2008年10月09日
タッグマッチは、プロレスの醍醐味だと、個人的に思っている。
シングルマッチは勝敗に一喜一憂するが、タッグマッチは勝敗よりも、良い試合だったか悪い試合だったかを感じることが多い。
では良いタッグチームとはどういうチームか?
素晴らしいシングルプレーヤーを2人並べれば良い、などというほどプロレスの世界は単純ではない。
タッグマッチに必要な要素は、他のチームスポーツが示すように、ケミストリーだと思う。
私は日本マット界で抜群のケミストリーを誇るのは、邪道・外道のタッグチームだと確信している。地味な動きでありながらも、プロレスの基本が詰まっているムーブには、目の肥えたファンも拍手を送ってしまう。
邪道・外道がタッグチームとして稀有なのは、その結成年数にも表れている。すでに結成から15年以上も経過しているというから、彼らのチームワークに脱帽してしまうのもうなずける。
天山・小島のテンコジも面白いし、少し前になるが中西・永田も良かった。もっと古くなると殺人魚雷コンビ、そして超獣コンビなどなど。
だが、印象に残るタッグというと、私は全日本プロレスでアジアタッグ選手権の常連だった、カンナム・エキスプレスを思い出してしまう。
posted by splustakayuki |00:03 |
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2008年08月04日
真夏。
かつては、この季節に一番熱くて、一番盛り上がるプロレス興行があった。
新日本プロレスが毎年恒例としている、G1 CLIMAXがそれであった。
闘魂三銃士が話題を独占した第1回大会から、既に17年という歳月が経った。
数々の名勝負が繰り広げられ、夏が来るたびにプロレスファンはスポーツ新聞に釘付けになったりもした。
しかし、いつからか、私の心にG1が響くことはなくなっていった。
月並みな言い方になってしまうが、ワクワクしなくなったのだ。
出場する選手の質云々ではなく、昔のようにたぎらなくなってしまった。
今年のG1も、ここ数年のようにスルーかと思っていた。
だが、一人の初出場選手の存在が、私のプロレス熱に再び火をつけてくれるかもしれないという期待を持っている。
私にとっても、大谷晋二郎のG1出場は特別なものになっていた。
posted by Takayuki Kanno |20:30 |
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2008年05月14日
数年前、たまたま手に取った格闘技雑誌で、故カール・ゴッチ氏とジョシュ・バーネットの対談が掲載されていた。
共にキャッチレスリングを学び、ゴッチ氏においてはビル・ロビンソンと並ぶ程に先駆者というイメージがある。
その時は確か、PRIDEの試合で、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと対戦したバーネットの映像を観ながら、ゴッチがバーネットに技術指導をしていた内容だったと記憶している。
つい先日、旗揚げされた「昭和プロレス」。
どの世界よりも『今日の流行は明日の廃れ』が存在する今のプロレス界において、今ではもう懐古的とさえ思える昭和という流れをどう普及させていくのか。
それはそれで楽しみではあるし、参戦を表明している往年のプロレスラー達の卓越したショーマンシップ、技術は一見の価値はあるかもしれない。
だが、ゴッチ氏が新日本プロレスに遺したキャッチレスリングを継承できているプロレスラーは、残念ながら現代では中々見ることが出来ていない気がしてならない。
それゆえに、試合こそ出来る状態ではなかったものの、昭和プロレスのリングで、胃ガンから復帰を目指す、藤原喜明の存在が際立って見えた。
posted by Takayuki Kanno |12:59 |
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2007年08月02日
太陽の陽が煌々と照らす緑の芝生にそぐわない一本の垂れ下がったロープ。それは太く、まるで注連縄のようでもあった。
そこに群がる海パン姿の筋骨隆々とした男たち。おもむろにそのロープを握り、腕の力だけで上に上がりだす。想像に難くないが、すぐに腕はパンパンになり、握力も萎えてくる。しかし登りだしたら止まれない。止まる事は許されなかったのかもしれない。
場所は、アメリカフロリダ州タンパ。プロレスの神様こと、カール・ゴッチの自宅だった。
posted by takayuki kanno |19:30 |
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2007年07月11日
7月11日にすることがある。破壊王 橋本真也を思い出し、そして彼が去ってしまった事の重たさを実感する。
今年は橋本真也3回忌でもある。
橋本真也といえば、リング内外に問わず豪快を地でいく人で、その手のエピソードには事欠かない近年では稀なほどプロレスラーらしい人だった。
豪快なプロレスラーはいつの世にも存在する。だが、橋本真也のプロレスは、豪快であり、”痛い”プロレスなのだと、個人的に思っている。象徴するような試合は何試合もあるが、私は特に、天龍源一郎との2試合について、この3回忌である7月11日に記してみたいと思う。
posted by Takayuki Kanno |13:13 |
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2007年06月28日
何から書き始めればいいのだろう。事実だけを挙げれば、妻子を殺害し、自ら命を絶った一プロレスラー。大方、そういう見方を世間はする。
