2007年12月24日
守備においては、センターバックのネスタとカラーゼを中心によく粘っていたと思います。イブラヒモビッチとクルスに入るボールをうまく抑えていました。クルスのゴールはクルスを褒めるしかないでしょう。ジーダは信じられないミスを犯してカンビアッソのゴールを許しましたが、あのエリアでフリーの選手にシュートを打たれたら、やられていた可能性はどちらにせよ高かったと前向きに(?)理解します。
より問題なのは攻撃面ですね。ショートパスを繋ぐという志は素晴らしいですけど、インテルの守備陣にとってはあまり危険ではなかった。
やはり今一番の武器はカカの突破です。しかし相手がインテルということもあってリスクを犯さないことを意識しすぎたのか、単純に疲れからきていたのかは分かりませんが、なかなか他の選手が前線に上がってこない場面が多かったように思います。(でも個人的にはピルロは頑張っていたと感じています。フリーキックを直接決めた精神力もそうですが、攻撃にアクセントをつけようと奮闘していました。)
チームとしてカカを使うには、トップの選手がボールをもっと持てるといいんですけどね。アンチェロッティが早々にインザーギを諦めてジラルディーノを投入したのは、ジラにポストプレーをさせる為だと思うんですが、あまり効果はありませんでした。
そしてセードルフの出来は悪かったですね。判断が遅いのか、キープしようとしたのかとにかくテンポがズレる。セードルフは波があるのでこういったことは起こりうるんですが、昨日は攻撃のオプションがセルジーニョとカフーしかありませんでした。グルキュフも未だ信頼を勝ち得ていないし、1月以降はロナウドもしくはパトの投入で局面を打開するという形に落ち着くんでしょうか。欲を言えば、もう1人攻撃的な中盤の選手がほしいところです。
それでも後半、ピルロがより積極的に攻め上がり、アンブロジーニが高さを生かし、前線の人数が増えた。両サイドバックやセルジーニョもクロスを連発し、チャンスが増えていきました。
しかし、インテルは守りにかける人数を増やした。引いた相手をなかなか崩せないというのは今季の課題ですから、ゴールに近づく反面苦しい攻めになっていってしまいましたね。焦りからかパスミスも目立ち、そのままホイッスルとなりました。残念です。
インテル 2-1 ミラン
18' ピルロ
36' クルス
63' カンビアッソ
ミラン出場選手
GK:ジーダ
DF:オッド、ネスタ、カラーゼ、マルディーニ
MF:ガットゥーゾ(46'→エメルソン)、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ(58'→セルジーニョ)
FW:カカ、インザーギ(46'→ジラルディーノ)
さあ今年のゲームは全て終了したわけですが、来年は失った勝ち点を全力で獲り返さなければなりません。
1月のナポリ戦以降は、延期された試合やチャンピオンズリーグが連続するので、常に週2日の戦いを強いられます。
果たして現有戦力で結果を出していけるでしょうか。現在の局面を打開するには、チーム全体の運動量を上げるか、もしくは引いた相手にもフィジカル的な強さを発揮するFWを獲得することが必要だと思います。
理想的にはロナウドとパトの”新加入”効果で、一気に波に乗るという展開なんだけど・・・。
posted by spettacolo |11:55 |
試合-Serie A |
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2007年12月23日
いよいよ今晩に迫ったミラノダービー。
試合の展望やらを書けたらいいなと思ったんですが、良く分かりません。
インテル強いです。
最近は再び定着したミランのクリスマスツリーフォーメーションですが、シェフチェンコが抜けて以降は昨年のダービーあたりから使われはじめたと記憶しています。
結果から言えば完全に不発だったわけで、普段は控えめ采配のアンチェロッティがハーフタイムに3人交代を命じるまでの体たらくでした。
その後マテラッツィの退場やヴィエラの負傷などもあって、ミランが1点差まで詰寄るわけですが、その時のミランの選手の凄まじいまでの気迫は優勝したチャンピオンズリーグでも見ていません。終了のホイッスルの後のスタンコビッチの涙が、試合の難しさを物語っていました。
あれ位の迫力で押し込めば、きっと今夜は良い結果が出る。チーム全体の勢いがダービーの勝敗を決する!そういうものではないでしょうか!?
