2007年11月14日

ACL決勝展望

■はじめに
さて、キックオフまで4時間を切った。
ここではAFCチャンピオンズリーグ2007(以下、ACL)決勝第二戦、浦和レッズ対セパハン(イラン)の展望をしていく。

■展望
 第一戦を1対1で終えた浦和は、アウェイゴールを一つ持った状態で第二戦を迎える。この点が有利に働くか、また働かせることができるかが勝負の分かれ目となるだろう。0-0ドローならば浦和が優勝という事実を、浦和・セパハン両チームがどのように捉えるかでその表情は一変する。

 たとえば「0-0ならば勝ちだ」と浦和が考えていた場合、当然気持ちは守備的になり、攻撃に掛ける枚数は減る。リスクをかけて得点チャンスは増やせば失点の可能性も高くなるのは自明であり、その辺りの気持ちの駆け引きともいうべきものが、すでに両監督、両チーム選手の脳裏に渦巻いていることだろう。しかし、守備的な布陣を敷いたからといって必ず0点に抑えられる保証などどこにも無い。実際第一戦ではどちらも集中力の切れやすい前半終了間際、後半開始直後で失点したし、ひょんなことで得たFKから得点が入ってしまう場合もある。守備的にいくのは危険だろう。

 また「勝てば優勝」とどちらも考えていた場合、当然攻撃にリスクをかけるようになり、試合はスピーディな展開を見せるはずだ。勝つためには得点が必要であり、どちらも堅守速攻を身上とするチームだからだ。しかしこうなった場合でも、恐らくどちらも簡単にゴールを割ることができないだろう。決勝第一戦や今までの戦いを見たところ、打ち合いになる要素はない。開始序盤で試合が動かなければ、膠着状態が続いてしまう決勝戦にありがちな展開になるのではないだろうか。

 先制点が持つ重要性は、一発勝負の試合よりもかなり大きい。0-0のまま終盤まで試合が凍りついた場合、当然浦和には「このままで優勝」という気持ちはでてくるだろう。この気持ちはとても危険であることは間違いない。以上の理由で遅くとも前半終了までに点が欲しい浦和サイド、焦らず1-0でいいセパハンサイドという構図になりそうだ。


■システム
 浦和は3-5-2で間違いないだろう。気になるのは左右ウイングバックと最終ラインの起用だ。阿部のコンディションや決勝第一戦と川崎戦で見せた堀之内のパフォーマンスを考えると、どちらを最終ラインに起用するか判断に迷うところだろう。ここのところ試合に出場していない相馬の状態で、左相馬・右平川なのか、左平川・右阿部なのかが決まるのではないだろうか。
 また、攻撃的にいくならば左平川・右永井の起用もあり得る。リーグ戦で何度か使っている布陣であるし、守備に不安はあるが永井のサイドでのドリブルは魅力だ。右サイドに注目したい。

 セパハンは決勝第一戦では、前半は4-4-2、後半は3-5-2のマンマークを使用してきた。どちらかといえば機能していたのは3-5-2の方。どうも浦和は3-5-2マンツーへの対応が苦手なようで、先日運動量に勝る千葉にも同じ布陣で追い詰められた(結果は4-2で浦和勝利)経験もある。3-5-2ならば頭から点を取りにくる、4-4-2ならバランス重視で様子を見てくるという目で見てみようと思う。

■浦和予想布陣

    ワシントン  永井

      ポンテ

平川           阿部

    長谷部  鈴木


  堀之内 闘莉王 坪井

      都築

見所は長谷部・啓太の不動のドイスボランチ。二人のポジショニングでチームの調子を見たい。特に長谷部のポジションは重要で、阿部の攻撃力が期待できないなかで長谷部の積極的な攻撃参加が浦和の勝利の鍵を握っている。

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2007年11月11日

J1第31節川崎対浦和

■布陣
      都築6.5

  坪井6.5 闘莉王6.5 堀之内6.5

    啓太6.0 長谷部6.0

阿部5.5(→細貝5.5)    平川6.0

      ポンテ6.0

  ワシントン5.5(→内舘---)  永井5.5(→達也---) 

--------------------

    ジュニーニョ6.0  チョンテセ6.0

       養父6.5(MOM)

