2008年09月03日
去年であれば「エメルソンが入ったね。」で済んだ夏の移籍市場も今年は忙しかった・・・。
放出選手や下部組織出身選手の動きを含め、ごくごく簡単に確認しておきます。
<新加入選手>
マシュー・フラミニ Mathieu Flamini
移籍元:アーセナル
最初にして最大のサプライズ。すでに開幕戦でも実力を証明し存在感を発揮。
マルコ・ボリエッロ Marco Borriello
移籍元:ジェノア
昨シーズン飛躍を遂げた左利きのストライカー。共同保有権を買い取っての復帰。
クリスティアン・アッビアーティ Christian Abbiati
移籍元:アトレティコ・マドリード
こちらはレンタルからの復帰。パレルモへの移籍騒動があったものの結局ファーストポジションを勝ち取る。
ジャンルカ・ザンブロッタ Gianluca Zambrotta
移籍元:バルセロナ
プレシーズン後半で調子を上げ、開幕戦も活躍した期待の新戦力。
ルカ・アントニーニ Luca Antonini
移籍元:エンポリ
エンポリから保有権を完全買取し、ようやくミラン復帰を果たす。左サイドバック起用が現在濃厚。
ロナウジーニョ Ronaldinho
移籍元:バルセロナ
新しいチームの顔となれるか。マンCとの争奪戦をギリギリで制しての獲得。
マティアス・カルダシオ Mathias Cardacio
移籍元:ナシオナル・モンテビデオ
ウルグアイからやって来た中盤の若手選手。将来が嘱望される逸材。
タバレ・ビウデス Tabare Viudez
移籍元:デフェンソール・スポルティング
こちらもウルグアイから新加入。セカンドストライカーが適性。
アンドリー・シェフチェンコ Andriy Shevchenko
移籍元:チェルシー
度重なる交渉を経て遂に復帰。サンシーロでは温かく迎えられた。
フィリップ・センデロス Philippe Senderos
移籍元:アーセナル
買取オプション付きのローンで加入したスイス代表。CLでミランと戦った際は大いに活躍。
<放出選手>
アルベルト・ジラルディーノ Alberto Gilardino
移籍先:フィオレンティーナ
コンスタントに得点を重ねていたものの、インパクトを残せず恩師プランデッリの元へ移籍。
ヨアン・グルキュフ Yoann Gourcuff
移籍先:ボルドー(レンタル)
出場機会を得るためにフランスへの移籍を決断。殻を破ることが出来るか。
カフー Cafu
移籍先:契約満了
まだまだ一線級の実力を有しながら契約満了で退団。ブラジルでキャリアを続ける可能性も。
セルジーニョ Serginho
移籍先:契約満了
ヘルニアに悩まされ「コンコルド」は引退を決意。これからはミランのスカウトとして働く。
ロナウド Ronaldo
移籍先:契約満了
リヴォルノ戦での怪我から実戦復帰の目処が立たずクラブは契約延長をしないことを決断。回復具合によっては現役復帰もありえるだけに、今後の動向が注目される。
ヴァレリオ・フィオーリ Valerio Fiori
移籍先:契約満了
第3GKとしてクラブからも信頼が厚かったが引退が決定。スタッフとしてこれからもクラブに残る。
ジゴン Digao
移籍先:スタンダール・リエージュ(レンタル)
レンタル移籍で今度はベルギーへ。兄に似た真面目な性格だけに飛躍に期待したい。
ダリオ・シミッチ Dario Simic
移籍先:モナコ
頼れる控えとしてチームを影で支えていたシミッチもついに移籍。新しい挑戦の場はリーグ・アン。
クリスティアン・ブロッキ Cristian Brocchi
移籍先:ラツィオ
ミランでの出場機会が見込めずラツィオへ完全移籍。第3節で早くも顔を合わせる可能性が。
マッシモ・オッド Massimo Oddo
移籍先:バイエルン・ミュンヘン(レンタル)
出場機会の獲得と代表への定着を目的に電撃移籍。買取オプションが付いているものの本人は復帰に意欲。
さらにイブラヒム・バの契約満了に伴う引退と、レアンドロ・グリミのスポルティング・リスボン、マルコ・ストラーリのフィオレンティーナ(レンタル)への移籍がこの夏決定した。
<その他ミランの下部組織出身選手の動向>
・DF
リーノ・マルゾラッティ Lino Marzoratti
移籍先:エンポリ(完全移籍)
エリア・レガーティ Elia Legati
移籍先:モナコ(買取オプション付きレンタル)
ダヴィデ・アストーリ Davide Astori
移籍先:カリアリ(共同保有)
・MF
パオロ・サンマルコ Paolo Sammarco
移籍先:サンプドリア(完全移籍)
イニャツィオ・アバーテ Ignazio Abate
移籍先:トリノ(共同保有)
エンポリから保有権を全て買い取った後、トリノへ放出。
ダヴィデ・ディ・ジェンナーロ Davide Di Gennaro
移籍先:ジェノア(共同保有)
ボリエッロ獲得の際に保有権の半分がジェノアに譲渡された。
ルカ・アントネッリ Luca Antonelli
移籍先:パルマ(共同保有)
・FW
アレッサンドロ・マトリ Alessandro Matri
移籍先:カリアリ(完全移籍)
ニコラ・ポッツィ Nicola Pozzi
移籍先:エンポリ(完全移籍)
ウィリー・オーバメヤン Willy Aubameyang
移籍先:アヴェッリーノ(レンタル)
アルベルト・パロスキ Alberto Paloschi
移籍先:パルマ(共同保有)
昨シーズンはトップチームで4得点を記録。多数のクラブの争奪戦の末に名門パルマに渡ることが決定した。
今年もマルゾラッティやポッツィ、マトリ、サンマルコなど昨シーズンもセリエAで活躍し、復帰が期待された選手達が移籍していってしまいました。さらに共同保有の形で多くの選手が武者修行に出されましたが、是非力をつけてミランに戻ってきてほしいものです。
公式ホームページによるとアバーテ、ディ・ジェンナーロ、パロスキらには大いなる注目を持って動向を追っていくとのこと。
最後にこれは完全な余談・・・。ブロッキの移籍が決まった8月28日は、ちょうど公式ページで新シーズンの選手写真が発表される日でした。移籍が確定的だった時に撮られたであろうブロッキの顔写真も数時間だけ掲載されていたんですが、何かの記念に保存しておけばよかったなぁ。なんてどうでもいいことを思ってます。
posted by 三四郎 |15:29 |
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2008年08月28日
追記:オッドのバイエルン行き決定(買い取りオプションつき1年ローン)
う~ん、残念!
