2007年10月02日
二つの星がつなぐものとは
みなさんは「フランコさんのイタリア通信。」というサイトを知っていますか? ミラノのスポーツジャーナリスト、フランコさんが糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」に寄せているコラムが載っているページです。 そこに少し心温まる話がアップデートされました。 ワインが好まれるイタリアですが、最近ビールを飲むのが流行しているのだそう。 ミラノにはパブが10軒ほどあり、ビールを飲みに出かけたフランコさんは 「4-4-2」という店を発見。 名前に惹かれて店に入りました。 「4-4-2」はもちろんフォーメーションですが、これはイギリスで好まれる伝統的な布陣です。 読み方もfour-four-two。 店の中もイギリスのリーグ戦が放送されています。まさしくイギリスのパブの雰囲気そのまま。 壁にはビッシリとマフラーやフラッグが飾られています。 あれ?様々な国のチームの物が飾られているのに、イタリアのチームのものがありません。 そして、店の人が渡したビールには「SAPPORO」の文字が。 フランコさんは疑問に思います。なぜこんな遠い国のビールを? フランコさんに尋ねられた店の経営者の1人アンドレアさんは、 「ぼくらはサッカーの神々がいないサッカーの味方なんだ、スーパースターがいないサッカー‥‥。 たとえばカカやイブラヒモヴィッチやロナウジーニョには、ぼくらは興味がない。 そして、なぜ日本のビールを提供しているかというと、 日本のJ2のあるチームのファンだからさ。ちょっと上を見て‥‥。」と。 そこには、黄色とブルーのマフラー。なんと「VEGALTA SENDAI」とあります。 アンドレアさんは日本のサッカーについて語りはじめました。 「ぼくらは2002年のW杯のときに仙台へ行って、ベガルタ仙台のファンになったんだ。 ぼくらは、ベガルタという名前の由来を日本人たちに聞いたのだけど、 その説明ときたら、詩のようだった。 ほんとうかどうか確かめていないけど、その説明には詩情があふれていて、 ぼくらはすっかりファンになってしまった。 だって、その名前はヴェーガとアルタイルという ふたつの星の結びつきからつけたって言うじゃないか。 恋し合うふたつの星の名前をつなげてあげてサッカーチームの名前にするなんて、 日本でなければ、ありえないよ。」 さらにアンドレアさんは、 テーブルにおいてある日の丸柄のTシャツの話も始めました。 アンドレアさんは小さな声で、 「僕らはこれを30枚、買ったんだ。 もしベガルタがJ1に昇格したら、熱心な常連さんたちにプレゼントする。」 とささやいたのです。 素敵な話ですね。 以下がサイトのアドレスです。 フランコさんのイタリア通信[http://www.1101.com/francorossi/index.html ] 追記ですが、4-4-2で映されていたのはプレミアかスコットランドかなど分かりませんでしたから、原文どおりイギリスと表記しました。 プレミアだったとしても強豪チームの試合ではないことは確かでしょうねっ!
posted by 三四郎 |18:00 |
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