2008年04月21日
フィオレンティーナはパレルモに勝っちゃったけど、変わらず応援し続けますよ!
セリエA第34節は暫定ながら4位と7ポイント差をつけられたミランが、降格圏で苦しむレッジーナをサンシーロに迎えた一戦。
ミラン先発メンバー
GK:カラチ
DF:カフー、ネスタ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ブロッキ、ガットゥーゾ、ピルロ、セードルフ
FW:カカ、インザーギ
・ネスタとカラーゼが出場停止明け
・怪我で試合出場が不安視されたセードルフが問題なく出場
・ボネーラとアンブロジーニは出場停止
・ガットゥーゾがキャプテン
試合はいきなり2分。ブロッキが角度のない所から強烈なシュートを放つもサイドネット。
積極的に仕掛けるミラン。6分にカカがドリブル突破を仕掛けたところ、モデストが後ろからレイトタックルを見舞ってリゴーレ宣告!PKはカカがゴール左にシュートを問題なく突き刺しあっさり先制!
いつもはゴロ球しか打たないので読まれているんじゃないかと不安でしたが、今回は違いました。
13分。セットプレーの流れでゴール前に残っていたカラーゼにピルロがスルーパス。カラーゼはインザーギにパスを送ろうと試みるも、GKカンパニョーロがセーブ。
この日のカカはアンストッパブル。縦横無尽に動き回るカカをレッジーナは捕まえきれず混乱。インザーギもさすがといった絶妙のポジショニングとカカとの息のあったプレーで存在感大!
31分にも2人のコンビで決定機を迎えるもののカンパニョーロがセーブ。
そして33分再びリゴーレ宣告!左サイド奥からドリブル突破したセードルフをヴィジャーニが足を伸ばし引っ掛けてしまった。
この日の主審だったファリーナさん。イタリアではロゼッティさんと並んでビッグゲームを裁く審判。個人的にはこの2人、すぐ笛を吹いたりヒステリックになったりするので好きじゃないですが、この「空気読まない」というのが評価が高い要因なんでしょう。
ミランの一試合2PKは今シーズン初。ラツィオ戦で宣告されたPKが取り消されるという珍事はありましたけど。フィオレンティーナも今季2本PK貰ったことあるしヴィオラファンは許してね!
今度はカカが右隅に決め2-0!
しかし40分。突然のレッジーナの逆襲。バレートがエリア外からトップコーナーに突き刺さるビューティフルゴールを挙げ、スコアは2-1。カラチはノーチャンス。
44分。お返しとばかりに右サイドからセードルフが強烈なシュート!わずかに軌道は枠をはずれ3点目とはならず…。
45分にはピルロが入ったか?!と思わせるミドルシュート。リプレイを見るとカンパニョーロが触っているように見えるんだけど、ゴールキックの判定。しかしここでカンパニョーロ自身が、自分は触ったと主審に申告してコーナーキックに変更に。カンパニョーロとファリーナさんは握手。素晴らしいですね!
結局CKからのプレーをレッジーナは守りきり前半終了。
後半はお互いメンバー変更なし。
しかし開始直後。セードルフとバレートが接触し、バレートは試合続行不可能に。ミッシローリと交代。
51分。レッジーナにチャンス。ヴィジャーニがフリーでヘッドを放つもバーの上。ミランは助かりました。サリハミジッチにやられた前節といい、セットプレーの守備がゆるい…。
カカがドリブルで何度もレッジーナのペナルティエリアに侵入するも、最後の所でうまくいかない展開が続く。
62分。ピルロの強烈なシュートもカンパニョーロがビッグセーブ!
しかし68分!ブロッキのクロスが流れた所に待っていたカカが、右足のグラウンダーで対角線のゴール隅に突き刺すナイスゴール!久しぶりのトリプレッタ達成!