…とは言ってみたものの、現場の監督や選手はそうはいきません。選手選考から細かい戦術確認、はたまたげんかつぎに至るまでやれるだけの事をやって初めて、素晴らしい勝利を得られるものかも。アンチェロッティ監督は3つのことに頭を悩ませているようです。
1、右サイドバックはオッドかボネーラか
2、左サイドバックはヤンクロフスキかマルディーニか
昨シーズンのダービー第二戦ではオッドとヤンクロフスキがそれぞれフィーゴとイブラにいいようにやられてしまいました。今回はフィーゴは欠場ですが、個人的にはボネーラはどちらかのサイドで使っておくとベターなのでは、と思ってます。
3、ガットゥーゾのコンディション
クラブワールドカップ決勝で負傷したガットゥーゾは、帰国後未だ練習をこなしていない模様。ダービーでの出場可否は現時点では分かっていません。欠場する場合の代役はブロッキ。ガットゥーゾが欠場となればかなりの痛手ですが、先日キャプテンマークを巻いた頼れるベテランが控えているので心配の必要はないですね。
ミランの召集メンバーは、
GK:ジーダ、カラチ
DF:ボネーラ、カフー、ファヴァッリ、ヤンクロフスキ、カラーゼ、マルディーニ、ネスタ、オッド、セルジーニョ
MF:アンブロジーニ、ブロッキ、エメルソン、ガットゥーゾ、グルキュフ、ピルロ、セードルフ
FW:インザーギ、ジラルディーノ、カカ
対するインテルの召集メンバーは、
GK:ジュリオ・セーザル、オルランドーニ
DF:コルドバ、サネッティ、マクスウェル、マイコン、ブルディッソ、マテラッツィ、リバス、サムエル、キヴ
MF:ヒメネス、カンビアッソ、ソラーリ、ペレ、セーザル
FW:イブラヒモビッチ、クルス、クレスポ、スアソ
ガゼッタの予想フォーメーションは、
4-3-1-2
GK:ジュリオ・セーザル
DF:マイコン、コルドバ、サムエル、マクスウェル
MF:サネッティ、カンビアッソ、キヴ、ヒメネス
FW:イブラヒモビッチ、クルス
3トップで来るかもしれないということが、まことしやかに囁かれていますが果たして…。
とにかく
今年はクリスマス・ダービー。ツリーの頂点が美しく輝くことを願って!
posted by 三四郎 |03:01 |
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2007年12月22日
アーセナル。
とりあえずミランにとって最も難しい相手であろうリヴァプールは回避しました。
しかしアーセナル。
今季のミランが苦労しているガチガチに引いて守るようなチームではないので、タイプからすれば手も足も出ないような相手ではないはずです(ただし05-06シーズンのアーセナルはカテナチオともいうべき戦いも披露していたのでベンゲルには要注意ですが)。
問題はスピードとマーキングですね。ローマに翻弄されたように、中盤からも選手が飛び出してくるチームにはいつも苦労します。ガットゥーゾやアンブロジーニ、エメルソンあたりがどこまで潰せるかが重要でしょう。ただしそれでも結構厳しいかもしれませんね…。選手の頑張りに期待したい。
理想的な展開はミランがポゼッションで優位に立ちながら、ガナーズの選手が前がかりになった所を突くというものですが、まずはアーセナルスタジアムからなので難しいかもしれません。
先週末のプレミアリーグでの対チェルシー戦で見せたように、アーセナルの選手が不必要な場面で人数を掛けるような『若さ』が出れば、ミランはそこを突けるだけの経験豊富なタレントが揃っていると思います。
初戦を引き分け以上もしくは、アウェーゴールを入れての一点差負け位だったら充分突破可能でしょう。
一つ気になるのはサンシーロの芝ですね。ただでさえ状態が悪いのに、インテルも一位抜けしているとあってボロボロになりそうです。あとは治安面ですね。イングランドの大所帯のサポーターが連続してミラノにやってくるので警察も苦心するでしょう。
正直アーセナルと当たるとは思いませんでした。イングランド勢と決勝トーナメントのドローで当たったのは04-05の対マンチェスター・ユナイテッド戦以来ですね。
突破云々に関わらず、楽しみな試合です。アーセナルは好きなチームの一つですし、今凄い勢いですからね!
その他の試合は一言だけ。
セルティック-バルセロナ
日本のマスコミのガッツポーズが見えます(笑)セルティックはホームでいかにバルサの攻撃を凌ぐかがまず何より重要ですね。
シャルケ-ポルト
両者ラッキーだと思ってることでしょう。三大リーグ以外にも光を当てようとするプラティニの意向はあったのかな?
