2008年04月25日
フィオレンティーナ UEFAカップの挑戦
グラスゴーで行われたUEFAカップ準決勝ファーストレグ、レンジャーズ対フィオレンティーナ。イタリア勢で唯一ヨーロッパのコンペティションに残っているフィオレンティーナの戦いや如何に…。 アウェイ、フィオレンティーナの先発 GK:フレイ DF:ヨルゲンセン、ウィファルシ、ガンベリーニ、ゴッビ MF:リベラーニ、モントリーボ、クズマノビッチ、サンターナ、ムトゥ FW:パッツィーニ ・前線はパッツィーニ1枚でムトゥとサンターナがワイドに大きく開いた形。 対するホームのレンジャーズは大黒柱のファーガソンが出場停止の他、FWのマッカロックなど負傷者が相次ぐ苦しい布陣で臨んだ。 試合は前後半通して非常に明確な形で貫かれ、お互いの思惑が交差しながら同じリズムで進んだ。 ボールを支配したのはよりテクニックを持っているアウェイのフィオレンティーナ。ウィファルシがセンターに入ったディフェンスラインをかなり高く押し上げてビルドアップ。 基本的にはボールをレジスタのリベラーニに預けて攻撃が展開する。しかしこの日赤いユニフォームのヴィオラはかなり苦しんでいた。というより相手の守備に手を焼いていた。 レンジャーズは4枚+4枚の守備ブロックを形成し前線の2枚にカウンターを託すというカテナチオ戦術を徹底。 アウェイということで対峙するフィオレンティーナも無謀なマネはしたくない。強固なディフェンスの飛び越しを狙ったリベラーニやディフェンスラインからのロングフィードや、サイドに逃れてクロスからの1発を狙う攻撃が多く単調だった。ゴール前にはパッツィーニ1枚しか居らず、ムトゥも攻撃参加を自重していたため、支配率の割に脅威となる攻撃は少なめ。それでもクズマノビッチのクロスからムトゥ(ハンド判定)、ムトゥのFKなどでGKアレクサンダーを慌てさせるシーンを作り出した。 一方のレンジャーズに決定機と言えるシーンはほぼ皆無。ボールを奪ってからのカウンターを狙い続けるも、チームメイトのサポートが遅かったりサイドチェンジのパスをことごとくミスしたりとフィオレンティーナのペナルティエリア内になかなか進入できず。59分にはダルシュビーユも下げてしまった。 対するフィオレンティーナも交代策は81分にパッツィーニに代えてヴィエリを投入するに止め、是が非でもアウェイゴールを奪おうとはせず。 両チームのリスクを犯したくない気持ちがそのまま現れた90分間となった。個人的にはファビオ・リベラーニにMVPの称号を贈りたい。常にヴィオラの攻撃の起点となっていたし、レンジャーズがカウンターを仕掛けた場面でも巧みにボールを奪うプレーを見せていた。 果たして余力を残したままのフィオレンティーナがホームで順当に勝利するのか、それともファーガソンが帰還するレンジャーズが執念のアウェイゴールを奪うのか。楽しみは続く。 レンジャーズ 0-0 フィオレンティーナ レンジャーズ チーム・スタッツ 支配率:35% 枠内/シュート:0/4 ファウル:19 イエロー:0 レッド:0 成功/パス:227/256 フィオレンティーナ チーム・スタッツ 支配率:65% 枠内/シュート:3/8 ファウル:19 イエロー:3(サンターナ、ゴッビ、ガンベリーニ) レッド:0 成功/パス:518/602 準々決勝のPSV戦は1-1で迎えたセカンドレグでムトゥがあっさり2点を奪ったので、ヘタフェ対バイエルンに視聴変更。90分になってから追いつき、延長でも3ゴール入るというドラマに興奮しっぱなし。UEFAカップも面白い!(と自分をなぐさめたりなんかして・・・) このレンジャーズ対フィオレンティーナは見所の少ない展開となってしまったけど、セカンドレグでの両者の意地のぶつかり合いに期待!
posted by 三四郎 |12:01 |
試合-その他 |
コメント(6) |
トラックバック(0)