  黒津6.0(→井川6.0)  森6.0

     河村5.5  谷口5.5

   伊藤6.0  寺田6.5  箕輪6.0

       川島6.5

■前半
 前半は一進一退の攻防。川崎のルーキー養父の綺麗なゴールで川崎が先制すると、長谷部が積極的なPA内へのドリブル突破。そこからのクロスに体を張ったワシントンがファールをもらってPK。ワシントンが自分で決めて同点としました。点を決めたルーキー養父は、スカパーの情報によるよ才能抜群らしいので、今後注目です。

■後半
 前半と同じような展開になりましたが、ターンオーバーを使わなかったことによる体調不良やスタミナ不足が随所に見られてどちらかといえば川崎のペースで試合は進んでいきまし
た。試合終了直前、ワシントンと森がもめてワシントンにのみ黄紙。もう何がなんだか分かりません。ワシントンは次節出場停止となって、清水戦に向けてかえってよかったのかも。頭冷やしなさい。

■寸評
 とりあえず森がくそったれだった。亀2よろしく投げ技を披露したり、ワシントンの鼻にパンチしたりとあれはなんでしょう。気分悪いです。いい試合だったのに、審判のジャッジが試合を抑えられなかったというサンプルのような試合になってしまいました。
 養父はこれから伸びるでしょう。中村憲剛の背中を見て育っていくと思います。

(追記:そのまま書き換えてしまうとコメントに矛盾が生じてしまうので書き換えはしません。「くそったれ」と言う表現は適切ではありませんでした。不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。しかし、やはり森選手の投げ技等のプレーは納得できません。同じようなことが起こらないことを祈りたいと思います。)


■オジェック監督インタビュー

(一対一という結果について)
チームを褒めたい。今日の相手は普通以上のモチベーションの相手だったが、うちは冷静
に対応して勝ち点を取れた。水曜に向けていい試合が出来たと思う。

(相手のハードワークへの対応について)
相手がアグレッシブに来た場合試合は難しくなるが、二列目からの飛び出しもありうまく試合を運べた。

(ACLに向けて)
水曜でいい結果を出して、みなさんに褒めていただけるように頑張る。

posted by d |18:01 | 浦和レッズ | コメント(21) | トラックバック(0)
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2007年11月11日

J1第31節 G大阪対千葉  清水対広島

 せっかく見てるのに、試合レビューを書かないのはもったいないなと感じたので、今後はできるだけ書いていこうと思います。浦和の試合ほど詳しくは書けないかと思いますが。

<G大阪対千葉>

         藤ヶ谷

     加地  シジクレイ  山口


       遠藤  明神

    橋本        安田

         二川

    マグノアウベス   バレー

---------------------

     巻     新居

        羽生

    山岸        水野

      工藤   伊藤


    斉藤  中島  ジョルジェビッチ

        岡本

■前半
 前半はどちらも攻めてに欠く展開。目立っていたのは二川と工藤。二川は豊富な運動量でセカンドボールを拾ってカウンターにつなげていました。千葉はボランチに入った工藤にボールを集めて攻撃を展開、いくつかチャンスを作りましたが得点には至らず、0-0で折り返します。

■後半
 千葉のいいリズムは工藤から出来ていたことは明らかで、それに対応したのが遠藤。工藤を避けるように中盤の底から浮き玉を前線に供給して、チャンスを量産。工藤がボールを触れなくなってからはガンバがボールを支配するようになり、バレーがきっちり決めて2-0で試合を終えました。

■寸評
 この日のガンバの攻撃にはいつものスペクタクルと呼べるものではなく、千葉の不調もあり試合全体として低調で淡白な試合だったように思います。ナビスコ決勝、天皇杯でPK戦を精神面での疲労がたまっていたのではないでしょうか。こういうリアリズムとも呼べるような試合も出来るのかと感心しつつも、面白いのは前半までだったなというのが私の感想です。
 千葉はメンバー的に戦力が足りていないと感じました。早く立石、下村、佐藤勇人、水本が戻ってきてほしいところです。


<清水対広島>
        西部6.5

     青山6.5  高木6.0

  市川7.0        児玉6.0
        伊藤6.5

     藤本6.5   兵藤6.0

       フェルナンジーニョ7.0(→枝村---)

     チョジェジン5.5 矢島5.5(→岡崎6.0)