リヴァプール-インテル
インテルが主導権を握る展開になると思いますけど、そうなった時の方がリヴァプールは強いですからね。
リヨン-マンチェスター・ユナイテッド
高木琢也前横浜FC監督が、視察にいったチームと好きなチームの対戦ですね(笑) 高木ダービー。
ローマ-レアルマドリード
この対決を観たかったという人は結構多かったんじゃないでしょうか。ローマはオリンピコで勝っておきたいところです。
オリンピアコス-チェルシー
チェルシーはまたしてもイタリア勢とは当たりませんでした。まあローマしかなかった訳なんですけど。オリンピアコスが勝ち上がったらかなりのサプライズですね。
フェネルバフチェ-セビージャ
面白い試合になるかも知れませんね。激しい展開になりそうです。セビージャはチャンピオンズの舞台でも躍進するでしょうか。
posted by 三四郎 |00:00 |
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2007年12月21日
今季のコッパ・イタリアもベスト16が出揃い、ここからは2戦合計のスコアで勝ち抜けを争う方式。ミランもいよいよ登場です。
前日の記者会見で「確かに優先順位は高くない」と認めたアンチェロッティ監督。やはり気持ちは日曜のダービーにあるのか、控え組とプリマヴェーラの選手が中心の布陣で臨むミラン。サンシーロでカターニアとの第一戦が行われました。
【試合メモ】
アンチェロッティが選んだメンバーは以下。
GK:カラチ
DF:カフー、シミッチ、ジガン、ファヴァッリ
MF:エメルソン、ブロッキ(C)、セルジーニョ、グルキュフ
FW:オーバメヤン、パロスキ(背番号43)
試合は序盤からミランが、この日キャプテンマークのブロッキ、右カフー、左セルジーニョを中心にポゼッション。グルキュフはトップ下の位置。
前半2分、この日初出場のパロスキがゴール前に抜け出すものの判定はオフサイド。
4分、グルキュフがミドルシュートを打つものの枠を外す。
6分、カターニアのマスカーラがうまくボールを拾いシュート。しかしクロスバーの上へ。
7分、ミラン反撃。カフーのスルーパスにグルキュフが抜け出し決定的チャンス!しかしゴールキーパーにブロックされてしまう。こぼれ球にオーバメヤンは詰められない。そのままコーナーキックのチャンス。コーナーから蹴ったボールはクリアされるも、セルジーニョがそのままミドルシュート!しかしキャッチされてしまう。
カフーを中心に攻め立てるミラン。
11分、 パロスキのうまいポストプレーからミランは再びコーナーを獲得。シュートを浴びせるも得点には至らず。
18分、ミランにチャンス!サイド深い位置で屈強な相手選手と競り合いパロスキがナイスクロス。中に人はいたが合わせられない。
対するカターニアはバイオッコにボールを集めて対抗する。
19分、中盤をつないだカターニア、マスカーラのワンタッチのパスに抜け出しスピネージが先制ゴール…。ジガンは体勢を崩し追いつかずクリア仕切れなかった。
21分、グルキュフが相手PA内でファウルを受けるが、逆にグルキュフのファウルの判定。
23分、エメルソンがシュートを放つもののポスト右にそれてしまう。
そして26分、ジガンの中途半端なクリアをマスカーラが強烈なシュートを叩きこみなんとカターニア2点目…。ジガンは2失点に絡んでしまった。実力でミランに居るのではないと揶揄されても仕方ない出来。
39分、ミランFK。かなり距離があったがグルキュフはロングシュートを選択。強烈だったがクリアされてしまう。
43分、エメルソンのパスをうまく受けたパロスキだったがブロックされる。
44分、ミランがコーナーキックからジガンがヘッド!クリアボールをエメルソンがすかさずュートを放つ。決定的だったがシュートがセルジーニョに当たる不運で得点ならず。
追加タイムなしで前半は終了。ガリアーニは笑顔。
後半開始にあわせ、ミランが動く。いい所のなかったオーバメヤンに代え、プリマヴェーラのウムネグブ(背番号42)を投入。
しかしまずチャンスを作ったのはカターニア。
46分、マスカーラの強烈なシュートがポストを直撃!
47分、ミランが反撃。右サイドで得たFKをグルキュフがゴール前へ、セルジーニョが合わせシュートを放つもクリアされてしまう。
そのままスローイン。グルキュフが再び中に入れたボールをパロスキがワンタッチでエメルソンにパス。しかし決め切れず。
52分、カターニア選手交代。バイオッコout。マルティネスin。マルティネスはセリエAでもミラン相手に得点している。
ここから5分程カターニアのペース。キャッチングが安定しないカラチ。ブロッキは焦り、まわりといまいち呼吸の合わないことに苛立つグルキュフ。嫌な雰囲気が漂うミラン。
58分、それでもミランが1点を返した!なんとパロスキのゴール!PA前でシミッチ(ブロッキ?)のパスを受け、三人のディフェンスと競りながらも中に切れ込み、まるでイブラヒモビッチのようなシュートを放った。
63分、カターニア選手交代。エドゥセイout。コルッチin。
64分、前がかりになるミランの裏を付き、カターニアが3対2の局面を作る。しかしここはなんとか凌いだ。
65分、中盤でボールを奪ったグルキュフのドリブル突破から、パスを受けたセルジーニョがクロス。パロスキの粘りからコーナーに結びつくも、得点には至らい。
68分、ミラン左サイドでFK。受けたカフーのパスにヘッドでジガンが合わせるもなんとポスト直撃!
