2006年09月27日
オーストラリアンフットボールとは?
ラグビーのようでラグビーではない。フットボールのようでフットボールではない。これな~んだ?
何もなぞなぞを出そうと思ったのではない。実際に、筆者がこれから紹介しようと思っているスポーツを最初に見たときに、これはなんだ?と思ってしまったのだからしょうがない。
いつだったか、普段通っているスポーツジムでのこと。天井から吊るされた薄型テレビのモニターに映っていたある球技。楕円形のフィールドの両端に4本のポールが立っていて、短パンとノースリーブのユニフォームに身を包んだ男達が、ラグビーボールのような小さいボールを持って走っている。皆プロレスラーではないかと思うほどの肉体を持ち、激しすぎるタックルを繰り返している。画面上部にはチーム名のイニシャルがあり、かなり音を絞ってはいたが、カンガルーという英単語が耳に入った。あ、オーストラリアのスポーツなんだな、と瞬間的に思った。
それから友人のオーストラリア人と二人で飲む機会があり、聞いてみた。
「あ、それオーストラリアンフットボール。」
聞いたことのないスポーツだった。
別名オージールールズ[Aussie Rules]、フッティ[Footy]
調べてみると、豪では国技と呼んで良いくらいの人気スポーツだった。起源は、クリケット選手の冬場のトレーニング用として開発されたスポーツらしく、アメリカでフットボール選手のオフシーズン用トレーニングとして始められたバスケットボールの始まりにも似ている。
ルールはフィールドに立てられた4本のポールの間にボールを通せば得点が加わる。真ん中の2本の間だと4点、端の2本の間だと1点。ボールをパスする場合は蹴るか、片手で持って、もう片方の手でパンチするようにしてパスしなければならない。持って走る場合、15メートルおきに必ず地面にバウンドさせなければならない。
豪州ではプロリーグもあり、大企業のスポンサーが何社も付くほどの競技だ。なんと言ってもこのスポーツの見所は、ボールを奪う際のフィジカルコンタクトにあるだろう。
ボールを高く蹴り上げるのがゲームスタートの合図らしく、この時ノーバウンドでボールを奪った方のチームに『マーク』と呼ばれるフリープレイ権が与えられる(サッカーのセットプレイのような感じ)。このマーク権が非常に勝敗を左右するらしく、ボールを奪い合う時の接触プレーは、身体がいくつあっても足りないくらいに激しい。顔面へのジャンピングニー、鋭角なエルボースマッシュは当たり前。筆者が見た映像では、相手の肩に飛び乗り、踏み台にしてボールまでジャンプしていた選手もいた。同様にして相手チーム選手の顎に膝を叩き込む、オーストラリアンフットボール版シャイニングウィザードをやってのける男もいた。
得点が加わるのが早く、スピーディなゲーム展開であるために、見ていて飽きない。筆者も丸々一試合見たことがないので何とも言えないが、このスポーツは久々に自分の中ではアタリであるようだ。
日本にもJAFL(日本オーストラリアンフットボール協会)があり、関東・関西を中心にリーグ戦を行っている。日本代表の遠征の様子もレポートされている(JAFL公式サイトはこちら)。
まだまだ筆者にとっても未知な部分が多いこのスポーツ。是非とも機会を作って、本場オーストラリアで取材を兼ねた観戦をしたいと思っている。
これを読んでいるAFL情報通の方、オーストラリアンフットボールに無知な私に色々と教えてください。お願いします。
posted by Takayuki Kanno |12:38 |
AFL |
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