2008年07月27日
先ほどまでチェコで行われていたUNDER19欧州選手権。昨年の9月から続く長い予選を経て本選に辿り着いたのは、開催国のチェコを含めドイツ、ハンガリー、スペイン、ブルガリア、イタリア、イングランド、ギリシャのわずか8カ国のみ。
イタリア代表にはミランのプリマからもアルベルト・パロスキ、マッテオ・ダルミアン、マッテオ・ブルスカジン、ミケランジェロ・アルベルタッツィが参加していました。
ミランの4人を含むアッズリーニはグループリーグを勝ち抜き、見事ファイナル進出!ドイツとの決勝戦を見ることが出来たので、今日はそのことについて少し書いていきたいと思います。
その前にこれまでのU19イタリア代表の試合を・・・
<グループリーグ>
ギリシャ 1-1 イタリア
23' Pavlis
89' パロスキ(P)
パロスキ>フル出場
ダルミアン>フル出場
ブルスカジン>フル出場
アルベルタッツィ>出場なし
イングランド 0-0 イタリア
パロスキ>84分まで出場
ダルミアン>フル出場
ブルスカジン>65分まで出場
アルベルタッツィ>65分から25分間出場
イタリア 4-3 チェコ
21' ポーリ
23' Necid
56' ボナヴェントゥーラ
58' Moravek
71' パロスキ(P)
79' ポーリ
86' Moravek
パロスキ>77分まで出場
ダルミアン>フル出場
ブルスカジン>フル出場
アルベルタッツィ>フル出場
<準決勝>
イタリア 1-0 ハンガリー
65' フォレスティエリ
パロスキ>85分間出場
ダルミアン>フル出場
ブルスカジン>出場なし
アルベルタッツィ>フルなし
さて、決勝戦です!
ファイナルだけあってこれまでの試合に比べても観客が多くかんじました(それまではトゥーロンのよう)。
こちらがイタリア代表出場メンバー
GK:フィオリッロ
DF:ダルミアン、ジェンティーリ、ターリアーニ、ブルスカジン
MF:ポーリ、マッツァラーニ、フォレスティエリ、ガリバルディ
FW:オカカ、パロスキ
アッズリーニの基本ファーメーションはサイドに選手を配した4-4-2。しかし見ていると状況に応じてかなり形を変えており、4-3-3と言ってもよかったように思います。パロスキは2トップの一角ですが右サイドに位置することが多く、かなりサイドの守備もこなしていました。
イタリアの柱はステファノ・オカカ・チュカで、彼のポストプレイを軸に2列目が拾う・追い越すという形。恐らくチームで一番ボールを扱う技術に長けているシエナの新星・フォレスティエリが前線と絡むことで、攻撃を作っていました。
ただ残念ながらあまり良いボールが中盤から出なかったですね。前半はあと一歩で呼吸が合わずという場面が多く見受けられ、もったいないことが多かったように思います。
守備面でもサイドは全体がスライドして挟み込むという点が素晴らしかった反面、中央が空いてしまい単独のドリブル突破を何度も許す苦しい展開。フォレスティエリが攻撃に参加する分、ボールを奪われると1人のボランチが真ん中を守っている状況となり、ドイツはイタリアGKのフィオリッロにミドルシュートを何度も浴びせていました。
ドイツの選手で気になったのは9番のSukuta Pasu。恐らくアフリカ系の選手だと思いますが、足が速くゴール前でもデフェンスを交わす冷静さを備えていて印象深いです。
試合の先制点が生まれたのは24分。
ドイツの素早いカウンターをイタリアがクリアしきれず、混戦となった中うまくコースを見つけたドイツのBenderが左足でゴール!右サイドから左のゴール隅に向かって放物線を描いたナイスゴールでした。
失点で目覚めたイタリアはオカカがドリブルで強引に突破を試みます。その頑張りが功を奏し、ドイツディフェスのJungwirthが止めきれずファールを連発。34分、38分と連続してカードをもらい退場となり、イタリアが数的優位に立ちます。
そこからボールを持てるようになったイタリアですが、変わらずドイツの攻撃に苦しめられ続けます。1点を返そうと躍起になるものの、イタリアのディフェンスラインが低いままなので中盤のスペースが間延びし、ドイツに良いようにやられているように思えました。
積極的にミドルシュートを打つドイツは前半終了間際にも決定機を迎えますが、枠をわずかに外れ0-1のまま折り返し。
後半イタリアはよりボールを持つようになります。
パロスキとフォレスティエリが頻繁にポジションを変えながらオカカをサポート。前半から数えてもフォレスティエリのシュートがポストに当たるなど惜しいシーンは何度かあるのですが、なかなか最後を崩すまでには至りません。
イタリアのフランチェスコ・ロッカ監督は59分という早い時間帯でパロスキを諦め、代わりに大型FWのザンブレラを投入。
オカカとのツインタワー体勢、さらには中盤のガリバルディもゴール前に送ってクロスを早めに投入する強攻策に出ます。
しかし前線に人数をかける作戦が裏目に。ザンブレラ投入のわずか2分後の61分にSukuta-Pasuがカウンターから加点。アッズリーニはかなり厳しい状況に追い込まれてしまいました。
それでも選手たちの士気が全く衰えなかったのは素晴らしい点で、がむしゃらに1点を取りに行くイタリア。しかし前に行けば行くほど後ろは厳しくなり、70分にジェンティーリが2枚目のイエローカードで退場。数的優位も失ってしまいます。
そこから試合展開は収束に・・・なると思ったところですが、イタリアが78分に反撃!右サイドからのクロスをドイツGKがパンチで跳ね返したところを、ガリバルディがそのままヘッドでゴールに突き刺し1点差に。
しかしまたしても2分後にフリーキックからドイツが得点し、ここで本当の万事休す。
最後まで諦めなかったイタリアですが、ドイツは見事な戦いを見せ、同国に17年ぶりのユースタイトルをもたらすこととなりました。
ドイツ 3-1 イタリア
24' Bender
61' Sukuta-Pasu
78' ガリバルディ
80' Gabhart
<UEFAアンダー19欧州選手権 イタリア代表登録選手>
・GK
Vincenzo Fiorillo ヴィンツェンツォ・フィオリッロ(サンプドリア)
Carlo Pinsoglio カルロ・ピンソーリオ(ユベントス)
・DF
Matteo Darmian マッテオ・ダルミアン(ミラン)
Matteo Bruscagin マッテオ・ブルスカジン(ミラン)
Massimiliano Tagliani マッシミリアーノ・ターリアーニ(フィオレンティーナ)
Matteo Gentili マッテオ・ジェンティーリ(アタランタ)
Giovanni Formiconi ジョバンニ・フォルミコーニ(ウディネーゼ)
Michelangelo Albertazzi ミケランジェロ・アルベルタッツィ(ミラン)
Domenico Marchetti ドメニコ・マルケッティ(レアル・モンテッキオ)
・MF
Silvano Raggio Garibaldi シルヴァノ・ラッジョ・ガリバルディ(ジェノア)
Andrea Mazzarani アンドレア・マッツァラーニ(チスコ・ローマ)
Andrea Poli アンドレア・ポーリ(サンプドリア)
Giacomo Bonaventura ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(アタランタ)
・FW
Alberto Paloschi アルベルト・パロスキ(ミラン)
Stefano Okaka Chuka ステファノ・オカカ・チュカ(ローマ)
Fernando Martin Forestieri フェルナンド・マルティン・フォレスティエリ(シエナ)
Umberto Eusepi ウンベルト・イウセピ(ジェノア)
Fabio Zamblera ファビオ・ザンブレラ(ニューカッスル・ユナイテッド)
この名前が大舞台で輝く日が来ると嬉しいですね!