レッジーナはディフェンスもキーパーも揃っていたのにその全てをあざわらうかのような軌道でした。
69分、セードルフout パトin
71分。フリーのブリエンツァのもとにボールが渡ろうとしたところで、カラーゼがブロック!しかしよく見るとカラーゼの手に当たっている…。これはPKが妥当でした。
しかしパルマのフェルナンドコウトのケース以来、ハンドを取られることが本当に少なくなったように思います。改善が必要でしょう。
しかし73分にはインザーギのゴール!ピルロのスルーパスに抜け出したパトがワントラップで放ったシュートはバーに弾かれたものの、インザーギが逃さずしっかりゲット!
ピッポは3試合連続ゴール}今季6点目!
76分、カフーout シミッチin。シミッチは2試合連続の出場。
そして80分。ガットゥーゾとグルキュフが交代。キャプテンマークはカラーゼへ。ガットゥーゾは中盤の底でいつも以上に献身的な働きをしていました。サンシーロの観衆も拍手。試合中にも子供が「リーノ!」と声援を送っているのが聞こえました。残ってほしい。
最後には試合を締めくくる5点目がパトから!途中出場のグルキュフのクロスにパトがしっかりかつ力の抜けた良いヘディングを決めてスコアは5-1!
パトは今季8点目でジラルディーノを超えました。
その後まもなく試合は終了。勝ち点差を再び4に縮め望みを繋ぐことに成功したミラン。次節はアウェーでリボルノ戦です。
ミラン 5-1 レッジーナ
08' カカ(P)
34' カカ(P)
40' バレート
68' カカ
73' インザーギ
89' パト
ミラン選手交代
69' セードルフ→パト
76' カフー→シミッチ
80' ガットゥーゾ→グルキュフ
この試合はカカ!の一言に尽きます。圧倒的なスピードと正確かつ効果的なプレーが戻ってきましたね。後半はやや疲れも見えたもののそれは仕方のない範囲でしょう。
ポゼッションはレッジーナを下回りましたが、鋭いカウンターを仕掛け続けることが出来ました。交代選手も及第点以上の活躍を見せてくれましたし、満足と言っていいと思います。パトとインザーギの共存も上手くいきました。パトはサイドから仕掛けるプレースタイルが定着したようです。
ただ相変わらずディフェンスラインが下がって間延びしてるシーンが目に付いてしまうのも事実…。次回はさらに改善されることを願います。
posted by 三四郎 |12:24 |
試合-Serie A |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年04月13日
う~ん。サンシーロでフィオレンティーナが勝利したら、もうミランの目標達成の可能性はかなり低くなりますね。 UEFA杯の枠にしても、ウディネーゼやサンプドリアが勝てば危ういということになります。今節は勝負の時だったんですが、敗れたのだから仕方ない!と思うことにしましょう。
個人的にはまだまだCL出場権も不可能だとは思っていないですけど、現実的には厳しいと言わざるを得ないですね。でも、もう開き直るしかないといった感じで、逆に楽な状態になったと前向きに解釈できるのかも。セリエAの長い歴史の中でどのチームにも低迷期があるものですし、それが今季のミランだったということで…。
ユベントス戦でのミランの戦い方は決して悪くは無かった。特に前半は細かいパス回しとスピードのある攻撃で、ユーベのディフェンスの裏を何度もとっていましたね。インザーギ、カカ、ボネーラと前節復帰を果たした選手達が好調を維持して、実際に2得点を挙げました。失点してからすぐに返せたのは良かった点です。
試合のターニングポイントを挙げるとすれば、45分の失点とボネーラの退場でしょうか。マルディーニのミスからカモラネージにクロスを上げられるという痛い得点を相手に与えてしまった。ユーベのようなチームを相手にミスを犯したらいけませんね。
ボネーラの行動は血迷ったというか、全く理解できません。1試合の出場停止では済まないでしょう。シソコがピッチに戻ってきてくれたことに幾分救われましたね。
サリハミジッチはバイエルン時代から、相手にすると嫌な選手でした。ガッツがあって闘えますし、駆け引きも巧い。しかしなんといってもデルピエロとカモラネージがユーベの攻撃の核。なかなか止められなくてファールが増えていってしまいました。
