2008年05月09日
チャオ ガットゥーゾ
これはとあるニュース記事のタイトルです。
コリエレ・デッロ・スポルトだったりトゥットスポルトだったりしたら、ハイハイまたですか…で一笑に付せばいいんです。残念ながらメディアセットから出されました。シルビオ・ベルルスコーニが大株主として君臨し、息子のピエルシルビオが副会長を務める会社であることはご存知の通り。
日本でも報道がなされていますが、バイエルンはガットゥーゾに年俸600万ユーロの4年契約を提示しました。ミランのサラリーキャップを越える額です。ミランの年俸はカカを除き400万ユーロが上限です。当然ガットゥーゾは400万ユーロを受け取っています。フラミニの年俸は550万ユーロだと言う報道も一部ありますが、それは手取りの金額ではないでしょう。イタリアの所得税が高額なのは有名ですね。はっきりしたことは分かりませんが、実際は390万ユーロあたりではないかと言われています。
さて、話が逸れました。
バイエルンとガットゥーゾの間では非公式な合意がなされていると言われています。ミランでのモチベーションを失くしたというのは、どうやら本当かも知れません。04-05シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝でリヴァプールに敗れた後も、ガットゥーゾは移籍を希望しました。実際にマンチェスターユナイテッドへ移籍する可能性はかなり高いものだったようです。それはガットゥーゾ本人も認めています。今回はさらに固い決意でいるんでしょうか?
最近の関係者の発言を振り返りましょう。
ガットゥーゾ本人は移籍については沈黙を保ったままです。テレビ番組のインタビューでは、「なんで話さないんだと皆が言うけど、今はミランの4位確保にだけ集中している。チームに個人の問題を持ち込みたくないんだ。」と語りました。
ガットゥーゾの代理人は、「ミランとの契約を尊重するつもりだ。」と主張。
アンチェロッティは、「本人が望む、望まないに関わらずガットゥーゾは残留させる。」と強い態度でいます。
ガリアーニはフラミニ獲得後、「もうシーズン終了までマーケットについては話さないよ…。」とだけ語りました。昨日の晩にあったバルサとブロンゼッティの会合のことを指しているのかと思いましたが、今になって思えばガットゥーゾのことだったのかも。
正直これらの発言だけではどこまで話が進んでいるのか読めません。ロナウジーニョの”重症説”からは、「あぁ、まだミラン移籍の話は進んでいるんだなぁ」ということがバレバレですが(苦笑)
少なくともハッキリしているのはミランの選手・フロント・ファン、誰もガットゥーゾの放出は望んでいないということです。
ガットゥーゾはミランとの契約下にあります。フラミニがアーセナルを去った場合とは根本的に違い、ミランがノーと言えばノーです。ガットゥーゾとミランは1年前の2月に契約延長することに合意しているので、残り契約を買い取ることは出来ません(※”買い取ることはしないでしょう”から”買い取ることは出来ません”に訂正します)
余談ですが、フレブは残り契約を買い取る姿勢も見せているらしいですね。そうなれば大きな波紋を呼ぶことに。
なぜメディアセットが最も先走って移籍の高い可能性を報じたのか…。ミランはガットゥーゾの移籍を容認した、と考えるのが普通です。しかしサラリーキャップをなくす訳にはいかないミランが強硬姿勢を貫く姿勢を見せつつも、金銭ではないところで慰留に全力を尽くすということかも知れません。「リンギオ、金なのか?」というメッセージなのかも。チームのバンディエラの1人をこんなにも簡単に放出するはずはなく、なにか戦略的な理由があるとみていいでしょう。そうであってほしい。
ciao=親しい人にする挨拶。さようなら、もしくはこんにちはの意
posted by 三四郎 |12:50 |
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