2008年08月29日
ミランの07-08シーズンをプレイバック
開幕間近にすることじゃないかも知れませんが、ここで07-08シーズンの戦いを振り返ります。とは言ってもドン引きする相手を崩せなかったとかとにかく選手層が薄かったとか、そういうダメ出しではありません!あのゴールがよかったねなど、つまりそういう非常に個人的で内容もお気楽なものです(笑) 07-08 プレイバック! 記憶に残る良いゴール10 編 (記憶に残る、がミソ。) チャンピオンズリーグ グループステージ第1節 ミラン 2-1 ベンフィカ インザーギのゴール (2-0) 夏の補強はエメルソンだけ、さらには大きく期待されていたロナウドが負傷で出遅れと不穏なスタートだったミランの懸念を吹き飛ばしたナイスゴール。ベンフィカの攻撃を受けたあとの、人数をかけた鋭いカウンターが決まった瞬間でした。シュートを打てるはずだったピルロの、じっくりためてピッポに出したパスがオシャレ。 セリエA 第13節 カリアリ 1-2 ミラン ピルロの直接FK (1-2) 昨シーズンのミランの前半戦はズバリ「ホームに弱く、アウェイに強い。」 だからアウェイで負けることは許されないのです。しかしこのカリアリ戦、前半早々の4分にアックアフレスカに決められる苦しい展開。それでもミランは後半にジラルディーノ泥臭いゴールで追いつき、さらにそのジラが得たフリーキックをピルロが無回転のブレ球で直接決めて勝ち越したのでした。 チャンピオンズ・リーグ グループステージ第6節 ミラン 1-0 セルティック インザーギのゴール (1-0) My No.2 引き分けでグループリーグ突破が決まるセルティックはサンシーロで徹底防御の構え。まさに07-08シーズンのミランが苦手とする相手でした。そんななか右サイドを駆け上がったカフーはカカにパスを渡すと、さらにカカを追い越しリターンパスを受け、すかさずマイナスのクロス。それをインザーギが逃さず押し込み決めた得点。ゴール前にはアンブロジーニもおとりでいたので、決して相手は防げなかったであろう完璧なゴールでした。 クラブワールドカップ 決勝 ミラン 4-2 ボカ・ジュニアーズ ネスタのゴール (2-1) まさかネスタが決めるなんて!(実際はシーズン2点目なんですが笑)先制した直後あっさりパラシオに追いつかれ何とも言えない雰囲気で終了した前半。そんな流れを一変させるきっかけを作った素晴らしいゴールでした。生で見て興奮された方もきっと多いと思います。 セリエA 第18節 ミラン 5-2 ナポリ セードルフのゴール (2-1) なんだかんだ言ってもミランのベストゲームはこれだったのでは?ワクワクするものがありましたね。なんと2008年の初戦となったこの試合まで、ミランのリーグ戦はサンシーロで勝ち無しの状態。さらに2得点以上獲っていないという信じられない状態でした。そんな中決めた「2点目」はとにかく嬉しかった!この日大活躍のロナウドがパトに得点をさせようと2度決定的なパスを送るものの、パトのシュートはナポリGKイエッツォに防がれます。しかしすかさず詰めていたセードルフがキッチリと決めてくれました。 セリエA 第18節 ミラン 5-2 ナポリ パトのデビューゴール (5-2) My No.3 昨シーズンの忘れられないベストシーンの1つ。ファヴァッリのロングボールをしっかりとコントロールして、屈強なドミッツィを振り切りジャンプしたイエッツォの下を転がす・・・。素晴らしい判断と技術を一気に証明しました。ゴール後に涙ぐんでいたのも印象的です。今ではおなじみのハートマークパフォーマンスも当時話題になりましたね。 セリエA 第19節 ウディネーゼ 0-1 ミラン ジラルディーノの決勝弾 (0-1) ナポリ戦の次の試合。KA-PA-ROの大活躍に沸いたミランにおいて、 特にプレッシャーがかかっていたのはジラルディーノでした。このゲームは前節の良い流れを引き継ぐためにも、CL出場権争いにおいても勝たなければならない試合。ウディネーゼの鋭いカウンターに苦しんだミランでしたが、ドラマが待っていたのは後半ロスタイム。パト→カカとつなぎ、抜け出したジラがこの日当たっていたハンダノビッチのゴールを破ったのでした。この時喜びすぎてユニフォームを脱ぎイエローをもらったことが、パロスキのセリエAデビューゴールにつながるとは・・・。 セリエA 第22節 ミラン 1-0 シエナ パロスキのゴール (1-0) My No.1 「試合に出られるかも知れないとは考えていたけど、こんなに出場時間をもらえるとは思わなかった。」とはこの日の主役の試合後の弁ですが、彼にそれほどの時間は必要ありませんでした。期待されたインザーギとロナウドの2トップも不発に終わり、パロスキがピッチに登場したのは63分。