----------------------

      ウェズレイ5.0
           佐藤5.5(→平繁---)

        柏木6.5(→クワダ6.0)

   服部5.5        駒野5.5

      戸田6.0   森崎浩5.5
     (→青山6.0) 

    槇野6.0 ストヤノフ6.0 森崎和5.5

        下田5.0

■前半
 清水右SB市川の独壇場。圧倒的な運動量と正確なクロス、さらに強烈なミドルで自らも得点を決めるなど、誰が見ても前半の清水のリズムを作っていたのは市川の活躍でした。しかし先制したのは広島。CKのこぼれ玉を拾った槇野が落として柏木がPA内で振りぬきました。その直後に前述の市川のゴールが決まり、1-1で前半を終えました。ジョージ・・・。

■後半
 後半は清水トップ下のフェルナンジーニョが鋭いドリブルを見せるなど、またしても清水のペースは変わらず、フェルナンジーニョが得たPKから一点、カウンターから一点を追加して3-1で清水が勝利しました。
 
■寸評
 清水市川の運動量や、藤本とフェルナンジーニョのドリブルやテクニックには本当に驚かされました。オシムではないですが、より走ったほうがいいサッカーであるというのは正しいようです。広島に関して言えば、ウェズレイがありえないほど決定機を決められず、残留に向けて痛い敗戦となりました。チームの状態としてはそんなに悪くないように思うのですが、今後の対戦相手を考えると、三試合で勝ち点を拾っていくことが非常に難しいように思います。

 この試合、終始清水ペースで進んだのですが、前半で試合が決まっている可能性もありました。主審柏原ジョージがお決まりの「ジョージ劇場」を展開し、清水のPKが3本ふいになっていたように思います。あのハンドはありえない。ジョージはそろそろ審判業を廃業してもらいたいものです。
 ちなみに、前節の川崎×F東京も彼が吹いたのですが、その試合での黄紙が酷かったことに比べると、黄紙の基準は適切だったように思います。しかし、PA内でのハンドを見落とすなど考えられないようなミスがあり、彼は主審にふさわしくないというのが私の考えです。
 ジョージ劇場はもう見たくない。

posted by d |13:51 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月08日

浦和引き分ける-ACL決勝 第一試合-

■試合寸評
 去る11月7日、Jリーグ王者としてアジアチャンピオンズリーグ(以下、ACL)参加している浦和レッズは、その決勝戦第一試合に臨みました。相手はセパハン(イラン)という中東のチーム。中東のチームと言うと「守ってカウンター」と言うイメージを代表チームから強く受けていましたが、アウェーの浦和が守勢に回ったこともあり、セパハンはボールを良くつないで浦和ゴールに迫りました。しかし決定機の数ではほぼ互角。結局、お互いチャンス一度ずつをものにして、1対1の引き分けで第一試合を終えました。


■決勝戦というもの
 一般に大きな舞台になればなるほど、決勝戦の戦い方は守備的で堅実的なものになりがちです。以前のエントリーでも書きましたが、06-07シーズンUCLのミランも決勝の舞台ではスペクタクルを捨て、試合を殺して優勝を果たしました。この試合の浦和も例に漏れず、奇抜なことをせずに安全第一。まずアウェーで失点しないことを主眼に置いて戦っていたように思います。


■成長した浦和
 準決勝で浦和が見せた拙さ(詳しくは以前のエントリーにて)は、今回の試合では感じられませんでした。その点について書こうと思います。
 前半終了間際にポンテのミドルで先制した浦和は1点差で後半開始を迎えますが、開始のホイッスルから40秒後にセパハンに同点ゴールを決められてしまいます。これで1対1。決められた瞬間、「攻めに行ったらやられる」と私は感じました。状況は準決勝第二試合とほぼ同じ。後半に追いつかれて、これからどうするという場面です。前回浦和が取った選択は「攻めよう」でしたが、今日は「守ろう」でした。その後後半はどちらもビックチャンスは訪れず、1対1のまま試合終了のホイッスルを聞くこととなります。
 アウェーでの引き分けの意味、アウェーゴールの意味をよく理解した正しい選択だったように思います。そして、前回の「攻めよう」は間違っていたのだと、このトーナメントを通じて明らかにチームとして成長しているのだなと感じました。


