2006年11月20日

終わりのない分野に触れてしまったかもしれない

今更ながらにして、武術研究家である甲野善紀さんの世界にはまりそうである。甲野さんは、桑田真澄投手を始めプロスポーツ選手に自らが研究なさった術を提供してらっしゃるお人である。

単純に言えば身体の使い方なのだが、これがなんとも理解しにくい世界である。かつて日本人が司っていた動きということらしいが、これがわからない。力を抜く、という風にも受け取れるし、関節の可動範囲の延長、タイミングのずらし方等々、おそらくこれも間違っていないまでも正しくはない解釈なのだろう。

面白い物の一つとして、意識の使い方がある。例えば、ぎっくり腰が起こる理論というのは、自分が予想していたよりも重たい物を運んだり、意識上は大したことではなくとも身体が思っても見ない反応をすることに起因するらしい。もう一つ例を挙げるとすれば、指をどこか柱やドアにぶつけたとしよう。この時も、ぶつかる危険性をはらんだ場所であれば、たとえ本当にぶつけたり挟んだりしても耐えられる痛みではあると思う。これが、全く気にも留めていない時にぶけたり挟んだ時の痛みは尋常ではない。意識が一瞬止まったような感覚の後に猛烈な痛みが来る、ということを誰しも一度は経験しているはずだ。足の小指を角にぶつけた時の激痛なんかは代表的な例だろう。

甲野さんの身体の使い方や、数多くある術は、○は丸。□は四角という具合に凝り固まった人間の意識に、こういうこともあるんだよ、と訴えかけるような感じなのではないだろうか?と思っている。それが筆者には今はわからないだけで、というか、この時点ですでに意識がずらされているのである。

解釈が間違っているのかもわからないが、甲野さんはこうした身体の使い方を、日常生活のふとした事で気付く場合もあるという。

こうしたことが何故か好きな筆者も、これから少し、知らず知らずの内に出来上がってしまっている意識をほぐして生活してみようと思う。

何か面白い発見があるかもしれない。これだけで生活がちょっと楽しくなれそうである。

posted by Takayuki Kanno |11:10 | 身体の使い方 | コメント(0) | トラックバック(0)
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