2008年05月19日

サイクルは終わった。ミランは終わらない。 (38' Giornata /-Udinese)

前半、最悪でしたね~。

ミランのディフェンスはウディネーゼのアタッカー陣のスピードについていけませんでした。

ボネーラはファウルで止めるのが精一杯で時折雑なプレーを見せ(退場するんじゃないか本当に心配だった)、カラーゼも毎試合1,2回は気の抜けたミスをしてしまうし…。ファヴァッリは軽い対応を2回繰り返してメストの先制点を生み出し、オッドは正直全く存在感無し。

ファヴァッリはまだ攻撃面では前線と絡んで積極的でしたけど、オッドは出てきて欲しい場面で上がってこないことが目に付きました。上げるクロスは左足ばっかりだし…。良いときはサイドで1人抜いて右足でちゃんと蹴るんですけどね…。

ピルロが苦し紛れに局面を打開するスルーパスを狙ってもことごとく不発で、カカは決定的な場面で決められずかなり苛ついている様子。カカが焦っている時はミランは勝てないですよね。

前半はセードルフだけが落ち着いて、ミランを支えていたと思います。


後半開始時には予想通りアンチェロッティが2枚代え。
前半の内にでも投入してくれと思ったパトをブロッキと。そしてラストゲームの記念出場という訳ではなく、単純に戦力として期待したいカフーの投入。

流れは変わりましたね。
前線にパトもいることで、インザーギにピンポイントで合わなくてもフォローが利く。またパトが単独で仕掛けられるので、カウンターの場面でカカがディフェンスを抜かなくてもパトにパスするという選択肢が増える。カカがチャンスメークとインザーギのフォローの二役をしなければならなかった前半に比べて、格段に攻撃が良くなりました。
得点シーンはピルロの浮き球のスルーパスから、カカがゴール前に折り返すという得意の形。インザーギは押し込むことが出来ませんでしたが、パトが走りこんでいました。それでこそ!

2点目はインザーギのミラン通算100得点目!ゴール前にミランの選手が5人位いましたが、よく繋いで気持ちが伝わってくるゴールでした。

その後FKの場面でインザーギがサパタに倒されてリゴーレ獲得。外す予感が大いにしたカカは、やっぱり外しましたね(苦笑)右隅を狙ったキックはハンダノビッチが完全に読んで跳ね返し。こぼれ球をそのままピッポが強烈なシュートを放つもバー直撃!カカは4度あったビッグチャンスを全て外してしまいました。カカがチームメイトに救われることもあるのです。

その後はチームに劇的な変化をもたらしたパトの、代表デビュー戦ゴールのような軌道を狙ったシュートも惜しくもバーに跳ね返されますが、カフーがまさかの惜別ゴールを決めてくれました。偉大な選手の特別な試合にはドラマが用意されているんですね…。ありがとうカフー!

そしてもう一人のナイスガイ、セルジーニョがピッポに代わって登場!直接FKを打つ見せ場も。

試合の最後にはセードルフの得点で4-1と試合を決め、ミランはカフーとセルジーニョと共に有終の美を飾りました。


ミラン 4-1 ウディネーゼ
32' メスト
48' パト
59' インザーギ
80' カフー
88' セードルフ

ミラン出場選手
GK:カラチ
DF:オッド(46'→カフー)、ボネーラ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ブロッキ(46'→パト)、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:インザーギ(82'→セルジーニョ)



サンシーロの試合終了後トリノの方にチャンネルを変えましたが、ボールを回すフィオレンティーナの選手をトリノの選手達は積極的に追わず。
それでもよく70分以上持ってくれました。GKのセレーニがビッグセーブを連発したようですね!