posted by 三四郎 |18:19 |
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2008年06月10日
勝負を決する要因はいつだって些細なことで、あと一歩足が出なかったとか仲間と呼吸が一つずれたりしようものなら全てが台無しとなってしまいます。それが運としかいいようのないものだったり審判のいたずらだったとしても同じこと。
結局はサッカーというスポーツはゴールにボールをねじこんだ者の勝ちなのです。
しかし偶然の積み重ねであろうと、勝利という結果を得るチームと敗北を受け入れざるを得ないチームにはそれぞれ理由が存在するのもまたサッカーの常。
なぜ世界王者としてEUROに臨んだイタリア代表は、初戦を0-3というまれにみるスコアで落としてしまったのでしょう。
個人的に最大の要因はドナドーニ監督の先発起用メンバーにあったように思います。
もちろん選手は将棋の駒ではないので、メンバー表だけを見て語ることはできません。それでも少ない準備期間の中でチームを作り上げなくてはならない代表監督の仕事の特徴は、その選手起用の裁量の大きさであることは間違いないでしょう。
では何が間違いであったのか。大きな2点を挙げるとすれば、
1、ディフェンスラインの構成
2、中盤の構成
ということになると思います。
まず1の点です。
オランダ戦の守備陣は右からパヌッチ、バルザーリ、マテラッツィ、ザンブロッタ。スタメンの内の10人は予選でも起用の多かった、ドナドーニの信頼の厚い選手達が選ばれています。
唯一の例外はパヌッチ。
しかしこれは間違いではありません。サイド攻撃を武器とするオランダを想定して、守備面で信頼の置ける人材をサイドバックに起用するのは理にかなっています。
問題はセンターの2人です。
カンナバーロの不在を痛感することになりました。
バルザーリとマテラッツィは予選でも起用時間の多い選手でしたが、一方で今シーズンはクラブでは目だった活躍ができず、評価を大きく落とした選手でした。しかもマテラッツィのコンディションは不安視されていた。なのになぜ無理をして使ったのでしょう?
パヌッチもキエッリーニもドナドーニ政権下でセンターバックはすでに試されていますし、冒険というわけではありません。事実カンナバーロの負傷離脱後は、キエッリーニをセンターで起用する練習を積んできたはずです。
さらに急遽召集された選手ですが、フィオレンティーナのガンベリーニはシーズン中最も安定したパフォーマンスを見せていました。
駒は豊富にありながら、コンディションよりも選手への信頼を重視する保守的な選択がなされたのはなぜか。僕個人は、ドナドーニの監督としての経験不足がそうさせたのだとだと思います。
監督自身がEUROという大舞台のプレッシャーの選手に与える影響を推し量れずに、百戦錬磨の選手達の経験に命運を託すことにしたのではないでしょうか。
続いて2の点。ここが最大の原因のように思えます。
以前のエントリーにも書いたのでやや重複しますが、なぜドナドーニはデ・ロッシを使わないのか。ピルロと共存が不可能だということは、決してありません。二人は違うタイプの選手です。
ドナドーニは結局ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニを選択しました。ミランの3人ということで、選手同士の連携や経験を重視した結果でしょう。
しかしこれではボールの出所がピルロに限定されてしまいます。オランダも当然のごとく、ピルロを徹底的にチェックしていました。
4-2-3-1の布陣は、ピルロ潰しを狙うチームの常套手段。ミランが優勝した06-07のチャンピオンズリーグでも準決勝のマンチェスターユナイテッド、決勝のリヴァプールともに通常のシステムを変更してまで1トップを選択しています。
それでもミランが勝てたのはなぜかというと、カカがいたからに他なりません。ミランのストロングポイントはセンターラインの強さ、具体的にはネスタ-ピルロ-カカの三本柱です。一方アズーリの方は、カンナバーロ-ピルロ-トニということになります。
オランダ戦のイタリア代表は実質その内の二本が不在でした。これでは苦戦は免れません。
4-3-3はサイドをケア出来る反面、バイタルエリアの使い方が重要になってきます。しかし今朝のイタリアはどうでしょう。特に前半はサイドにボールを預けるも呼吸が合わずという展開が多かったように思います。
ガットゥーゾとアンブロジーニはファイターですから、カカやトッティのようにはいきません。2人がボールを持っても相手は怖くないのです。実際ガットゥーゾはかなり自由にボールを持てていました。ここにもっと相手のマークが集中する状況になれば、両翼のディ・ナターレとカモラネージがさらに生きるでしょう。
アンブロジーニの攻撃パターンはボールを奪ってから味方に預け、ゴール前に上がる形。ガットゥーゾはミドルシュートを持っていない訳ではないですが、シーズンに1回入るか入らないかというものです。
油断は出来ませんが、オランダにとってそれほど脅威ではなかったに違いありません。ではバイタルエリアを使うのが、デ・ロッシやピルロだったらどうでしょう。途端に難しくなるはずです。パスが来るかミドルシュートが来るか読めません。
ピルロとトニのラインはイタリア代表の最大の武器。このラインを使うにはいかにピルロに自由にボールを持たせるのかが、チームの鍵となります。
3ボランチ間でのポジションチェンジを頻繁に行うことも対策の1つ(今朝はこれも少なかった)。そして安定するボールホルダーを1人加えるのも手です。
それはデ・ロッシに他なりません。
デ・ロッシは今季ローマでは黒子に徹し、守備でローマを支え続けました。機を見た攻撃参加も鋭いものがあります。なぜドナドーニは10番のデ・ロッシを軸にしないのか。甚だ疑問です。
今朝のイタリア代表は普段より攻撃的だとテレビでは言っていましたが、そうは思えません。予選の時は引き分けでも良しとしたサンシーロでのフランス戦を除き、さらに積極的でした。ウクライナやスコットランドよりもオランダが強いからだと言えばそれまでですが、もっとやれたはずです。