しかしミランの攻撃陣も負けじと良かったですよ。ユベントスのミランの勝敗の差を分けたのは最終ラインの差だったように思います。ネスタとカラーゼが出場停止という苦しい布陣だったので、覚悟は出来ていましたがそれにしても…。ファヴァッリはスピードの無さを狙われていましたね。スライディングもことごとく空かされていました。
ユーベのディフェンスもミランの攻撃で崩されていましたが、後半はより引いて慎重に対応していましたね。ミランの選手達は後半に疲れが見えてしまって、ゴールの可能性が減っていってしまった。流れが悪いときに局面を変える駒がないのが今季のミラン…。パトがいれば面白かったかもしれませんね。
ユベントス 3-2 ミラン
12' デルピエロ
14' インザーギ
31' インザーギ
45' サミハミジッチ
80' サリハミジッチ
ミランスタメン
GK:カラチ
DF:ボネーラ、シミッチ、マルディーニ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:インザーギ
ミラン選手交代
69' インザーギ→カフー
84' ガットゥーゾ→ジラルディーノ
89' ピルロ→ブロッキ
※67' ボネーラ退場
posted by 三四郎 |15:00 |
試合-Serie A |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年04月06日
パトが筋肉の問題で間に合わず直前にメンバーから外れ、召集外だったジラルディーノが急遽呼ばれることとなり、少し嫌なムードで迎えたホームのカリアリ戦。
代わりにカカ、インザーギ、ボネーラ、カフーの4人が怪我から久しぶりに復帰しました。
ミラン先発メンバー
GK:カラチ
DF:ボネーラ、マルディーニ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ
FW:カカ、インザーギ
・ネスタは出場停止
・カカはFWでの起用
ミランは会心のすべり出し。細かいパス回しで左サイドを突破し、30秒とかからずにガットゥーゾのファーストシュートに繋げて勢いに。
「やれば出来る。」と解説の後藤さんとハモってしまいました(笑)
その後もミランは非常に素早い展開でパスを回し、アタランタ戦で問題だったディフェンスラインの位置も高く保って、カリアリに付け入る隙を与えずに攻め続けます。
全員が活発な動きで、頻繁にポジションを変えながらファインプレーを連続するミランが得点するのに、時間はかからず。
中盤からカカがボールを持って独走。前線でインザーギが左に流れたことでカニーニがつり出され、出来たスペースにそのままカカが強烈なシュートを放ちあっさり先制!ストラーリはノーチャンス。
復帰明けで見事に最初の大仕事をやってのけてくれました。
その後も翻弄され続けるカリアリは16分。コンティがアンブロジーニをエリア内で引っ掛けるものの、ペナルティの笛は吹かれずギリギリ外のFKという判定。
ミランは先制してからも守備は穴なし。中盤のプレッシャーも強く、アンブロジーニやガットゥーゾがことごとくボールを奪い返す。対するカリアリはディフェンスラインにイエローカードがかさんでいくばかり。
ミランの追加点は31分。ピルロのCKをインザーギがドンピシャで合わせ2-0!ピッポは今季2点目。前半で2点のリードを奪うことに成功したミランは余裕を持って試合をコントロールすることが可能に。
得点から1分後、再び決定的チャンスがミランに。インザーギが潰れて渡したボールを、カカが右サイドに走りこんだガットゥーゾに決定的なパス!…しかしあと一歩の所でブロックされ、ガットゥーゾは痛んでしまいました。
38分。右サイドに入ったボネーラが驚きのドリブル突破!ディフェンスを巧く二人抜くも、自分自身でも驚いたのか最後のクロスは雑になり相手に…。しかしすかさずそこからインターセプトを成功させ、セードルフにマイナスのパス。さらにセードルフはピルロへ。視野の広いピルロは逆サイドにふんわりとしたクロスを上げて、走りこんだカカが強烈なシュートを打つもストラーリの正面。
非常に良い攻撃でした。ボネーラは大いにアピール。
39分にもカカ。インザーギのドリブル突破から受けたラストパスを、巧く左足で巻いて狙ったもののわずかに枠の外。
前半は完璧なミラン。正にパーフェクト!
