2007年02月18日

東京マラソンにみる五輪招致への意気込み

日本で初めて開催された大都市マラソン。
東京マラソンは、3万人という参加者を擁しました。

東京都はご存知のように2016年夏季五輪招致に懸けています。
大規模な参加者、それに伴う交通規制を含めた運営能力には
五輪開催も問題ないとするメッセージが多分に籠められていたでしょう。
東京都にとって、絶好のアピールの場となったはずです。

とは言え、最初から東京マラソンが五輪招致の構想だったかは分かりません。
もともとは2004年に構想が上がった東京マラソン。
東京国際マラソン、東京国際女子マラソン、東京シティーロードレースの
東京で開催される主要マラソンの統合を第一に考えた大都市マラソンの構想が
東京都と日本陸上競技連盟の共同で持ち上がりました。
時期も2005年には開催しようというもの。
しかし、東京国際女子マラソンの11月というもともとの開催時期との調整がつかず断念。
結局、女子マラソンの統合をあきらめるというところに落ち着きます。

昨年の5月に発表された「2016年東京オリンピック基本方針」には
戦略的招致の手段として東京マラソンのことが記載されていますね。
コース設定がそれからなのかどうかも分かりませんが、随所に意図は感じます。

コースを追っていくと、なにより目立つのが観光スポット。
都庁に始まり、皇居、東京タワー、銀座、浅草、両国と次々に巡ります。
さらには築地も通りますが、ここは五輪メディアセンター予定地。
そしてゴールには東京湾へ向かう。
もちろん、ここも選手村として埋立地が使われる予定です。
もっと言えば、スタートからゴールまでのエリアこそが
「世界一コンパクトな大会」を掲げる東京都のもっともアピールするところ。
東京という街をアピールし、五輪招致をアピールする。
強い意志を感じましたよ。

ゴール地点、石原都知事はもちろんですが
日本陸上競技連盟の現会長である河野洋平氏もしっかりいましたねぇ。
日本選手権では見たことないのですが…。

再来年の2009年に開催地が決定することを考えると
東京マラソンがIOCに与える影響は他の候補地と比べても多分にあるでしょう。
いい方向に働くかどうか。
それは次回以降の運営にもかかってきそうな気もします。

posted by しん太 |18:20 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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