2007年11月15日

浦和レッズを警戒せよ!

昨日の浦和対セパハンの決勝は日本のクラブチーム史上最大のビッグゲームでした!永井の豪快なゴールは驚き。これからはアジアでの戦いがファンの最大の関心事になるかもしれませんね~。

冷静に考えてみればクラブワールドカップの出場権はどちらが勝ってもどちらにも与えられる可能性が高かったので、本当の意味で息詰まる熱戦であったかは分かりません。しかしそれは今の話。AFCチャンピオンズリーグが回を重ねてから振り返った時に、昨日の勝利は日本にとって本当に大きな一勝だったと感じるんじゃないですかね。何より協会、リーグ、クラブ、選手、ファンが一丸となって取り組んだ成果が出た事が良かった。

さあ、これでミランが今季最大の目標の1つに掲げているクラブワールドカップの出場チームが出揃いましたね!ミランは本気で勝ちだがってるし、勝つ準備を着々と進めてます。夏にはすでにミラノから東京への空路を通常のものではない、選手の披露のリスクがより少ないルートを研究しているという話もありました。是非万全のコンディションで全ての選手に来日してほしい。そして優勝を!

クラブワールドカップ出場チーム
ACミラン(イタリア/ヨーロッパ - UEFA)
ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン/南米 - CONMEBOL)
ワイタケレ・ユナイテッド(ニュージーランド/オセアニア - OFC)
パチューカ(メキシコ/北中米カリブ - CONCACAF)
エトワール・サハル(アフリカ/チュニジア - CAF)
浦和レッズ(日本/アジア - AFC)
セパハン(イラン/アジア - AFC)

ミランは準決勝からの登場で、
(セパハン×ワイタケレ)対浦和レッズ の勝者と対戦!!


さて、今日はいろいろサッカー雑誌が発売される日ですね。ミラン特集を組むものもあったりして楽しめました。
印象に残ったのは、クラブW杯についてミランは日本のクラブを非常に警戒しているということ!監督、助監督、選手、広報の人までクラブ全体が浦和レッズを注意すべきだと認識しているようです。今までのトヨタカップでミランはホームゲームであるかのような応援の中で戦えた。しかし日本のチームが相手となると話は別。完全にアウェーとなる。そのことを全員が肝に銘じているとのこと。今回はトヨタカップから脈々と続くこの大会の歴史上初めてホームチームが登場します。ホームアドバンテージがどれくらい作用する試合となるのか計りかねる…。
しかしミランはきっと勝ってくれるさ、と思ってますけどねっ!強いミランが見たい…!!

posted by 三四郎 |12:00 | 一般 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年11月14日

セリエA気になるトピックス

今週末のセリエB・Cの中止
アレッツォでの死亡事件に対する警察への抗議の為の一連の暴動を受けて、FIGCは今週のセリエB・Cの中止を決定。ミランも予定されていた親善試合を行わないことになりました。セリエAはEURO予選があるため今週はもともと試合はありませんでした。来週のゲームの開催については近い内に結論が出る模様です。ファンとしては是非やってほしいですけどね!

延期2試合の開催日時が決定
先週急遽延期となった3試合のうち、インテル対ラツィオとローマ対カリアリの代替日が12月5日に決まりました。アタランタ対ミランはミランが同週にCL最終節を行う為未定(グループDのみ一足早く決まる)。ミランは日本遠征の関係ですでにレッジーナ戦とリボルノ戦の年明け以降の開催が決まっているうえ、アタランタ戦もずれ込むこととなり厳しいスケジュールになりそうです。