ドナドーニ監督にはサイドバックで守備を重視したチョイスをするなら、中盤はあと1つ攻撃を意識してほしかった。
アズーリがこの厳しい予選を突破するには、出来れば次のルーマニア戦とフランス戦で勝ち点6が欲しい所。
その他のオプションをこれから機能させることが出来るのなら別ですが、できればカッサーノはあくまでもスーパーサブとして使うにとどめ、デ・ロッシとピルロを共存させた4-3-3を見てみたいです。
posted by 三四郎 |11:10 |
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2008年01月09日
ピエルルイジ・カジラギ&ジャンフランコ・ゾラの2頭体制で北京へ挑むアッズリーニ。かねてから様々に噂されていた五輪のオーバーエイジ枠ですが、カジラギ監督が具体的な名前を出して発言したことで注目を集めていますね。
ピエルルイジ・カジラギ
「'(OA枠について)ロベルト・ドナドーニがEUROに向けて行う選択によるけど、優先権はアルベルト・アクイラーニやジョルジオ・キエッリーニのような1984年生まれの選手に与えられるべきだろう。
しかしだからと言って、代表チームのヒーロー達の選出を除外したわけではないよ。例えばピッポ・インザーギやアレックス・デルピエロのような。ジジ・ブッフォンやルカ・トーニもいいね。'」
アテネの時はピルロ(&GKペリッツォーリ&DFフェラーリ)を起用したイタリアですが、北京でデルピエロやインザーギが登場するんでしょうかね?
今年はユーロがあるのでドナドーニの判断が優先されるようですが、アレックスとピッポは現在フル代表からは落選しています。結構あり得る話かも知れませんね。別に両方に出てもいいんですが…。
カジラギとゾラの攻撃的志向から「美しいが脆い」というイタリアらしからぬ評価を受けている現在のアッズリーニ。強いリーダシップと経験でチームを引っ張る選手が欲しい所なのでしょう。だったらブッフォンやマテラッツィもいい気がしますけど、アッズリーニのメンバー表を見るとどうもFW陣に物足りなさを感じます。
ユーベのパッラディーノとヴィオラのパッツィーニは1984年生まれの選手なので、オリンピックの年齢制限に引っかかります。となると、ロッシやアックアフレスカに頼らざるを得ない。これでも十分強いんですが、豪華な中盤と比べるとやや見劣りしますね。FWにオーバーエイジは使いたいと考えていると思います。
ただオリンピックの出場権を獲得したメンバーの中に1984年生まれの選手(メンバー表中*印)が多い。アクイラーニとキエッリーニという中心選手についてはカジラギ監督も本大会で使いたいようです(この2人はユーロでも有力な候補ですが)。この2人とFWを1人と考えているとすると…うーん、ロジーナは落ちてしまうんですか?もったいない!!
僕が悩むことじゃないですが、別に去年のU-21欧州選手権を戦ったチームから18人を選んでもいい気もしてきました。結構いいメンバー。
いっそのことトッティでいってみます!?代表引退しておいて下のカテゴリーの代表に出るなんてマヌケな話…トッティぽくていいじゃないですか(笑)
あ、あっさりスパレッティ監督が否定したそうですね。
2007年U-21欧州選手権イタリア代表メンバー
GK:ジャンルカ・クルチ、アンドレア・コンシーリ、エミリアーノ・ビビアーノ
DF:マルコ・アンドレオッリ、ミケーレ・カニーニ、ジョルジオ・キエッリーニ*、アンドレア・コーダ、ドメニコ・クリシート、アンドレア・マントヴァーニ*、アレッサンドロ・ポテンツァ*、アンドレア・ラッジ*
MF:アルベルト・アクイラーニ*、ルカ・チガリーニ、ダニエレ・デッセーナ、アンドレア・ラッツァーリ*、リッカルド・モントリーヴォ、アントニオ・ノチェリーノ、シモーネ・パドイン*、アレッサンドロ・ロジーナ*
FW:ラファエレ・パッラディーノ*、ジャンパオロ・パッツィーニ*、グラツィアーノ・ペッレ、ジュゼッペ・ロッシ
現在のU-21イタリア代表メンバー
GK:エンリコ・アルフォンソ、アンドレア・コンシーリ、サルバトーレ・シリグ
DF:アレッサンドロ・バストリーニ、ドメニコ・クリシート、ロレンツォ・デ・シルベストリ、リーノ・マルゾラッティ、マルコ・モッタ、マルコ・ロッシ、マッテオ・ルビン、ファビアーノ・サンタクローチェ
MF:フランチェスコ・ボルゾーニ、ルカ・チガリーニ、パオロ・デ・チェーリエ、クラウディオ・マルキジオ、ピエルマリオ・モロシーニ、ガブリエレ・パオネッサ、アンドレア・ルッソット
FW:ロベルト・アックアフレスカ、アルトゥーロ・ルポリ、ニコラ・ポッツィ、ジュゼッペ・ロッシ
posted by 三四郎 |15:56 |
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2007年12月03日
EURO本大会の抽選会。抽選が始まるまでの前置きが長い長い…。40分くらいかかってやっとでしたね。始まってしまえばあっという間に組み合わせが決まったわけですが。”厳正なる抽選”の結果生まれた4つのグループについて一言。
グループA
・スイス(開催国)
・チェコ(グループD1位)
・ポルトガル(グループA2位)
・トルコ(グループC2位)
前回大会準優勝のポルトガルは開催国スイスと同居するこの組に。グループAはポルトガルを中心に回るでしょう!チェコは攻撃的なチームながら引き分け戦術も取ることの出来るチーム。トルコは波がありながらもいつも勝負強さを発揮します。意外に面白い組だと思います。開幕戦はスイス対チェコ。
グループB
・オーストリア(開催国)
・クロアチア(グループE1位)
・ドイツ(グループD2位)
・ポーランド(グループA1位)
EURO出場国中最弱と言われているオーストリアにも希望を見出せる結果になりました。ドイツはW杯、EURO予選、W杯予選、EURO本大会とこのところの抽選では連続で特大の当たりを引いていますね。ドイツの突破は堅いでしょうから、オーストリアがクロアチアとポーランド相手にどこまでやれるかに注目です。ドイツ対ポーランドは昨年に続きクローゼ&ポドルスキダービー!
