2008年05月14日

ゴッチノート

数年前、たまたま手に取った格闘技雑誌で、故カール・ゴッチ氏とジョシュ・バーネットの対談が掲載されていた。

共にキャッチレスリングを学び、ゴッチ氏においてはビル・ロビンソンと並ぶ程に先駆者というイメージがある。

その時は確か、PRIDEの試合で、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと対戦したバーネットの映像を観ながら、ゴッチがバーネットに技術指導をしていた内容だったと記憶している。

つい先日、旗揚げされた「昭和プロレス」。

どの世界よりも『今日の流行は明日の廃れ』が存在する今のプロレス界において、今ではもう懐古的とさえ思える昭和という流れをどう普及させていくのか。
それはそれで楽しみではあるし、参戦を表明している往年のプロレスラー達の卓越したショーマンシップ、技術は一見の価値はあるかもしれない。

だが、ゴッチ氏が新日本プロレスに遺したキャッチレスリングを継承できているプロレスラーは、残念ながら現代では中々見ることが出来ていない気がしてならない。

それゆえに、試合こそ出来る状態ではなかったものの、昭和プロレスのリングで、胃ガンから復帰を目指す、藤原喜明の存在が際立って見えた。

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posted by Takayuki Kanno |12:59 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月02日

フロリダ州タンパといえば、カール・ゴッチだった。

太陽の陽が煌々と照らす緑の芝生にそぐわない一本の垂れ下がったロープ。それは太く、まるで注連縄のようでもあった。

そこに群がる海パン姿の筋骨隆々とした男たち。おもむろにそのロープを握り、腕の力だけで上に上がりだす。想像に難くないが、すぐに腕はパンパンになり、握力も萎えてくる。しかし登りだしたら止まれない。止まる事は許されなかったのかもしれない。

場所は、アメリカフロリダ州タンパ。プロレスの神様こと、カール・ゴッチの自宅だった。

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posted by takayuki kanno |19:30 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年07月11日

橋本真也の痛いプロレス

7月11日にすることがある。破壊王 橋本真也を思い出し、そして彼が去ってしまった事の重たさを実感する。

今年は橋本真也3回忌でもある。
橋本真也といえば、リング内外に問わず豪快を地でいく人で、その手のエピソードには事欠かない近年では稀なほどプロレスラーらしい人だった。
豪快なプロレスラーはいつの世にも存在する。だが、橋本真也のプロレスは、豪快であり、”痛い”プロレスなのだと、個人的に思っている。象徴するような試合は何試合もあるが、私は特に、天龍源一郎との2試合について、この3回忌である7月11日に記してみたいと思う。

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posted by Takayuki Kanno |13:13 | プロレス | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年06月28日

追悼 クリス・ベンワ

何から書き始めればいいのだろう。事実だけを挙げれば、妻子を殺害し、自ら命を絶った一プロレスラー。大方、そういう見方を世間はする。
検死結果がまだ出ていないようなので、何故クリス・ベンワがそうした行動を取ったのかはわからないし、誰にもわかりえないことだろう。

焦燥感とでも言おうかコノ大きな心の穴。

WWEは急遽追悼番組を制作した。同じスーパースターズ(WWEの人気プロレスラーのことをこう呼ぶ)達からのコメントからは、一様に、クリスは誰からも愛され、尊敬される人間であり、友達であり、プロレスラーだった、という言葉が聞かれた。

私と同世代のプロレスファンならば、クリス・ベンワという名前よりも、ワイルド・ペガサスというリングネームの方がより馴染み深いかもしれない。今でこそ最高峰と云われる新日本ジュニアだが、その流れを作った一人に、必ずワイルド・ペガサスというプロレスラーが挙げられるだろう。

私事ではありますが、今回をクリス・ベンワ追悼記事とさせていただきます。

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posted by Takayuki Kanno |21:22 | プロレス | コメント(4) | トラックバック(3)
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2007年05月24日

スルーしかけた5月13日

近頃のマイブーム。やたら一昔前のものを好むこと。

音楽も80~90年代前半の曲をあえて聴き、映画も少し前のものを借りて見る。その時代にあった出来事なんかが反映されていて、ちょっとした懐古感もあり、現代でもエンターテイメントとして通用するその品質の高さに感動もする。

プロレスもあえて昔の試合を見る事が多くなった気がする。何度も見てるから流れもフィニッシュもわかっていても繰り返し、繰り返し見てしまう。近頃の私はプロレスもレトロなものが好みらしい。

そういえば、昔のゲームにはセーブ機能がまだついていなかった。ロールプレイングゲームのハシリであるドラゴンクエストでは、復活の呪文というパスワードが存在した。一字でも間違えると、苦心して進めたゲームデータをロードすることが出来ない。それで何度となく涙を飲んだ覚えもある。
裏技で、ある程度のレベルまで成長させた段階からスタートできる復活の呪文がいくつかあって、その中の一つに

