2007年06月11日

桑田真澄と47年前のオールドルーキー

その昔、メジャーリーグにDiomedes Olivoという投手がいた。ディオメデス・オリーボとでも発音するのだろうか?
わかっていることは、彼がドミニカ共和国出身で、ドミニカウィンターリーグではほぼ全てのタイトルを獲得たことがある左腕投手ということだけ。

もう少し調べてみた。

身長185センチ、体重85キロ。決め球まではわからいものの、メジャー昇格を果たした翌年のシーズンは62試合に登板、5勝1敗、防御率2.77の好成績を残していることから、セットアッパーの要だったと思われる。

そしてこの投手は、ピッツバーグパイレーツでメジャーデビューを果たしている。しかも41歳という年齢で。

時計を正常に戻し2007年。似たような境遇のオールドルーキーがもう一人、同じパイレーツに所属している。桑田真澄、39歳である。

ピッツバーグローカル新聞、ポスト・ガゼッタ紙によると、日本時間の今日(6月11日)、39歳と70日でメジャーデビューを果たした桑田真澄投手は、オリーボ以来の最年長デビューを飾った投手ということになるようだ。

It's his experience.(彼の経験だよ)

上記は、昇格させた理由を問われたトレーシー監督がメディアに残したコメントだった。AAAで4回3分の1を投げ、48球中36球のストライクを取り、無失点。何よりも21年間で通算173勝を挙げた右腕の経験に期待しているのだろう。

デビュー戦は2回2失点。おそらく、贔屓目に見ても、後2,3試合連続で結果を出さなければ、再びマイナー行きとなるだろう。数少ないチャンスをものにしてこそ、監督はじめブルペンからの信頼が生まれる。
AAAではレインボーと評された桑田独特のスローカーブを主体にどんなピッチングを見せてくれるのか。パイレーツの成績よりも、桑田個人のピッチングの方に期待してしまっている。

話を戻すが、Diomedes Olivo。一体決め球は何だったのか。年齢から考えればファストボール主体とは考え難い。落ちる球、横に変化する球だったのか。活躍した1962年のシーズン年間奪三振数が62という記録から、三振を取るよりも打たせて取る投手だったとも考えられる。

ひょんなことから知ったドミニカンオールドルーキー、Diomedes Olivo。私的見解だが、若くしての快挙よりも、老いての活躍の方が格好良いと思う。

散る間際に大輪を咲かせるのか、それとも朽ちていくのか。ピッチャーはマウンド上が全て。勝つか負けるか。

桑田真澄は、だからメジャーを選んだのだろう。

posted by Takayuki Kanno |10:30 | MLB | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:桑田真澄と47年前のオールドルーキー

http://www.baseball-reference.com/o/olivodi01.shtml

gamelogsをたどっていくと、彼の登板試合の play by playが見られます。

posted by 通りすがり | 2007-06-11 13:42

Re:桑田真澄と47年前のオールドルーキー

はじめまして。
ディオメデス・オリーボ選手で検索して来ました。
拝見して思わず「素晴らしい!」と僭越ながら叫んでいました。

>散る間際に大輪を咲かせるのか、それとも朽ちていくのか

桑田投手には、大輪の花を咲かせ続けて欲しいですね。

また伺わせて頂きます。

posted by ほたる | 2007-06-24 03:08

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