移籍期限が迫るとスゴイスピードで話が進むので怖いです。
キエーボ戦のスーパーシュートが一番印象的でした。
さらに先ほどブロッキのラツィオへの完全移籍も正式に決定しています。
来る者あれば去る者あり。
報道がかなり先行していたフィリップ・センデロスの加入もようやく正式に決定し、懸念されていたディフェンスの選手層もひとまずこれで安心となりました。
一方で今夏例年になく大量に選手を補強したミランは、新シーズンに向けた最後の仕上げとして余剰戦力の放出を始めているようです。昨日パロスキが共同保有の形でパルマへ行くことが決まりましたが(ルカレッリの良い所を学んで帰ってきてくれ!)、ブロッキもどうやら移籍間近とのこと。
ダビデ・リッピ(ブロッキの代理人)
「ラツィオの会長であるクラウデイオ・ロティートとの会合を終えたところだ。我々は条件面での合意に達した。しかしミランと詰めるべきいくつかの詳細が残されているので移籍が完了したと言うことはまだ出来ない。
クラブ間でのいかなる選手の交換も無いだろう。明日ミランと会って移籍が完了したと言える時に、全ての詳細を知ることになるのだけどね。」
プレシーズンではトップ下を務めるなどよく分からない使われ方をしたブロッキ。やはり戦力として計算されていなかったのでしょうか。フラミニとカルダシオの加入とエメルソンの復帰でますます出場機会が得られなくなることは確実なので、これは本人にとっても良い移籍だと思います。さすがに中盤の選手が増えすぎました。
これまで計算できる貴重な控えとして活躍してくれたと言えるでしょうね。ラツィオとは2年契約を結ぶ予定とのこと。
そしてもう1人移籍の噂が浮上しているのがマッシモ・オッド。
フランスのレキップ紙が昨夕オッドがリヨンにいたと報じたことから一気に噂が広まったようです。報道によれば買取オプション付き1年契約のレンタル移籍が合意目前とのことでしたが、そもそもオッドはその時間はミラネッロにいたはずという指摘が・・・。
ガリアーニはオッドについては残留を決めたと明言しているので僕は安心しているんでが、選手のことを考えるとリッピ新体制のアズーリを目指して移籍するという選択もアリかなという気も同時にしています。
ただしミランの利益を図るならオッドにはぜひ残留して欲しい。右サイドバックの代わりを務められる選手は確かにいますが、やはり本職の人にはいてほしいですね。そうでないと、もしザンブロッタが怪我でもした場合カフーを残しておくべきだったということになるかも知れませんので。
それから今夏ミラン入りも噂されていたモナコのジェレミー・メネスのローマ入りがほぼ決まったようですね。ちょっと気になっていた選手なので残念です。グルキュフに成長して帰ってきてもらいましょう。
posted by 三四郎 |04:47 |
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2008年08月24日
チェルシーの公式サイトより、
「チェルシーFCはアンドリー・シェフチェンコをACミランに復帰させることで合意に達した。合意内容の詳細は明らかにされない。
移籍はメディカル・チェックを問題なく通過してから行われる。」
こちらはミランの公式発表
「ACミランはシェフチェンコがロッソネロのユニフォームを纏うことについてチェルシーFCと合意に達したことを発表する。選手は明日ミラノに到着し月曜にメディカルチェックを行う予定。チェルシーFCとの金銭的合意についての詳細は明らかにされない。」
ベルルスコーニはやはりあきらめていなかったようです。レンタルなのか完全移籍なのか移籍の内容ははっきりしません。追って報道があるでしょう。
それにしてもアンチェロッティは数時間前にシェバの復帰を全否定していましたよ!これだからアンチェロッティの移籍についての発言は信用なりません。しゃべりすぎるガリアーニとのバランスを考えているんでしょうか(笑)
それにしても驚きました。土曜の夜というタイミングは完全に予想外です。スカパーでプレミアリーグを見てましたよ。
→で表すと
リヴァプールの劇的な逆転に興奮→流れでアーセナルの試合も観戦→ハーフタイムにネット流し読み→いつものようにミラン公式サイトをチェック→あわわわわわわわ・・・
おかげで後半見てません。
とにかく、ついにかつてはマルディーニを継ぐキャプテン候補筆頭だった元7番が帰ってくることになりました。
チェルシーがロビーニョの獲得に大きく近づいているのが直接の引き金かも知れません。
シェフチェンコの復帰は数あるミランの移籍話の中でも最も意見の分かれる所です。むしろ賛否両論の否の部分の方が多いかもしれません。年齢、タイプ、ポジション、放出の経緯、現在の力量どれをとっても疑問符がつきます。
しかしベルルスコーニの個人的な寵愛がほとんど唯一の決め手となってのミラノ帰還。困るのはアンチェロッティですね。シェフチェンコをベンチから外す勇気も時には必要となるでしょう。
僕がファンの1人としてシェフチェンコに求めるのはズバリ「即戦力」です。チェルシーでは戦術面でもフィットすることはありませんでした。勝手知ったるミラネッロでは素早く存在感を発揮し、アンチェロッティのチームに溶け込まなくてはなりません。