検死結果がまだ出ていないようなので、何故クリス・ベンワがそうした行動を取ったのかはわからないし、誰にもわかりえないことだろう。
焦燥感とでも言おうかコノ大きな心の穴。
WWEは急遽追悼番組を制作した。同じスーパースターズ(WWEの人気プロレスラーのことをこう呼ぶ)達からのコメントからは、一様に、クリスは誰からも愛され、尊敬される人間であり、友達であり、プロレスラーだった、という言葉が聞かれた。
私と同世代のプロレスファンならば、クリス・ベンワという名前よりも、ワイルド・ペガサスというリングネームの方がより馴染み深いかもしれない。今でこそ最高峰と云われる新日本ジュニアだが、その流れを作った一人に、必ずワイルド・ペガサスというプロレスラーが挙げられるだろう。
私事ではありますが、今回をクリス・ベンワ追悼記事とさせていただきます。
posted by Takayuki Kanno |21:22 |
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2007年05月24日
近頃のマイブーム。やたら一昔前のものを好むこと。
音楽も80~90年代前半の曲をあえて聴き、映画も少し前のものを借りて見る。その時代にあった出来事なんかが反映されていて、ちょっとした懐古感もあり、現代でもエンターテイメントとして通用するその品質の高さに感動もする。
プロレスもあえて昔の試合を見る事が多くなった気がする。何度も見てるから流れもフィニッシュもわかっていても繰り返し、繰り返し見てしまう。近頃の私はプロレスもレトロなものが好みらしい。
そういえば、昔のゲームにはセーブ機能がまだついていなかった。ロールプレイングゲームのハシリであるドラゴンクエストでは、復活の呪文というパスワードが存在した。一字でも間違えると、苦心して進めたゲームデータをロードすることが出来ない。それで何度となく涙を飲んだ覚えもある。
裏技で、ある程度のレベルまで成長させた段階からスタートできる復活の呪文がいくつかあって、その中の一つに
いのきばば つるたちょうしゅうりきふじなみ
というものがあったと記憶している。天龍源一郎の名前も入っていたような気もするがハッキリとは覚えていない。この復活の呪文に入っているレスラーで、未だ現役なのは長州力と藤波辰彌のみだ。この選手達も、現代のプロレスゲームでは既に”レジェンド”枠に納まっている。時代を感じる事だ。
そんな事を考えていたら一つ大事な日のことを思い出した。5月13日は、ジャンボ鶴田の命日だった。
posted by Takayuki Kanno |13:51 |
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2007年04月04日
今朝、yahooジャパンのトピックスに目が止まった。
囚人ボクサー、勝利で形期短縮
覚せい剤密売で逮捕された女性囚人が、ボクシング世界王者になったことで刑期が大幅に短縮され、この度の快挙で仮釈放の裁決が出される可能性もある、という内容のニュース記事だった。
囚人ボクサーと聞いて、ある一人の奇怪派プロレスラーを思い出した。
ザ・コンビクト
posted by Takayuki Kanno |09:52 |
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2007年03月15日
プロレス専門誌「週刊ゴング」が、休刊を発表した。主な理由としては出版社側の不祥事の影響ということだった。
初めてゴングを手にしたのは小学5年の時。全日本プロレスの3軍対抗戦が行われていた時代。空手道誠心会館と新日本プロレスが抗争を繰り返していた時代。後楽園ホールの2階席からミスター・ポーゴめがけてダイブした松永光弘が”ミスターデンジャー”と呼ばれ始めた時代。
プロレスと名乗る団体を全て網羅できた貴重な情報誌だった。月のおこずかいの使い道は週ゴン&週プロを買うことだったアノ頃。
時代は変わり、プロレスラーが総合格闘技やK-1の舞台に上がろうとも、軸はやはりプロレス特集というありがたい雑誌だった。理解力が非常に要求されるプロレス脳を授けてくれたのもゴングはじめ専門誌だった気がする。
昨年辺りから軒並み廃刊、あるいは休刊に追いやられているスポーツ専門誌が多い流れに、ゴングも巻き込まれてしまったのだろうか?悲しいことだが、時代が休刊を選択させたのだから致し方がない。
復刊を待つのみ。
最後に週ゴンスタッフの方へ。ラストのページを飾ってた、編集室に眠っていた写真に関するコラム、アレが大好きでした。
posted by Takayuki Kanno |21:05 |
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2007年02月01日
タッグマッチの魅力、それは1+1が2になるとは限らないことだろう。プロレスのタッグマッチとは、ただ個々の能力が高いからといって良いチームとは言えない。有名プロレスラーの即席チームよりも、長く組んでいる2人の方がタッグチームとしては印象に残る例が多々ある。
チームワーク。そう、それは息が合っているかどうかが問題だ。これをプロレスラーとしての生まれも育ちも違う両者が合わさって行うのだから、良いチームになるというのは並大抵のことではない。
ただし、例外もある。息が合うというからには、生まれも育ちも一緒ならば、幾分か、いや大分利があるということだ。
思い出せるだけの兄弟タッグについて今回は書いてみたい。
posted by Takayuki Kanno |21:31 |
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