2007年06月28日

追悼 クリス・ベンワ

何から書き始めればいいのだろう。事実だけを挙げれば、妻子を殺害し、自ら命を絶った一プロレスラー。大方、そういう見方を世間はする。
検死結果がまだ出ていないようなので、何故クリス・ベンワがそうした行動を取ったのかはわからないし、誰にもわかりえないことだろう。

焦燥感とでも言おうかコノ大きな心の穴。

WWEは急遽追悼番組を制作した。同じスーパースターズ(WWEの人気プロレスラーのことをこう呼ぶ)達からのコメントからは、一様に、クリスは誰からも愛され、尊敬される人間であり、友達であり、プロレスラーだった、という言葉が聞かれた。

私と同世代のプロレスファンならば、クリス・ベンワという名前よりも、ワイルド・ペガサスというリングネームの方がより馴染み深いかもしれない。今でこそ最高峰と云われる新日本ジュニアだが、その流れを作った一人に、必ずワイルド・ペガサスというプロレスラーが挙げられるだろう。

私事ではありますが、今回をクリス・ベンワ追悼記事とさせていただきます。

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posted by Takayuki Kanno |21:22 | プロレス | コメント(4) | トラックバック(3)
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2007年06月11日

桑田真澄と47年前のオールドルーキー

その昔、メジャーリーグにDiomedes Olivoという投手がいた。ディオメデス・オリーボとでも発音するのだろうか?
わかっていることは、彼がドミニカ共和国出身で、ドミニカウィンターリーグではほぼ全てのタイトルを獲得たことがある左腕投手ということだけ。

もう少し調べてみた。

身長185センチ、体重85キロ。決め球まではわからいものの、メジャー昇格を果たした翌年のシーズンは62試合に登板、5勝1敗、防御率2.77の好成績を残していることから、セットアッパーの要だったと思われる。

そしてこの投手は、ピッツバーグパイレーツでメジャーデビューを果たしている。しかも41歳という年齢で。

時計を正常に戻し2007年。似たような境遇のオールドルーキーがもう一人、同じパイレーツに所属している。桑田真澄、39歳である。

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posted by Takayuki Kanno |10:30 | MLB | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年05月31日

セーフィコフィールドでの思い出

天候も違えば人柄も違う。それを実感できるのも、海外生活の特権なのかもしれない。

食べ物にしたって、この国のこの場所で食べると美味しいけれど、それ以外の場所ならば美味しさは半減、いやそれ以下になる。そんなことだってある

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posted by Takayuki Kanno |12:59 | MLB | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月24日

スルーしかけた5月13日

近頃のマイブーム。やたら一昔前のものを好むこと。

音楽も80~90年代前半の曲をあえて聴き、映画も少し前のものを借りて見る。その時代にあった出来事なんかが反映されていて、ちょっとした懐古感もあり、現代でもエンターテイメントとして通用するその品質の高さに感動もする。

プロレスもあえて昔の試合を見る事が多くなった気がする。何度も見てるから流れもフィニッシュもわかっていても繰り返し、繰り返し見てしまう。近頃の私はプロレスもレトロなものが好みらしい。

そういえば、昔のゲームにはセーブ機能がまだついていなかった。ロールプレイングゲームのハシリであるドラゴンクエストでは、復活の呪文というパスワードが存在した。一字でも間違えると、苦心して進めたゲームデータをロードすることが出来ない。それで何度となく涙を飲んだ覚えもある。
裏技で、ある程度のレベルまで成長させた段階からスタートできる復活の呪文がいくつかあって、その中の一つに

いのきばば つるたちょうしゅうりきふじなみ

というものがあったと記憶している。天龍源一郎の名前も入っていたような気もするがハッキリとは覚えていない。この復活の呪文に入っているレスラーで、未だ現役なのは長州力と藤波辰彌のみだ。この選手達も、現代のプロレスゲームでは既に”レジェンド”枠に納まっている。時代を感じる事だ。

そんな事を考えていたら一つ大事な日のことを思い出した。5月13日は、ジャンボ鶴田の命日だった。

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posted by Takayuki Kanno |13:51 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月07日