CL開幕戦のベンフィカ戦の前半や、昨年のCL準決勝を思い起こさせる出来でした。
セリエAで前半に2点差をつけたのは、なんと開幕戦のジェノア戦以来…!!
成す術なかったカリアリはハーフタイム後に2枚代え。ジェダとパローラを投入します。
後半にもミランの勢いが続くかが注目だったものの、思いもよらないことでカリアリが復調することに。
48分。コンティのFKをセーブしたカラチが、ボールをキャッチして地面に倒れる際にファンブル。スルリと脇の下を抜けゴールに…。これで2-1。
ただしカリアリの選手が1人オフサイドポジションでボールには触れていないものの、落下地点近くのプレーに関与していると言える位置にいました。ただしこの”(オフサイドポジションにいる選手が)プレーに関与しているか否か”というのは未だグレーゾーンであってどちらとも判断される場合があるので仕方のないところ。
これで一気に流れを引き寄せたカリアリ。フォッジャが決定的な場面をいくつかつくりだし、ミランに脅威を与えます。
52分。フォッジャが左サイドから強いシュートを放つもサイドネット。58分にはマトリがオーバーヘッドキック。ミランがリズムを崩した時間帯でした。
良くない時は良くないもので、ファヴァッリが60分に負傷。カフーを投入し、ボネーラが左サイドへ。
66分にはガットゥーゾも試合続行不能となり、ブロッキと交代。予期しない交代で2つの枠を消費…。
再びミランを勢いづけたのはスーペルピッポ!69分、ブロッキの絶妙な強さのスルーパスに抜け出し、キーパーのストラーリと1対1。1度は引っかかるもののボールを奪い返し、左足でうまくカールするシュートを打って3-1!!
ゴールマウスには間に合ったディフェンスが3人いたんですが、間をすり抜けるような軌道でファインゴール!ワールドカップドイツ戦のグロッソのシュートを思い出しました。
これで一気に楽になったミラン。75分にピルロを代えてグルキュフを投入。ピルロは酷使されて、アタランタ戦までパフォーマンスが落ちていたのでナイスな交代。
その後はポゼッションで試合をコントロールしつつ、グルキュフに積極的にボールを触らせるようにしながら時間を使い、ホイッスル!94分にカカが決定的なシュートを放つシーンがあったものの、そこはストラーリがビッグセーブで、結局3-1で終了!
ミランが保有権を持つマトリは、ミラン入りをアピールするまでは至らなかったと思います。
ミラン 3-1 カリアリ
08' カカ
31' インザーギ
49' コンティ
69' カカ
ミランメンバー交代
61' ファヴァッリ→カフー
66' ガットゥーゾ→ブロッキ
75' ピルロ→グルキュフ
これが見たかったミランだ!という試合をようやく見ることが出来ました。前半は完璧。後半も相手を突き放す追加点を奪えることが出来ましたし、まさに快勝と言える試合内容。
怪我明けの選手が素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたことも、良い兆候。パトが早く戻って来てくれればと思います。
ただ、ファヴァッリとガットゥーゾ、そして試合中やや痛がるそぶりを見せたインザーギを含め、無理が利かなくなっているのでしょうか。層を厚くする補強は必要なままですね。
とにかく久しぶりに良い試合でした!時節のユーベ戦も同じ力が発揮できれば必ずや結果も付いてくるはずです。カラーゼとネスタをサスペンションで欠くことになるのが気がかりなんですがね。
posted by 三四郎 |07:33 |
試合-Serie A |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2008年04月02日
”6位転落”と聞いても、「はい、そうですか…。」という感想しかないです(涙)
フィオレンティーナも仲良くお付き合いしてくれましたが、4位以内という目標を達成するのはより一層難しくなってしまいました。
