2008年10月20日

流れって変わるもんです (-サンプドリア/第7節)

ダービーでないにも関わらず、昨日のサンシーロは観衆6万5千人と大入り!バックパスにブーイングなんてかなり珍しいんじゃないでしょうか。

2週間前のカリアリでの引き分けによって公式戦の連勝は5でストップしてしまったわけですが、ティフォージのテンションは変わらず上昇中↑です。


ミラン先発メンバー
4-3-1-2
GK:アッビアーティ
DF:アントニーニ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:アンブロジーニ、フラミニ、セードルフ
OMF:ロナウジーニョ
FW:ボリエッロ、パト

・ネスタがベンチに復帰
・ザンブロッタはイエロー累積で出場停止
・ガットゥーゾとカラーゼが離脱中
・カカは代表戦の影響でベンチからのスタート


主審:アントニオ・ダマート


今回の中盤の構成はフラミニが底に位置し、右アンブロジーニ・左セードルフというおそらく初めての形。アントニーニとヤンクロフスキのサイドバックのバランスからいっても当然左サイドからの攻撃が増えていきます。

しかしFWにボールが収まらない!
パトがなんとか突破を試みたりファウルをもらおうとするものの、中盤以下をガッチリ固めるサンプドリアのディフェンスに苦戦。この日トップ下に入ったロナウジーニョも分厚い中盤にすぐに取り囲まれほとんど輝けませんでした。

昨シーズンもサンシーロで敗れた相手。やはり一筋縄ではいきません。


サンプドリアの先発メンバーはこちら
3-5-1-1
GK:カステラッツィ
DF:ルッキーニ、ガスタルデッロ、ボッティネッリ
MF:パダリーノ、サンマルコ、フランチェスキーニ、ツィーグラー、ピエリ
FW:デルヴェッキオ、カッサーノ

やっぱりカッサーノ巧いですね~。
解説の関塚さんも言ってましたが、ヤンクロフスキの裏を狙ってマルディーニとのスピード勝負をとにかく狙ってきたマッツァーリ監督。たとえサンプのカウンターを止めたとしてもカッサーノのキープ力とパスセンスが局面を打開してくるので、ミランは本当に苦労しました。

チームの核であるパロンボが不在だったこともあってか存在感が際立っていましたね。


最初の15分はアウェーのサンプドリアが押し続けるという本来との逆の形で試合がスタートし嫌な雰囲気・・・。

そこをなんとかしのいだミランがリズムを掴みだしたのはようやく30分を過ぎたあたりから。セードルフ、ヤンクロフスキ、ロナウジーニョが絡んだ攻撃でペナルティエリアに近づくもののサンプの守備が分厚い分厚い。

不安を残したままスコアレスでの折り返しとなりました。


ハーフタイム、珍しく素早く動いたアンチェロッティ。
マッツァーリの手の内を探ること無くパトに代えてカカを投入しました(もともと決まっていた?)。


時差ボケと言われていたカカ。コンディションが万全でない者を出して果たして吉と出るか凶と出るか・・・。

なんて思っていたら、開始30秒で決定的なヘッドを放ってあっさり「大吉」を証明!
その後も持ち前の縦への推進力でグイグイとチームを引っ張る姿は、
「やっぱりミランはカカーだ。」と再認識させるのに十分でした。

早くも相手に疲れが見え始めたのか完全に前半と流れが変わった試合は、54分に決定的に。

セードルフのドリブルからのボールをヤンクロが蹴ったところをPA内でルッキーニが思わずハンド!ルッキーニにこの日2枚目のイエローカードが出されたことで、PK&退場というダブルパンチがサンプを襲います。

「カカー、頼むぞ!」と誰もが思ったところでしょうが、ボールをセットしたのはなんとロナウジーニョ!
これは・序列が変わったのか、・コンディションを考慮してか、・カカの優しさかは分かりませんが、とにかく「絶対に外すんじゃないぞ・・・」という空気がサンシーロを渦巻いていましたね(笑)

しかしジーニョは難なく絶妙なコースに蹴りこんで今季2点目&再び貴重な先制点!日に日にチームに溶け込んで来ています。

それから11人対10人になったことは本当に大きかった。毎度スペースの無さに苦しむミランも相手が少ないとなると話は別。
カカの突破力とロナウジーニョのテクニックで10分後あっさり追加点を決めて、試合を決めました。2人のコンビネーションはまさにサンバ・ミランでしたね!

これでサンプドリアは完全に意気消沈。
結局はカッサーノも下げて試合を捨てたような印象でした。

ミランはセードルフに代えてエメルソンを投入して来週のUEFAカップに備えるとともに、最後のカードとしてボリエッロに代えてインザーギを投入。

ネスタの復帰戦はまた1つお預けとなった訳ですが、そこはさすがにスーペル・ピッポ!しっかりとオフサイドラインを抜け出して今季初得点を挙げると共に、終了間際の試合に花を添えました。


昨日のゲームは両者拮抗した展開がカカの投入によってバランスが傾き、退場により決定的となった試合だったのではないでしょうか。

結果は3-0だったものの、それ以上に苦戦しました。貴重な勝利です。


ミラン 3-0 サンプドリア
55'  ロナウジーニョ
66'  ロナウジーニョ
90'  インザーギ

ミラン選手交代
46'  パト→カカ
74'  セードルフ→エメルソン
79'  ボリエッロ→インザーギ

退場:54' ルッキーニ(S)



2週間も試合が空いたのにカカを使えないということで試合前は代表戦を恨んでましたけど(笑)、結果オーライ。SUPER KAKAは健在でした。

UEFAカップでは先発していたものセリエAではなかなか出番のなかったアントニーニも、大きなミスなく後半はより伸び伸びとプレーしていたのも好印象ですね。

今回シェフチェンコの出番はなかったですし、ネスタも結局投入しませんでした。ザンブロッタは出場停止がとけ、センデロスもようやくデビューを果たせそう。

戦力が充実する反面チームマネジメントの難しさが現れてきますが、
週2試合が増えていくこれから。全ての選手の力が必要になってくるはずです。頑張れ控え選手達!



・・・ローマがオリンピコで4失点負けというのは驚きました。
ラツィオもつまづきユーヴェも出遅れと、インテルが軸になっていくのは間違いなさそうですね。食らい付いて行ってほしいし、出来ると思います。

それからシチリアダービーで何も起きなくて良かった!

posted by 三四郎 |15:21 | 試合-Serie A | コメント(21) | トラックバック(0)
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