■後半開始40秒に何が起こったのか
 私が見たところ、ディフェンスの連携不足だろうと思います。この試合で左ストッパーとして出場したネネとボランチの長谷部が、セパハンのフリーの選手に対してどちらが行くのか迷ってしまったことが、失点につながってしまいました。怪我人が2人いる中での連携不足は仕方の無いことで、むしろあの急造3バックで1点で済んで良かったと思いましょう。
(注:選手についてはテレ朝は録画しなかったのでNHK-BSでもう一回見て確認しますが、恐らく間違いないと思います。違っていたらすみません)


■右サイド阿部の可能性
 今日の試合で最も面白かったのが、負傷山田の代わりとして右サイドの入った阿部勇樹。もちろん浦和の攻撃の時間が短かったので見せ場はそれほどありませんでしたが、平川のクロスに対して逆サイドから詰めるシーンがあるなど千葉時代に見せていたような動きが見られて嬉しく思いました。「なるほどこれがオシムサッカーか」と感じさせられ、山岸や羽生がどういった役割で代表に入ってきているのかが、考えすぎかもしれませんが、感じられたように思います。
 個人的には、右サイド阿部は「あり」だと思います。永井よりはかなりよさそうですね。



第二戦予想布陣

   ワシントン  達也

     ポンテ

平川         阿部

   長谷部 啓太


  堀之内 闘莉王 坪井

     都築


絶対、優勝しましょう。

posted by d |01:19 | 浦和レッズ | コメント(3) | トラックバック(2)
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2007年10月28日

オシムの理想は1ボランチ

■はじめに
 今日はオシムの理想である1ボランチについて考えてみよう思います。

■ボランチという表現
 これからボランチについて語っていくので、先にボランチという言葉をきちっと定義しておきます。この記事では、「ボランチ=中盤の底に備える選手」と解釈してください。ちなみに、「ボランチ」は元々ポルトガル語で、日本とブラジル以外では通じないそうです。
 
 他にもボランチと似た意味で用いられる「インコントリスタ」や「レジスタ」はイタリア語。「ピボーテ」はスペイン語。「アンカー」はもちろん英語。その役割・意味は微妙に(時に大きく)違うようですが、ここは日本なので、現在最も普及している「ボランチ」という言葉で統一して話を進めていきます。


■現状分析
 現在の日本代表は、基本的に4バックに2ボランチという守備を敷いています。このボランチには、鈴木啓太、中村憲剛、稲本潤一、橋本英郎、阿部勇樹ら多くの候補選手がおり、日本代表のポジション争いで最も激しいポジションと言えるでしょう。


■鈴木啓太という存在
 上で挙げた選手らの中でも、オシムから絶大な信頼を得ているのが浦和レッズの鈴木啓太です。彼はこれまでオシムジャパンの全試合に先発出場しており、豊富な運動量と献身的な守備でオシムジャパンに貢献しています。
 つまり、彼の存在がボランチを激戦区たらしめているのです。


■オシムの理想は1ボランチ
 オシムは就任当初から鈴木啓太を重用していますが、彼の守備力は認めつつもその攻撃力・展開力には疑問があるようです。それは、オシムの理想が1ボランチであることからわかります。
 中盤の底に2枚のボランチを敷く場合、そのうち一人は守備に、他方は攻撃に傾倒した役割が求められます。現代表で言えば、鈴木と組む稲本や中村、阿部といった選手らがそれに当たります。彼らは鈴木からボールを受け、それを前に運ぶといった役割を担っているのですが、オシムはこの作業を一人に任せたいと言っています。つまり、鈴木の守備には信頼を置いているけれども、展開力はまだまだと考えているということです。


■1ボランチの役割と利点
 1ボランチの役割には、攻撃面では前線にクサビを打ったり、サイドにパスすを散らすこと。そして守備では、最終ラインの前で敵の攻撃を遅らせたり、上がったサイドバックのカバーなどがあります。
 利点は、単純に2ボランチのときよりも攻撃の枚数が1枚増えることによって、得点のチャンスが増えるということです。またパスの出し所が増えることで、相手の守備もやりにくくなります。
 