73分、カターニアが3枚目のカードを切る。活躍していたマスカーラに代えてサバトを投入。
ミランはセルジーニョとカフーが高い位置でポイントを作り、主導権を握らせない。
75分、中盤でサルドと競り合って倒れたセルジーニョを踏み付けようとしたサルドに一発レッド!倒れた相手の体の上に踏み込むジェスチャーをして挑発したので、仕方のない判定。言い合いでもあったのだろうか。
77分、グルキュフが足をつってしまう。
79分、ファバッリのクロスにウムネグブが合わせるも得点ならず。ウムネグブはあまり目立たない。
81分、前線に上がったジガンが個人技から突破を狙うも、ディフェンスがクリア。こぼれをグルキュフがシュートするも枠は外れた。
一方的に攻めるミラン。しかし時間はなくなっていく。
88分、足をつったグルキュフに代えてダルミアンを投入。カフーのポジションを上げる効果はあるが、この交代はおそらくダルミアンに出場機会を与えたかったのだろう。
89分、ブロッキのスルーパスに抜け出したパロスキ、フリーになるもシュートは枠の上となってしまう。
91分、押し込むミランはセルジーニョが強烈なシュート!惜しくも枠からそれる。
93分、ミランは右サイドのスローインからパロスキがうまいポストプレー。エメルソンがボールを受けるが必死で守るカターニア。混戦となりキーパーが飛び出し空いたゴールに向けセルジーニョがシュート!…ディフェンスがギリギリでクリアして同点ゴールは幻に。
ここでタイムアップの笛。
ミランが次のラウンドへ駒を進めるには、1月16日のリターンレグで2点差の勝利か、3点以上入れての勝利が必要となった。
【試合メモ終わり!】
ミランの出来は予想以上に良かったです。カターニアがほぼベストのメンバーであったことを考えると、善戦であったと言えるでしょうね。監督も満足したというコメントを出しています。
そしてこの試合の特筆すべき点はやはりパロスキ。本人はインザーギに憧れているようですが、タイプは違うように感じました。まわりを使うのがうまい選手です。体格は屈強とは言えないもののポストプレーが安定していて、ワンタッチで決定的なパスも出せます。得点も挙げましたし、本当に楽しみな選手がまた一人出てきましたね!
パロスキのことを調べようと思ったら、載ってました。雑誌・カルチョ2002の12月号でしっかりフォローされていました。
アルベルト・パロスキ ALBERTO PALOSCHI
プリマヴェーラ(17歳~19歳)に上がったのは今季。昨年まではその1つ下のカテゴリーのアッリエーヴィ(15歳~16歳)で活躍していたそうです。昨シーズンのミラン・アッリエーヴィはスクデットを獲得。パロスキは決勝プレーオフのジェノア戦でハットトリックを達成しかなり注目されていたんですって。
<パロスキのカターニア戦試合コメント>
「アンチェロッティ監督が僕をトップチームに呼んでくれたのを知った時は、これ以上ないほど嬉しかった。子供の頃からサン・シーロでプレーすることが夢だったからね。今夜はとても感動した。1ゴールを決めて夢を叶えることもできたしね。さらに感動したよ。
すべての選手たちが僕を助けてくれた。特にブロッキはキャプテンとして色々話してくれたよ。将来はインザーギのようになりたい。ピッポみたいにたくさんゴールを決められるようになりたいんだ。でも、インザーギはインザーギただ一人。子供の頃から僕はすごく彼に憧れていた。今でもヒントを得るために彼を追っているんだ。
ピッチに向かう前、監督は僕にプリマヴェーラとまったく同じグラウンドであり、彼らも僕らと同じ11人の選手たちに変わりないぞって言ってくれたんだ! 」
将来有望…!!
【コッパ・イタリア ベスト16ファーストレグ結果一覧】
トリノ 3-1 ローマ
カリアリ 1-0 サンプドリア
ウディネーゼ 0-0 パレルモ
ミラン 1-2 カターニア
19' スピネージ
26' マスカーラ
59' パロスキ
ラツィオ 2-1 ナポリ
アスコリ 1-1 フィオレンティーナ
エンポリ 2-1 ユベントス
レッジーナ 1-4 インテル
posted by 三四郎 |10:10 |
試合-その他 |
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2007年12月18日
あっという間でした。今年の一大イベントが終わってしまいやっぱり少し寂しさを感じます。ミランが決勝で勝って、いい思い出になって良かった。来年も来てほしいなあ。
今年のクラブワールドカップは例年に比べてより盛り上がりました。日本のクラブが初めて参戦したというのが大きかったですね。
ただローマに住んでいる知人(イタリア人)に、これまたローマ在住の知人(日本人)を介して、「そちらは盛り上がっていますか?」と聞いたら、案の定「別に盛り上がってないよ」とのこと。
しかしこのイタリアーノはローマのファンで、去年のワールドカップ優勝の時も(大喜びしていたくせに)、「ローマが優勝した時に比べたら大したことない」と言っていたので注意が必要です(笑)
実際はメディアの扱いもなかなか大きかったようですね。イタリアのクラブが参加したことや、ミランが乗り気だったのが原因なんでしょう。
とにかくまだまだ価値が証明しきれていないこのクラブワールドカップですが、そんな大会にも本気で挑んで、熱いプレーを見せてくれた全てのクラブの選手に感謝!