グループC
・オランダ(グループG2位)
・イタリア(グループB1位)
・ルーマニア(グループG1位)
・フランス(グループB2位)
抽選会で最も会場がどよめいたのはオランダの組にフランスが引かれたとき。そしてさらにイタリアが加わることとなると、ざわつきは頂点に。オランダと当たるのはどこなのかということに注目が集まっていましたが、またしても顔合わせとなったイタリアとフランスが仲良く同居。予選ではオランダを上回ったルーマニアも一緒という分かりやすい「死の組」ですね。イタリアは初戦でいきなりファンバステン率いるオランダと。ピルロ対セードルフのマッチアップなんて見られるかもしれません。グループリーグでは個人的に最も楽しみなカードです!
グループD
・ギリシャ(グループC1位)
・スウェーデン(グループF2位)
・スペイン(グループF1位)
・ロシア(グループE2位)
予選で一緒の組だったスペインとスウェーデンがまたしても同じ組ですね。イングランドをかわして出場権を勝ち取ったロシアと前回大会優勝のギリシャも同居。スペイン対ロシアは面白いカードですね~。昨年のイタリア同様、スペインにもヒディンクへのリベンジを果たすチャンスが巡ってきました。
そしてもはや公然の秘密だったカカのバロンドール受賞が正式決定!
おめでとう!長らくチームに留まってくれることを願います。
ミランのその他の選手もランク入り。ピルロ(5位)、インザーギ(16位)、セードルフ(19位)、ガットゥーゾ(19位)
posted by 三四郎 |12:29 |
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2007年11月27日
パレルモのコラントゥオーノ監督が解任されましたね。そして新たに呼ばれたのがまたグイドリン…。ザンパリーニ会長は極端すぎます。シーズン終了時にコラントゥオーノが監督でも驚きません(笑)
あとエンポリもカーニ監督が解任とか。昨季躍進を遂げたエンポリの立役者だっただけに残念でしょうね。後任はアルベルト・マレザーニ。
さて、一歩遅れた感は否めないですが先日決まったワールドカップ予選の組み合わせについてヒトコト。
'グループ1
・ポルトガル
・スウェーデン
・デンマーク
・ハンガリー
・アルバニア
・マルタ'
ポルトガルとスウェーデンに食らいついていけるのはデンマークぐらいですかね。アルバニアはEURO予選ではブルガリアと2戦引き分け、オランダには敗れたものの2戦とも1点差となかなか曲者のようです。
'グループ2
・ギリシャ
・イスラエル
・スイス
・モルドバ
・ラトビア
・ルクセンブルグ'
正直パッとしない印象です。ギリシャが最も実績がありますね。ブラッター会長の母国・スイスはちゃっかりココに。イスラエルが、EURO予選でも見せたホームの力を発揮すれば最後までもつれるかも知れませんね。余計なお世話だけど、イスラエルが予選突破したら本大会の組み合わせに苦心しそう…。
'グループ3
・チェコ
・ポーランド
・北アイルランド
・スロバキア
・スロベニア
・サンマリノ'
EURO予選では共に首位通過のチェコとポーランドが2位以内の本命でしょうね。しかし北アイルランドも勝ち点を20稼いでいるので油断ならない相手です。ところで、サンマリノって海に面してないの知ってました?名前のイメージで魚介類が名産のリゾート観光地を勝手に想像してました(笑)
'グループ4
・ドイツ
・ロシア
・フィンランド
・ウェールズ
・アゼルバイジャン
・リヒテンシュタイン'
ドイツはかなりいいらしいですね。若手の起用も成功してレーブ監督の評価はうなぎのぼりです。アズーリに1-4で負け、ジーコジャパンとも引き分けたのが嘘のように大活躍したワールドカップを見ても底力あります。ロシアとどの日程であたるかがこのグループの行方を左右するかもしれませんね。
'グループ5
・スペイン
・トルコ
・ベルギー
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・アルメニア
・エストニア'
トルコは波がありますからね~。EURO予選では期待はずれだったベルギーもチャンスありそうです。スペインは問題ないと思うけど、とにかく監督ですね。誰になるんだろう?
'グループ6
・クロアチア
・イングランド
・ウクライナ
・ベラルーシ
・カザフスタン
・アンドラ'
最も抽選結果が注目されたイングランドは結局無難にクロアチアと。ただ、EURO予選で振るわずランクを落としていたウクライナが同居してます。このグループは今のところ未知数だと思います。ウクライナはシェフチェンコ抜きでも戦える強さが必要でしょうね。
'グループ7
・フランス
・ルーマニア
・セルビア
・リトアニア
・オーストリア
・フェロー諸島'
ルーマニアとセルビアのどちらかが落ちてしまうんですか…。MOTTAINAI。フランスは突破するでしょう。個人的には予選出場国中最も選手層が厚いのはフランスだと思ってます。オーストリアがEURO開催国の勢いのままに突破!…する可能性はほとんどないですね。
'グループ8
・イタリア
・ブルガリア
・アイルランド
・キプロス
・グルジア
・モンテネグロ'
ブルガリアとアイルランド。選手は揃っていて伝統もある…はずなのにEURO予選ではイマイチでしたね。楽な相手ではないけれどイタリアにとっては良い抽選だといえるでしょう。きっと本戦のグループはかなり厳しくなるはずですよ。予選は楽、本戦は難しいというパターンですね。ドイツワールドカップの時もそうでしたから…。
'グループ9
・オランダ
・スコットランド
・ノルウェー
・マケドニア
・アイスランド'
まず5チームであるということ。これがこのグループを難しくしそうです。一つの取りこぼしも許されない厳しい戦いが続くでしょうね。オランダもスペインと同様に監督がどうなるか注目ですね!