神様お願い One More Round

12ラウンド36分+インターバル12分=48分間が短く感じた。もっと長ければ良いのに、あと3分、あと3分、と、まるで子供のようにおねだりしたかった。

WBC世界スーパーウェルター級選手権試合。史上初6階級制覇の現王者オスカー・デラホーヤと4階級制覇のフロイド・メイウェザーの一戦が実現した。ウェルター、あるいはミドル級でよく聞かれるPound for Pound(同階級で敵無しのボクサーを意味することが多い造語)を決める試合。

個人的にこうしたドリームマッチが実現するたびに思うことがある。それは、リング上で相対する二人のボクサーであれ、K-1ファイターであれども、並び立つ二人が見れることだけでもう満足してしまう。ボクシング聖地ネバダ州ラスベガスに降り立った両雄が対峙するだけで心踊った。

まばゆいフラッシュが焚かれる中、待ちわびた観客の歓喜の雄叫びが飛び交う中、両選手入場。
先に入場したのは挑戦者メイウェザー。メキシコの血が流れるデラホーヤを挑発するメキシコカラーのコスチュームを身に纏い、気合の乗った、だが幾分か硬さが見受けられる表情であった。傍らには歌手の50centがマイク片手にメイウェザーの入場曲である本人の曲を、その場で歌いながら共にリングイン。
王者デラホーヤは王者カラーの赤で統一されたコスチュームで、受けて立つチャンピオンとして、アメリカボクシング界のスーパースターとして堂々のリングイン。

この光景だけで個人的には満足だが、物書きとしてはここで終わるわけにはいかない。
今世紀中には、もうおそらく現れないであろう偉大な王者と、ボクシング一家に生まれ天性のスピードスター、無敗で4階級制覇の偉業を果たした二人の対決を伝えたい。

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posted by Takayuki Kanno |09:44 | ボクシング | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年04月23日

PRIDE≠UFC

思わずアッ!と声に出した。久しぶりのことだった。

ミルコ・クロコップ、失神KO負け。右ハイキックにより脳を揺らされ、立つ事をも困難にし、両足で体重を支えることさえ出来なかった。

バタっというよりも、グニャっと不自然に身体を捻らせながら崩れ落ちた。レフリーがすぐに間に入り試合終了。

完敗だ。

改めてPRIDEとUFCは似て非なる競技ということを認識させられた試合だった。他ならぬミルコ敗戦は、それだけの事件ということだ。
攻防の鍵は、というかUFCならではのルール、肘打ち対策が今後、PRIDE慣れしているファイターにとっての急務になる。

パウンドを防ぐのであれば、昨夜のミルコのように下から相手の手首を掴んだり、内側から腕を差すことで致命傷を負う事は大抵避けられる。肘打ちの場合、手首を掴まれた状態からでも振り下ろすことが可能。差された状態であっても、横から鋭角に放つことは難しくとも、軌道を変えて肘を相手の顔に垂直に落とすことが出来る。

効果的な肘打ちを受けた後のミルコは動揺したのかもしれない。

WOWOW放送で、TKこと高坂剛氏も話していたが、ブレイクがあまりかからないUFCでは、ガードポジションで時間を稼ぐよりも、立ち上がってスタンド状態にする技術を身に付けた方が良いのかもしれない(ストライカーには特にそう思った)。

呆気なく倒してのけるかと思ったが、そうではなかった。ルール一つとってもこんなに違う競技になる。外角を広くストライクとするメジャーリーグに戸惑う日本の好打者の心境に似ているのだろうか。

MMAワールドシリーズ、まずリングかケージか、4点ポジションでの打撃か肘打ちか、実力の前に立ちはだかる問題になりそうだ。

posted by Takayuki Kanno |09:16 | UFC | コメント(35) | トラックバック(2)
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2007年04月19日