■1ボランチのファーストチョイスは誰か
 選手にはそれぞれ特長があり、それに見合ったポジションや役割があります。中村は世界レベルのパスを持っていますが、守備に不安があります。ドイツ・フランクフルトの稲本は得点力・守備力を備えていますが、どちらかというと攻撃が好きで前に行きたがります。彼を1ボランチに置いて後ろに押し込めてしまうことは、彼の特長を潰してしまうことになりかねません。

 ゆえに私は、守備に安定感のある鈴木啓太が1ボランチを務めるに足る要素を持った選手だと考えます。もちろんまだパスを散らす能力に改善の余地はありますが、オシムの理想が1ボランチならば、2月には強化試合が組まれると言うことですし、公式戦ではない試合でテストしてみることには価値があるを思います。


■1ボランチをシミュレートしてみる
 さて、鈴木を1ボランチとする場合日本代表の布陣はどうなるのでしょうか。このあたりは私の好みが入るので、様々意見があるでしょうが一応オシムになったつもりで想像してみます。

【4-4-2】
    高原  前田

      遠藤
山岸         俊輔

      鈴木
駒野         加地
   闘莉王  中澤

      川口

 4-4-2ならダイヤモンドのこの形でしょう。山岸・俊輔は運動量が豊富でサイドのケアを任せることも出来るので、鈴木の負担は減るでしょう。ただ、これではあまり前線に人数が増えたとは言えず、いまいちだと考えます。
(俊輔に替えて磐田の太田を入れても面白い)


【4-3-3】
     前田
大久保       水野

   憲剛  稲本

     鈴木
中田        加地
   闘莉王 中澤

     川口

 近年流行の4-3-3で、こうしてみました。中盤のイメージはバルサのデコ・シャビ・イニエスタです。私の理想だとこれなのですが、実現可能性は低いでしょう。この布陣だとサイドに走りまわることになるので鈴木の負担は大きくなりますが、得点の可能性はぐっと高まる気がします。稲本も憲剛も飛び出しが得意ですし、前田を追い越していく動きを期待したいです。


 と、やはり前が5人になることで色々と想像が膨らみます。きっと誰もが一度は見てみたい1ボランチ。オシムの判断が気になるところです。

posted by d |16:23 | サッカー日本代表 | コメント(13) | トラックバック(0)
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2007年10月26日

浦和とACミラン

■はじめに
 去る10月24日、Jリーグ王者としてAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)に出場している浦和レッズはKリーグ王者の城南一和と対戦し、PK戦の末決勝への切符をつかみました。浦和レッズのサポーターとして、この勝利を素直に喜びたいと思います。


■反省
 勝った勝ったと浮かれていても仕方がないので反省を述べようと思います。また、反省と同時に経験という収穫も得ました。

 前半20分にワシントンのゴールで先制した浦和は、第一戦にアウェーで2-2と引き分けたことからかなり優位に立ちます。この1点で城南は、勝利には2点が必要という厳しい状況に立たされ、攻撃の意識をより一層高めて来ることが予想できました。その後、実際浦和は押し込まれるも耐えるという展開が続きます。
 知っての通り、浦和はJで最少失点のチームです。2位につけるガンバ大阪が攻撃のチームといわれるのに対し、浦和は守備のチームと言われています。その浦和から2点を奪うことが簡単ではないと、城南もわかっていたはず。しかも浦和はこれ以上点を入れる必要はなく、完全に引いていけることを考えれば、浦和の勝利はかなり近づいたと思われました。

 ここで、少し話を5月に行われたUEFAチャンピオンリーグ決勝に移します。この試合では、ACミランが試合終盤で2-0とほぼ勝利を手中に収めていました。これ以上点の必要のないミランは、スペクタクルを捨て、勝利に徹するために守備を固めにいきます。終盤2点を追い攻め続けるリバプールは、後半additional timeに1点を返しますが、そこまで。栄冠はACミランの頭上に輝きました。

 話を戻します。私はハーフタイムに、スタジアムで上の試合を思い出していました。状況は似ていたと思います。一般に守備が堅いと言われるセリエAの名門ACミランと、堅守浦和の関係。2点が必要だったリバプールと城南一和の関係。それゆえ、試合展開も上の試合をなぞったものになるのだろう、なってほしいと想像をふくらませながら後半に期待をしました。