カカ「補強必須」
カカがインタビューでミランのサイクルは終焉を迎えているか?という質問に対し「おそらくそうだろう。クラブが早急に1月にでもタレントを獲得することを希望する。若い選手にとってマルディーニを始めミランのベテラン選手と共に過ごす機会を得ることに大きな意味がある。」といった趣旨の発言をして話題になっています。去年はガットゥーゾとカカが補強を訴えていました(前者は強く、後者は控えめに)。今年は知りうる限りミランの現選手・フロントの中で補強の必要性を明言した人はいなかったと思います。カカは名実共にミランのリーダーとなったということでしょうか。僕個人も前線に大型の選手、ドリブルを仕掛けられセカンド・トップもしくはウイングとして振舞える選手の2人が必要なのではと思っています。近年ずっと指摘されている守備陣については緊急性があるようには正直思いませんが、カカの言う通りマルディーニが現役の内に一緒にプレーすることは重要なことかもしれません。フロントの働きに期待!
時を同じくしてミランがレンタル中のリカルド・オリベイラがミラン復帰に自信をのぞかせる発言をしました。オリベイラは現在スペインリーグで11試合出場6得点と好調。昨シーズンは26試合出場3得点(開幕ラツィオ戦、シエナ戦、ウディネ戦)。

カリアリ監督解任
カリアリは06年の途中就任からチームを指揮していたマルコ・ジャンパオロ監督の解任を発表。今季の監督解任はレッジーナ、シエナに続き3チーム目。カリアリは現在最下位タイで後任は自身3度目のカリアリ監督就任となるネド・ソネッティ。ジャンパオロよりもダビド・スアソ始め主力をことごとく放出し、実績のほとんど無い若手にチームの命運を託したチェリーノ会長の責任の方が重い気がしますが・・・?

アドリアーノの今後
今季始めはポジティブな兆しを見せていたインテルのアドリアーノ。しかし練習を度々休むなど継続性を示せずマンチーニ監督の信頼を得られていないのは明らか。今夏の移籍マーケットでもレコバとアドリアーノの放出を訴えるマンチーニ、2人を放出したがらず少なくともレンタル移籍に止どめたいモラッティ会長、完全移籍(特にミランへの移籍)を要求するアドリアーノ側の三者が対立し、結局モラッティは泣く泣く移籍期限最終日にレコバをレンタル放出するという話がありました。しかしアドリアーノがCLの選手登録から漏れたこと、にもかかわらずセリエAで出場機会が無いことなどから今冬のマーケットでの放出は決定的です。恐らく完全移籍となると思います。モラッティがイタリア国内でアドリアーノの給料を払えるであろうクラブ(ミランやユーベ)に渡すとは考えにくく、資金力のあるプレミアのクラブ(ウエストハムやマンチェスター・シティ)が噂されていました。そして先頃アドリアーノがシティの名を出した為、皇帝はついに本当に放出されることになりそうです。ビアンキとのトレードとなるのかレンタルに止どめるのか、はたまたインテルで再生するのかなど注目・・・!

posted by 三四郎 |15:39 | 一般 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月12日

騒乱のベルガモ (カルチョ負の連鎖)

アレッツォのサービスエリアで起きた、ラツィオファンとユベントスファンの衝突。それに介入した警官の誤射により(現在の報道による)ラツィオ側の一人の青年が死亡する事件がありました。

FIGC(イタリアサッカー協会)のジャンカルロ・アベーテ会長はインテル対ラツィオ戦の延期を決定。さらに他の試合は10分~15分ほど試合開始を遅らせること、選手全員が喪章を着けてプレーすることを指示。

ベルガモでのアタランタ対ミラン戦は15分遅れで始まりました。

しかし試合開始間もなく、ホームチームのゴール裏からピッチに発炎筒が数回投げ込まれる事態に。アタランタGKのコッポラに危害が加わるおそれがありました。さらに、ゴール裏のガラスのバリアをアタランタのウルトラスが破壊。大きな穴が2つ開き、混乱が生じます。
試合は7分で一時中断し、主審のサッカーニさんと両チームの選手・関係者がピッチ上で話し合い。アタランタの主将であるドーニがゴール裏に行き説得を試みますが、結局両チームはサッカーニさんの決定でロッカールームに一旦戻ります。
この時点では「一時的な延期」ということでスタジアムが沈静化されれば再開ということでした。しかしホイッスルから40分程たった後、正式に試合の延期が決定。

試合が中断されている時分、テレビのカメラはスタジアムの幼い子供たちを映し出していたのが印象的でした。”スタジアムに安全を!”というのは善良な全ての人の願いだと思います。