以上です。さらっとしすぎたかな?
posted by 三四郎 |19:02 |
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2007年11月22日
EURO本大会出場チームが出そろいましたね!最悪の滑り出しだったイタリアも終わってみれば堂々首位で通過。W杯王者としての責務をしっかり果たしました。
そして、12月2日の組み合わせ抽選会に向け早くもグループリーグのポット分けが発表されましたね。ドメネク監督の熱烈な"御推薦"にもかかわらず、イタリアは今回最もハズレであるポット1を回避出来ました。
ポット1
スイス、オーストリア、ギリシャ、オランダ
ポット2
クロアチア、チェコ、イタリア、スウェーデン
ポット3
ルーマニア、ドイツ、ポルトガル、スペイン
ポット4
ポーランド、フランス、トルコ、ロシア
何なんだろう…コレ…。「オランダ・イタリア・ドイツ・フランス」の組み合わせが可能ですね…。さすがにそこまですると大会が盛り上がらなくなりそうだけど、死の組というものは確実に出てきそうです。ヨーロッパはレベルが高いので簡単な組などもちろんないんですが。ポット1以外はどこに入ろうがあまり大差ない印象。
イタリアは当初のポット分け予想ではドイツと一緒になるかと言われてたんですが、結局そうはなりませんでしたね。個人的にはイタリア、ドイツ、フランスが優勝候補筆頭なのでは?と思ってます。
とにかく抽選会が楽しみですねっ!
そして完全に親善試合のような感じだった対フェロー諸島戦を一応。
イタリア 3-1 フェロー諸島
11' オウン・ゴール(ベンヤミンセン)
36' トーニ
41' キエッリーニ
83' ヤコブセン
GK:アメーリア
DF:オッド、カンナバーロ(53'→ボネーラ)、キエッリーニ、グロッソ
MF:ペロッタ、アンブロジーニ(58'→クアリアレッラ)、デ・ロッシ
FW:ヤクインタ、トーニ(74'→ジラルディーノ)、パッラディーノ
・トーニの故郷が近いモデナで開催。自身も先発でゴールを決める
・パッラディーノが左サイドでフル出場
・キエッリーニがCBでフル出場
・デ・ロッシは現在のローマでの役割に近くバランサーに徹する
・後半はサイド4-2-2-2の2トップシステムを試すが不発
posted by 三四郎 |20:58 |
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2007年11月20日
最終節を残しEURO本大会出場を決めたアズーリ。批判され続けたドナドーニ監督ですが、きっちりノルマを達成することとなりました。1年以上にも前になるリトアニア戦からの長い道のりを思い起こすと、楽な試合は本当に一つもありません。ドナドーニのアズーリはどう変化し、どんなチームでEUROにのぞむのでしょうか?
振り返ってみると、トッティの不在が4-3-3システムの熟成への要因だったと思います。現在の完成系は、先ごろのスコットランド戦でしょう。
ただ10番の選手、ファンタジスタという意味でなく文字通り10番、であるデ・ロッシが最近起用されていません。フランス戦の出来が悪かったということでしょうか?それが理由とは思えません。
おそらくピルロを軸に2人がサポートするという形に落ちついたということでしょう。ミランも4-3-1-2のバランスから4-3-2-1に変化しました。アンブロジーニ(的な選手)を入れ守備を重視するか否か、というのはミランもアズーリもきっと同じです。イタリア代表にとってはアンブロジーニを入れるかデ・ロッシを入れるかですね。
トッティが不在、カッサーノに復調の気配がないイタリアは、トップ下に選手を置かず3トップに近い形を採用せざるを得ません。
だとすると今のままだと中盤での攻撃のタクトは完全にピルロが握ることになる。相手選手がピルロを潰した時にチームがどうなるか心配です。イタリアにはカカがいませんし…。
ドナドーニ監督にはデ・ロッシとピルロの同時起用の道筋を是非進んでほしい。アンブロジーニやペロッタはスペースを使うことは出来ますが、パスやミドルシュートを持っていません。
スコットランド戦の中盤からの展開にはやや不満です。ガットゥーゾとアンブロジーニからは良いパスが期待できない。真ん中がポッカリ空いてしまったように思います。前線と絡める、スペースを使える、守備も出来る、シュートも打てる、セットプレーも強い。チームの完成度が飛躍的に上がっている今、デ・ロッシとピルロをもう一度同時に見てみたい。
アズーリのEURO予選を振り返る!
