちゃんと力を発揮します。

男子200m背泳ぎは、ライアン・ロクテが1分54秒32の世界新記録で金メダル。
この日で一番のショッキングなレースでした。
まさか…まさかピアソル選手が負ける、しかも完敗なんて。
ラスト50mはいつピアソル選手が追い抜きにかかるかと思ったけど、
ロクテ選手の素晴らしい泳ぎから追い抜けないんだと分かった頃にはゴール。
それにしても、アメリカでは万年2位だったロクテ選手。
バックではピアソル選手の、個メではフェルプス選手のいっつも2番手。
それがとうとう200mバックでトップを獲りましたねぇ。
記録でもピアソル選手を超えましたし、事実上のナンバー・ワンです。

森田選手は7位に終わりました。
記録更新もまたなりませんでしたが、少しずつ良くなってます。
50mとメドレーリレー、頼むぞっ!!

女子200mブレストは、リーゼル・ジョーンズが2分21秒84で金メダル。
100mまではあれっと思ったけど、完全に溜めていました。
100mからはスピードに誰も付いていけず。
ラスト50mは独り旅で2位には4秒以上の差でした。
強い、本当に強い。
メドレーリレーでも暴れてくれそうですね。

男子200mブレストは、北島康介が2分9秒80で金メダル。
金は確実と言われながら力を出す難しさのなか
狙っているのはタイムと言い切り、果敢に挑戦する姿勢。
よくぞこのメルボルンにここまで戻してくれた、と私は感服するばかりです。
リッカード選手が攻めにきていることは容易に感じたでしょう。
それでも伸びのあるストロークに150mまで徹底します。
ラスト50mでピッチを上げると、それこそ相手は記録でした。

昨年の今頃は、2分12秒も切れなかったんです。
日本人にも勝てなかったんです。
半年前には入院し、体重もベストからは程遠い状態でした。
パンパシを強行出場し、アジア大会にも貪欲に挑み、短水路で日本新記録。
そして…当然と言われた金メダルを当然のように獲ってくれました。
この金メダルは間違いなく大きくて確かな一歩になる。
北京五輪のときには、それが分かるんじゃないかと思えて仕方ありません。

男子4×200mフリーリレーは、USAが7分3秒24の世界新記録で金メダル。
まぁアメリカの速さはずば抜けでした。
あのソープやハケット選手が絶好調時のオーストラリアの記録を更新。
フェルプス選手は1分45秒台と彼には特別すごいタイムでもなかったのですが、
第二泳者のロクテ選手が好調そのままに素晴らしい繋ぎでした。

日本は予選を5位通過も、決勝は7位タイで終えました。
第一泳者の松田選手がタイムも平凡で、流れが決まってしまいましたね。
ただアンカーの細川選手は頑張りましたよ。
引継ぎがあったものの、1分48秒75の自己ベストですから。
これはメドレーリレーでも期待できますねぇ。

女子50mバタフライは、加藤ゆかと土肥亜也子が準決勝敗退。
加藤選手は惜しくも敗れましたが、26秒台で泳ぎましたね。
ずっと出番を待ちながらよくコンディションを合わせたと思います。
女子バタフライのスプリンターとしての世界デビュー。
この経験は100mに向けても大きなものになるといいです。

男子50m自由形は、伊藤真と山本啓照が予選落ち。
二人とも自己ベストに期待でしたが、特に伊藤選手は惜しかったです。
さすがにこの種目は筋力の強い選手が得意種目で日本人は弱いですね。
スタートからの爆発力がないと厳しいです。
ちょっとスクーマン選手の調子がもう一歩でしょうか。
決勝へも7位通過ですが、嵐の前の静けさとも充分にとれますから楽しみ。

男子100mバタフライは、山本貴司が準決勝敗退で高安亮が予選敗退。
う~ん、高安選手はどうしちゃったんでしょ。
期待していたんですが、記録があまりに悪いです。
ここまで出場がありませんでしたが、維持ができなかったのかなぁ。
山本選手も51秒台を狙っていたでしょうが残念。
ターン後の波でフォームを崩したようで、
そういうのにも崩れない身体作りがまた必要になりそうです。

さて、この種目はフェルプス選手が6冠目を懸けます。
しかし最も難しくなりそうですから要注目ですね。
控えるのは、世界記録保持者のイアン・クロッカー。
準決勝でのいきなりの対戦ではクロッカー選手がしっかり勝ちました。
決勝では、クロッカー選手が4コースでフェルプス選手は6コース。
5コースのアルテス選手も強いので大変なレースになること必至です。

女子200m背泳ぎは、中村礼子と伊藤華英がともに決勝進出。
中村選手にとっては間違いなく決勝が大一番になります。
準決勝では2分8秒82の日本新記録。
あの泳ぎでこの記録が出せるということは、
2分7秒台での泳ぎも可能じゃないかと私は思っています。
そして、そのタイムじゃないと念願の金メダルは獲れません。
伊藤選手は自己ベストを更新して、なんとかメダル争いに加わってほしい。
スタートからハイレベルな泳ぎになりそうな気がします。
二人とも慌てずに展開して、ラスト50mでの勝負に期待です。

posted by しん太 |15:13 | 水泳 | コメント(0) |
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