というのは今季のミランの日程は後半に非常にキツイ相手と戦うようになっています。昨シーズンのように序盤戦につまずいていてはスクデットは獲れません。開幕ダッシュが至上命題なのです。しかし現状は怪我人が絶えないという状況。是非前半戦のヒーローとなってほしいものです。僕は期待しています。
とにかく今は「よかったね、シェバ。」という気持ちと「センターバックも忘れずに。」ですね。
シミッチとジゴンを放出しておいてディフェンスの補強がないのは許されないことです。こちらも早く結論が出るのを待っています。
posted by 三四郎 |02:20 |
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2008年08月22日
移籍直後から復帰説は絶えなかったので本当は二報どころじゃないんですが・・・。今までで一番ありそうな空気があった今回の騒動について新たなコメントが出てきました。
アドリアーノ・ガリアーニ
「シェフチェンコを買取オプション付のローンで獲得するための交渉が行われたが、その後チェルシーは態度を変えてしまった。これは先方の決定であって、ミランは買取オプション付のローンでの獲得のみを求めている。だから我々は現有の選手達で戦っていくことになるだろう。ディフェンダーは来るかって?まあ見てみよう・・・。」
チェルシーが即時買い取りのみを要求しているというのはイバノビッチの時と同じ展開ですね。ドログバの復帰時期が遅れているという報道と関係しているかは分かりません。
使えるお金はもうないからタダで獲得してきなさい、と命令されるガリアーニも可哀相ではあります。ロナウジーニョの時のバルセロナとの交渉でも、「決裂しかけています。」と報告した際のベルルスコーニの返事は、「抵抗しろ。抵抗しろ。抵抗しろ。」だったみたいですからね(笑)
結局最後には移籍金の上乗せが了承されたんですが。
ちょっと気になるのはミランが要求したレンタルの内容です。
フリーローンで年俸完全にチェルシー持ちというのと、フリーローンで年俸の一部をチェルシー持ちという2つの報道がありました。どちらもおいしすぎる話であまり変わりばえはしないですね。いくらなんでもシェバは減俸を受け入れる用意があったとは思うんですが、レンタルと完全移籍の差を埋める効果は期待薄です。
まだ新展開の余地を残してはいますが、とりあえずこの話は終了となりました。
先ほど終わったばかりのナポリとの親善試合では、タイミングよくパロスキがプレシーズンの初得点をヘディングで決めています。それからボリエッロの復帰に関する現在の見通しは第二節のジェノア戦とのこと。
FW陣は現有戦力で行くというので、まずは今いる選手達の奮起に期待しましょうか。
posted by 三四郎 |06:32 |
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2008年08月21日
カルロ・アンチェロッティ監督の記者会見より
「シェフチェンコに関するニュースは公式なものではない。今のところ彼はまだチェルシーの選手だ。誰もシェバが帰ってくるとは言っていない。そして彼が移籍してくればマーケットが終了するかどうかについて言うことはない。」
昨日ガゼッタ・デッロ・スポルト、コリエレ・デッロ・スポルト、トゥットスポルトのイタリア3大スポーツ紙は、揃ってシェフチェンコのミラン復帰が実現すると報じました。個別では信頼が置けないのが常ですが、揃って大々的に伝えるのは比較的珍しいことです。
個人的には今夏の獲得はもうないと思っていたので、例えローンであったとしても移籍すればちょっと驚きですね。ロナウジーニョの獲得前に船上で行われたガリアーニとアブラモビッチの会談の中で移籍金1500万ユーロのオファーが断られたと言われていましたから。
ただ当時はチェルシーの監督にスコラーリが就任したばかりで新しいチームについても未知数な部分が多く、うかつに動けないという事情が向こう側にありました。しかしプレミアリーグ開幕戦となったポーツマスとの試合にもシェフチェンコが召集されなかったことで事態が動き出したようです。
先週末イタリアのサルディーニャ島であったとされるベルルスコーニとアブラモビッチとの密会。イギリス側からは「ミランがカカの売却に同意」、イタリア側からは「チェルシーがシェフチェンコの放出に同意」
と違う内容の報道がされています。
ミランのファンからすれば前者についてはあってはならないことなので、心配する段階になるまでは特にふれません。
問題は後者なのですが、今の所移籍に関する情報はかなり少ないのが現状です。報道内容はどれも「ミランとチェルシー両首脳の会談」→「シェバの復帰!」と短絡的で、関係者による公の裏づけがないのが気になります。ガリアーニも代理人もコメントを出していませんし、今後の予定も分かりません。ガゼッタは金曜までにシェフチェンコがミラノ入りすると報じていますが、イバノビッチの時も同じようなことを言っていましたね。
ですから、モレッティ・ビール杯に向けて行われた記者会見の中でアンチェロッティがどう発言するかに注目が集まっていました。先ほど終了した会見の中で出たコメントが本記事冒頭の一文ですが・・・どうでしょう?曖昧な表現がされていますが、移籍自体を否定する表現が一切ない所は注目できる点だと思います。公式HPにあったのはこれだけですが、どうやら「シェフチェンコが帰ってくる?驚いたよ。(恐らくガリアーニからは)電話ではなにも聞いてない。今度会ったら話をするよ・・・。」と言っていたそう。