 結論から言えば、私の想像は外れました。どのように外れたかと言えば、後半に城南が1点を返した後に、あろうことか浦和が点を取りに行ってしまったのです。この瞬間に私は「ああこりゃ駄目だ。やられる」と直感しました。その直後、浦和のカウンターに対しての返し刀で逆転。最悪のシナリオになってしまいました。

 浦和がどうするべきだったのかは明らかでしょう。同点に追いつかれても素知らぬ顔、同じように引いていれば良かったのです。そうして点が入らなければ終盤になるにつれて城南は焦り、鋭利なカウンターを持つ浦和にはもってこいの状況ができあがったはずです。最小限のリスクで点が取れれば最高、そこで試合は終了だったでしょう。取れなくても点をやらなければいいという気持ちがあればよかった。浦和ならば、それが十分可能だったはず。
 この試合に限っては、メンタルが「子供」だったと言わざるを得ません。取る必要のない点をみんなで取りに言ってしまったのです。
 その点で、百戦錬磨ACミランの試合の締め方には多くの学ぶべきものがあります。あの辺りのメンタリティは、多くの厳しい試合を経験することで培われていくものなのでしょう。

 Jでの試合では引き分けでいい試合なんてそうそうありません。最終節に近づけばそういう試合もあるでしょうが、基本的に勝たなければ優勝は遠のいていくのが常です。その中で、こういう試合を経験できたことは浦和の未来にとって非常に喜ばしいことです。この経験を生かしてまた決勝も勝ち抜いてくれると信じています。

posted by d |12:38 | 浦和レッズ | コメント(10) | トラックバック(0)
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2007年10月17日

日本代表-エジプト戦予想スタメン-

 さて、ご存知のようにあと数時間で今年最後のA代表の試合がはじまりますね。バイトの関係で生では見れないのですが、明日録画を観るつもりです。この試合は年内最後と言うこともあり出場選手について注目が集まっています。そこで、今日は予想スタメンを書いてみようと思います。

■交代枠3人
 この予想をするにあたって重要になるのが、「交代枠3人」という親善試合には異例の規定がAFCよりなされたことです。オシムも言っていましたが、私も驚きあきれました。テストマッチである親善試合で多くの選手が試せないと言うのはなにごとかと。ですが、そんなことに文句を言っていても仕方が無いので、それを考慮してスタメンを選ぶことになります。多分、オシムも今頃悩んでいる・・・・・・かも?


■新戦力・新連携の確立
 恐らくこのエジプト戦でのコンセプトは新戦力の発掘でしょう。ですがこれは根っからの「新たな」と言う意味ではなく、新しい連携を発見し、深めるという意味となるはずです。欧州リーグに所属している選手の不在やACL終盤を控える浦和勢に対する考慮などを考えても、この考えが外れることはないと思われます。


■スタメン予想
 以上のことを確認した上で私のスタメン予想を発表します。

   前田  大久保

山瀬         藤本

   中村  阿部

駒野         加地

   今野  中澤

     川島

交代枠

大久保→播戸
中村→橋本(これに伴って阿部⇔今野)
山瀬→山岸


■理由
 欧州遠征に帯同し、出場した選手の多くはスタメンに入らないだろうという良そうです。特に攻撃陣は憲剛以外は全て欧州遠征未出場の選手らです。
 憲剛を外さなかったのは、現代表の攻撃の核は中村憲剛だという私の評価があるからです。先日のナビスコ杯準決勝横浜M戦で見せた憲剛のパフォーマンスは、ワールドクラスと呼んで差し支えの無いものだったと確信しています。圧倒的な存在感でした。あの試合のような活躍ができれば、多くの人を唸らせることはもちろん、オシムの顔をほころばせることも間違いないでしょう。

■期待
 それぞれに期待することは、先ず攻撃陣についてですが、山瀬-前田のラインには大きな期待が寄せられます。山瀬の飛び出し、前田の上質なポストプレーからなされるワンツーであったり、前田を囮につかっての山瀬のドリブルなど見所は多く作れるでしょう。もちろん前田-大久保という連携も楽しみです。大久保の決定力を生かせるのは、前田のポストプレーでしょう。もちろん個人でも打開できる選手なのでそこにも注目していますが。藤本に期待するのは縦への突破と加地との連携。ここが上手くいけば、ポスト俊輔と呼んでいいでしょう。3年後を思えば、超えている可能性すら感じます。