僕は非日常の10日間の夢から醒めたばかりでまだ寝ぼけてる感じですが、選手はそうはいきません。ミランはもう木曜日にはコパ・イタリアでカターニアと対戦。それにもかかわらず、カカは日本からスイスに行きFIFAのアワードに参加です。この過密日程は本当に選手が可哀相になりますね…。
そしてチューリッヒで行われたFIFAワールドプレーヤーの発表は予想通りカカが受賞!
FIFPro、バロンドールなどを既に獲得しているカカに新たな栄誉が加わりました。カカにとってまさにパーフェクトな一年になりましたね。おめでとう!
<リカルド・カカ 受賞コメント>
「ビッグクラブに在籍しない偉大な選手なんて存在しない。僕のプレーが最高なのは、僕の最高のプレーを引き出させる仲間たちのおかげさ。東京ではチームが勝利をつかみ、カカ1人の勝利ではなかった。世界の頂点に立てたこの成功に僕らみんなが幸せを感じている。全ての素晴らしい個人プレーは、チーム全体で仕事をした賜物だよ。」
posted by 三四郎 |10:20 |
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2007年12月17日
判断の早さ、パスを出すスピード、テクニック、組織、個人技、激しさ、メンタリティ。いずれも高いレベルで、とにかく迫力がありました!
合計で6得点も入るなんて全く想像していなかったので、嬉しいサプライズ。恐らく実力差以上に点差がついたと思いますが、カカがいるぶん縦へのスピードはミランの方が上だったように感じます。
スタジアムでは、最初はボカの応援の歌が四方から聞こえて押してましたけど、途中からミラン側も頑張ってましたね。僕の回りでは陽気なイタリア人の方が先導して手拍子や「ミラン!ミラン!」、オーレといったコールを皆でやって、何やら楽しい感じでした。
試合に関しては、序盤ボカがやや優勢に試合を進めているな、という展開でしたけど、お互いにアグレッシブだったのでスペースが生まれていましたね。スペースが生まれればミランは躍動できますから、得意な形に持ち込める。
常に先手を打てたのが勝因だったと思います。前半のパラシオのヘディングシュートが先制点だったら、試合はかなり難しくなっていたでしょうね。
ボカはチームとしての完成度が高いのはもちろんなんですけど、個人能力も凄いの一言。バネガは何人で囲んでもボールを取られないし、パラシオの一瞬のスピードにも驚きました。ネスタがついていくのがやっとの場面もありましたね。
アンチェロッティはボカ対策として、両サイドバックにはハイボールに強いボネーラ、そしてマルディーニを起用しました。ボカはやはり2トップを狙ってロングボールを何度も蹴って来たので、この起用は当たりですね(ボネーラは気を抜いて失点に絡みましたけど…)。
ミランのフォーメーションは4-3-2-1とも4-3-1-2とも4-4-1-1とも見てとれました。カカとセードルフはかなり流動的にポジション移動していましたね。インザーギに代えてカフーを投入してからは前線にはカカだけ残す、といった感じになりました。しかしそのすぐ後にはカラーゼが退場してしまう。どうするかなと思ったら、カフー、ネスタ、マルディーニ、ボネーラの4バックに変更して難なく対応。さすがです。
とにかくクラブワールドカップ優勝!2003年にはPK戦の末破れたボカ相手に素晴らしい勝利。マルディーニは引退のシーズンに自ら花を添えました(マルディーニが負傷で外に出てからピッチに戻る時は皆すごい拍手)。
リバプールに勝ち、ボカにも勝った。これからミランは新しいステージに向かうはずです。年明けのパトの加入が楽しみですね。あ、その前にデルビー…。
'ボカ 2-4 ミラン
21' インザーギ
22' パラシオ
50' ネスタ
61' カカ
70' インザーギ
85' レデスマ'
ミラン出場選手
GK:ジーダ
DF:ボネーラ、ネスタ、カラーゼ(77'退場)、マルディーニ
MF:ガットゥーゾ(65'→エメルソン)、アンブロジーニ、ピルロ、セードルフ(87'→ブロッキ)
FW:カカ、インザーギ(76'→カフー)
posted by 三四郎 |17:23 |
試合-その他 |
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2007年12月15日
チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ。
今週の水・木はいつ寝たらいいか判断が難しかった。結局目覚ましをかけていたものの、木曜早朝のCLは起きられず。レンジャーズ対リヨンは見たかったんですけど…。
日曜もいよいよミラン対ボカの決勝と、夜にはプレミアリーグの面白そうな試合があるんですね!さすがに疲れるので録画します。
で、CLはハイライトしか見ていないんですけど遂に16強が出揃いました!