2006/09/02
イタリア 1-1 リトアニア
21' ダニレビシウス
30' インザーギ
GK:ブッフォン
DF:オッド、カンナバーロ、バルザーリ、グロッソ
MF:デ・ロッシ(61'→マルキオンニ)、ガットゥーゾ、ピルロ、ペロッタ(72'→ジラルディーノ)
FW:カッサーノ、インザーギ(86'→ディ・ミケーレ)
W杯優勝という偉業を成し遂げたリッピから受け継いだドナドーニ。予選第一戦は格下リトアニアにまさかの引き分け。批判が集中する。
・基本的にはW杯のリッピのチーム
・トッティではなく、チームの命運をカッサーノに託す
・マテラッツィはW杯決勝の事件の影響で出場停止
2006/09/06
フランス 3-1 イタリア
02' ゴヴー
18' アンリ
20' ジラルディーノ
55' ゴヴー
GK:ブッフォン
DF:ザンブロッタ、バルザーリ、カンナバーロ、グロッソ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、ペロッタ、セミオーリ(54'→ディ・ミケーレ)
FW:カッサーノ(73'→インザーギ)、ジラルディーノ(87'→デ・ロッシ)
比較的早くリーグが始まるフランスと、大幅に開幕が遅れたイタリアとの注目の決戦。イタリアはコンディションの悪さを露呈し、反撃の力なく完敗。
・初戦同様カッサーノを前線の軸に
・デ・ロッシは控え
・セミオーリをサイドに配しスタート
2006/10/07
イタリア 2-0 ウクライナ
71' オッド(P)
79' トーニ
GK:ブッフォン
DF:オッド、カンナバーロ、マテラッツィ、ザンブロッタ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、デ・ロッシ
FW:ヤクインタ(76'→カモラネージ)、トーニ(85'→インザーギ)、デル・ピエロ(62'→ディ・ナターレ)
シェフチェンコ不在のウクライナにホームで苦戦。拮抗した試合をブッフォンの好セーブとPKの先制で乗り切り初勝利。
・カッサーノを外し3トップシステムを採用
・トーニが復帰する
・PKキッカーは当時ラツィオのオッド
2006/10/11
グルジア 1-3 イタリア
18' デ・ロッシ
26' シャシアシビリ
63' カモラネージ
71' ペロッタ
GK:ブッフォン
DF:オッド、ネスタ、カンナバーロ(74'→マテラッツィ)、ザンブロッタ
MF:デ・ロッシ、ペロッタ、ピルロ(64'→マウリ)
FW:カモラネージ(87'→ヤクインタ)、トーニ、ディ・ナターレ
積極的な立ち上がりでデ・ロッシのシュートで先制するも、すぐに追いつかれてしまう。グルジア選手の退場をきっかけに2得点を重ね連勝。
・トーニを軸にした3トップ(カモラネージは流動的)を再び採用
・マウリを途中起用
・デル・ピエロではなくディ・ナターレが先発
2007/03/28
イタリア 2-0 スコットランド
12' トーニ
70' トーニ
GK:ブッフォン
DF:オッド、カンナバーロ、マテラッツィ、ザンブロッタ
MF:ガットゥーゾ、デ・ロッシ、ペロッタ(77'→ピルロ)
FW:カモラネージ、トーニ(87'→クアリアレッラ)、ディ・ナターレ(66'→デル・ピエロ)
これまでで最も安定した戦いで終始試合を支配し、スコットランドに快勝。トーニがエースの風格を漂わす。
・連勝した3トップが定着。ディフェンスラインも確定する
・ピルロは先発せず、中盤の軸はデ・ロッシ
・クアリアレッラが初出場
2007/06/02
フェロー諸島 1-2 イタリア
12' インザーギ
48' インザーギ
77' ヤコブセン
GK:ブッフォン
DF:オッド、カンナバーロ、マテラッツィ(66'→バルザーリ)、トネット
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、ディアーナ
FW:ロッキ(86'→クアリアレッラ)、インザーギ(58'→ルカレッリ)、デル・ピエロ
圧勝が予想されたフェロー諸島戦でまさかの大苦戦。デル・ピエロとインザーギのベテランの力がチームを救う。
・ロッキ、ディアーナ、トネットが新たに入る
・1トップはミランで好調だったインザーギ
・デル・ピエロはフル出場
2007/06/06
リトアニア 0-2 イタリア
31' クアリアレッラ
45' クアリアレッラ
GK:ブッフォン
DF:オッド、カンナバーロ、マテラッツィ、ザンブロッタ
MF:デ・ロッシ(65'→ガットゥーゾ)、ピルロ、ペロッタ(71'→アンブロジーニ)
FW:クアリアレッラ、インザーギ、ディ・ナターレ(74'→デル・ピエロ)
初戦でつまづいた相手だったが確実に勝ち点を稼ぐ。豪快なミドルシュートを2発決めたクアリアレッラはヒーローに。
・クアリアレッラが初先発
・デ・ロッシとピルロが同時先発
2007/09/08
イタリア 0-0 フランス
GK:ブッフォン
DF:オッド、カンナバーロ、バルザーリ、ザンブロッタ
MF:デ・ロッシ、ガットゥーゾ、ピルロ
FW:カモラネージ(58'→ペロッタ)、インザーギ(65'→ルカレッリ)、デル・ピエロ(83'→ディ・ナターレ)
今予選最大の注目となった試合。両チームとも負けることは絶対に避けたかったためリスクを冒さないことを徹底。ゴールチャンスは少なかった。
・デ・ロッシとピルロを同時先発
・カモラネージに代えて同じポジションでペロッタを起用
・前線はベテランに託す
2007/09/12
ウクライナ 1-2 イタリア
41' ディ・ナターレ
71' シェフチェンコ
77' ディ・ナターレ
GK:ブッフォン
DF:パヌッチ、カンナバーロ、バルザーリ、ザンブロッタ
MF:アンブロジーニ、ピルロ、ペロッタ(68'→アクイラーニ)
FW:カモラネージ(78'→オッド)、ヤクインタ(85'→クアリアレッラ)、ディ・ナターレ
フランス戦で引き分けたため、絶対に勝たなければならなかった。先制するも追いつかれる苦しい展開だったが、相手の好機逸失もあり勝ち点3を手にする。
・ディ・ナターレが2ゴール。先発の期待に応え評価を確立
・パヌッチが代表復帰
・ヤクインタがセンターに入る
2007/10/13
イタリア 2-0 グルジア
44' ピルロ
84' グロッソ
GK:ブッフォン
DF:オッド、パヌッチ、バルザーリ、グロッソ
MF:ピルロ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ(88'→マウリ)
FW:クアリアレッラ(72'→フォッジャ)、トーニ、ディ・ナターレ
トーニとピルロが抜群の切れを見せ、ホームで快勝。久々の出場となったグロッソもゴールを決める。
・パヌッチがセンターに入る
・中盤はミラントリオ
・ドリブラーのフォッジャを途中起用
2007/11/17
スコットランド 1-2 イタリア
02' トーニ
65' ファーガソン
91' パヌッチ
GK:ブッフォン