アタランタのウルトラスが暴挙に出たのは、ラツィオのファンが殺されたのに試合をすることはおかしいという訴えを起こす為だったようです。
発炎筒を投げ、ガラスバリアを破り、警官隊と衝突するのが追悼の意の表現として得策でないのは明白。馬鹿げた負の連鎖としかいえません。

結局こういうことが起きます。問題は、まず若者に社会的な不満が蓄積しているということ。さらにそこから警察への不信が拡大しています。不信というより「対立」と言った方が正しいでしょうか。
それが今回の警察誤射事件で少なくともアタランタのウルトラスの火を点けた。根は深いです。

posted by 三四郎 |00:28 | 一般 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月11日

今宵アタランタ戦!

ホームで勝てないミラン。アウェーで負けるわけにはいかない!代表戦による中断期間前最後の試合はベルガモでのアタランタ戦。現在UEFAカップ圏内の6位と好調なチームが相手なだけに気が抜けない試合になりそうですね。ところでアタランタのユニフォームがインテルに似ていて、パッと見だと間違えることがあります(笑)

ミランの召集メンバーは以下
GK;ジーダ、カラチ、フィオーリ
DF:マルディーニ、カラーゼ、ネスタ、オッド、ボネーラ、ファヴァッリ、カフー、セルジーニョ
MF:ピルロ、セードルフ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、グルキュフ、ブロッキ
FW:インザーギ、ロナウド
・ジラルディーノは足首の負傷により召集外

ロナウドの今季デビュー戦となるでしょう。
ただここへ来てちょっとイヤな話が。メディアが、ロナウドが練習を怠けていると報道。実際遅刻があったようです(ミランでは遅刻した者は罰金を支払い、シーズン終了後にチャリティに寄付されるらしい)。ロナウドとの契約は現在今シーズン限りとなってますが、アメリカMLSのニューヨーク・レッドブルズ、LA・ギャラクシーから破格のオファーが届いているという噂があります。これが怠惰の原因だとしたら残念ですが、思い返せば今年の1月にミランに移籍してきた際に減俸を承諾し強い意欲を持っていました。やはり金銭の問題ではなく、慢性的なケガとの闘いで3ヶ月間別メニューをこなす中でやる気を失くすことも時にはあるということでしょう。
いずれにせよロナウドは貴重な、前線の核となる戦力なのでこれからはじまるシーズンの活躍を期待!


<アタランタ戦前の監督コメント抜粋>
カルロ・アンチェロッティ
「ロナウドはまだスタメンでいけるだけのコンディションにはないが、実際にはまだ決めていないよ。彼は最前線の点取り屋としても、少し下がった位置でもプレーできる。90分間のプレーは無理だがスポット的にはいける。彼はこれまでも試合中にすぐスイッチのオン-オフが切り替えられるところをみせてきた。
彼が遅刻したことはあったが、それは誰にでもあることだ。私にもあった。
ドネツクでは戦術を駆使してピンチを少なく抑えた。動きとしては、明日もそういうふうにしないとね。前半のあの感じというわけではなく、とにかくこのチームがよりコンパクトに、そして中盤で相手にプレッシャーをかけられるようだといい。ドネツクではそれができたし、明日もそれをしなきゃいけない。
たぶん、中断期間の後では、多くの試合でツートップのミランが見られるだろう。いずれにしろ我々は布陣を変えることもできるし、ツートップの下に2枚のトップ下を置くこともできる。選ぶのは難しいが、選択の余地がないよりは、選んで間違ってを繰り返すほうがずっといいよ。」

posted by 三四郎 |04:05 | 一般 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月10日

イタリア勢のヨーロッパ

今季はヨーロッパ、特にCLの舞台で頑張っているイタリア勢。昨シーズンは急遽参戦が決まったキエーボが、予備予選でレフスキ・ソフィアに敗れるという失態がありましたね。キエーボはそのままリズムをつかめずB降格という憂き目に・・・。
しかし今年は違う!ディナモ・ブカレストを逆転で下し曲者揃いのグループCに組み込まれたラツィオが現在2位と良い位置。突破に期待がかかります。
ヨーロッパで戦うチームそれぞれの現在をちょっと確認。