ミランが1回戦で当たる可能性のあるチームはリバプール、シャルケ、オリンピアコス、リヨン、フェネルバフチェ、アーセナル。
うーん。一番嫌なのはダントツでリバプールですね。もういいでしょう?(笑)
ミランはハードワークが出来るチームに弱いし、リバプールと当たったらまた潰し合いになるのは目に見えてます。それに何よりイスタンブールからの物語はアテネでハッピーエンドを迎えたんです!エピローグは要りません…。
ついでに各グループの雑感を…
グループA
1.ポルト、2.リバプール
このグループならリバプールが簡単に抜き出るかと思いきや意外にも大混戦。
ポルトガルの雄・ポルトが堂々の首位通過でした。これでアーセナルと当たったら泣けるでしょうね。大苦戦したリバプールも、もう負けられないという状況からはさすがの実力を発揮して連勝。しっかり決勝T進出。モウリーニョやベニテスみたいな、変化をつけて色々なことをする監督は巧く行っているときは絶賛されますけど失敗すると袋叩きにあって可哀相ですね。マルセイユはリーグ戦で不調ながらCLでは頑張っていたんですけど及ばず。ベジクタシュについてはノーコメント。あの8-0の試合の疑惑はどうなるんでしょう…。
グループB
1.チェルシー、2.シャルケ
正直モウリーニョの解任は驚きました。ローゼンボリとスタンフォード・ブリッジで引き分けた直後でしたね。ローゼンボリの健闘にも驚き。開幕前に7ポイント獲ると予想した人はほとんどいなかったんじゃないですかね。本当にサッカーはやってみなければ分からない。そして2位に着けたのはホームで善戦しながらも、勝ち点をなかなか奪えなかったシャルケ。最終節の直接対決で見事に勝利してドイツ勢として唯一決勝トーナメントに駒を進めました。バレンシアについてはクラブの組織の重要性を改めて示す結果に…。
グループC
1.レアル・マドリード、2.オリンピアコス
マドリーは鬼門のドイツではまたしても勝てず、アウェーでは2分け1敗と苦戦しながらも、攻撃力は随所に見せ付けて結局問題なく首位通過。2位は逆にアウェーの呪縛を解き放って一気にポイントを稼いだオリンピアコスが意外な勝ち上がり。ブレーメンは怪我人に悩みました。そしてラツィオも予備予選から満身創痍のまま力尽く結果に。イタリアではラツィオのCLでの戦いぶりは今までのイタリア勢で最悪だったのではないか、という話もあるようですがそんなことなかったと思いますよ。
グループD
1.ミラン、2.セルティック
割愛。ベンフィカUEFAカップ頑張れ!
グループE
1.バルセロナ、2.リヨン
バルサが貫禄の首位通過。眠れるアンリも隠し持ったままにして不安要素はほとんど見せず。去年は優勝候補の大本命ながら初戦でリバプールに敗れただけに、バルサもリバプールとは当たりたくないことでしょう。そして注目の2位争い。ドイツ王者シュトゥットガルト(カタカナ打ちづらい)はあっさり脱落。最近のスコットランドの躍進の勢いで波に乗るレンジャーズと、「もうサイクルは終わった」と耳になじみのあるセリフを吐かれていたリヨン。最後はフランス王者が一気に復調し、優勝候補の一角に挙げる人もチラホラ。
グループF
1.マンチェスター・ユナイテッド、2.ローマ
今の所優勝が本命視されているユナイテッドが16ポイントを獲得しあっさり首位通過。合わないと言われていたテベスとルーニーのコンビも完成度を高め、死角なし。問題があるとすればシーズン後半のスケジュール。今年は1月のマーケットを有効に使うかな?ローマは今や強豪チーム。しかしCLでは離脱者などの影響からか、あまり本来の動きは見られていないかも知れません。スポルティングは上2チームから勝ち点を1しか獲得できなかったのでこの順位は仕方ない。ディナモ・キエフについては逆に選手のヘタレっぷりが話題となるくらいで(失礼ですが)、32チーム中唯一の全敗。
グループG
1.インテル、2.フェネルバフチェ
お約束のように初戦で負けたインテルも、その後は圧倒的な力で全勝。いつの間にか隙のないチームになっていました。リーグ戦との兼ね合いが最も成功しているクラブの一つですね。CSKAモスクワは負傷者を出すなどしてリーグ戦でもかなりの苦戦をしていましたが、そのままの流れでホームの利を生かせず。PSVはあんなにあっさり監督を送り出して良かったんですか???で、攻撃力が売りのわれ等が(?)ジーコ率いるフェネルバフチェが歓喜の決勝トーナメント進出。
グループH
1.セビージャ、2.アーセナル
勝ち上がり2チームの予想を外した人はよっぽど難しく考えたのか、後の2チームのファンか。グループHは無風地帯でした。ただ、セビージャが1位通過するというのは開幕前にはそう思ったかもしれないけど、その後の展開を考えると意外。ベンゲルが1位突破にこだわらなかったのも意外。果たしてアーセナルはどこと当たるんですかね?3位の座はステアウアとの直接対決で勝ち越し、CL初挑戦だったスラビア・プラハがゲット。ルーマニア勢の決勝トーナメント進出はなりませんでした。
抽選会は来週金曜日。
posted by 三四郎 |04:00 |
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2007年12月14日
良くも悪くもミランらしいゲームでしたね!たとえば昨日の舞台がサンシーロでのセリエAの試合だったら負けパターンだったんじゃないかと思います。
今季リーグ戦ホーム7試合3得点でアウェー6試合17得点と極端な成績なのは、引いた相手からなかなか得点出来ないからですが、昨日の前半はまさにそんな感じでしたね。レッズの陣形がかなりコンパクトで苦しんでいました。セードルフのシュートが決まっていれば違っていたんだけど…。