気になる、というより何故?と疑問に思ってしまうのはプレー内容の悪さ。1月からメンバーを代えずに連勝していた時期の無理がたたって勝てなかったのかと思いきや、チャンピオンズから退いて日程は楽になったのに力負けしています。
カラチが試合後、「ロッカールームの雰囲気は最悪。」と言っていましたが、なんとなくそうなんだろうなと想像できる所が悲しい…。
今チームはジレンマを抱えているように思います。絶対に勝たなければならないし、そのためには得点しなければならない。しかし失点も許されない。攻守の意識が選手によってチグハグですね。
得点力の低さを解消するためにアンブロジーニやガットゥーゾが前線に飛び出している分、ディフェンスラインが孤立しています。
もっとラインを上げることで問題は解決しないんでしょうか?防波堤になっていなかった守備陣の出来は見ていて辛くなるほど悪かったですが、アタランタ戦敗戦の責任はアンチェロッティにも大いにあると思います。
もう一つ言えば監督のジラルディーノの使い方もやや疑問。確かに存在感を示せていなかったですが、前半に2点先行したアタランタが後半自陣で守備に徹することは容易に想像できるのに、あっさり代えてしまいました。セットプレーで強さを発揮できる選手なのにもったいなかったですね。
しかしそれでも前半に2点ビハインドという滅多にないことが、立て続けにサンシーロで起きているという異常事態の説明はつきません。
確かに審判は悪かった。ガリアーニはセードルフのゴールが取り消されたことにも怒っていましたが、少なくともアンブロジーニのゴールは間違いなく正当でしたね。最後のPKも、あのファウルを獲るならもっとあっただろうと思います。
雰囲気でジャッジして双方にバランスが良いように試合をつくろうという審判は要注意。プレーが基準になるのではなく流れを基準にしてしまいます。そうなると些細な接触やシミュレーションも審判の流れに組み込まれてしまう。きっとネスタの退場や2度のゴール取り消しがなかればPKは与えられなかったし、PKがなければアディショナルタイムは5分はあったでしょうね。
結果を出してナンボの世界ですから、ピルロが決めていたらフィオレンティーナとの差が3に縮まって、きっとこれほど悪い雰囲気にはならなかったと思います。
しかし、ミランが”ゴールも出来ず、守ることも出来ない”という現状には変わりありません。インテルやローマが相手なのではなく、サンプやアタランタなのですから勝てないはずはないんです。何か敵に合わせてしあう癖がありますね。それでも勝てていたものがそうでなくなっているのなら、移籍市場で大幅に動かざるをえないでしょう。
ベテランはじめミランを支えてきた選手達には、ここから根性見せてほしいです。1試合勝利したら緊張感がなくなり敗れ、再び焦ってよいパフォーマンスを見せるようになる、の繰り返しではダメでしょう。
セリエAで勝ちきる能力はまだまだあると思います。アンチェロッティには是非良い準備をしてカリアリを迎えて頂きたい。
ミラン 1-2 アタランタ
32' フロッカリ
42' ランジェッラ
84' マルディーニ
ミランスタメン
GK:カラチ
DF:オッド、ネスタ、マルディーニ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ
FW:パト、ジラルディーノ
ミラン選手交代
46' ファヴァッリ→カラーゼ
46' ジラルディーノ→パロスキ
59' オッド→ブロッキ
オッドの手術、ネスタの2試合出場停止と悪いニュースが続いていますね…。マルディーニがニューカッスル行きを考慮しているというのはエイプリルフールのネタでしたが、騙されました(笑)
posted by 三四郎 |19:55 |
試合-Serie A |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2008年03月28日
土曜日にオリンピコで行われたトリノとのアウェーゲーム。ローマ・サンプドリアと連敗を喫し、4位に到達するためにも決して負けられない試合でした。
ミランの先発メンバーは、