ラツィオ
現在勝ち点5で2位。同5のオリンピアコスと激しい2位争いとなりそう。勝ち点3のブレーメンも可能性あり。
ラツィオは次節、ホームでオリンピアコスと。オリンピアコスは今までアウェーでは全く勝てないという記録を保持していましたが、2節のブレーメン戦で不名誉な記録とオサラバ。1節の直接対決では引き分けているので、この試合で勝った方が突破と考えていいでしょうね。
ラツィオの問題は今季ずーっと”怪我人”。しかも守備の要のクリバリが次は出場停止とさらに厳しい。スカローニの奮起に期待です。前節は控えのメグニが2得点に絡む大活躍で選手層が薄いという評価を一蹴したラツィオ。最終節がベルナベウでのレアル・マドリード戦ということで、5節でマドリーがジエゴを欠くブレーメンを撃破すれば最後が捨て試合になる可能性あり。しかし余計な勘定をせずここで決めたいですね。

ローマ
3位スポルティングに2戦1勝1分けで勝ち越したため、突破はほぼ間違いないですね。前節はラッキーとしかいいようがない感じがありますけど、全般的に見てセリエAでもCLでも今季のローマは内容に結果が伴っていない気がします。もったいない引き分けや負けが多すぎですね。

インテル
こちらはお約束のように第1節で破れながらも、現在首位。マテラッツィやスタンコビッチなどチームの軸となる選手を負傷で欠きながらも結果を着々と残すあたりはさすが。このグループは2位争いが面白いですね。あっさりクーマンに裏切られたPSVはかなり厳しい状況に。フェネルバフチェが勝ち上がった場合、な~んかミランと当たりそうな気がします。こういう予感が当たったことはないですけど(笑)

今季はオランダ勢とドイツ勢が苦しい戦いを強いられています。今年のドイツのチームはUEFAランクの低いチームが多かったので、厳しいグループになってしまったのが痛いですね。

ただ、UEFAの方では大本命はバイエルン。
次は、バイエルンにどこまで対抗できるか?というビオラ。

フィオレンティーナ
元来UEFAカップは軽視し、リーグ戦に集中する傾向のあるセリエAのチーム。去年リボルノの会長は「正直負けて欲しい」(!)なんて言ってました。中位以下のチームに2足の草鞋を履く余裕がないというのは寂しい限りですけど、今年も例に漏れず既に残ったのはフィオレンティーナだけ。しかしそんなビオラは結構好調。UEFAカップは全く見ていないんですが、ビジャレアルとも優勢に試合を進め(結果はドロー)、エルフスボリには6-1で勝ったらしいです。頑張れビオラ!どんどん勝ち進んでリーグの方の調子を落とせ!(嘘)

posted by 三四郎 |13:30 | 一般 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年11月09日

もう2度とあなたにパスは来ないでしょうね!

インザーギからのパスという”珍事”でゴールを決めたカカ。シャフタール戦後、SKYのインタビュアーからのジョークにも笑顔で返し、ピッポとのコンビの良さをアピール。アテネでの決勝もこの2人で決定的な得点を獲りましたね。

アディショナルタイムにはカカが”いつも通り”パスを送り、インザーギの欧州通算62ゴールというゲルト・ミューラーに並ぶ記録をアシスト。

シャフタール戦にはカカの家族一同が観戦しに来ていたそうで、カカは特にイタリアに初めて来たというおばあちゃんのことは、「彼女はウクライナまで来たいと言ったんだ!ちょっと寒くてかわいそうだったね!」と優しさを見せ、心身ともに充実していることが伝わってきました。

そんな完璧なカカにさらなる嬉しいニュース。
試合観戦中、幸せの黄色い手袋を着用していたガリアーニ副会長が試合後のインタビューで、「カカの父上と再び12月のパリで会うことになるだろうね…。」とカカのバロンドール受賞を示唆。今日になって「何も知らないよ」と言ってますがほぼ間違いないでしょう。

そしてミランにさらに吉報が。ガットゥーゾ&モニカ夫妻に第2子となるフランチェスコ君が誕生!