やれんのか、やれますよ

もう大分前のことのように感じるが最近のこと。

PRIDEがUFCに事実上買収され、総合ワールドシリーズなるものが始まった。見る側にとっても、ファイターにとってもこれ以上の喜びはないことだろう。総合格闘技=危険・野蛮というイメージが現実問題として未だ残っている以上、スポーツとして、確固たる競技として世間に認知されるには必要な事だった。そう私は解釈している。後々、K-1を含め、格闘技のコミッションの設立が必要不可欠にもなるだろう。
恒例の大晦日興行も、一年毎に日本・アメリカでSUPER BOWLという大会名で、PRIDE & UFC各階級王者同士がぶつかるという、豪華カードであり、誰が強いかハッキリとわかる大会の開催も噂されている。どちらにせよ、今年の格闘技戦線は熾烈極まりないことになるだろう。

リアルファイト信条のPRIDEであるが、何も魅力はそれだけではない。
各試合前に流れるオープニングムービーもまた、PRIDEには欠かせないものとなっている。
時にシリアスに、時にコミカルに試合を煽り立てる効果がある。名作も、迷作も、そして銘作もあるこのムービーについて、少しだけ書かせていただこう。

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posted by Takayuki Kanno |20:53 | PRIDE | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年04月04日

囚人ボクサー刑期短縮、という記事から

今朝、yahooジャパンのトピックスに目が止まった。

囚人ボクサー、勝利で形期短縮

覚せい剤密売で逮捕された女性囚人が、ボクシング世界王者になったことで刑期が大幅に短縮され、この度の快挙で仮釈放の裁決が出される可能性もある、という内容のニュース記事だった。

囚人ボクサーと聞いて、ある一人の奇怪派プロレスラーを思い出した。

ザ・コンビクト

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posted by Takayuki Kanno |09:52 | プロレス | コメント(3) | トラックバック(1)
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2007年03月20日

当たり前のことを

つい先程のことだが、初体験をした。

地下鉄乗車中のこと。
停車しにては随分時間がかかっていると思ったら、一番前の車両に、急病の乗客がいるため発射を見送るというアナウンスが入った。

続いて、乗車中の医療関係者の助けを要請するアナウンスも流れた。すると、途端に最前車両に向かって小走りする人が目測でも10人は確認できた。これほど多数の医師、または看護師、その他の医療関係者が乗車していることに驚きを感じた。同時に、彼等の人命救助に対する意識の高さを認識させられた。
仕事だから当たり前のことじゃないか、と言われればそれまで。そう。当たり前な事を彼等は実行したに過ぎない。

プロフェッショナルであるには、当たり前のことを確実に行うことが肝要である。

前WBA世界フライ級王者ロレンソ・パーラは当たり前のことが出来なかった。グラム単位違えど失格になるボクシングという心身を削る格闘技において、2.1キロの重量オーバーは異例だった。

2階級上に相当する体重で試合を行ったものの、坂田健史がTKOで勝利したものの、試合前の段階で私は関心が失せてしまった。

人命救助で感じた尊さと体重違反で思った蔑みさとが、自分の中では対称的過ぎた。

posted by Takayuki Kanno |21:01 | 格闘技 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年03月16日

井川の投球評

井川慶、ブレーブス戦登板。3回無失点、5奪三振、4四球。

結果だけみれば及第点、と評論家達はいうだろう。気になるところは4四球の数、なんていう評論もあるかもしれない。

だが、これでいいと思う。

井川は元々四球が多いピッチャーと記憶しているし、なによりも無失点というところが肝心だ。

ランディ・ジョンソンは自主トレ地アリゾナで、たまたま同じ施設でトレーニングをしていた日本プロ野球の若手投手(誰だったかは覚えていない)に請われ、こうアドバイスしたという。

「相手打者を殺すつもりで投げろ。打たれれば生活出来なくなるんだから。」

確かこんな内容だったと思う。

過激と言えば過激だけども、当たり前のことだ。プロである以上、投手である以上、打たれればクビ。1勝、イニング無失点という方が投手として価値につながる。アメリカというお国柄では、欠点ばかり指摘するというよりも、結果を残し、人々に認められれば欠点も愛嬌として受け入れてくれることが多々ある。

つまり、井川の四球の多さはまったく問題ない。三振が取れるピッチャーなら四球くらい付き物。

豪快に投げ込んで、三振か四球かくらいの投手の方が大リーガーっぽくて良い。

posted by Takayuki Kanno |13:14 | MLB | コメント(1) | トラックバック(0)
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