2008年10月03日

ついにゴールが生まれた (-チューリッヒ/UEFA杯1回戦)

UEFAカップは日本時間では金曜の朝になることが多くてなんだか慣れませんね。その関係でセリエAも日曜のナイトゲームに組み込まれるという(僕らにとって)ハードな日程・・・。

今日あったチューリッヒとの対戦はUEFAカップの「1回戦」という位置づけです。2戦合計で勝利を収めたチームが晴れてすでに抽選済みの「グループリーグ」へと進出します。


それではまずは前回の対戦のおさらいから。

~ミラン対チューリッヒ UEFAカップ1回戦ファーストレグ~
セリエA開幕2連敗を受けてまさに正念場だったサンシーロでのチューリッヒ戦。アンチェロッティはロナウジーニョをスタメンから外し、カカ、パト、シェフチェンコのトリデンテを前線に起用した。

結果から言えば3-1の勝利を挙げてグループリーグ進出に向けて大きく前進することとなったが、チューリッヒは楽な相手ではなかった。ミランの先制点が生まれる直前には一度ゴールネットを揺らしている(ごくわずかオフサイド)。

この日ミランの選手の中でもとりわけ評価を上げ復調を印象付けたのはシェフチェンコだろう。自らポストを叩くシュートを放ち、ボリエッロのシーズン初ゴールをアシストするなど存在感を示した。

しかし何よりチームにとって大きかったのはパトとボリエッロが共に得点を挙げたことである。前者はFKから豪快に右足を一閃し、後者は一度タイミングをずらしてからゴールの隅を左足で狙う技ありシュート。この2人が活躍をアピールしたことによって、その後のラツィオ戦・レッジーナ戦と連勝を続けていくチームの前線のベースが出来たことが、このチューリッヒ戦最大の収穫だった。


ミラン 3-1 チューリッヒ
45' ヤンクロフスキ
56' パト
74' ボリエッロ
78' ドュリッチ(Z)

ミラン出場選手
GK:ジーダ
DF:アントニーニ、ボネーラ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:アンブロジーニ(68'→エメルソン)、フラミニ、セードルフ
OMF:カカ
FW:パト(66'→ボリエッロ)、シェフチェンコ(76'→ロナウジーニョ)



・・・という訳で次は今朝あったセカンドレグを。
ミランが敗退する条件は「3点差以上もしくは0-2での負け、または1-3敗戦でのPK戦負け」とかなり優位な状況です。


先発メンバーはこちら
GK:ジーダ
DF:ザンブロッタ、ボネーラ、カラーゼ、アントニーニ
MF:フラミニ、エメルソン、アンブロジーニ
OMF:セードルフ、ロナウジーニョ
FW:シェフチェンコ

・キーパーは再びジーダ
・アントニーニが左サイドバック
・中盤の底にはセードルフではなくエメルソンを起用


2点をリードしている状況でこのアウェーゲームを向かえた訳なので、守備に重点を置いてカウンターを狙っていくのかな、というのが個人的な戦前の予想。

しかしフタを開けてみれば試合を支配して積極的に攻撃を仕掛けていたのはミランでした。満員の観客の前でチューリッヒの選手達がはじめから意気消沈しているとも思えず、ミランのチーム状況がこの2週間でかなり改善されているということが分かります。

特に前半は左サイドのロナウジーニョを中心に何度も決定機を作るミランに対し、チューリッヒは沈黙。ミドルシュートを打つばかりでジーダを脅かすまでには至りませんでした。

前半のミランは主に左サイドから決定機を量産します。
特に45分のロナウジーニョのヒールパスの裏に抜け出したアントニーニがマイナスのクロスを送り、セードルフのシュートが枠をかすめたシーン。
そのわずか1分後の今度はセードルフが同じようにヒールパスを送って今度はロナウジーニョが抜け出しクロスを送ったシーン(完全に崩しゴール前のシェフチェンコとアンブロジーニは触るだけだったもののディフェンスの執念のクリアに阻まれる)は最も得点に近づいたシーンでした。

ただし良いことばかりとはいかず、前半30分にボールを奪おうと足を伸ばしたカラーゼが膝を痛めたのがバッドニュース。ボネーラは前回のチューリッヒ戦同様センターバックとしてかなり良いパフォーマンスを見せていましたが、ネスタとセンデロスの復帰が望まれるところです。

そして後半。前半30分にカラーゼに代わりマルディーニが入った他は、ハーフタイムでも交代なし。

前半は左サイドからの攻めが多かったせいか、後半は右サイドから意識的に崩しを狙っていたような気がします。それでも主導権は明け渡さず、真ん中一辺倒のチューリッヒを押さえ込みながら得点を狙うミラン。

61分にはアンブロジーニを下げカカを投入する積極采配で、遂に待望の瞬間を引き寄せます。

70分。ボールを持っていたザンブロッタがロナウジーニョへパスを送り、そのロナウジーニョはディフェンスの注意を引き付けながらラインを破る浮き球のスルーパスを左へ。シェフチェンコはオフサイドラインを絶妙なタイミングで抜け出してキーパーと1対1になり、左足でキーパーの脇の下を転がすシュートで移籍後初得点!アンチェロッティも両手を上げてガッツポーズ!

残りの10分~20分はチューリッヒが猛反撃。選手交代を繰り返し、サイドからの攻めも見られるようになりました。ミランもカウンターから何度か決定機があったもののオフサイドを取られるなど決めきれず。

しかしそれでも落ち着いて試合をコントロールしたミランはアウェーゲームながらしっかりと相手を無得点に抑え、なんと公式戦5連勝!2週間前を思うとちょっと信じられません。


チューリッヒ 0-1 ミラン
70’ シェフチェンコ

ミラン選手交代
30’ カラーゼ→マルディーニ
61’ アンブロジーニ→カカ
76’ セードルフ→ガットゥーゾ


というわけで1回戦を無事突破したミランはグループリーグへの進出が決定!

ミランが入るグループAのその他のチームの結果を含め確認しておきます。

グループA 2戦合計スコア
ミラン (イタリア) 4-1 チューリッヒ(スイス)
ティミショアラ(ルーマニア) 1-3 パルチザン (セルビア)
ヘルタ・ベルリン (ドイツ) 2-0 セント・パトリックス(アイルランド)
バニーク(チェコ) 1-2 スパルタク・モスクワ (ロシア)
メタリスト (ウクライナ) 4-1 ベジクタシュ(トルコ)


10月7日に抽選会が行われ、そこで対決順と場所が決まります。UEFAカップのグループステージは、ホームとアウェー2試合ずつの計4試合で決着がつく方式。その結果上位3チームが決勝トーナメントに勝ち上がり、決勝のイスタンブールの地を目指します。

それにしても寒いところのチームが多いなぁ・・・。

posted by 三四郎 |06:08 | 試合-その他 | コメント(4) | トラックバック(0)
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