アンチェロッティがとぼけるのはいつものことです。
ちなみにシェバの復帰をいつも熱望していたミランの元チームマネージャー・ラマッチョーニじいさんは、「“ミランでのシェフチェンコ”を見ることは(可能性が)そう遠いことじゃないよ。私は詰めなければならない詳細が完了することを願っている。シェバがミランに帰ってきたらとても幸せな気分になるだろうね。彼を抱きしめるときを待ってるよ。」
とラジオのインタビューに答えています。
木曜の夜にでももう少し具体的なコメントが出てくると思いますので、それを待つことにしましょう・・・。
これも報道されていますが、もしシェフチェンコが復帰することとなればイバノビッチの獲得はEU圏外枠の関係で消滅です。新規のEU圏外選手は2人しか獲得できませんが、既にビウデスで1枠を使用しています(カルダシオはEUパスポート所有)。
シェフチェンコの復帰については賛否両論で、ファンの間でもクラブの中でも意見が分かれる所です。僕も決してシェバがミランにとってのベストな選択ではないと思います。しかし現在の負傷者の状況やプレシーズンでのパロスキの状況を見ても、安価で確実に計算できる選手として魅力があります。完全に間違った補強ではないといえるのではないでしょうか。なによりベルルスコーニが復帰を熱望していることが大きいですが。
ディフェンダーの獲得についてはガリアーニもアンチェロッティも認めていますから、誰かしらはきっとやって来ると思います。それがチェコのコバチなのかステンダルドなのかダイネッリなのか、はたまたまた南米からなのかも近いうちに分かるはずです。
posted by 三四郎 |02:53 |
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2008年06月03日
この一週間、いろいろと動きがありましたね。
いつのまにかボリエッロの加入が決定していました。ディ・ジェンナーロ+金銭での復帰ということで。ボリエッロの復帰は歓迎したいですが、ディ・ジェンナーロは昨年までのプリマベーラ時代から特に評判の高い選手で、天才肌だと聞いていたので残念です。また買い戻すなんてことになるかも。
そしてグルキュフのボルドーへのレンタルも内定済み。マトリはカリアリが買い取ることとなりました。レンタル→売却の流れが加速するなかで、グルキュフがミラノへ帰ってくることはあるんでしょうか?技術は確かなものがあるだけに、なにか殻を破ることが出来ていないだけであるといいんですけど。
そしてザンブロッタが加入・・・!!
まだ書類にサインをしていない段階にも関わらず、ラポルタ会長から「獲得を発表していいよ。」との電話があったとか。ラポルタさんは自分の身の周りのことが色々と大変で、ザンブロッタにまで手が回らないんでしょうか。
しかし移籍マーケットは開いたばかりなのに、ザンブロッタについてはようやくという感じがしますね。セルジーニョとカフーが退団した今、まさしくミランが求めている人材である、アップダウンをいとわずに安定したクオリティを約束してくれる選手だと思います。左右どちらでも出来るというのも、いまいちオッドとヤンクロフスキに信頼を置けないミランにおいて特に貴重です。まさに熱望されていた選手ですね。その年齢もミランの中ではまだまだこれから働き盛り。
6月の頭の時点で新規獲得選手は、アッビアーティ、フラミニ、ザンブロッタ、ボリエッロとなりました。全てのポジションにひとまず応急処置を施した状態ですね。
これでまずは一段落。メルカートの第一段階は終了といった所だと思います。
第二段階は、信頼できるアタッカーの獲得が大きなテーマ。難しい問題です。
今後の移籍戦略の指針について、ガリアーニが週末の会見で色々と明かしてくれました。なにせ3日連続で公式ページにもアップされているので、それを見れば一目瞭然なんですが、一応ここに整理しておきます。
ガリアーニの移籍マニフェスト
1、主力は放出しない
2、補強する
3、大金は使わない
いちファンとして3にはガッカリ。
CL出場権を失ったことで2000万ユーロほどの損失があるかららしいんですが、ガットゥーゾの言葉を借りれば、「5位だったこと忘れたの?」です。「健全経営」を誇りにしていたバイエルンでさえあれだけの大補強を敢行したんですから、もっと強気でお願いしますよ。ガリアーニにはベルルスコーニを説得してその気にさせる気概を見せてほしいですね。5月が終わった段階でとやかくいうのもあれなんで、とにかく来たるべきストライカーのサインに期待します。
それからガリアーニは新チームの骨組みも決めているようですね。トップチームの構想はGK3、DF9、MF6、FW6の計23~24人ほどを想定。どこまでこれが守られるのかは怪しいですが、律儀に合わせてみましょう。
GK :3
1、アッビアーティ
2、カラチ
3、ジーダ
・フィオーリは引退
・誰もミランを出たがらなかったため、ロリス獲得は断念
・ファーストチョイスは今のところアッビアーティが有力
DF :9
1、ネスタ
2、カラーゼ
3、ボネーラ
4、シミッチ
5、ザンブロッタ
6、オッド
7、ヤンクロススキ
8、ファヴァッリ
9、マルディーニ
(ジゴン、ダルミアン...)
