2006年09月11日
ミルコ・クロコップ 初タイトル奪取!!
寿命が短いとされるプロスポーツの世界での10年間は、一体現実世界の何年分の時間なのだろう?日々トレーニングし、体調管理を怠らず、時には体調が悪くても、怪我をしてても試合をしなければならないプロとしての責任とプライド。ミルコ・クロコップの10年間も、きっとそういう一日の積み重ねだったのだろう。
初めての冠。欲しかったベルト。PRIDE無差別級GP優勝。ミルコ・クロコップは、ハッキリとその強さを形にすることが出来た。
K-1初代王者ブランコ・シカティックの弟子、プロレスラーハンター、ターミネーター、超人等と呼ばれた10年間。そんな強固な異名とは裏腹に、何故か感情移入させられてしまうファイターでもある。ようやく掴んだチャンスで敗北を喫したこともあった。復帰への階段途中でつまずいたこともあった。もうダメじゃないのか、そんな声さえ無差別級GP前には上がっていた。
一回戦から決勝まで、全ての試合をKOで勝ってきたその姿がピークなのか、今後更なる高みに達せられるのか。
勢いだけで絶対王者ヒョードルまで辿り着いたアノ頃とは違う。実績が伴った今こそ、PRIDEヘビー級勢力図に異変が起きる時だ。大晦日、男祭りでのタイトル戦は必至。王者同士の対決こそ、最強を決めるには相応しい。
リング上で涙を流したミルコ。10年間詰めていた緊張、感情が溢れ出たのだろう。自身のHPで、ジョシュ・バーネットとの通算3度目の対戦のことを持ち出し、日本語の「二度あることは三度ある」、「三度目の正直」という諺(ことわざ)が非常に興味深いと言っていた。ならばここでもう一つ覚えていただきたい諺がある。
「勝って兜の緒を締めよ」
しかし、今はゆっくりと身体を休め、大いに祝福ムードに包まれてもらいたい。初代PRIDE無差別級王者ミルコ・クロコップ、おめでとう!!
※文中敬称略
posted by Takayuki Kanno |11:53 |
PRIDE |
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