2007年12月05日

余計なお世話が飛び出すほどに… (-Celtic /Matchday 6)

セルティック・パークでのミランにイライラしたミランファンのように、今朝のセルティックにファンの人は怒りを覚えたのではないかと余計な心配をしてしまいます。

最初から明らかに引き分け狙いのセルティックに前半のミランは付き合ってしまった訳ですけど、試合を通じてもピンチはマクマナスからのロングフィードにブラウンが抜け出した一度くらいで、なんとも気が抜けてしまいました。


試合を簡単にした要因は、セルティックのストロングポイントであるサイド攻撃がほとんど機能しなかったことでしょうね。

昨シーズンから実に4度目となる両者の対戦ですけど、ミランはこれまでの3度すべて4-4-1-1の布陣でサイドで数的優位を作って相手を潰す戦術をとっていました。これこそが、「そこまでして相手に合わせることないだろうに…」というイライラの原因だったように思います。

しかし今回はセルティックが自陣深くに閉じこもってボールを跳ね返すだけだったのでその必要もなく、ミランは自由にボールを回せました。
ヤロシクはスペースを埋めることに終始してカウンターとなるロングボールを受けることは出来ず、マッギーディーはドリブルを仕掛けるものの周りのサポートがないまま大ベテランのファヴァッリに先を読まれ沈黙。


ミランが引いた相手に苦戦しているのは事実ですけど、セルティックのファンも「そこまで相手を恐れることないだろうに…」と思ったことでしょう。

結局入ったのは1点だけでしたけど、それ自体は素晴らしい得点でしたね!
カフーからパスを受けたカカが深い位置まで持ち込んで、一瞬行き詰まったかな?と思ったらさらにカフーが深い位置にオーバーラップし、マイナスのクロスをきっちりインザーギが押し込む。

こういうカフーのようなプレーが今のミランに欲しかった!
カカ任せにせず自分で決めるといった気概を見せてくれたカフーはこの試合のMVPだと思いますし、まだまだ必要な選手だと痛感しました。

良くも悪くも試合の空気を読んでしまう選手が多いミランの中で、インザーギ、グルキュフ、カフーの三人の貪欲に点を奪いにいく姿勢はとても好きです。逆にピルロは3度の決定的チャンスに難しいパスを選択してましたけど、それはテクニックが有りすぎる選手の性か…。
インザーギは今季CL3点目欧州カップ戦の通算ゴール数を63に伸ばし単独首位!


それしてもセルティックは後半負けていたシャフタールが点を返していたらどうしていたんでしょう。ストラカンはCLではメンバーを入れ替えたり新しいことをやったりしてますけどやや疑問。

去年のように、アウェーで無謀に戦って散るのよりはまだマシかも知れないけど、今季はまた極端に守備的ですね。
ミランやマンチェスター・ユナイテッドは力押しする(出来る)ようなチームじゃないのでいいですけど、ベンフィカ戦でカルドーソに苦しめられたように、例えばチェルシーインテルのような相手と当たったら今のままでは大敗してもおかしくないかもしれません。
セルティックには頑張ってほしいだけに、監督の修正に期待してます。
本当は他のチームを心配しているだけの余裕は今のミランにはないですけど(涙)


最後に、残念だったのはシミッチの負傷退場。せっかく出番が回ってきたのに不運です。もしかしたらミランでの最後の試合になるかも知れませんね。横浜で出番はあるかな?


'ミラン 1-0 セルティック
70'  インザーギ'

ミラン出場メンバー
GK:カラチ
DF:カフー、シミッチ(→カラーゼ)、ボネーラ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ(→ブロッキ)、アンブロジーニ、セードルフ(→グルキュフ)、カカ
FW:インザーギ

posted by 三四郎 |15:49 | 試合-Champions League | コメント(2) | トラックバック(0)
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