2006年07月20日
サウスポーの世界
世界人口約のおよそ10%。
これは、世界に存在する左利き人口のおよそのデータである。これだけでも左利きの数が希有だということがわかる。日常生活をこなすという点ではあまり大差の無いことのように思えるが、スポーツの世界では、左利きによるアドバンテージというものが存在する。
スポーツでの左 利き手足が違うというだけで、人間の目というものは錯覚を起こす。普段目にしているものと同じ動作であっても、放たれる出所が違うだけで視覚に誤りを発生させる。 野球であれば、見慣れない左投手の投球に苦戦する。 ボクシングであれば、ジャブとストレートを放つ腕が逆なだけでパンチをもらう。 感覚とは正直であり、残酷でもあるのだろう。 世の中の左 スポーツの世界では重宝されることが多いこのサウスポーという性質だが、世間一般ではまだまだ認知されていないことも多いという。 現在の日本人の左利き人口が一番多い世代は10代から20代。反対に少ない世代は60代以上。これは、左利きを善しとしなかった時代背景を映しているらしい。筆者の世代でもあったが、左利きというだけで理由も無く「みっともない」と両親から注意されていた。幼児期に左利きを右利きに矯正させられた子も多かった。 様々な取るに足らない理由があったのだろう。でも、致し方なかった理由もあるのだろう。 宗教的理由。それがまず第一に頭に浮かんだ。イスラムやヒンズーといった中東の宗教では、左は邪の手と呼ばれる。左手を用いる行為は、排便の時だけ。手で食事を摂る文化では、左手での食事は御法度だ。左利きの者に対して厳しい見方をする社会は未だにある。 共通認識としてのスポーツが来る日 簡単には変わらないのだろうけど、スポーツにおいては左利きが認められる世界がいつかは、と、期待してしまう。右か左か、ただそれだけで技術や攻防に、変化や強弱をつけてくれるものだから。 筆者は左利きではないけれど、左利き人口数を何気にインターネットで調べていて、スポーツの世界の場合とリンクさせてしまった。 世界の左利き人口が後1割でも2割でも増えたなら、おそらくスポーツにも革新的な変化が訪れるのではないか? そう考えるのは飛躍し過ぎだろうか??
posted by Takayuki Kanno |09:15 |
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