ミランのレジェンド、ニルス・リードホルムさんの85歳での逝去に悲しみのムードが漂っていたミランにとって新たなステップを進むいいきっかけになってほしいですね。

スウェーデントリオ「グレ・ノ・リ」の1人で、「グランデ・ミラン」の中心として50年代に活躍。2シーズンに渡り全くパスを失敗せず、ついにミスが出た時にサンシーロのファンから5分間に渡る大きな拍手があったという逸話の持ち主です。
現ミランのカピターノであるパオロ・マルディーニのデビューはリードホルム監督時代でした。

「バローネ」のご冥福をお祈りします。

posted by 三四郎 |09:49 | 一般 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月07日

アンチェロッティの選択 (-Shakhtar /Matchday 4)

よく勝った!試合の入り方、というか今日の前半は敗れた第2節のセルティック戦のようなアプローチだったのでちょっと心配でした。
試合を決定付けたのは、まさにMVPの活躍だったインザーギシャフタール 0-3 ミラン
66' インザーギ
72' カカ
93' インザーギ

まずミランのスターティングメンバー
GK:ジーダ
DF:ボネーラ、ネスタ、カラーゼ、セルジーニョ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:ジラルディーノ

そして注目のベンチメンバー
GK:カラチ
DF:オッド、マルディーニ
MF:ブロッキ、グルキュフ
FW:インザーギ、ロナウド

大体予想通りの布陣でしたけど、サイドバックはやや予想外。オッドが復帰していたにもかかわらず右にボネーラ。そして左にはセルジーニョ。
ボネーラのサイドバックは昨シーズンあまり評価されず、本人もセンターの方がやりやすいと言っていました。ただ、ボネーラには人に強いというオッドにはない良さがあるので、監督はシャフタールの強力な2トップに入るクロスへの対応をケアするための起用だったのだと思います。完封勝利を収めたサンプドリア戦でも非常に上手くやっていました。

前半の試合はセルティック戦のように、まさにアウェーの戦い方。セードルフのポジションに違いはあるものの、守備を強く意識して攻撃は1トップを狙ったボールでリスクを犯さず。それもあってシャフタールにほとんど決定機を作られませんでした。しかし試合をコントロールしていると言えるでしょうけど、今季はそれが最後の結果に結びつかないので、今日の試合は嫌な予感がしました。”巧く戦うのだけれど相手の一発に泣く。猛反撃を試みるも実らず。”という展開になるんじゃないかな~と。

ただ、今日のミランがいつもと違うのはベンチにロナウドがいるということ。後半の早い時間に投入してほしいと思っていました。しかしアンチェロッティが使った交代策はジラルディーノout、インザーギin。いつものミランのごくごく普通のカードの切り方。このチェンジで結果が出たことは少ないのでガッカリ。

しかし今日のインザーギはスーペル・ピッポ!出た途端にガットゥーゾへの決定的なパスをだして好調ぶりを示す。その直後にはピルロが高い位置でボールをカットすると、ピッポは素早くオフサイドラインのギリギリを見極め先制ゴール!攻めあぐねていたミランに嬉しい嬉しい得点。その後もインザーギは存在感をだし続け、ポストプレーからカカのカーブする素晴らしいシュートをお膳立て。カカの巧さが光る最高のシュートでした。追加タイムにはお返しとばかりにカカからのパスをインザーギが決めてドッピエッタ達成!

アンチェロッティは試合のアプローチを変えず、今回もアウェーの戦いに徹しました。試合後のインタビューで、ディフェンスのボネーラは「先制してからの方が苦しんだ」。オフェンスのカカは「先制してからは簡単だった」と言ったのが印象的です。
負けていたらロナウドを投入していたでしょうね。しかし果たして1トップを変えてもなお引き分けの状態だったらロナウドを使っていたかな?というのがちょっと気になります。

報道によるとインザーギは自主的に厳しいトレーニングを己に課して、チャンスを待っていたそうですね。アンチェロッティに自らの起用を選択させたのも
ピッポの真摯な態度だったかも知れません。モチベーション低下が叫ばれているミランにとってこのベテラン選手の姿は見本だと思います。そういった選手が結果を出し、勝利するのは本当に大きい。
今日の試合でまさにフィリッポ・インザーギの真骨頂を見ました。Grazie!
もう一度!スーペル・ピッポ!!


