2008年05月28日
混沌のゴールキーパー問題
<追記> アッビアーティがパレルモ移籍を拒否したことで、ミランのGKの問題は再びのこう着状態。ガリアーニのコメントからも、来季のGKは「アッビアーティ、ジーダ、カラチ(名前順)」の3人というのがおおよその流れとなりそうです。 ロリスは現在リヨンと交渉を開始しており、そのままリヨンへ行くことになります。 ジーダの問題は予想通り(個人的には予想以上に)解決するのが難しいようです。おそらくミランとしては契約を解消するか、もしくはレンタルという形で放出したいと考えているのでしょう。しかし実現にはジーダが大幅な減俸を受け入れなければなりません。ジーダ自身もせっかく勝ち取った契約をみすみす破棄する気持ちも、またカラチの後塵を拝する気持ちも毛頭ないということでしょう。 ガリアーニは先週木曜日の会見で、「現時点ではジーダ、カラッチ、ストラーリ、アッビアーティ、コッポラという5人のGKがいる。ロリスの名前が挙がっているようだが、誰かを譲渡しない限りは新たに獲得をするつもりはない。」と明言。フィオーリとオッフレディの名前は挙がりませんでしたが、いずれにせよ人数が多いと考えているようです。 しかしシーズン終了まではガリアーニ自身、「我々の下には5、6人のキーパーがいるのだから新たに選手を獲得する必要はない。」と言い、「アッビアーティ復帰の可能性は高い。」とも発言していました。それに比べると木曜のコメントは、「誰かを譲渡すれば、新しいゴールキーパーがやってくる。」と言っているように聞こえます。 実際先週の段階で、ミランがニースのウーゴ・ロリスと4年契約で合意し、後は移籍金を詰めるだけと言った報道がフランスのメディア(レキップ)から発信され、獲得は秒読みといった段階まで行きました。 アッビアーティの代理人の、「ミランがロリスと交渉していることは知っている。」と言うコメントも事実を裏づけているように思います。 ミランとしてはロリスの獲得にある程度の目処をつけたところで、じっくりと余剰人員の処遇の道筋をつけようと考えていたのかも知れません。週末にはガリアーニはバルセロナに飛び、ラポルタとザンブロッタらについての交渉を行ったのでした。 これはミランの余裕なのか油断なのか、はたまた交渉は決裂していたのか。 月曜日にリヨンのオラス会長が、退団を決意したクーペの代わりに「ロリスを24時間以内に獲得する。」と発言しましたね。それまでロリス本人もミラン、トッテナム、リヨンからのコンタクトがあることを明かし、その全てにまんざらでもない様子だったことから、ミランのゴールキーパー問題は振り出しに戻ったかと思われました。 しかし現時点でリヨン入りが決定したという公式のアナウンスは、未だなされていません。(ごく近い将来、もしかしたらこれを書いてる時点で動きがあるかも知れないんですが…) 一方ミラン側にも動きが。復帰が濃厚と思われたアッビアーティが、350万ユーロでパレルモへ完全移籍するという噂が浮上。事実なら、危機感を感じたミランが急いで行動を起こしたと言えると思います(24日の時点で会合の準備があったようですが)。 パレルモとの交渉がスムーズに行くのかは分からない所ですけど。 そしてミランは木曜日にニースに向かい契約締結を目指すと言われています。それまでにロリスが他のクラブとサインを交わさないことを祈りつつ。 ここでまとまらなかったら、ジーダ&カラチ体制が来季も続くことになったとしても決して驚きませんね。コッポラもストラーリも現在のファーストゴールキーパーの位置に満足しているようです。
posted by 三四郎 |04:35 |
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