2007年03月28日

水泳世界選手権2007:競泳三日目

水泳世界選手権をテレビ観戦。

三日目。

この日の決勝種目では、日本人選手のメダル量産が見られるかもしれない。
テレビ中継がはじまる前からドキドキです。
あ、速報は見ないように我慢してます。

最初の決勝種目は、男子200m自由形。
ピーター・ファンデンホーヘンバンドvsマイケル・フェルプス。
この様相は誰もが予想できるのですが、
それをあっさりと覆してくれたのはフェルプス選手でした。
スタートして浮き上がったときにはすでに他の選手を身体半分置き去ります。
ファンデンホーヘンバンド選手はさすがに付いていきますが、それでも差は開くばかり。
150mを折り返した時点で、あのイアン・ソープの記録を超えると確信できました。
いや、できましたと言っても、ソープの記録はもの凄いんです。
ただフェルプス選手の驚異的なのは、1分43秒台へも到達してしまうこと。

そしてこれが、この三日目の怒涛の世界新記録ラッシュの火付け役でもありました。

決勝二種目目は、女子100m背泳ぎ。
準決勝の泳ぎでも、中村礼子と伊藤華英の調子がいいのは良く伝わりました。
それを決勝でも二人はそのまま発揮してくれましたね。
中村選手が1分00秒40の日本新記録で銅メダル。
伊藤選手は惜しくもメダルに届きませんでしたが1分00秒63は自己ベストタイ。
しかし、中村選手は100mでもここまで強くなるなんて。
予選・準決勝・決勝と3本続けて自己ベスト更新。
その3本目の一番大事なレースで出した日本新記録は、
シドニー五輪で銀メダルを獲ったときの中村真衣の記録を6年半ぶりに更新です。

そして、ナタリー・コグリンですよ。
私は今大会は絶好調ではないと思っていました。
それがスタートして浮き上がってきたら、フェルプス選手同様に抜け出るんですもん。
このスタートからの爆発力は間違いなくコグリン選手の強さ。
しかも59秒44の世界新記録。
コグリン選手の自己ベストは久しぶりですから嬉しかったです。
あと、銀メダルのロール・マナドゥが59秒87で1分切りも素晴らしかったです。

決勝三種目目は、女子1500m自由形。
すでに予選で日本新記録で泳いだ柴田選手が挑みました。
レースは終始ケイト・ジーグラーが先行する展開。
長丁場のレースにも、ジーグラー選手のターンする度に表示される世界新ペースと
やや離れた位置の柴田選手がいつ差を縮めるかの期待で飽きることは少しもなく。
結局、そのままジーグラー選手が金メダルでフィニッシュ。
伝説のジャネット・エバンスの記録に迫る15分53秒05でした。
ただ世界的には歴史を刻めませんでしたが、
柴田選手の15分58秒55という銅メダルを獲った記録は
日本の競泳の歴史において相当な位置に値する瞬間だったと思います。
日本人の女子選手が1500mで16分を切ったというこの事実は、
例えるなら陸上男子100mで日本人が10秒を切るぐらいの快挙だと。
それでも、予選よりさらに7秒以上記録を更新した柴田選手には
それこそジャネット・エバンスをいつか超えてくれるんじゃないかと思わされます。

決勝四種目目は、男子100m背泳ぎ。
アーロン・ピアソルはやっぱり絶対王者なんですね。
予選・準決勝では調子の分からない泳ぎでしたが、
その圧倒的な強さと52秒台という別世界へ行ってしまった結果に
この時点ですでに3つ目の世界新記録ということもあってか脱力するだけでした。
森田智己は55秒04の8位で記録も結果も残念。
リアクションタイムはトップだったんですけどね。
まだ50mも200mも残っています。
バシッと切り替えて、いつもの強気で臨んでほしいです。

決勝五種目目は、女子100mブレスト。
リーゼル・ジョーンズの強さだけが目立ったレースでした。
息継ぎのときに一瞬止まるような独特のフォームで1分5秒72の大会新記録。
ジョーンズ選手の時代はまだまだ安泰ですねぇ。
タラ・カークも頑張りましたが、最後はやや失速でした。

予選・準決勝では、
男子50mブレストで、北島康介が決勝進出で山下誠が予選敗退。
50mに関してはあくまで挑戦者の北島選手。
とにかく27秒78の自身の日本記録を超える泳ぎに期待です。
ってか、ハンセン選手の50mって初めて見るけど速いなぁ。
オレク・リソゴルの本気には敵わないでしょうが、意外と見ものかも。

女子200m自由形では、三田真希が準決勝敗退で浦部紀衣が予選敗退。
二人とも自己ベストが更新ならずに残念。
三田選手は自己ベストなら決勝に行けたかもしれないだけに。
自己ベストって本当に大切です。
で、準決勝ではフェデリカ・ペレグリニが1分56秒47の世界新記録。
三田選手やイエジェイチャク選手を見ててノーマークでした。
準決勝タイム2位のアニカ・ルルツも世界記録に0.2秒遅れでしたから、
決勝ではさらに世界新記録での勝負になってくるかもしれませんね。

男子200mバタフライでは、柴田隆一が決勝進出で松田丈志が準決勝敗退。
柴田選手は得意の先行逃げ切りで表彰台。
もうこれしか考えられないくらい調子も良さそうです。
自己ベストは必須でしょうが、できれば1分54秒台で日本新記録がほしい。
フェルプス選手の連続金メダルを止めるのにも頑張ってもらいましょう。

今夜も日本人選手のメダルは期待できるので楽しみです。

posted by しん太 |14:52 | 水泳 | コメント(0) | トラックバック(0)
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