<シャフタール戦後の選手のコメント抜粋>

ダニエレ・ボネーラ
「今夜の僕らは上手くやった。個人的には常にこの役割をしっかりこなせるように努めている。ただ、僕はもっと純粋なディフェンダーなんだけどね。でも、自分が右サイドでプレーすることが監督の役に立つこともあるし、今夜のようにまったく問題なく適応できるよ。
「右サイドでカフーやオッドみたいに上手くなるのは難しいことだ。でも、アンチェロッティ監督が僕に要求することを全力で尽くすことを心がけている。 
試合に関しては、先制してからの方が苦しんだ。それまでの僕らはほぼ完璧だったんだ。ピッポが先制してから、シャフタールは反撃し始めた。でも、僕らは上手くリスタートを切り、一気にゴールを奪えたんだ。」

リカルド・カカ
「試合のキーポイントは忍耐力だった。前半の方が難しかったね。後半にピッポが入り、僕らは均衡を破ることができた。そしてそこからはすべてが簡単になったんだ。
ファウルの多い試合だった。そういう試合もあるし、僕はもっと我慢することに慣れなければいけない。 
今夜の自分のゴールは気に入っているよ。ああいう時には、しっかりボールをセットして、シュートするのに最適な方法を見つけるしかないからね。バロンドール獲得に向けて役に立つことを願っているよ。ピッポが上手く僕にパスしてくれた。こうやっていい戦いを続けていくために、今は全員が一緒にチームプレーを取り戻していかなければいけない。」

posted by 三四郎 |16:30 | 試合-Champions League | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月05日

怪物君リターンズ

約2年振りのイタリアダービーは1-1のドローでしたね。クルスはホントにに仕事人だなぁ。ジェノア対パレルモも白熱のドロー。ボリエッロも決めていました。ローマまでもドロー。「引き分けなのはいいことだ」というのがミランファンの本音でしょうかね(苦笑)ミランも引き分けてちゃ差が縮まらないんだけど…。

フィオレンティーナは予想以上に結果を出してますね。未だ無敗。若いチームなので大成するのは数年後なんて言われていたのに。ビエリの獲得も完全に当たり!チームに勢いがあります。

あまり見ないようにしていた順位表に目を通すと、上位グループ・中位グループ・下位グループとなんとなく分かれてきている…。早く抜け出してくれ~

さて、週2試合の過酷な日程は続き明後日の朝(?)は早くもチャンピオンズ・リーグ!ここで勝てば突破に大手。まあ引き分けでも悪くはない・・・という状況。ミランは遂にロナウドを召集!週末のアタランタ戦での復帰かと思っていただけにやや意外でした。わざわざウクライナ遠征に呼んだということはアンチェロッティは起用する気でしょうね。先発はしないんじゃないかな、と思ってますけどもしかしたらあるかも知れません。出場すれば今季公式戦初出場&ミランでのCLデビュー!楽しみですねっ!


総力戦で臨むシャフタール戦のミラン招集メンバーは以下
GK:ジーダ、カラチ、フィオーリ
DF:ネスタ、カラーゼ、マルディーニ、ボネーラ、カフー、オッド、ファヴァッリ、セルジーニョ、シミッチ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、ブロッキ、グルキュフ
FW:カカー、ジラルディーノ、インザーギ、ロナウド

・ロナウドとオッドが復帰
・エメルソンとヤンクロフスキは負傷中


サンシーロでの第三節でシャフタールはかなり攻撃的にきました。ミランはスペースを大いに利用。ルカレッリは試合後怒りをあらわに「エンポリの様に戦うべきだった」と言っていましたね。果たしてルチェスク率いるシャフタールはどんな闘い方に打って出るか。ウクライナの盟主がホームで守備に徹するとは考えづらいですよね。となるとミランもいつものジラルディーノをトップに据えたクリスマスツリーで挑むのか?負けているもしくは引き分けの状態の場合にシステムを変更しロナウドを投入というのが現実的でしょうかね。ロナウド、ジラルディーノを先発に起用しアンブロジーニを外した布陣で出てくればサプライズですね。