・マルディーニの契約交渉は現在難航中(結局は延長で決まるでしょう)
・シミッチには移籍話有り(ガラタサライ)
ディフェンスの補強はザンブロッタで打ち止めというのは勘弁です。少なくともセンターバック1人。そしてもう1人若手のサイドバックに投資するべきですね。
MF :6
1、ピルロ
2、ガットゥーゾ
3、フラミニ
4、アンブロジーニ
5、エメルソン
6、ブロッキ
・サンマルコの買戻しの可能性は低下(サンプドリアに残留濃厚)
・エメルソンとブロッキの移籍の可能性は排除せず(移籍の場合は補強あり)
結局ピルロの代役というのはやってこないんでしょうか。アンチェロッティはフラミニ・ガットゥーゾ・アンブロジーニの同時起用は可能だなんて言っていましたが…。ピルロ不在の場合のオプションとして4-4-2の熟成がなされるといいですね。
余談ですが、livedoorのニュースによるとバイエルンのホームページでガットゥーゾ獲得断念のアナウンスがあったとか。公式ページは確認してないんですが、そのニュースの「ミランはどんどん値段を上げていったからね。」という部分がちょっと引っかかってます。段々上げていったということは、最初はある程度放出を覚悟してたってことですよね。サンマルコとフラミニを確保したのもそれが関係しているんでしょう。
攻撃的MF :2
1、カカ
2、セードルフ
ガリアーニはこの2人をFWに含めて6としています。しかしどうもアンチェロッティはニュアンスの違うことを言っているので、一応分けました。
ストライカーを含む6の内訳は謎ですが、よりプリマプンタに近い選手の獲得を希望しているとのことなので、そうであれば攻撃的MF枠は2で決まりのように思えます。
そうなんですが、「場合によってはトップ下の補強もも必要かもね。」なんて漏らしているので、最終的に(ガリアーニの言うFW6枠は)7~8となるかも知れません。きっとロナウジーニョのことでしょうね。ロナウジーニョに対しては興味がなくなってきたなんて言ってますが、バルサとの会合では毎回話しをしているようですし、まだ獲得の線は残ったままだと思ってます。ただいわゆる「ケーキの上のサクランボ」ということでしょうし、ストライカーに費やす資金の影響を受けそうです。
納得できるストライカーを獲得した上での獲得なら、僕も歓迎したいですね。
FW :4
1、パト
2、インザーギ
3、ボリエッロ
4、パロスキ
・ボリエッロ復帰
・パロスキはレンタル移籍か
・アンチェロッティはこのポジションについて4~5人欲しいと明言(カカを含むかは不明)
・来季パトは先発確定(フロントと監督でコンセンサスあり)
ここが問題です・・・。ガリアーニによると6~7人をリストアップしたようです。
エトー、ドログバ、アデバヨール、ベンゼマ、ゴメスという夢のあるラインナップ+(シェフチェンコ)、そして先ほどにもふれたロナウジーニョでしょう。
この内現在コンタクトがあることが確認されたのが4人。
・エトー:アンチェロッティの第一希望。バルセロナは5000万ユーロを要求。難航必至。
・ドログバ:話し合いは始まっている模様。しかしチェルシーの新監督の意向、インテルの動向に大きく左右されるはずで、現在の移籍話が意味を持つのか不明。
・シェフチェンコ:ミランが要求する復帰の条件はコスト0のレンタル移籍のみ。チェルシーは断固拒否の様相。
・ロナウジーニョ:両者の提示する移籍金は未だ縮まらず。マンチェスター・シティは大金を叩く準備。
こう見るとどれも有り得ないんじゃないかという気がしますね・・・。
実はガリアーニはシェフチェンコの名前は挙げていません。しかしアンチェロッティが以前獲得候補にシェフチェンコの名前を挙げなかったことをガリアーニ自身が訂正していましたから、入っていると考えるのが自然です。曖昧にしておくことで誰を獲っても約束を破ったことにはならないよ!という保険かも(苦笑)
確か去年は、「ドログバ、エトー、ロナウジーニョ、シェフチェンコ、パトの中から1人」と言っていましたね。
とにかく、各ポジションに一人ずつ加えたことで夏のメルカートは早くも一段落といった感じがあります。
サプライズが待っているのか、ほとんど変化が生じないのか・・・判断できるのはまだ先になりそうです。
(個人的な予想やゴシップ込みの)メルカート状況 6/07現在
<獲得>
確 マテュー・フラミニ(アーセナル)
確 ジャンルカ・ザンブロッタ(バルセロナ)
確 <共>ルカ・アントニーニ(エンポリ)
確 <レ>クリスティアン・アッビアーティ(アトレティコ・マドリード)
内 <共>マルコ・ボリエッロ(ジェノア)
有 マッテオ・フェラーリ(ローマ)
有 ロナウジーニョ(バルセロナ)
低 サミュエル・エトー(バルセロナ)
低 ディディエ・ドログバ(チェルシー)
低 アンドリー・シェフチェンコ(チェルシー)
低 マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト)
低 エマニュエル・アデバヨール(アーセナル)
低 カリム・ベンゼマ(リヨン)
低 マンシーニ(ローマ)
低 ファビオ・クアリアレッラ(ウディネーゼ)
低 ディミタール・ベルバトフ(トッテナム)
低 ミケーレ・カニーニ(カリアリ)
? <共>リーノ・マルゾラッティ(エンポリ)
? ミランダ(サンパウロ)
? クリスティアン・マッジョ(サンプドリア)
<放出>
確 リカルド・オリヴェイラ(レアル・サラゴサ)
確 アルベルト・ジラルディーノ(フィオレンティーナ)
確 カフー(ブラジル(サントス?)へ)
確 ヴァレリオ・フィオーリ(引退)
確 イブラヒム・バ(引退)
確 セルジーニョ(引退)
確 アレッサンドロ・マトリ(カリアリ)
確 マルコ・ストラーリ(カリアリ)
確 ヨアン・グルキュフ(ボルドー/loan)
内 <レ>ダヴィデ・ディ・ジェンナーロ(ジェノア/共同保有?)
