2008年07月15日
ミランのプレシーズン始動直前
<追記> 公式発表:ロナウジーニョの獲得でバルセロナと合意 本日にミラネッロで行われるメディカルチェックを済ませ、ミランとロナウジーニョは正式に2011年までの3年契約を結ぶ運びとなりました。 報道を見る限りでは移籍金についてミランも少し譲歩したようです。 バルセロナは大人な対応をとってくれたと思います。功労者としてロナウジーニョの意向を汲んで、正門から送り出すことに決めてくれました。そう選択せざるを得なかったと言えばそれまでですが、良い判断をしてくれたと思います。 水曜日からはミランのプレシーズンもいよいよ始動ということで、しばらく更新していなかったこのブログも徐々に始めたいと思います。 新シーズンもよろしくお願いします! まずプレシーズンの親善試合の予定がこちら。 7/23(水) 対クレモネーゼ at クレモナ 7/29(火) TIMカップ(ミラン、ユベントス、インテル) at トリノ 8/01(金) ロシア鉄道杯 対セヴィージャ at モスクワ 8/03(日) ロシア鉄道杯 (ロコモティフ・モスクワもしくはチェルシー) 8/09(土) 対マンチェスター・シティ at マンチェスター 8/17(日) LB杯 対ユベントス at サンシーロ 8/21(木) モレッティ杯(ミラン、ナポリ、ユベントス) at ナポリ 8/24(日) 対スポルティング・ヒホン atヒホン 楽しみなのはロシア鉄道杯。気になるのはシティ戦。 個人的にはマンチェスタースタジアムでのシティとの親善試合が発表された時点で、 ロナウジーニョについてミランとシティの間でなんらかの密約があったのでは、と思っていたんですが向こうもオファーをしているようですね。 どうなることやら・・・。 そして移籍市場の方は結局というか予想通りというか、ザンブロッタ以降目立った動きはありません。 ストライカーの補強についてあれやこれや奔走し続けています。しかし夏の始めにすでに選手との合意は果たしていた、あの選手がいよいよ最終局面ということで・・・。 そのほかのターゲットと共に少し見ていきたいと思います。 ロナウジーニョ 非常に微妙な情勢で、どちらに転んでもおかしくありません。 ミランは夏の間ずっと獲得間近だの、やっぱり高すぎて買えないだの、必要ない気がしてきただの、散々押したり引いたりしていましたが、一つ確かなことはミランは常にロナウジーニョ側と連絡を取り続けていたということです。これはブロンゼッティが明言しています。そして事態が大きく動いた月曜日もガリアーニ、ブロンゼッティ、デ・アシスの三者は会合を行っていました。 ミラン側から見たロナウジーニョの移籍のポイントは3つ。 1、ロナウジーニョの意向 2、移籍規定17条 3、対抗クラブの存在 3つ挙げましたが1が全てといってもいいかも知れません。この移籍問題は全てロナウジーニョ側の気持ち次第。 マンチェスター・シティのバルサに対する移籍金のオファーは現在のミランのそれを大きく上回っていますが、それでも移籍が即座に成立しないのは、選手本人がミランに心を動かされているからです。 日曜にカタルーニャのテレビが「シティ移籍で合意。48時間以内にミランが同等のオファーを提示しなければ移籍決定。」という報道がなされたといいますがおかしな話ですね。合意したのなら待つ必要はありません。 この一連の移籍物語のイニシアティブを握るのは、バルサでもシティでもミランでもなくロナウジーニョ。ミランの唯一にして最大の武器はロナウジーニョと基本合意していることです。 バルサがより高額のオファーを受けたがるのは当然ですが、ロナウジーニョは金銭をどれほど目的にしているのでしょうか?ロナウドが移籍してきたときと同様、彼もリベンジへの強い熱意を持っています。もし金銭が目的ならばもっとスムーズにシティ移籍が決まっているはずです。ミランの選手へのオファー額もシティには遠く及ばない額なのですから。 現在両者のオファーが出揃い、あとは時間の問題ということになりましたが、それはバルセロナ次第。ロナウジーニョを快く送り出すために、即座にミランの要求を飲むのか、シティ移籍をロナウジーニョに求めるのかという選択ですが、どちらにせよ最終的には選手のサインがなければ移籍は成立しません。 下手をすれば8月31日まで伸ばした挙句に残留という可能性も残っていますが、ロナウジーニョには一方的に契約を解除し、残り契約を買い取る権利を有している点で、バルセロナよりも有利なことは変わりません。禁じ手と言われていますが、前例もある合法的な手段です。オリンピック召集問題という大義名分もあります。(ブロンゼッティいわく、「ガリアーニはロナウジーニョにすでに(五輪出場について)イエスと言っているはず。」とのこと。) 少し長くなりましたがロナウジーニョのミラン移籍への気持ちが強ければミランへ、もしそうでなかったのならばシティへ行きます。個人的には以前も獲得について懐疑的ではあるが否定的ではないと書きましたが、ここまで来たならば加入して欲しいです。 ミゲル・ヴェローゾ アルゼンチンから獲得したグリミが期待はずれに終わり、連れてきたブライダ自ら尻拭いをさせらている状況で、ブライダはスポルティングとグリミの完全移籍に向けて調整中。その関連で囁かれていたのがヴェローゾの獲得です。実際コンタクトはかなり前からあったようで、ヴェローゾの代理人も認めています。 ブライダも「彼はいずれミランにやってくる。」と強気ですが、果たしてどうでしょうか。個人的には今夏の獲得の可能性はかなり低いと思います。 まず中盤の選手の層が充分に厚いことが理由の1つです。これ以上必要とは思えません。移籍に前向きなブロッキについても、いつもの様にアンチェロッティは残留を要請したようです。 そして2番目は移籍金の問題。決して安くはないでしょう。今夏も倹約振りが目立つミランが積極的に動くのは考えにくいと思います。 そして3つ目はブライダの影響力の低下です。マーケットについてはガリアーニと一心同体のように動いていましたが、シーズン終了と共にブライダの役職が変わっています。よりガリアーニが支配する形になったというのが一般的な見方で、最近もあまり存在感がありません。エメルソンやロナウドに関する失敗を受けてかミラネッロの医師も今夏変わりましたし、変化のない選手とは裏腹にスタッフは改革されているんですね・・・。 サルヴァトーレ・シリグ(Salvatore Sirigu) シリグはセリエC1のクレモネーゼに所属する若きゴールキーパーで、パレルモが権利を保有しています。ミランに復帰したアバーテのレンタル移籍交渉をパレルモと行う中で、おそらく浮上したものと思われます。 しかしシリグ本人は、「代理人からはなにも聞いていない。」とのことで、実際には動きはまだゼロ。それにゴールキーパー獲得はロリスの時と同様に、放出が先というスタンスなので可能性は低いでしょう(ジーダのコンディションが良く、残留濃厚)。 アンドリー・シェフチェンコ 続報が待たれます・・・ 現在これまでに獲得した来季に向けた戦力は、 ・クリスティアン・アッビアーティ ・ジャンルカ・ザンブロッタ ・ルカ・アントニーニ ・マチュー・フラミニ ・マルコ・ボリエッロ なんとボリエッロが最も高い買い物(笑) 保有権の半分を1000万ユーロ+ディ・ジェンナーロで獲得ですからロナウジーニョよりも高額査定。活躍してもらわないと困りますね。
posted by 三四郎 |11:13 |
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