<トリノ戦後のジラルディーノのコメント抜粋>
アルベルト・ジラルディーノ
「次は火曜日のシャフタール戦だ。ミランにとってはとても大事な一戦になる。ここで勝てば、勝ち点を9に伸ばしてグループ首位を維持できるわけだから。個人的な調子はいい。試合に出たいと心から思っているし、シャフタール戦でも先発したいね。この試合では主役をはりたいから。」

posted by 三四郎 |15:00 | 一般 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年11月04日

魔女なんかいないって! (-Torino /11' Giornata)

セリエAのホーム初白星はまたしてもお預け(涙)次のホームゲームはいつだろうと思ったら12月1日のユベントス戦なんですね~。遠い…。
さて、このトリノ戦ですが内容はそんなに悪くなかったんじゃないかと思います。決定機はいくつか作っていたので、エンポリ戦のようなやりづらさは見ていて感じませんでした。
ジラルディーノが2回、ピルロが1回、インザーギが1回それぞれゴールになってもおかしくないシュートがありましたね。
ただ内容がそれほど悪くないだけに逆に結果には落胆です。取りこぼしといえるでしょう。今までの成績が芳しくないだけに勝てる試合を落としていては、どんどん苦しくなっちゃいますね。決め切れず落とす。昨シーズンを見ているような・・・

ミラン 0-0 トリノ

ミラン出場選手
GK:ジーダ
DF:カフー、ネスタ、カラーゼ、ファヴァッリ(63'→セルジーニョ)
MF:ピルロ、ブロッキ(63'→インザーギ)、アンブロジーニ、セードルフ(79'→グルキュフ)、カカー
FW:ジラルディーノ

トリノ戦はジラルディーノの継続性と控え選手の調子に注目して見ていました。
トリノがラインを引き下げてゴールを固めなかったことにも起因してるんでしょうけど、ジラの動きは良かったと思います。パスと少しのズレがあって得点には至らなかったんですが、シャフタール戦もジラルディーノでいってほしい。
ブロッキは上手くやっていましたね。ただもう少し攻撃面に絡む仕事が見たいというのが本音。グルキュフとセルジーニョはサンプドリア戦では活躍していたけれどトリノ戦では期待にこたえるプレーぶりとはいかず。

アンチェロッティの今日の交代策はまずブロッキ→インザーギ、ファヴァッリ、セルジーニョでしたね。エンポリ戦ではインザーギを下げてアンブロジーニをFWに上げていましたが、今度はブロッキを外しました。いつもほとんどバランスを崩したがらないアンチェロッティにしては、トリノ戦での交代は積極的だったと思います。トリノの最終ラインの裏にややスペースがあったのでインザーギを入れたんでしょう。ただ時間がたつにつれてトリノが専守に気持ちが傾いていき、ミランにとってはまた苦しいパワープレーとなってしまいましたね。ただ今日の交代に関してはやれるだけやったんじゃないかな、と僕は思ってます。

公式ホームページでは「 LE STREGHE DI SAN SIRO(サンシーロの魔女) 」というタイトルで試合レポートがアップされてましたけど、魔女はいない!勝てる!と言いたいですねっ!


<トリノ戦後の選手コメント抜粋>

クリスティアン・ブロッキ
「残念ながら、僕らはここでまた0-0に終わった試合のことを話すことになった。この結果にはサポーターも僕ら選手もいらいらしている。今晩の僕らは多くのチャンスを作ったからね。だが、試合は結局こうなってしまった。それらのチャンスすべてで、僕らはボールをゴールに入れることができなかった。そして、それが違いとなったんだ。残念なことに、僕らは大切な勝ち点を失い続けている。そして、上位への道のりはどんどんと厳しくなっており、僕らは前を行く他チームを追いかけなければいけなくなる。」

クラウディオ・セルジーニョ
「難しい時期だね。今晩の僕らは多くのチャンスを作ったんだから。前半にも4~5回のチャンスがあった。でも、僕らはフィニッシュを決めることができなかったんだ。サン・シーロで試合をする時に、もう少し落ち着くことを学ぶべきだと僕は思う。残念だけど、今はこういう時期なんだからね。とにかく、チームは多くのチャンスを作り、いいプレーをしている。でも、ゴールを決めるためには、ゴール前でしっかりと決められるような落ち着きを手にする必要があるんだ。」

posted by 三四郎 |16:30 | 試合-Serie A | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月03日

均衡を破るのは?

