2008年08月06日
2時間のサミット
そういえばクディチーニも古巣対決でした。 そんなことすっかり忘れてしまうほど苦い記憶だらけのモスクワ遠征でしたが、副会長さんの怒りも頂点に達していたのは想像に難くありません。報道によれば、「チェルシー戦での失態に激怒したガリアーニがアンチェロッティを呼び出し緊急ミーティング」を行うとのこと。 本家G8サミットのために来日した元会長兼現首相に負けたくないと思ったかは定かではないですが、火曜日にガリアーニも自らの別荘で実際にミニ・サミットを行ったようです。時間にして10時半から12時半までの2時間。 個人的には何か新しい展開、具体的にはマーケットへの回帰が宣言されるかなあ、なんて思っていたんですが・・・。 そんな淡い期待もむなしく、会談を終え記者の前に現れた2人はいつも通りクラブと監督の「厚い友情」を確認しただけ。 チェルシー戦大敗のムードをリセットする必要があるのは当然でも、わざわざ対外的に会談の存在をアピールしたわりには中途半端なコメントしか出てきていません。表向きはそうでも実際の所はお互いの意見をぶつけ合う熱い討論が繰り広げられていたんだぜ、というシナリオだといいんですが。 アドリアーノ・ガリアーニ 『カルロ・アンチェロッティと私は、テクニカル面でも人格面でも常に全てのことに意見の一致があるんだ。もし全く同じ波長を持った人間が2人いるとしたら、それはカルロと私のことだよ。 私達は負傷者や不在中の選手達について話し合った。繰り返してはならない日曜の敗戦を分析し、語り合う良い機会だと思ったんだ。』 カルロ・アンチェロッティ 『5-0の敗戦の説明?我々は準備の段階なんだ。問題はストライカーが完全に不在だったことだよ。客観的に見てそれが攻撃面で苦しんだ理由だ。一方ディフェンスについてはもっと信頼が置けるようでなくてはならない。我々にはまだ練習を開始して間もない代表選手もいるが、フィジカルレベルはシーズンのスタート段階の予定と変わらないのだからね。 ゴールキーパー?アッビアーティはよくやったが、カラチはうまくプレーしたとは言えないね。マンチェスター・シティ戦でのジーダのコンディションを見てから決めるよ。 コンディションを別にしても、選手達が日曜の試合を良く思っていないということは明らかだ。世界中のどのチームを相手にしようとも、ミランが5ゴールを許すなどあってはならない。 カカ?休養をとることによって治るタイプの問題を抱えている。それほど長くなるとは思っていないよ。ネスタは背中のリハビリをうまくこなしているね。復帰を待とうじゃないか。 マンチェスター・シティ戦では”本当の試合”をしなければならない。たとえ使用できるストライカーが1人しかいなかったとしてもね。パロスキが出るかどうかは分からないよ。彼はとても疲れているし休養を与えなければいけない。U-19欧州選手権が終わったばかりで、夏休みが必要なんだよ。もしかしたらビウデスが出ることになるかも知れない。まあ見てみよう・・・。』 再びアドリアーノ・ガリアーニ 『カルダシオは中盤の3つの役割全てをこなせるね。当然ながら監督が決めることになるだろう。彼とビウデスはとても才能豊かな若者だと思う。 ファンは落ち着かなければならない。ミランは間違いなくうまくやるよ。重要な選手が我々の下にやって来るまで彼らは嘆いていた、だけどロナウジーニョの加入でハッピーになったじゃないか。今チェルシーとの試合は上手くいかなかった。落ち着こう。 日曜の試合が悪かった1つの理由は多分準備にあると思う。ここ数年で初めて、我々の準備は即座にある目標のために仕上げていないんだ。たとえばチャンピオンズ・リーグの予選やUEFAスーパーカップのようなね。私達は38の日曜日(セリエA)のための準備を行っていて、沢山のことに奔走している最中なんだ。トレーナー達は私に始めはとても難しくなるだろうと伝えていたよ。事実、今年はリーグ戦がクラブの最優先事項で、それは全てのスタッフが心得ている。』 ウルグアイのクラブからの加入が内定していたカルダシオとビウデスは月曜日に全ての手続きが終了し、正式にミランの一員となりました。それぞれカルダシオは14、ビウデスは20となかなか良い背番号をつけることも決定。戦力としての期待値も高まっています。 ところでこの2人、「マーケット終了宣言」から何事もなかったかのように加入していますね。若手選手とビッグネームで線引きがあるのかも知れませんが、こういう約束破りなら誰も怒らないのでもう少し新しい選手をミラノへ連れてきて頂けないでしょうか? ラツィオのステンダルド、サントスのフェリペ・ガルシア、ローマのパヌッチ、サンパウロのアレックス・シウバ、フルミネンセのチアゴ・シウバ(これは以前否定済み)などここ数日だけでもこれだけの選手が噂になっているんです。 ミランの陣容が万全だと信じられる人は現状かなり少ないと思います。 新しい選手は必要無いと言うなら、怪我人が戻っていない状況でも戦えることを証明してもらいたいものです。 次のマンチェスター・シティ戦でアンチェロッティが正しい答えを示してくれるでしょうか。
posted by 三四郎 |15:51 |
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