 続いてサイド。サイドバックについては他にカードが無いので仕方ないというのが本音です。本来右サイドバックの駒野は右で使いたいところなのですが、しかたないでしょう。攻撃よりも、連携面での守備の安定を気にしながら観たいと思います。まぁ、ここに劇的な変化は望めないでしょう。前の選手はいつもと違う選手になるでしょうから、そこでの連携もこの試合で深めなければなりません。

 最後に守備的MFとセンターバック。カバーリングに定評のある橋本は、そろそろ代表でも存在感を見せたいところ。ガンバの明神と今野はタイプが少し違うのでやりづらさもあるでしょうが、今野が上がった際のカバーに注目してみようと思います。また今野については中澤との連携を深めて、センターバックのバックアップとして計算できる選手になってもらうという算段です。交代後の阿部-中澤は問題ないでしょう。そつなくこなしてくれることと思います。

 山瀬→山岸については私が個人的に見たいということだけで、他の選択肢ももちろん考えられます(そんなこと言ったら全てそうなのですが)。前田→巻or矢野も可能性の高い交代かと思いますが、私は山岸が見たい。Jで6連勝中の千葉での彼はいい働きをしています。千葉の6連勝は全部見てるので間違いありません。このあたりで批判を一掃、というわけにはいかないでしょうがそれに値する活躍を見せてもらいたいと思います。


■最後に
 予想以上に長くなりましたが、外れればそれまでなのが寂しい。全部あたっていたら、代表に入閣させてもらおうかな。

posted by d |09:31 | サッカー日本代表 | コメント(3) | トラックバック(2)
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2007年10月04日

浦和はクラブを優先すべき

■はじめに
 今日の記事は短いですが、少し批判が出るかもしれません。でも浦和サポとして書かなければならないので書きます。


■浦和ACL準決勝 1st leg
 多くの方が知っている通り、Jリーグ王者としてACLに出場している浦和レッズは昨日、韓国にて行われた準決勝第一試合で城南一和と2-2で引き分けました。アウェーゴールを2点取った上での引き分けは勝ちに等しいものであったといえますが、まだまだ決勝進出が確定したわけでは全くありません。そのためにもこの記事を書こうと決めました。


■エジプト戦への代表召集
 さて、今日は珍しく代表について書きます。
 結論から言うと、浦和レッズの選手の代表収集を今回に限り見送ってもらいたいということです。浦和の選手達は過密日程の中、全くと言っていいほど休みがなく、現在JリーグとACLの“二兎”を追っている状況です。さらに、浦和レッズには多くの日本代表選手が所属しているのはご存知の通りです。
 もちろんナビスコカップ出場予定の選手らのこともありますが、国際大会と国内のカップ戦では重みが違うと考えています。特にACLにはその先があり、CWCでのボカジュニアーズとの対戦が待っているのです。ACLでのJのクラブの優勝は、Jリーグの発展のために必要であると考えます。
 それらを考慮して、公式戦ではない10/17対エジプト戦への浦和レッズの選手の代表召集を回避してもらいたいのです。


■浦和サポへ
 私はレッズ公式サイトへ、選手達の代表辞退を促す旨のメールを送りました。もし今回の件で同意をいただけるのならば、私同様、浦和レッズへ直接働きかけを行っていただきたいと思っています。「代表>クラブ」から「クラブ>代表」へ。強豪国では当たり前のこの認識を、日本にも植え付けましょう。

 

posted by d |10:43 | 浦和レッズ | コメント(18) | トラックバック(2)
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2007年09月28日

羽中田氏、高松で監督に

■羽中田さんの名解説
 もうあの解説が聞けなくなってしまうのですね。羽中田(はちゅうだ)さんの解説は地上波のものとは1ランクも2ランクも違うもので、まだまだ欧州サッカーに疎かった頃の私に色々な知識や見方を与えてくれました。
 記事によるとS級ライセンスをお持ちということで、将来は日本代表監督もあるかもしれません。注目してチェックしていきたいと思っています。