高 ダリオ・シミッチ(セルティック・ガラタサライ)
高 <レ>レアンドロ・グリミ(ドイツ方面等)
有 アルベルト・パロスキ(レッジーナ、サンプドリア/loan)
有 <レ>フェルディナンド・コッポラ
? <共>ニコラ・ポッツィ(トリノ)
? <共>イグナツィオ・アバーテ(カリアリ)
? クリスティアン・ブロッキ
? エメルソン
”内”は内定を表し、公式発表がない(発見できない)ものの移籍が決定している状態の選手の状況を示します。
posted by 三四郎 |12:57 |
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2008年05月28日
<追記>
アッビアーティがパレルモ移籍を拒否したことで、ミランのGKの問題は再びのこう着状態。ガリアーニのコメントからも、来季のGKは「アッビアーティ、ジーダ、カラチ(名前順)」の3人というのがおおよその流れとなりそうです。
ロリスは現在リヨンと交渉を開始しており、そのままリヨンへ行くことになります。
ジーダの問題は予想通り(個人的には予想以上に)解決するのが難しいようです。おそらくミランとしては契約を解消するか、もしくはレンタルという形で放出したいと考えているのでしょう。しかし実現にはジーダが大幅な減俸を受け入れなければなりません。ジーダ自身もせっかく勝ち取った契約をみすみす破棄する気持ちも、またカラチの後塵を拝する気持ちも毛頭ないということでしょう。
ガリアーニは先週木曜日の会見で、「現時点ではジーダ、カラッチ、ストラーリ、アッビアーティ、コッポラという5人のGKがいる。ロリスの名前が挙がっているようだが、誰かを譲渡しない限りは新たに獲得をするつもりはない。」と明言。フィオーリとオッフレディの名前は挙がりませんでしたが、いずれにせよ人数が多いと考えているようです。
しかしシーズン終了まではガリアーニ自身、「我々の下には5、6人のキーパーがいるのだから新たに選手を獲得する必要はない。」と言い、「アッビアーティ復帰の可能性は高い。」とも発言していました。それに比べると木曜のコメントは、「誰かを譲渡すれば、新しいゴールキーパーがやってくる。」と言っているように聞こえます。
実際先週の段階で、ミランがニースのウーゴ・ロリスと4年契約で合意し、後は移籍金を詰めるだけと言った報道がフランスのメディア(レキップ)から発信され、獲得は秒読みといった段階まで行きました。
アッビアーティの代理人の、「ミランがロリスと交渉していることは知っている。」と言うコメントも事実を裏づけているように思います。
ミランとしてはロリスの獲得にある程度の目処をつけたところで、じっくりと余剰人員の処遇の道筋をつけようと考えていたのかも知れません。週末にはガリアーニはバルセロナに飛び、ラポルタとザンブロッタらについての交渉を行ったのでした。
これはミランの余裕なのか油断なのか、はたまた交渉は決裂していたのか。
月曜日にリヨンのオラス会長が、退団を決意したクーペの代わりに「ロリスを24時間以内に獲得する。」と発言しましたね。それまでロリス本人もミラン、トッテナム、リヨンからのコンタクトがあることを明かし、その全てにまんざらでもない様子だったことから、ミランのゴールキーパー問題は振り出しに戻ったかと思われました。
しかし現時点でリヨン入りが決定したという公式のアナウンスは、未だなされていません。(ごく近い将来、もしかしたらこれを書いてる時点で動きがあるかも知れないんですが…)
一方ミラン側にも動きが。復帰が濃厚と思われたアッビアーティが、350万ユーロでパレルモへ完全移籍するという噂が浮上。事実なら、危機感を感じたミランが急いで行動を起こしたと言えると思います(24日の時点で会合の準備があったようですが)。
パレルモとの交渉がスムーズに行くのかは分からない所ですけど。
そしてミランは木曜日にニースに向かい契約締結を目指すと言われています。それまでにロリスが他のクラブとサインを交わさないことを祈りつつ。
ここでまとまらなかったら、ジーダ&カラチ体制が来季も続くことになったとしても決して驚きませんね。コッポラもストラーリも現在のファーストゴールキーパーの位置に満足しているようです。
posted by 三四郎 |04:35 |
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2008年05月20日
目標達成に失敗し、7,8人の新戦力を連れてくる!と意気込むガリアーニですが、シーズン終了後に課された最初の任務はガットゥーゾ問題の解決。他のなによりも優先し、ガットゥーゾとの会談が昨晩行われました。
結構ドキドキしながら公式発表を待ってたんですが、今朝方出た答えは「残留」という嬉しいもの!
