2006年11月27日
コアな初体験 by 筋トレ
体重63キロで体脂肪率8%前後をキープ。肉体はアスリート系。しかし神経は平凡、もしくはそれ以下系。
手前の身体データ公開である。
体軸(センター)を痛みで知ることとなった
先日いつものようにジムでトレーニングをしていた時のこと。今年後半になってから、ようやく下半身のウェイトトレーニングに着手した私。人生初のバーベルスクワットである。過去10年近くにまで遡る自分と筋トレとの関係に新たな試みを取り入れてみた。
感想は、ただただ辛い。翌日の脚の張りときたら、山登り同様の疲労感が下肢全体に乗っかってくるように重い。太ももの上げ下げだけでも億劫になるほどの時もあった。痛みを経験して筋繊維は太くなるものなのだが、それ以上に収穫というか、新たな感覚を今実感している。
腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉をご存知の方は、相当な筋肉博士、もしくはトレーニングバカであると思うのだが、つい先日この腸腰筋の存在を自分の身体で確認した。簡単にこの筋肉の役割を説明すると、背骨・骨盤と脚の付け根を結ぶ筋肉らしい。衰えると腰痛、血行不良、猫背の原因にもなる、老化対策の為には是非とも鍛えておきたい箇所でもある。
さて、自分でこの腸腰筋を確認したという表現だが、よりわかりやすく言うと、痛みを初めて感じた。筋肉痛なんていうじんわりとした痛みではなく、半ば強い痛みであった。自体重と同じくらいのウェイトでバーベルスクワットをやっていた時のことだった。
広背筋の辺りにバーベルバーを当てがって、真っ直ぐ身体を下げ、再びスタート位置までバーベルを挙げようとした時、右下腹部に痛みが走った。とても我慢し続けられる痛みではなかったために、運動中止。ジムのトレーナーに聞いてみると、腸腰筋という言葉を教えてもらった。
これまではインナーマッスルと呼ばれる身体内部、深層部の筋肉を鍛えるということを疎かにしていた私には、目から鱗というか、罰があたった。以前、スピードスケートの清水宏保選手が、深層筋をイメージしながらトレーニングし続けることで、その部分の可動を身体で感じることが出来るようになった、と言っていたのを思い出した。解剖学を大学で受講していた清水選手特有の感覚なのかもしれないが、奥深く眠る筋肉を呼び起こすには、何かきっかけが必要なのだとは思う。それが私にとっては、腸腰筋の痛みであった。
五輪メダリストの感覚と照らし合わせること自体はなはだ恐縮ではあるものの、身体の使い方に興味がある私にとっては非常に大事な出来事であった。
伝統芸能「能」とインナーマッスル
腸腰筋を鍛える動きということで調べてみると、能のすり足等の所作や動きがそれに該当する。ゆっくりとした動きの中でも、身体の軸となる正中にしっかりと進む力、下がる力、屈む力が伝わっている。教則DVDを見ながらいざ自分でやってみると、これが難しい。やれているようでやれていない。初体験からなのか、余分に力が入っているからなのか、両足のアキレス腱に軽い張りを感じている始末である。
更に調べてみると、こうした内面的な動きを解剖すし、肉体の動きと連動させる「ロルフィング」という理論にもぶつかった。早速関連本を購入。また関心事が増えてしまったようだ。
今後は、外面的な筋肉だけではなく、内面も鍛えていきます。これって、生き方にも共通することなのかもしれない。
長々と私的日記でした。
posted by Takayuki Kanno |08:55 |
身体の使い方 |
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