いよいよサンシーロで勝利する時が来るか?今晩のトリノ戦は是が非でも勝利してほしいですね!ジラルディーノはホームでも再び好調振りを示せるのか?サンプドリア戦で良いパフォーマンスを見せた控え選手達の出来は?などに注目して観て見たいと思います。

ミランの招集メンバー
GK:ジーダ、カラチ
DF:カフー、ディガオ、ファヴァッリ、カラーゼ、マルディーニ、ネスタ、セルジーニョ、シミッチ
MF:アンブロジーニ、ブロッキ、グルクフ、ガットゥーゾ、グルキュフ、ピルロ、セードルフ
FW:ジラルディーノ、インザーギ、カカー
・ボネーラ、オッド、エメルソンは召集外
・ロナウドの復帰は間近?再来週の代表戦の前後どちらで復帰するか決めかねているようですね。

対するトリノの招集メンバー
GK:フォンターナ、セレーニ
DF:コモット、デッラフィオーレ、ディロレート、ランナ、モッタ、ナターリ
MF:ボットーネ、コリーニ、ニトリデ、ロジーナ、ザネッティ
FW:ディミケーレ、ブエラノビッチ、ヴェントーラ、ステッローネ、大黒
・ディミケーレが遂に召集されています。
・レコバは離脱。

アンチェロッティ監督は、先制点を奪うことを重要視していますね。先制点を奪えば相手が前に出てくるためスペースが生まれるという考えなんですが、今季は先制しても追いつかれる展開が何度かありましたからバランスを崩すのは注意しなければならないでしょうね。ヴェントーラのような選手は非常に怖いです!ミランには90分通して集中した試合を見せて欲しい!


そして遅くなりましたけど、ヤープ・スタムが現役引退を表明しましたね。
残念です。ミランでは公式戦42試合出場。CLのユーロデルビーでゴールを記録しています!
スタムのコメント
「フィジカルに問題を抱え、まともな集中力はない。試合に出場するとチームプレーよりも僕個人のプレーを気にしてしまうんだ。これじゃ誰にとっても良い事じゃないよ。」


<トリノ戦前の監督コメント抜粋>

カルロ・アンチェロッティ
「困難に陥っているチームというのは、エンポリ戦のようなネガティブなパフォーマンスと、ローマやジェノヴァで見せたような見事なパフォーマンスを繰り返すことはない。我々はホームゲームでの問題点を見いだした。明日の試合ではそれを解決できることを期待している。問題は試合の均衡を破れるかどうかだ。セットプレーやフリーキック。すべてが有効になる。大事なのは焦らないことだ。バランスを維持し、相手にプレッシングをかける必要がある。」


<サンプドリア戦で活躍した選手の試合後コメント抜粋>

ヨアン・グルキュフ
「5得点とってチームは自信をつけた。昨日、チームが点をとれたこと。そして僕のゴールのあとにチームメートたちがみんな集まってきてくれたこと、うれしかったよ。僕の望みは常に変わらない、もっとコンスタントに試合に出ることだ。そのために練習でも全力を出してこの自分の思いを監督にアピールしている。このチームのために、そしてサンシーロに来てくれる僕たちのティフォジのために、土曜も勝ちたい。」

クラウディオ・セルジーニョ
「アウェーではコンスタントにいい試合ができている。今後はそれをホームでもしないと、僕らのティフォージを前にしてね。僕自身に関しては、大事な一戦でまたスタメン出場できるようになってうれしい。試合のカンをさらに取り戻すには試合に出るのが何より大事、でもフィジカルコンディションはベストに近づいている。」

posted by 三四郎 |13:50 | 一般 | コメント(0) | トラックバック(0)
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