DF:パヌッチ、カンナバーロ、バルザーリ、ザンブロッタ
MF:ガットゥーゾ(87'→デ・ロッシ)、ピルロ、アンブロジーニ
FW:カモラネージ(83'→キエッリーニ)、トーニ、ディ・ナターレ(68'→ヤクインタ)
予選のすべてを左右する大一番。スコットランドの粘りや審判の判定により苦戦を強いられるが、最後は逆に審判の判定に助けられ勝負強さを見せる。
・中盤センターはミラントリオ
・キエッリーニが初出場
オシム監督が第一の山場を越えたということで、依然安心は出来ませんが少しホッとしました。スポナビのブログにも平常心が戻ってきているように思います。これに伴い通常のアップに戻しました。
posted by 三四郎 |03:00 |
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2007年11月18日
豪雨のスコットランド・ハンプデンパーク。ピッチから煙が飛び出す派手な演出。最高潮に達したスタンドは割れんばかりの大声援。完全アウェーの雰囲気の中、真っ白なユニフォームで喪章を着け登場したアズーリの目標は勝つか、分けるか。
ホームチームのボールで始まった試合、すぐにボールを奪ったイタリアは怒涛の攻勢。カモラネージが右サイドを攻略するも跳ね返され、左サイドのスローインを得る。ザンブロッタはすぐさま深い位置にボールを投げ、ペナルティエリアで受けたディ・ナターレは左足で低い弾道のクロス。ボールは相手プレーヤーの股を抜け、中央で待つトーニは相手と競り合いながらも右足を伸ばしゴール上部へ力強いシュート!!時間わずか2分弱。アズーリはいきなり先制に成功する。
スコットランドは明らかに緊張していた。イタリアの完璧な試合運びに手も足も出ず、最初のシュートは15分のCKから。しかしそこからスコットランドへのコーナーが連続し、ファーガソンのシュートやハットンのヘッドはブッフォンのゴールをおびやかす。
30分。カモラネージの右サイドでのチャレンジからアンブロジーニがシュートするも相手GKのゴードンが跳ね返す。しかしディ・ナターレが詰めアズーリに追加点!…かと思われたがディ・ナターレがオフサイドだという判定でノーゴール。
試合はこの日抜群の存在感を放つトーニを中心にイタリアが支配する展開となるが、スコットランドはセットプレーで応戦。前半終了間際のアディショナルタイム。コーナーキックからファーにいたウェアが逆サイドのゴール隅へ決定的なヘッド。ブッフォンを破りマクリーシュ監督も両腕を突き上げるが、ピルロがライン上で頭でボールを跳ね返す!一瞬の隙を突かれたイタリアを救った。
後半も当初はイタリアペースで進む。48分にはアンブロジーニのスルーパスから右サイドを走ったガットゥーゾがゴール前へクロス。ディ・ナターレが合わせてシュートするもディフェンスが近く跳ね返される。しかしそこにいたカモラネージが頭でシュート!しかしゴードンにキャッチされてしまう。
スコットランドは流れの中から全くシュートが打てない。ブッフォンとカンナバーロを中心に鉄壁の守りを敷く中央には侵入できず、サイドにことごとくクリアされる。しかし64分。うまくゴール前に入ったマクファデンをザンブロッタが後ろからチェックにいき、スコットランドに絶好な位置でのFKを与えてしまう。観衆の緊張感が画面からも伝わる中でマクファデンの蹴ったボールは、壁に当たりコースが変わる。裏を突かれたイタリアディフェンスの隙間の縫い、ボールはマッカロークの元へ。完全なフリーでシュートを打つが、ブッフォンの正面となる。しかし至近距離で放たれたシュートをブッフォンが完全にキャッチすることが出来ず、前へこぼれたボールを素早くファーガソンが詰め同点。キャプテンのゴールで沸騰するハンプデンパーク。
ここから試合の様相が一変する。捨てるものが無いスコットランドは人数をかけ素早い攻撃を繰り返す。前半の硬さが嘘のようにテクニックも見られはじめ、戸惑うアズーリ。ドナドーニはすぐさまディ・ナターレに変えてヤクインタを投入。足の速い選手を入れカウンターのチャンスをうかがう。スコットランドのマクリーシュ監督もスコット・ブラウンに変え切り札ケニー・ミラーを
ピッチに送り込む。ミラーはイタリア代表相手に点を奪った実績を持つ。
イタリアの決定的なピンチは80分。スコットランドのパスワークから途中出場のミラーのクロスがファーサイドへ。アズーリの選手は誰も追いつけず、ボールはパヌッチを超える。そのまま完全なフリーな状態で滑り込むマクファデンのもとへ。ホームチームに大きな2点目が入ると誰もが思ったが、ダイレクトで合わせたシュートは無人のゴールマウスを捉えずわずか左。
腹をくくったドナドーニは、80分にカモラネージに代えキエッリーニを、86分にガットゥーゾに代えデ・ロッシをそれぞれ投入。散々危ないピンチを迎えたセットプレーを考慮に入れ、ヘッドの強い選手を立て続けにピッチに送り込み状況を見守る。焦るスコットランドは人数をかけて攻撃、守るイタリアもカウンターを仕掛けコーナーやFKを獲得しだす。何度か非常に惜しいチャンスをアズーリが作るも必死に粘るスコットランド。いよいよアディショナルタイム。キエッリーニが高い位置でハットンにタックルを仕掛ける。笛が吹かれるもFKが与えられたのはイタリア。やや腑に落ちない裁定に集中力を切らせてしまったのか、ピルロが放ったボールをファーサイドのパヌッチが力強くネットに叩き込んでイタリアが再びリード!引き分けならわずかな可能性を残せるスコットランドは明らかに意気消沈するものの反撃を試みる。しかしこの時間でのこのスコアはEURO予選敗退を意味するも同然だった。
イタリアはドイツでのワールドカップを思わせるような素晴らしいパフォーマンスで、EURO本大会出場決定!次のフェロー諸島戦に勝利すれば激戦区グループBを堂々首位通過となる。
スコットランド 1-2 イタリア
02' トーニ
65' ファーガソン
90' パヌッチ
イタリア代表出場メンバー
GK:ブッフォン
DF:パヌッチ、カンナバーロ、バルザーリ、ザンブロッタ
MF:ガットゥーゾ(→デ・ロッシ)、ピルロ、アンブロジーニ
FW:カモラネージ(→キエッリーニ)、トーニ、ディ・ナターレ(→ヤクインタ)
posted by 三四郎 |05:51 |
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2007年11月17日
日本代表のイビチャ・オシム監督の突然の入院のニュース、驚きました。就任前から健康面を危惧する声がありましたが、不安が現実のものとなり残念です。オシムの考える日本代表の理念は素晴らしいですし、つい最近まで精力的に活動していましたので衝撃が大きい。とにかく今は一刻も早い回復を願っています。
さて、EURO予選最後の山場に臨むアズーリは明日の決戦に向けて今はどういう心境なんでしょうか?W杯決勝、CL決勝を戦い抜いた男達の集まりですからこういう試合の挑みかたは誰よりも知っていることでしょう!