GK:カラチ
DF:オッド、ネスタ、カラーゼ、マルディーニ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ
FW:パト、ジラルディーノ
カカが負傷離脱中の為トップ下にセードルフを配し、前節パロスキよりも投入が遅かったジラルディーノがスタメン復帰。
サンプドリア戦で早々に2失点というミスを犯してしまった反省が、どういった形で生かされるかに注目でしたが、序盤はやや我慢の展開。
ミランは中盤でボールをキープしてからサイドに開いたパト及びセードルフに預け、ジラルディーノにクロスを集める戦いを。
対するトリノは前線のステッローネ・ディミケーレに、ディフェンスの裏へ走り出すシンプルな攻撃を繰り返します。
ミランが我慢を強いられた要因は、トリノのミラン側ボールホルダーに対する献身的な守備。厳格な指導者と謳われるノベッリーノ監督の意図がそのまま現れていたと言えるでしょう。
両チーム通しての最初の決定機は9分。ディミケーレの左からのクロスがゴール前中央のステッローネに渡り、反転して左足のシュート!しかし球はサイドネットへ。
次はミラン。12分にFKを獲得し、ピルロが直接シュート!ディフェンスに当たった難しいボールをGKフォンターナが外に出さずクリア。
フォンターナはパレルモから移籍したのかと思ったら、別人でした(笑)
ほとんど試合に出ていなかったようで。しかし好セーブを見せていましたね。
14分のセードルフの強烈なFKもフォンターナが死守。
22分トリノ。またしても左サイドのディミケーレがロジーナへ繋いでから、ロジーナがワンタッチで前に出し、決定的かと思われましたが抜け出たザネッティに最後までアンブロジーニがついていました。
24分に再びミランに与えられたFKはまたしてもフォンターナがブロック。ピルロの強烈なブレ球だったものの両手で叩き落とし。
その後も拮抗した展開で、ミランはゴール前に3人の数を割きクロスを上げ、トリノは相変わらずシンプルなカウンター。しかしミラン守備陣は奮闘を見せ前線を自由にさせたシーンはありませんでした。
そして40分ミランにビッグチャンス。左サイドを突破したマルディーニがジラルディーノにパス。ジラはゴールを背にしながらディフェンスを背負った得意な形で、右のポジションで完全にフリーだったパトにアシスト!入ったと思われましたがピザーノが滑り込みゴールはなりませんでした。
その直後のCKでネスタが頭でループを狙うもののこちらも決定打とはならず。
前半は0-0で終了。
そしてメンバーチェンジなしで後半スタート!
46分、ディアーナのサイド突破をアンブロジーニが巧い対応で阻止、その流れで素早いカウンターに入るミラン。ピルロがドリブルをしてから右サイドで走るセードルフにパス。セードルフ・ピルロ・パト・ジラで4対4の状況になり、セードルフは逆サイドのジラルディーノを選択。ジラは頭で中に折り返しましたが、待っていたパト・走りこんだピルロどちらにも合わずやや中途半端な印象。
50分、今度は反対にトリノに決定機。ステッローネを止めきれず、ゴール前でフリーな状態のロジーナにボールが渡ってしまいます。ロジーナは右足で迫るカラチにプレッシャーを掛けられながらもシュートを放ちますが、戻ったカラーゼが足を出しブロック!難を逃れました。
あわやオウンゴールかという場面は55分に。中央のセードルフが右サイドに上がったガットゥーゾにパスを出し、ガットゥーゾがダイレクトで折り返し。ジラをケアしていた守備陣の足に当たりますがフォンターナがここも好セーブ。惜しい・・・。素早い展開が相手のミスを誘った場面でしたね。
試合の流れはミランへ。
60分、ジラルディーノ→オッドと繋ぎクロス。ゴール前でパトに合わすことは出来ませんでしたがボールはそのまま流れセードルフの下へ。ゴールマウスの前完全なフリーの状態でフォンターナと一対一の場面!これは入ったと誰もが思った所でしたが、丁寧に行き過ぎたのかインサイドに当てたボールは無常にもバー直撃・・・!!