■CSと地上波の解説の質
 ついでなのでここで一つ愚痴をば。
 最近の地上波の実況・解説に対して、辟易している方も少なくないのではと思います。それに対してCS放送(有名なのはスカイパーフェクTV)での解説陣は落ち着いていて、それでいてそれぞれがユニーク。機知に富むユーモア交えた皮肉など、聞いていて楽しくなるような解説ばかりです。このことを地上波のテレビ局は認識し、松○や角○のような駄実況・駄解説は追放するべきでしょう。美しい解説により、サッカーに興味を持つ人も少なくないと思います。

 ここでの発言が少しでも世論形成につながりますように・・・・・・。

posted by d |19:11 | サッカー | コメント(5) | トラックバック(2)
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2007年09月27日

浦和4強へ。次の相手は城南一和-ACLノックアウトステージ-

■次の相手は城南一和(KOR)
 先ほど、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の相手が城南一和に決まりました。浦和にとってあの罰ゲームA3で、唯一白星を挙げた相性のいい相手。あの頃のチーム状況で勝った事、しかも二戦目ホームというアドバンテージ(まぁこれも一戦目の結果次第ですが)をもって戦えることは浦和にとって好材料。

 さらに好材料なのは、またしてもアウェーが近場である韓国だということです。今回、浦和は四千ものサポーターが海を渡って韓国に乗り込みました(弾丸ツアーは先ほど日本に到着したようです)。中継では赤がものすごい威圧感を発揮し、全北の応援を完全に消し去るほどの熱気と声量で浦和イレブンを後押しを映し出していました。偉いぞ、熱狂サポ。次は一万人くらい行きそう。私も行こうかとか思ってしまいます。多分行かないですが;

 対戦カードは向こう側の準々決勝の結果次第では中東遠征になる可能性もあったのですが、城南一和が勝ってくれたのでそれは免れました。偉いぞ、城南一和。


■取らぬ狸の・・・・・・?
 しかし、川崎が負けてしまったため決勝はイラン、もしくはUAEということで中東遠征になります。まぁそんなこと気にせずとりあえず次勝ちましょうということですよ。決勝は日本でやりたかった。残念でなりませんが、これも勝負。川崎の分まで、日本の代表として頑張るのです。頑張れ、浦和レッズ。
 
 まずは準決勝に勝つこと。アウェーはどうするかわかりませんがホームは必ず滋賀から埼玉へ参戦します。さっさとチケット取らないとなくなりそうですね。


■達也、落ち着いて流し込む
 さて試合展開ですが、先ずは前半6分。達也が往年の武田のようなごっつぁんゴールを決め先制。冷静にキーパーを見て左へ流し込みました。これ、よく見るとポンテのシュートの前に達也がディフェンスの前に出てるのですが、これってオフサイドでは?と思いました。でもどうみても出てるから誤審は考えにくい。全北もアピって無かったので私の認識違いかな。どなたか教えてください。


■永井、決められず
 後半、ワシントンと永井が抜け出して2対1の場面(キーパー含めて2対2)、ワシントンから永井へのパスが若干前へ流れたこともあり永井は決められず、あれは決めたい。パスへの反応、トラップなどを含めて達也なら、と思ってしまいました。ナギー頑張れ!私は代表にあなたが帰ってくることをずっと待ってるんだ!(前エントリー参照)


■先制&相手の退場により(一方的に)荒れた試合へ
 ソースが見当たらなかったので正確な数字は分からないのですが、浦和のファール数は恐らく一桁、全北は30~40はあったのではないかという印象です。これは恐らく観ていた人全員が同じ意見だと思います。酷すぎる、あれじゃ怪我してもおかしくないし、実際よく誰も怪我しなかったなと思います。多分みんな痣だらけだろうな、ほんとよく頑張った。お疲れ浦和イレブン。

 松木さんの解説についてちょこちょこ非難が出ているようですが、まぁあれはあれでいいんじゃないですか。もう怒り疲れました。テレ朝への投書も飽きたし。まあ最後のキープの話なんて同感ですね、動機はともかくとして怪我しないようにやるのが大事な終盤でした。とりあえず代表監督だけはやめてくれってとこです。


■追記
 前エントリーで「裏日本代表」というのを書いてみました。まだまだ意見や「あなたの裏日本代表」を募集中です。たくさん集まれば集計して結果発表なんかも出来たらと思っていますので、よろしくお願いいたします。

posted by d |06:42 | 浦和レッズ | コメント(17) | トラックバック(2)
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