2006年12月17日

全日本実業団女子駅伝2006

全日本実業団女子駅伝をテレビ観戦。

涙なしには今大会を振り返ることはできません。
襷に込める想いは本当に繋がっていくんだと、改めて教えられる42.195kmでした。

気温も10℃を超え、天候に恵まれたスタート前。
やはり注目は三井住友海上の4連覇に集まっていきます。
しかし、今年は土佐礼子がいない…。
三井住友海上にとって、一抹の不安は隠せません。

1区でデオデオのケバソ選手が飛び出ますが、
その後は天満屋・三井住友海上・資生堂が安定して襷を繋ぎます。
3区までは資生堂のアンカー・6区に弘山晴美がいることに触れはしますが、
そこまでトップ争いをしているという予想は正直なところ低かったかもしれません。

4区、じわじわとそれが現実味を帯びてきます。
アンカーまでには後続を引き離したい三井住友海上・橋本選手に対し、
資生堂・平田選手は離されません。
5区、引き離したい三井住友海上・大平選手の気持ちは変わらないでしょう。
それでも資生堂・加納選手は11.6kmという最長距離を付いていきます。
絶対に弘山選手に”勝てる距離”で襷を渡したいという想いが伝わってくるようでした。

そして、6区。
1位の三井住友海上・大崎選手に10秒遅れて襷を受け取る弘山選手。
19歳の大崎選手と38歳の弘山選手の勝負は、
その年齢や経験の差を超えて緊張感で痺れる展開となります。
仲間のためにも勝ちたい。
その想いの大きさは、ベテランもルーキーも関係ないのかもしれない。

ゴールまで1kmを切って競技場に入る直前で弘山選手がスパート。
1万mを何度も制してきたスプリントは、
資生堂にとって初めての優勝を掴み取るには充分でした。
テープの向こうに待つ監督や仲間の胸に飛び込んだ弘山選手の姿は、
これまで個人でいくつも勝ってきた姿よりもずっと嬉しそうに見えました。

遅れること7秒、三井住友海上の大崎選手がゴール。
悔しさで泣き崩れる彼女のもとに、
あたたかく駆け寄る仲間の姿も印象深かったですね。

今大会は、エース区間のケニア人対決や
アジア大会で活躍の福士選手や杉原選手に小幡選手、
さらにはルーキーの新谷選手や重友選手など見所もたくさんでした。
みんな活躍しましたねぇ。

すでにどのチームも選手も来年を見据えているでしょう。
またドラマが生まれると期待です。

posted by しん太 |16:29 | 陸上 | コメント(0) | トラックバック(0)
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