負けパターンと言ったのは、サンシーロではどうしても勝たなければいけないと思うあまり前がかりになりすぎて、カウンター一発をくらってしまう展開のことです。ただし今回はクラブワールドカップ。トーナメント戦でした。90分で勝たなければいけないセリエAとは違い、負けなければいい試合。こうなると俄然強い。
ミランは終始あまり無理して人数をかけず、バランスを取りながら戦っていたと思います。特にポゼッションが安定していたのが良かった。ピルロにはもっと厳しく来るのかと思ったら、どちらかというとカカに、バイタルエリアをブロックする方法でレッズは来ていましたね。確かに中央の攻撃はエリア近くでノッキングしていて苦しみましたけど、その分中盤で完全にボールを支配できたのであまり焦らず良くボールが回っていました。クリーンといえばクリーンなんで良いことなんですけど、ピルロにもっとチャージを仕掛けられていたら危なかったでしょうね。
前述の通り守備には人数をかけていたので、カウンターの危険はほとんどなかったんですが、それを差し引いてもカラーゼとネスタの両センターバックコンビは磐石でしたね!アンブロジーニも攻守に渡って活躍して、個人的にはMVPの活躍だったんではと思います。
問題は攻撃面。ジラルディーノにはボールが収まらず、オッドのクロスも悪かった。前半はワンタッチでボールを繋ごうとしてましたけど、むしろ後半に強引に突破しようとした時の方がチャンスになってましたね。得点シーンは早いリスタートをカカの個人技からマイナスのクロスをうまく合わせたセードルフのゴール。当たり前ですけど1対1の局面で勝てると圧倒的に有利ですね。
なんかこの前のセルティック戦と似てます。前半にチャンスを作りながらも無得点というのも同じ。得点のパターンもサイドを深くえぐってマイナスのパスというので同じ。得点の時間帯もほとんど同じ(70分と68分)。どちらも相手が盛り返した直後のゴール。こういう風に相手のチャンスのあとに得点することが多いのは、何でなんですかね?やはりそれだけスペースが生まれるということなんでしょうか。それとも選手の気合が入るのか。
アンチェロッティの交代策については日曜にすぐ試合が控えてるということで賛否両論あると思いますけど、個人的には評価します。インザーギの投入が早かったのが一点。怪我明け初めての試合だったヤンクロフスキの代わりにマルディーニだったのも一点。ファヴァッリやボネーラじゃなくマルディーニを投入したのは粋ですね~。アンチェロッティのこの大会、この試合に賭ける意気込みを感じました。本当は2点差があれば、もっと早くセードルフを交代させていたと思うんですけど仕方ありません。延長まで見越して3人目の交代枠をとっておいたのも良かったと思います。
全般的にパスの精度も高く、うまく試合をコントロール出来ていたので決勝にも期待が持てます。間違いなくボカはもっと攻撃的に来るのでオープンな試合になりそうですね。楽しみです。
最後に苦言を。スタジアムでの選手紹介の時に、電光掲示板に映ったボネーラの顔写真がヤンクロフスキでした。これは決勝に向けての修正点でしょう。
浦和レッズ 0-1 ミラン
68' セードルフ
ミラン出場メンバー
GK:ジーダ
DF:オッド、ネスタ、カラーゼ、ヤンクロフスキ(80'→マルディーニ:ん!さんgrazie!)
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ(90'→ブロッキ)、カカ
FW:ジラルディーノ(63'→インザーギ)
posted by 三四郎 |11:31 |
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2007年12月13日
昨日のボカは疲れもあったのか初戦の硬さからか、本来のパフォーマンスではなかったと思いますけど、要所で魅せるテクニックはさすがでした!退場者を出す苦しい展開ながら、試合を巧くコントロールしていたのは経験の差でしょうか。
敗れたエトワール・サヘルも本当によく組織されていて、改めていいチームであることを証明しましたね。細かいことにもサボる選手が一人もいなかった。フランス人監督の手腕の賜物でしょうね。
さあ、これでまずボカが決勝進出を決めました。敬虔なクリスチャンのカカにすれば「リベンジ」という言葉は使わないそうですが、ぜひボカに借りを返すためにもミランの初戦を是非勝利で飾ってほしいものです。
僕はこれからスタジアムに行って来ます!スタジアムがどういう雰囲気になるのか測りかねますけど、浦和サポーターのみなさん、隣の席の人がミランの良い場面で喜んでいてもにらまないでくださいね。試合終了後に、両チームの選手を称えあうような試合になってほしいですね。
それから昨日発表されたロナウドの離脱は正直残念です。予定通り(?)というかファヴァッリが入りました。ロナウドは日曜の試合も難しいという判断がなされたということで、本当に無念でしょうがしっかり療養してほしい。
いよいよ試合まであとわずかで、ソワソワして来ましたが、こんな時にもあります。移籍市場の噂。
グルキュフはアーセナルが狙っているという話がありましたけど、パレルモが今冬でのローン移籍を打診したという話も同時にあるそうで。後者の出所はフランスのメディアというのがなかなかレアケース。
そしてバイエルンでなかば構想外のウィリー・サニョルをミランが獲得するのでは?という噂もありましたね。1月にも、いやいや夏じゃないとあり得ないなどこれまた色々言われてますけど、どちらにしろ現在30歳のサニョルがミラン入りすればディフェンス・ラインの「若返り」が促進されます(笑)
そしてモウリーニョ。どうなってるのかよく分からないけど、イングランド代表監督を断ったということで様々な憶測を呼んでいるみたいですね。
ずいぶん前のモウリーニョのインタビューで、「ミランが強いのはトマソンやアンブロジーニのような控え選手がいるからだ」と言っていたのをふと思い出しました・・・。
今日は手短にこのへんで!
