2006年06月25日
IT'S MUSIC.
ここ2,3日間の話。 いつも出かける時には必ず持ち歩くもの。カバン、財布、携帯、そしてi-river。この何日間か、内臓バッテリーの充電が切れていた為に音楽プレーヤーが持ち物リストからは外れていた。 普段ならば、街頭の音に耳を傾けていれば良いと思うのだが、どうも寂しく感じてしまって落ち着かなかった。音楽も自分の生活の中の一部に完全になってしまったのだろうか? ふと、スポーツにも音楽が欠かせないものだと考えた。
テーマソング 野球であれ、サッカーであれ、大概のスポーツには音楽がかかっている。チームのテーマソング、選手一人々々の個人テーマ曲、またはサッカーの国際マッチのように試合終了後に必ず流れる曲もある。 音楽は入場前の選手の気分を高め、見守る観客のボルテージを上げる。単純な話なのだが、一つの曲や歌で互いの精神を切り替える最も有効で簡単な方法だと言えるだろう。 選手の顔とも言える入場曲 これは格闘技・プロレスの世界でも共通の事柄で、選手はそれぞれ独自に容用意した曲の使用が認められている。 昔の感覚でいえば、オリジナルのテーマソングの使用が多かったと思う。プロレスではそのオリジナルテーマの曲名が、その選手のキャッチフレーズのように使われることが多かった。 長州力のパワーホール。 天龍源一郎のサンダーストーム。 故橋本真也氏の爆勝宣言。 前田日明のキャプチュード。 まぁ挙げればキリが無いのでこの辺りにしておくが、簡単に4曲も頭にパッと浮かんでしまった。 しかし、K-1が始まった辺りから、このオリジナルソングというものが段々と減ってきているような気がする。 K-1のHERO故アンディ・フグ氏は晩年、QUEENの”We Will Rock You”を入場曲に使っていた。サビの部分の 「We Will, We Will, Rock You!!」 が会場に響き渡る中、ゆっくりと花道で歩を進めていたアンディの佇まいからは、大勝負での屈辱的敗北、奇跡的な大逆転勝利といったような波乱万丈な格闘家としての氏の生き様が見て取れた。 音楽とプロレス・格闘技の新しい形 先日PRIDEからHERO'Sへと電撃移籍を果たした桜庭和志は、映画Speed2のテーマソングを入場曲として使用している。ほぼ毎回行われるパフォーマンス用のコスチュームを脱ぎながらリングへと向かう姿と、曲が醸し出す活動的でありながら、どこかに哀愁のある感覚とのギャップが時に面白く思えてしまう。 曲は毎回違えど、自分自身を演出する術として有効活用している筆頭格は、須藤元気以外にはいないだろう。観客は入場曲が会場に鳴り響く瞬間から須藤に着目する。被り物を着けながらコミカルなダンスに興じた後にかかるノリの良いダンスミュージックに観客も呼応する。ダンスの一部なんだろうが、手首を胸元で回転させながら軽快なステップを踏む彼に、私はよくノセられてしまう。 クラブを会場にして格闘技・プロレスと音楽とのコラボレーションが近年では増えているようだ。私よりも年齢が遥かに上の世代の方には受け入れ難いことなのかもしれないが、中々リング上の相手に向かうことと、ライブ音楽への情熱とが噛みあっていて、個人的なとても面白い試みだと思っている。 とにもかくにも、音楽はスポーツの世界でも欠かせない物になっている。
posted by Takayuki Kanno |19:32 |
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