いのきばば つるたちょうしゅうりきふじなみ

というものがあったと記憶している。天龍源一郎の名前も入っていたような気もするがハッキリとは覚えていない。この復活の呪文に入っているレスラーで、未だ現役なのは長州力と藤波辰彌のみだ。この選手達も、現代のプロレスゲームでは既に”レジェンド”枠に納まっている。時代を感じる事だ。

そんな事を考えていたら一つ大事な日のことを思い出した。5月13日は、ジャンボ鶴田の命日だった。

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posted by Takayuki Kanno |13:51 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年04月04日

囚人ボクサー刑期短縮、という記事から

今朝、yahooジャパンのトピックスに目が止まった。

囚人ボクサー、勝利で形期短縮

覚せい剤密売で逮捕された女性囚人が、ボクシング世界王者になったことで刑期が大幅に短縮され、この度の快挙で仮釈放の裁決が出される可能性もある、という内容のニュース記事だった。

囚人ボクサーと聞いて、ある一人の奇怪派プロレスラーを思い出した。

ザ・コンビクト

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posted by Takayuki Kanno |09:52 | プロレス | コメント(3) | トラックバック(1)
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2007年03月15日

週ゴン休刊

プロレス専門誌「週刊ゴング」が、休刊を発表した。主な理由としては出版社側の不祥事の影響ということだった。

初めてゴングを手にしたのは小学5年の時。全日本プロレスの3軍対抗戦が行われていた時代。空手道誠心会館と新日本プロレスが抗争を繰り返していた時代。後楽園ホールの2階席からミスター・ポーゴめがけてダイブした松永光弘が”ミスターデンジャー”と呼ばれ始めた時代。

プロレスと名乗る団体を全て網羅できた貴重な情報誌だった。月のおこずかいの使い道は週ゴン&週プロを買うことだったアノ頃。

時代は変わり、プロレスラーが総合格闘技やK-1の舞台に上がろうとも、軸はやはりプロレス特集というありがたい雑誌だった。理解力が非常に要求されるプロレス脳を授けてくれたのもゴングはじめ専門誌だった気がする。

昨年辺りから軒並み廃刊、あるいは休刊に追いやられているスポーツ専門誌が多い流れに、ゴングも巻き込まれてしまったのだろうか?悲しいことだが、時代が休刊を選択させたのだから致し方がない。

復刊を待つのみ。

最後に週ゴンスタッフの方へ。ラストのページを飾ってた、編集室に眠っていた写真に関するコラム、アレが大好きでした。

posted by Takayuki Kanno |21:05 | プロレス | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年02月01日

阿吽の呼吸

タッグマッチの魅力、それは1+1が2になるとは限らないことだろう。プロレスのタッグマッチとは、ただ個々の能力が高いからといって良いチームとは言えない。有名プロレスラーの即席チームよりも、長く組んでいる2人の方がタッグチームとしては印象に残る例が多々ある。

チームワーク。そう、それは息が合っているかどうかが問題だ。これをプロレスラーとしての生まれも育ちも違う両者が合わさって行うのだから、良いチームになるというのは並大抵のことではない。

ただし、例外もある。息が合うというからには、生まれも育ちも一緒ならば、幾分か、いや大分利があるということだ。

思い出せるだけの兄弟タッグについて今回は書いてみたい。

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posted by Takayuki Kanno |21:31 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年10月30日

早くもベストバウト決定です。丸藤正道 vs KENTA

丸藤正道とKENTAは、先日引退した日本ハムファイターズの新庄剛志選手ではないが、”持ってる”と思われる稀な存在だ。赤い糸、宿命のライバル、ドル箱(古いけど)カード、平成の名勝負数え歌、、、etc。
あまりにもプロレスの魅力が詰まりすぎていて、如何様にも表現できる。それが返って、書くことで値打ちが下がってしまうのではないかと思われるくらいに。
今筆者は、そんな恐怖感に包まれている。対象となる題材におののいてしまっているからだ。

だが書かずにはいられない。いられなかった試合だった。

GHCヘビー級選手権試合、[王者]丸藤正道 vs [挑戦者]KENTAは、今年のベストバウトだ。

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posted by Takayuki Kanno |09:17 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年09月20日

ランカシャースタイル復興か!?--無我ワールドプロレスリング

人よりも目立つ為の一番の近道。それは、全く正反対のことをする、ということではないだろうか。

8月に旗揚げ興行を行った無我ワールドプロレスリング。イギリスを発祥とする、関節・絞め技中心のランカシャースタイルレスリングを前面に押し出したプロレスは、現代のショーエンターテーメント的なプロレスとは一線を画す。文字通り、”プロ”のレスリングを観客に披露する。今の大技中心のプロレスばかりを見ているファンには、真新しい、というか、時代遅れの感があるスタイルではあるが、かつてのプロレスは皆少なからずこうであった。

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posted by Takayuki Kanno |09:15 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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