2007年03月16日
井川慶、ブレーブス戦登板。3回無失点、5奪三振、4四球。
結果だけみれば及第点、と評論家達はいうだろう。気になるところは4四球の数、なんていう評論もあるかもしれない。
だが、これでいいと思う。
井川は元々四球が多いピッチャーと記憶しているし、なによりも無失点というところが肝心だ。
ランディ・ジョンソンは自主トレ地アリゾナで、たまたま同じ施設でトレーニングをしていた日本プロ野球の若手投手(誰だったかは覚えていない)に請われ、こうアドバイスしたという。
「相手打者を殺すつもりで投げろ。打たれれば生活出来なくなるんだから。」
確かこんな内容だったと思う。
過激と言えば過激だけども、当たり前のことだ。プロである以上、投手である以上、打たれればクビ。1勝、イニング無失点という方が投手として価値につながる。アメリカというお国柄では、欠点ばかり指摘するというよりも、結果を残し、人々に認められれば欠点も愛嬌として受け入れてくれることが多々ある。
つまり、井川の四球の多さはまったく問題ない。三振が取れるピッチャーなら四球くらい付き物。
豪快に投げ込んで、三振か四球かくらいの投手の方が大リーガーっぽくて良い。
posted by Takayuki Kanno |13:14 |
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2006年11月16日
「10歳の頃からの憧れでした。」
昨日約60億円もの金額でボストンレッドソックスに落札された松坂大輔投手が、ポスティングによるMLB移籍の意思を表明した際に語っていたメジャーへの憧れ。筆者は偶然にも”松坂”世代と呼ばれる一人であるため、彼のいうところの憧れがなんとなく理解できる。
ちょうど我々(松坂世代という意味合いで)が思春期真っ只中、野茂英雄が海を渡りトルネード旋風が起き、MLBという存在がグッと近づいた。テレビの深夜枠で若干放送されていたメジャーリーグという存在。或いは漫画の世界で誇張されていたメジャーという、日本の野球とは一線を画すといわれていた世界。
本当にMLBはそこまでの魅力ある舞台なのだろうか?こう考える人達もいることと思う。
またまた偶然なのだが、筆者は過去に約3年ほど、米国シアトルに住んでいた。ホームチームであるマリナーズもあってか、当然野球観戦する機会にも恵まれた。
結論から言って、アメリカのボールパークは素晴らしい。野球好きでなくとも、野球をあまり知らない人であっても楽しめる要素で溢れ、何よりも自然芝が太陽光に照らされている様。これが美しい。その中で躍動感に溢れた一流選手達。これもまた素晴らしい。子供心に溢れたプロフェッショナルとでも言おうか、笑顔で全力でプレーしているのだ。
そして観客席では、ビールを買い、ホットピーナッツを買い、選手Tシャツを着て応援する。週末のゲームの家族連れの姿を見ていると、物書きに非ずな表現だが、「良いなぁ」と思ってしまった。
論より証拠とはよく言ったものだ。西武の計らいでアメリカで実際にMLBのプレーを観た松坂投手も実感したのだろう。自分が欲しいものはここにある、と。
憧れという字は、立心編に童(あくが)ると書く。童るとは、心が引き付けられたり、浮き足立つといった意味のようだ。憧れだったままでは通じない壁が幾重にもなっているアメリカに行く松坂大輔。昨日の渡米前の会見を見た限りは、もう自分のすべきことを実行するだけ、という決意が見て取れた。
憧れだけではやってはいけない。憧れ無くてはやってはいけない。
松坂投手には、是非これを実証してもらいたい。
posted by Takayuki Kanno |10:44 |
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