バイエルンと個人間での合意はすでに出来ているなどと報道されていたので心配しました…。しかし結局代理人が宣言した「ガットゥーゾは契約を尊重する。」という言葉が真実でしたね。
<記者会見のコメント抜粋>
ジェンナーロ・ガットゥーゾ
「僕は出て行かない。すべての疑問を払拭したからだ。この数日は色々な話がなされたけど、僕が決してお金の話はしていないということをハッキリさせておきたい。僕はミランでキャリアを終える。間違いなく、僕は2011年まで残るよ。出て行かないということは重要なことになる。今の時点でそうしなかったということは、もちろんその後もしないということだからね。2011年になったら、どうすべきかを見ていこう。
確かに今朝はこのミランオフィスに1時間いて、今夜も2時間いた。それは事実だ。でも今朝はほとんどの時間をアドリアーノ・ガッリアーニ副会長と話すより、職員への挨拶に費やしたのも事実なんだよ。9年間を経て、このクラブの一員を務めているすべての人に敬意を払うのが正しいことだからね。
ここに残ることは誇りだよ。ここの周りを見渡せば、勝ち取ったトロフィーがどれだけかわかるだろう(ミランオフィスのトロフィー室での会見だった)。それにミランは世界で最もタイトルを獲得したクラブなんだしね。間違いなく、世界で最も重要なクラブの一つだ。」
アドリアーノ・ガリアーニ
「私は心に訴えかけたんだ。いずれにしても、それがミランを際立たせているものだからね。カルロ・アンチェロッティ監督にも来てもらいたかった。彼もいるところで問題について話すのが正しいことだったからだ。」
移籍報道がほとんど断定的だったので半ば覚悟していた反面、ガットゥーゾの心を信じていた人は多いと思います。チームが困難に陥ったときに、移籍してしまうような選手ではないと。これでここ数週間のファン、クラブ、さらには選手達の大きな心配事が一つ解消です。
今思い起こせば、あの「チャオ」はGoodbyeではなく、Helloだったということですね。
めでたしめでたし!
・・・しかしまだ処遇がハッキリしない選手の多いこと多いこと。
ジーダ(契約を解消し、ブラジル移籍?)、フィオーリ(引退?)、マルディーニ(そろそろ延長の方向でハッキリするはず)、ファヴァッリ、シミッチ、ブロッキ、エメルソン、グルキュフ(レンタル移籍?新規加入にフランス人がいるなら残るのもいいと思ってますが)、ジラルディーノ、ロナウド(回復後ブラジルでプレー?)、パロスキ。
これからも毎日のように会談が続くものと考えられます。
posted by 三四郎 |09:35 |
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2008年05月17日
予想されていたこととはいえ、寂しいですね。
特にカフーはトップレベルでもまだまだプレー出来るはずですから、ブラジルで新しいチームを見つけるのは難しいことではないと思います。
セルジーニョはヘルニアの問題に悩まされながら頑張って来ましたが、今シーズン限りで現役生活に終止符を打つことを決めました。
ガリアーニによるとセルジョはこれからもミランのスタッフとしてブラジルでスカウティングの仕事に従事。パトと非常に仲が良いというカフーの息子は、ミランのユースチームでこれからもプレーを続けます。
5年と9年。長きに渡ってクラブに貢献してくれた選手にはクラブとして引退後もサポートするという姿勢は、とても良いと思います。
<退団を決めた2人のコメント抜粋>
マルコス・カフー
「2003年夏にここへ来た時、ミランはマンチェスターの地で欧州チャンピオンのタイトルを獲得したばかりだった。そして今日、アテネでの決勝戦を経て、ミランはもうあと数日間欧州チャンピオンでいる。ミランで僕らはすべてのタイトルを獲得した。この5年間で僕らは世界チャンピオンにもイタリア王者にもなったんだ。ここでチームメートと一緒に獲得してきたすべてのタイトルへの喜びは、ずっと僕の中に残っていくだろうと思う。
出発の時が来た。悲しいし、ハードなことだ。でも遅かれ早かれ家に帰る時、ブラジルの僕の家族の下へ帰る時が来ることはわかっていた。」
クラウディオ・セルジーニョ
「僕はあるミッションを成功させるという目的を持ってミランに来た。今そのミッションは完了したし、非常に冷静に自分のキャリアが終わったということを受け入れているんだ。日曜は僕にとって難しい瞬間になるだろう。もうサン・シーロは僕の家だし、すべてのサポーターがずっとグループを追いかけてくれるのを見せてきてくれたんだから。別れというのはいつても難しいものだけど、自分がやってきたこと、自分がこのチームのために作ってきたことに関しては、個人的にとても落ち着いているんだ。いつでも100%を出してきたことへの落ち着きを持って、僕は去る。まさにその100%が出せないのだから、出て行くのが賢い決断だと思うんだ。」
日曜のサンシーロは2人の英雄を称える素晴らしい雰囲気となるでしょう。
(去年もウディネーゼ戦はコスタクルタの送別会でしたね)
そして、一方は残る人のお話。
アドリアーノ・ガリアーニ
「疑いなく、チャンピオンズ・リーグかUEFAカップかに関わらず、監督はアンチェロッティのままでい続ける。」
つまらない…という気がしないでもないです。
しかし冷静に考えれば、今のミランはアンチェロッティありきのチーム。全てを入れ替えるのにはお金もかかりますし、チームの将来や選手の去就に関するリスクも多分に存在します。新規選手の獲得では、的確かつ積極的な投資をしてもらいましょう。
最後に、「月曜までは話さないよ…」と言っていたのにペラペラ喋っているメルカートのお話を。
アドリアーノ・ガリアーニ
「バルセロナが要求額を2500万ユーロまで下げたとは思わない。どちらにせよそれはミランのオファーではないよ(スペインのスポルト紙で「ミランが2500万ユーロを提示、10日以内に結論」という内容の記事が出た)。
我々はビッグネームの選手達に関心を抱いている。アマウリのようなね。しかしパレルモとはいかなる交渉もまだ始めていない。ジェノアと共同保有しているボリエッロのことを解決しないうちは、他のいかなるストライカーのことも考えていない。もしボリエッロが帰ってくるならばアマウリの代わりとなるだろう。そうでなければ他の人を獲得する。もしアマウリがその時まだ獲得できるのなら我々は獲得するし、ダメならまた他の人ということになる。
君達がミランに来たがっているとは考えもしないような選手も沢山いるんだよ。UEFAカップで戦わなければいけないとしてもね。」
どうでしょう?