<07-08 セリエA 最終順位>
01 85p インテル CL
02 82p ローマ CL
03 72p ユベントス CL
04 66p フィオレンティーナ CL
05 64p ミラン UEFA
06 60p サンプドリア UEFA
07 57p ウディネーゼ UEFA
08 50p ナポリ
09 48p アタランタ
10 48p ジェノア
11 47p パレルモ
12 46p ラツィオ
13 44p シエナ
14 42p カリアリ
15 40p トリノ
16 40p レッジーナ
17 37p カターニア
18 36p エンポリ 降格
19 34p パルマ 降格
20 30p リヴォルノ 降格


カターニアはギリギリの残留!ハイライト見ましたけど、実況が「モリモート!」を連呼していました。シーズンの最初と最後に大きな仕事をしましたね。


そして今シーズンのカポカンノニエーレは21ゴールでアレックス・デル・ピエロ!

ミランの選手達のリーグ戦でのゴール数は以下。カカがチーム内得点王!
30試合15ゴール カカ
21試合11ゴール インザーギ
18試合09ゴール パト
29試合07ゴール ジラルディーノ
31試合07ゴール セードルフ
33試合04ゴール アンブロジーニ
34試合03ゴール ピルロ
06試合02ゴール ロナウド
07試合02ゴール パロスキ
15試合01ゴール グルキュフ
15試合01ゴール カフー
16試合01ゴール マルディーニ
25試合01ゴール オッド
29試合01ゴール ネスタ
31試合01ゴール ガットゥーゾ


ミランの今シーズンは全て終了。チャンピオンズへの出場は叶いませんでしたし、ポジティブなシーズンではありませんでした。
しかし最後の45分間の奮闘は、見るものに清々しい思いを残して今年を締めくくってくれたと思います。
来季はミランが未だ手にしたことのない、UEFAカップへの挑戦。
そして何より悲願のスクデットに向けての新たな戦いに期待しましょう!


CLには出場できませんが、補強には出来うる限り動いてほしいですね。「サイクルは終わった。」とタイトルには載せましたが、今のミランのベースは崩すことはありません。「チーム内競争の活性化」というのが大きなテーマでしょうね。

<来季に向けたコメント抜粋>
アドリアーノ・ガリアーニ
「明日からは来季に向けての計画を始め、補強について考え始める。もちろん目標はチームを解体するのではなく、欧州とイタリア国内で再び競争力のあるチームになるべく補強をすることだ。この点では時間はたくさんある。来季の最初の公式戦は8月31日で、マーケットが閉まるのはその時だ。レギュラークラスの12~13人はチームを離れない。勝つためには同じくらいのクオリティー、レベルで競争を生み出せるような選手層の厚いチームにしなければいけないと思う。
ガットゥーゾ?リーノとは明日会って、彼が思っていることを聞く。正直に状況を伝えるよ。いずれにしてもサポーターは落ち着いているべきだ。何度も言ってきたように、ミランの一番のサポーターはシルヴィオ・ベルルスコーニであり、このチームは常にハイレベルな争いをしていく。」 

カルロ・アンチェロッティ
「これから再び意欲と刺激を持った競争力のあるチームでいるために、リスタートを切ることが我々の義務となる。来季の我々の優先目標は間違いなくリーグ戦となる。この目標を達成するために、我々はできる限り必要なことすべてを尽くしていく。
新戦力は間違いなくやって来るだろう。競争力のあるチームでいるために、我々を助けるべく必要な戦力であるはずだ。たとえばUEFAカップは木曜に試合がある。リーグ戦でベストな状態にあるためには、選手のローテーションが必要になるのはもちろんのことだ。いずれにしても補強については落ち着いて動くだけの時間が十分にある。8月31日まで時間はあるんだ。」



今年も1年間ミランを応援し続けたみなさん、お疲れ様でした!
色々ありましたけど、今週からは楽しみな試合がありません。それが寂しいですね。
そしていつもこのブログを読んでくださった方々に本当に感謝しています。みなさんと共に一喜一憂出来たからこそ、僕も続けることが出来ました。根性無しなため不定期更新となっていましたが、総アクセスはなんと30万件を越えました。ただただ驚いています。始める前は考えもしなかったことです。
それから前回の記事にいち早くコメントを下さったみなさん、ありがとうございます!これから返信いたします。

posted by 三四郎 |15:04 | 試合-Serie A | コメント(22) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加