そこから相手ゴールを陥れるのに要した時間はわずか「18秒」!セリエA最速デビューゴールが決まった瞬間でした。 セリエA 第24節 ミラン 2-1 パレルモ アンブロジーニのゴール (1-1) 僕は昨シーズンのMVPはアンブロジーニだと思っています。故障せず常にガッツを見せ、重要なゴールをいくつか決めてくれましたね。その1つがこれ。ブレシアーノに先制点を奪われた重いムードに沈んでいたサンシーロ。前線の動きが乏しかったミランの選手達に渇を入れるように、オッドにパスを送ったアンブロジーニが猛然とゴール前に走りこみ、自らクロスに詰めて決めたゴールでした。 セリエA 第36節 ミラン 2-1 インテル カカのゴール (2-0) 敢えてカカの方を!だって1点じゃ心もとないじゃないですか(笑)得点自体はヴィエラのミスから生まれた何でもないものでした。しかし状況によっては喜びを爆発させる何より嬉しいゴールとなるんですね。ローマ戦やカリアリ戦などカカのゴールは美しさと豪快さを合わせもった良い得点が多いんですが、個人的にはこのゴールの興奮にはかないません。 他にもセビージャ戦のヤンクロフスキ、シャフタール戦のセードルフの2つのボレー、ラツィオ戦のアンブロジーニのループ、カターニア戦のパロスキの本当のデビュー弾、インザーギやカカのその他の得点など本当に沢山いいゴールはあるんですが、勝手に10個だけ選ばせてもらいました! その他番外編です。 07-08 プレイバック! やられちゃった編 チャンピオンズ・リーグ 第5節 ベンフィカ 1-1 ミラン ペレイラのゴール (1-1) 「お~、すげぇ。」 セリエA 第17節 インテル 2-1 ミラン カンビアッソのゴール (2-1) 「ディフェンスに当たったか・・・。え、当たってないの!?」 チャンピオンズリーグ 決勝T1回戦・セカンドレグ ミラン 0-2 アーセナル ファブレガスのゴール (0-1) 「あ、入った。」 07-08 プレイバック! チームを救ったビッグセーブ編 セリエA 第14節 ミラン 0-0 ユベントス ジーダ:サリハミジッチのシュート (前半0-0時) セルジーニョの脆い守備をつかれ、中に切り込んだサリハミジッチが放ったシュートはコースも威力も完璧。しかし横っ飛びでゴールを許さなかったジーダが上回りました。この試合は両GKの活躍が見ごたえのある試合でしたね。 セリエA 第21節 フィオレンティーナ 0-1 ミラン カラチ:ガンベリーニのヘディングシュート (後半ロスタイム) シーズンを通して最も価値のあった勝利がこの試合でした(結果的には4位を逃すのですが)。パトが先制点を奪うものの、その後足をひねりピッチの外へ。流れは決して良くなかったですが、勝ち点3を得てミラノに帰れたのはこのセーブがあったからこそですね。後半ロスタイム最後のプレーで得たCKに全てをかけるヴィオラでしたが、ガンベリーニ渾身のヘディングをカラチは至近距離からブロックしたのでした。 セリエA 第22節 ミラン 1-0 シエナ カラチ:フリックのヘッド (後半89分) これは今でもなんで防げたのか分かりません。 途中出場のフリックの完璧なシュートをカラチの背の高さを生かした横っ飛びで守りきりました。ここで失点した後もうミランに反撃の力は残されていなかったでしょうから、パロスキのゴールと同価値のあったセーブだと思います。 07-08 プレイバック! ミラン以外で最も記憶に残ったゴール セリエA 第20節 カリアリ 2-1 ナポリ コンティのゴール (2-1) 年明けまで降格候補筆頭だったのは最下位カリアリ。この日もあっさりとハムシクに先制され、いつものごとく敗戦濃厚。しかしゲームは動きました。時間にして92分。冬移籍新加入のジェダのシュートのこぼれを、後ろから走りこんでいたマトリが押し込んで遂に同点。もうこれだけでもスタジアムの興奮が伝わってきます。しかし時に現実は予想のはるか上を行くもので、ロスタイムぎりぎりの94分にカリアリがFKをゲット。急ぎながらも慎重にボールを蹴ったフォッジャの滑らかな弾道にそのままバックヘッドで合わせたコンティが、本当に劇的な決勝弾を決めたのでした。 スカパー解説の遠藤さんの「これはひょっとしたら何かあるかも知れませんよ・・・・・・ほら来たぁ!ほら来たあぁぁぁ!!」も僕は忘れられません(笑) この勝利で流れが変わったカリアリはその後勝ち点を重ね、最終的に14位でシーズンを終えました。 今年はどんなドラマが待っているのでしょうか?
posted by 三四郎 |19:05 |
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