2008年10月31日
余裕の薄氷 (-シエナ/セリエA第9節)
タイトル矛盾していますがなんかそんな感じでしたよね。 シエナには毎回苦労すると分かりつつ、後半に失点するまでは結構安心して見ている自分がいました。 こういう試合が案外怖い。 ミラン先発メンバー 4-3-1-2 GK:アッビアーティ DF:アントニーニ、ボネーラ、ファヴァッリ、ザンブロッタ MF:ガットゥーゾ、エメルソン、セードルフ OMF:カカ FW:パト、インザーギ ・出場が危ぶまれていたセードルフ、ガットゥーゾは共に先発 ・ヤンクロフスキが出場停止 前半は良かったんです。 ミッドウィーク開催ということであまりガンガン行けないことは分かりますし、往年の「試合巧者」ぶりをうかがわせる余裕のようなものを感じました。 でもこの格が落ちる相手に見せるこの「余裕」がミランの1つの負けパターンなんですよね…。 今回中盤の左インサイドにセードルフが入っていることで、中盤と前線のつながりは特に左サイドでスムーズでした。 カカが攻撃した後のサポートや押し上げを、セードルフは本当に丁寧にやっていたと思います。 すっかり安定感を取り戻したエメルソンはかつての重戦車ぶりが甦ってきてますね。去年は「重」だけでしたから・・・。 でもなんといってもシエナ戦の影の功労者はガットゥーゾ。「あ、やばい!」と思った場面にはことごとく登場してチームを助け続けていました。 そして攻撃面でも好調さをにじませていましたね。ガットゥーゾのラストパスの正確さはヘーレンフェーン戦でも目立ってましたが、シエナ戦のパスも絶妙! カカが一気にギアを入れてセードルフとのワンツーで抜け出して、 ガットゥーゾ→インザーギとつないだ得点でしたが、カカがあそこでガットゥーゾにパスをするということにガットゥーゾへの信頼を感じました。 カカの信頼を得ることはミランですごく重要なんですよね。 ミラン時代のジラルディーノはその部分でも少し苦しんでいたように思います。 そして忘れちゃいけないピッポ!出場した試合で必ず結果を出すあたり本当にさすがです。 シエナ戦での動き出しの速さは本当にさすがとしか言えない名人芸ですね。守備面での貢献も光っていたと思います。ボリエッロだけじゃないということを強烈にアピールしています。 もう一方のパトは、惜しかった・・・!特にコーナーからのヘッド・・・。 今までキーパーとの1対1などいまいち決め切れない印象を残しているパトですが、ここで決めてほしかったですね。今回は不運でしたけど。 ドリブルから魅せたミドルシュートなど、調子は悪くないと思うので落ち着いて次を狙ってほしいですね。 、という訳で前半で終われば良かったんです。 後半10分と立たず失点してしまいましたからね・・・。 失点は事故的な要素も多かったのでそれ自体は仕方ないとは思いますが、楽に出来る試合を自ら首をしめて難しくしているようでした。 結局ポルタノーヴァがインザーギを倒して得たPKによって辛勝という形で終わる訳ですけど、後味がそれほど良くないですよね。 勝ち慣れて見ている方も贅沢になっているのかも知れませんが・・・。 ただ実際PK獲得に繋がったシーンは、大きな展開でパスをつないでシエナディフェンスを揺さぶったことによって得たものでした。なのでチームの勢いを強めれば得点につながるんです。サンプドリア戦の後半もそうでしたね。 シエナ戦もPKでリードした後、もっと突き放す姿勢があった方が良かったなぁ~。 それでも後半は前半左サイド偏重だった攻撃から、カカが右にも流れることで攻撃と守備の幅をより持たせる変化が作られていた思います。 ミラン 2-1 シエナ 31' インザーギ 54' ヴェルガッソーラ 65' カカ(P) ミラン選手交代 71' エメルソン→アンブロジーニ 77' インザーギ→シェフチェンコ とりあえず勝ててよかった・・・。次はナポリですね。 去年は最も嬉しい試合(5-2)と最も気落ちする試合(1-3)を演じた相手です。相手は首位チームですし、前半戦の1つの山場を迎えていると思います。 ここで勝つとデカイ!! それから最後にシエナ戦について一言。 ファヴァッリ ・・・。ちょっとこわすぎます。 でもファヴァッリは頑張っているんです、早くネスタとセンデロス戻ってきてくれ!
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posted by 三四郎 |17:11 |
試合-Serie A |
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