アマウリが欲しいけど、ボリエッロが帰ってくるなら別にいいかな…。ということですかね。
しかしまだ交渉をしてないというのは遅すぎる気がしないでもないです。相手はザンパリーニですしね。ただアマウリの代理人はユベントスとレアルマドリー、そしてミランとよりよいオファーを引き出すために奔走しているようですし、まだ時間はあると考えているのでしょうか。
それともこれも駆け引きなのか。分かりません!
あとゴールキーパーについても。
ジーダの放出が規定路線でアッビアーティの復帰が濃厚な状況下ですが、ここへ来て再びニースのウーゴ・ロリスにブライダが接触したという話も。カラチの放出は考えづらいですし、ロリスを獲得してレンタルするつもりなのか、そもそもガセなのか。
こちらも続報が待たれる所です。
posted by 三四郎 |12:35 |
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2008年05月09日
これはとあるニュース記事のタイトルです。
コリエレ・デッロ・スポルトだったりトゥットスポルトだったりしたら、ハイハイまたですか…で一笑に付せばいいんです。残念ながらメディアセットから出されました。シルビオ・ベルルスコーニが大株主として君臨し、息子のピエルシルビオが副会長を務める会社であることはご存知の通り。
日本でも報道がなされていますが、バイエルンはガットゥーゾに年俸600万ユーロの4年契約を提示しました。ミランのサラリーキャップを越える額です。ミランの年俸はカカを除き400万ユーロが上限です。当然ガットゥーゾは400万ユーロを受け取っています。フラミニの年俸は550万ユーロだと言う報道も一部ありますが、それは手取りの金額ではないでしょう。イタリアの所得税が高額なのは有名ですね。はっきりしたことは分かりませんが、実際は390万ユーロあたりではないかと言われています。
さて、話が逸れました。
バイエルンとガットゥーゾの間では非公式な合意がなされていると言われています。ミランでのモチベーションを失くしたというのは、どうやら本当かも知れません。04-05シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝でリヴァプールに敗れた後も、ガットゥーゾは移籍を希望しました。実際にマンチェスターユナイテッドへ移籍する可能性はかなり高いものだったようです。それはガットゥーゾ本人も認めています。今回はさらに固い決意でいるんでしょうか?
最近の関係者の発言を振り返りましょう。
ガットゥーゾ本人は移籍については沈黙を保ったままです。テレビ番組のインタビューでは、「なんで話さないんだと皆が言うけど、今はミランの4位確保にだけ集中している。チームに個人の問題を持ち込みたくないんだ。」と語りました。
ガットゥーゾの代理人は、「ミランとの契約を尊重するつもりだ。」と主張。
アンチェロッティは、「本人が望む、望まないに関わらずガットゥーゾは残留させる。」と強い態度でいます。
ガリアーニはフラミニ獲得後、「もうシーズン終了までマーケットについては話さないよ…。」とだけ語りました。昨日の晩にあったバルサとブロンゼッティの会合のことを指しているのかと思いましたが、今になって思えばガットゥーゾのことだったのかも。
正直これらの発言だけではどこまで話が進んでいるのか読めません。ロナウジーニョの”重症説”からは、「あぁ、まだミラン移籍の話は進んでいるんだなぁ」ということがバレバレですが(苦笑)
少なくともハッキリしているのはミランの選手・フロント・ファン、誰もガットゥーゾの放出は望んでいないということです。
ガットゥーゾはミランとの契約下にあります。フラミニがアーセナルを去った場合とは根本的に違い、ミランがノーと言えばノーです。ガットゥーゾとミランは1年前の2月に契約延長することに合意しているので、残り契約を買い取ることは出来ません(※”買い取ることはしないでしょう”から”買い取ることは出来ません”に訂正します)
余談ですが、フレブは残り契約を買い取る姿勢も見せているらしいですね。そうなれば大きな波紋を呼ぶことに。
なぜメディアセットが最も先走って移籍の高い可能性を報じたのか…。ミランはガットゥーゾの移籍を容認した、と考えるのが普通です。しかしサラリーキャップをなくす訳にはいかないミランが強硬姿勢を貫く姿勢を見せつつも、金銭ではないところで慰留に全力を尽くすということかも知れません。「リンギオ、金なのか?」というメッセージなのかも。チームのバンディエラの1人をこんなにも簡単に放出するはずはなく、なにか戦略的な理由があるとみていいでしょう。そうであってほしい。
ciao=親しい人にする挨拶。さようなら、もしくはこんにちはの意
posted by 三四郎 |12:50 |
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