posted by 三四郎 |15:32 |
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2007年12月11日
浦和でしたね。ポンテの離脱や最近の試合振りから戦前の予想では厳しい戦いになるだろうと言われていましたけど、横綱サッカーで寄り切ったって感じですね。
ミランもきっと苦戦すると思います。
浦和はミラン戦に向けてあと2日。システム変更をするのかどうか分かりませんが、恐らくベースはセパハン戦でしょう。それに、戦い方もあまり変えないんじゃないですかね。組織的な守備からのカウンターでエトワール・サヘルはパチューカを下しましたし、守りきるサッカーはトーナメントで強い。しかし浦和はそうはしないでしょう。守勢に回ることが多くなるものの、いわゆるドン引きはしないと思います。もうあと2戦戦うことは決まっているんだから、普段の浦和でどこまでやれるか挑戦してみたいはずですからね。
そこで昨日の試合で気になったポイントを。
【3バックのサイド】
3バックのサイドに穴が出来るのは構造的欠陥で、セパハンもそこを狙っていました。168cmのカリミを先発させずに、サイドからのクロスを連発したのはまさしく理にかなっている。
しかし得点出来ない。一度惜しいチャンスがあったものの、しっかりトゥーリオと坪井がチェックしていました。浦和の強さは中央の守りの堅さにあると思います。そういった相手にサイドからクロスを入れても全て跳ね返されてしまう。ミランのCFの2人もサイドからのクロスに強いタイプではありませんし。よってサイドの穴は罠としましょう。それにミラン相手には5バック状態になってクロスすら許さないかもしれません。
【縦で揺さぶる】
浦和のディフェンスはサイドからのクロスには強いものの、ディフェンスラインのコントロールに若干難があるように思いました。実況は「オフサイドトラップだ!」と言ってましたけど、あれはネネのミスでしょう。セパハンの監督もナビドキアが使えれば…と思っていたはずです。
横には強いが縦には弱い。僕はバイエルン・ミュンヘンを思い出しました(今シーズンは知らないけど)。昨シーズンのCLで当たったバイエルン戦を思い起こすと、ミランの奪った4得点の内PKをのぞく3点が全て縦を揺さぶってとった得点です。浦和にもこのやり方は有効だと思います。
カカもしくはセードルフが手薄なサイドに開いてボールをキープし相手を引き付ける。そしてバイタルエリア中央にいる2人の内の片方(ピルロも上がっているとより好ましい)が、パスを受けて、少ないタッチでディフェンスラインの裏をつくパスを狙う。インザーギが出るかジラルディーノが出るか分かりませんが、こういうボールには2人とも強い。これが決まれば、最後のパスを出さずにミドルシュート、最初にパスを出さずにクロスを狙うなどの選択肢に対応するのが難しくなってくるんじゃないでしょうか。
【ミランの警戒点】
ピルロには長谷部がつくんでしょう。ワシントンもチェックに回ってくるかも知れません。ミランが最も恐れているのは深い位置でのボールロスト。ここで奪われたらあとは外してくれるのを祈るだけですね。
あとはセットプレーも気をつけなくてはいけません。ミランのサイドバック(オッド、ヤンクロフスキ、セルジーニョあたり)はクロス対応が悪いので、CKでもファーを狙ったりされると慌てることがありそうです。
あとは…どのチームも苦しむと思いますけど、中盤でのプレスですね。昨日の浦和はよく動いていたのでミランもそこに一番苦しみそうです。ロングボールに強い選手はミランにいないので、90分通して隙の無い守りをされたら厳しくなりそう。
番組でも先制点を奪ったら勝率100%!と連呼されていますけど、ミランにとってもいかに先制点を獲るかにかかってる。1点奪えばだいぶ楽になるはずです。逆に浦和が一点獲ったら…すごい試合になりそう(笑)雨が降りそうなのが残念ですが、あと2日、楽しみです。
posted by 三四郎 |09:58 |
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