2007年02月14日
業界活性化に繋がる門戸解放
大橋秀行氏が提案した新しいボクシング制度、K-1、PRIDE等のその他格闘技ジャンル選手の受け入れというもの。大橋氏がこの提案を出した一つの要因としては、まずボクサーの強さを見せ付けることにあるだろう。K-1に出てもローキックを当てていれば勝てる、と思われてしまうボクサーの面目躍如には画期的なアイディアと言える。とはいえボクシングはライセンスを発行しなければならないので、そう簡単には兆戦は出来ないかもしれない。
だが、もう1点の要因として挙げられる、垣根を取り払い、活性化を図る、という意味では素晴らしい案だと思う。
折しもアマチュアレスリング界では、先日、二人のプロ総合格闘家が北京五輪代表選考試合に出場した。宮田和幸と山本”KID”徳都である。共にHERO’Sの人気選手、山本KIDに至っては、初代ミドル級王者。普段アマレスに関心が無い人たちの心を掴むには申し分無かった。前売り・当日券とも完売の大盛況だったようだ。
陰りのあるスポーツの振興の為には、もちろん伝統や守るべきルールがあるにせよ、垣根を取り払うことも大事なのかもしれない。アマチュアであろうとプロであろうと、まずは人の気を引くことが肝心。
その昔、宮田やKIDと同じように、プロ転向後にアマチュアレスリングの大会に出場し、優勝したプロレスラーがいた。
谷津嘉章、その人である。
垣根は時に足かせとなる
ブルドッキングヘッドロックと監獄固めで有名なこの通好みのプロレスラーは、プロ転向前に、1976年のモントリオール、1980年のモスクワオリンピックのアマレス代表だった。
その後プロに転向し、新日本プロレス、ジャパンプロレス、全日本プロレスとプロレスラーとして華々しいキャリアを送る。1986年のレスリング全日本選手権130キロ級で突如アマレス復帰を果たし、なんと優勝をかっさらってしまった。幻の金メダリストなどと呼ばれていた男だけに、実力はあって然るべしだったであろうが、この事は当時、大きく報道されたようだ。時期的に考えればプロレスは黄金期であったために、今のプロレスを取り巻く状況とは違い、さほどプロレス人気に影響は出なかったかと思う。
私見だが、その後の馳浩、中西学のプロ転向、並びに現在ブードゥーマーダーズで活躍中の諏訪魔のプロ転向にも影響を与えた可能性もある。
昔のプロレス映像を見ていて、「ワンダースープレックスって、谷津だったよなぁ。」などと突然連想ゲームのように思い出すプロレスファン症候群のおかげ?で、アマチュア&プロが盛り上がればその競技人口も増え、人気活性化に繋がるんじゃないかという考え、タイミングよく山本KID北京兆戦・大橋氏の提案が個人的に繋がった為に思った自論である。
オリンピック競技に関わらず、各種目受け継がれる伝統、歴史、その他諸事情はあるだろうが、風通しは良いほうが観る側には受け入れ易いのではないだろうか。
posted by Takayuki Kanno |21:10 |
スポーツ |
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Re:業界活性化に繋がる門戸解放
投稿の際、意図的かなとも思いますが、ジャンル選択がされてません。選択しないと、ブログ全体のジャンル別一覧や、スポーツナビ本体の関連ページに更新が表示されず、勿体無いです。この場合は、プロレスでしょうか?
posted by ジャンル選択をお奨めします | 2007-02-15 01:30