相手はスコットランド。最近はCLでもセルティックやレンジャーズの躍進は目立っていますし、代表でもフランスに2勝したという事実が強さを物語っていますね。今予選ではホームでスコットランドを2-0と下したイタリア代表もアウェーでは2分け1敗と分が悪いらしいです。
イタリア代表の予想フォーメーションは、
ブッフォン
パヌッチ、カンナバーロ、バルザーリ、ザンブロッタ
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ(デ・ロッシ)
カモラネージ(ヤクインタ)、トーニ、ディ・ナターレ
今考えられる最強の布陣でしょう!これで負けたら仕方ないって感じですね。
イタリアの突破条件
1、スコットランドに勝利
2、スコットランドに引き分け、且つフェロー諸島に勝つか引き分け
3、スコットランドに負けるも、フェロー諸島に勝利し、フランスがウクライナに負ける
ウクライナのブロヒン監督からも非難されているフランスの占星術監督は、「イタリアは引き分けるよ。見ても無駄。」とまた言ってますね。まあ今回のドメネクの発言はいつものような挑発ではなく、フランスの選手がイタリアの勝利を期待するもののそれが外れ、パフォーマンスに悪影響が出るのを懸念してっていう意図があったと思います。ただブッフォンの「勝ち点1で充分」というのはその通りですね。周りの雑音に惑わされずイタリアらしい完璧な試合を期待してます。願わくばトーニの言うように「勝ちに行く」試合で勝利を!
イタリア代表招集メンバー
GK:アメーリア、ブッフォン、クルチ
DF:バルザーリ、ボネーラ、カンナバーロ、キエッリーニ、グロッソ、オッド(負傷離脱)、パヌッチ、ザンブロッタ
MF:アンブロジーニ、カモラネージ、デ・ロッシ、ガットゥーゾ、ペロッタ、ピルロ
FW:ディ・ナターレ、ジラルディーノ、ヤクインタ、ルカレッリ、パッラディーノ、クアリアレッラ、トーニ
そして、日本で開催されるクラブワールドカップの登録メンバーが暫定ながら発表!総勢30名!!
GK:ジーダ、カラチ、フィオーリ、オッフレディ
DF:カフー、マルディーニ、カラーゼ、ネスタ、シミッチ、ヤンクロフスキ、ファヴァッリ、ボネーラ、セルジーニョ、ジゴン、ダルミアン、オッド
MF:エメルソン、ガットゥーゾ、セードルフ、グルキュフ、ピルロ、アンブロジーニ、ブロッキ、カラーリア、バ
FW:インザーギ、ジラルディーノ、カカ、オーバメヤン、ロナウド
イブーがリストに載ってるの初めて見た・・・。多分来ないと思うけど・・・。
posted by 三四郎 |02:40 |
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2007年10月18日
EURO予選グループBはイタリアを除く6チームによる3試合が行われました。
まずはウクライナ対フェロー諸島。
予選終盤に差し掛かっても未だ勝ち点0のフェロー諸島。40分間はなんとか持ちこたえていたけど40分のカリニチェンコのゴールから堰を切ったかのように崩壊。43分、45分と立て続けにグセフに決められ万事休す。結局ボール支配率は75%対25%、総シュート数は39対4という圧倒的な差。終わってみれば5-0という慣れたスコアに。カリニチェンコは後半にも2点追加しハットトリック。シェヴァは帯同してませんでした。
続いてグルジア対スコットランド。
結果だけ言えばグロッソの予言(願望?)通りグルジアが強さを発揮。怪我人や出場停止に悩みながらもマンチェスターユナイテッドのフレッチャーが間に合ったスコットランドは痛い黒星を喫し一転予選突破に黄信号。スコアはムチェドリーゼとシラーゼのゴールで2-0。カラーゼは帯同していませんでした。
さらにフランス対リトアニア。
苦しみ抜いたフランスは、ようやく79分ベン・アルファが左サイドをこじ開けこぼれ球がアンリの元に。アンリは落ち着いて決め代表通算ゴールでプラティニを抜く!そのわずか2分後再びスルーパスに抜け出したアンリが決め勝負あり。アンリのフランス代表通算ゴールは43となった。
可能性を残す上位3チームの自力突破条件は以下。
'フランス→ウクライナに引き分け以上。
スコットランド→イタリアに勝利。
イタリア→対スコットランド戦と対フェロー諸島戦で合計勝ち点4以上。'
激戦区はB組だけに非ず、ここへ来てE組が面白いことに。
実は一番ヤバイと言われながら背水の陣で臨んだ9月ラウンドに連勝し、なんだやっぱ強いじゃんと印象付けたイングランド。しかし勝てば本戦突破間違い無しだった今日の試合、アブラモビッチ&ヒディンク体制のロシアに逆転負けでまさかのイングランド自力突破消滅。
これでロシアがこの後2連勝すれば本戦に出られないという非常事態になりました。UK Yahoo!には、
"Disaster for England"(イングランド大惨事)
"Don't blame the pitch, blame some comic difending!"(ピッチを責めるな、ふざけたディフェンスを責めろ!)の文字が・・・。
いやはや。しかし主審のカンタレホさんはよくPKを獲る印象がありますね。ルーニーのファウルはエリア外だったと思いますけど。ただ個人的にはイングランドもまだまだ希望はあると踏んでます。ロシアは次節厳しい厳しい恐怖のアウェー・イスラエル戦ですから簡単に勝ち点を足せるとは思えず、イングランドが最終節当たるクロアチアはその時点で突破を決めているでしょうし。
EURO予選がなかったアズーリは南アフリカと親善試合!
以下ざっと結果のみ
イタリア 2―0 南アフリカ
81’ ルカレッリ(ドッセーナ→ルカレッリ)
88’ ルカレッリ(セミオーリ→ルカレッリ)
スターティング・メンバー
GK:アメーリア
DF:ザッカルド、ガンベリーニ、ボネーラ、キエッリーニ
MF:フォッジャ、デロッシ、モントリーボ、マウリ、ロジーナ
FW:ルカレッリ
交代
59’ フォッジャ→ジラルディーノ
59’ デロッシ→パロンボ
62’ ガンベリーニ→ドッセーナ
70’ モントリーボ→ノチェリーノ
85’ ロジーナ→セミオーリ
posted by 三四郎 |07:00 |
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