その2分後にパトのスルーパスにジラが巧く抜け出しトラップからシュートを放つものの、詰めていたフォンターナに防がれ、2度の決定機をフイにしてしまったミラン。
決めるべきときに決めないとたとえ時間が多く残っていても良い結果にならないのが今季のミランでもあります。アンチェロッティが交代を準備しました。
パロスキとブロッキ。
ジラここまでか…。
、と思った所で大逆転!!セードルフのクロスを受けたジラルディーノはフォンターナの厳しいチェックを受けながらも粘りに粘って際どいシュート!ナターリとパトがゴールラインを割らないボールを追いかけ、パトが最後の最後に触り今シーズン7ゴール目!
ジラの頑張りから生まれたゴールでした。アンチェロッティ、そしてパトも試合後「ジラのゴールだ。」と言っていましたね。
ここでパロスキの交代を取り止めたカルレットは、ガットゥーゾを下げブロッキを投入するのみに止まり現実的な采配に切り替え。
その後トリノはレコバを投入するなど反撃を試みますが、徐々に集中力と勢いを失くし、ファヴァッリ・エメルソンと守備を固めるミランを崩すまでには至らずタイムアップ!
ミランは連敗を2で止め、連勝街道を邁進するための最初の3ポイントの獲得に成功しました!!
トリノ 0-1 ミラン
65' パト
ミラン選手交代
66' ガットゥーゾ→ブロッキ
81' マルディーニ→ファヴァッリ
87' パト→エメルソン
僕は、「決めるべきときに決めないと、泣きをみる。」というのを今シーズン強く感じていて、この試合も60分からの2度の決定機逸失で敗戦まで覚悟しました。しかし勝ち点3を獲得してくれましたね。しかも良い形で獲ったポイントだと思います。
セードルフは中盤と前線を巧みに繋ぎ、確かな技術と豊富な運動量でチームの潤滑油となっていました。個人的にはこの試合のベストプレーヤー。セードルフの単独トップ下は心配だったんですが、”当たり”の日だったようですね!
そして勝利の立役者はジラルディーノ。難しい状況でのプレーでしたが、ゴール前で存在感を発揮し、得点も半分以上お膳立てをして大いにアピール。次も期待。
パトはもう簡単には止められません。1対1、1対2位までは余裕でかわしているように思えます。興味深いのはパトのチームでの使われ方。これまでファーストトップの選手だと定義付けられていると思っていましたが、ここ数試合でサイドでの役割を担い、セカンドストライカー的な扱いに変化していますね。シェフチェンコは復帰しても現7番の壁に苦しむかもしれません。
ただトリノから凱旋帰還出来ることとなった一番大きな要因は、守備陣の頑張りでしょう。サンプドリア戦で眠ったように2失点を喫した反省がそのまま生き、強い決意と粘りで最後までボールを追っていましたね!フリーでシュートを打たれた場面も少なかった。カラチのビッグセーブに助けられる展開から抜け出したでしょうか(ただトリノ戦もカラチの勇敢な突進がありましたね)。次もお願いしたいです。
さて、パトのスウェーデン戦での落ち着いたゴール。インテルナシオナル、ミラン、そしてセレソンでもデビューで決めましたね。凄いとしかいいようがないです。
でも一番嬉しいのは怪我せずミランに帰ってきたことだったりします(笑)
ガリアーニの「ドログバ・フラミニ・ザンブロッタの中から1人は獲得しないとマズイ。」発言も見ました。
どう読み取ればいいのか悩みどころですが、個人的には「ザンブロッタは合意済み、他の2人はフェイク。」と解釈しています。
ガリアーニは移籍について嘘をつきません。もちろん状況の変化は起こりえますし、ドログバがミランに入ったら嬉しい。しかし通例から考えると、本当のターゲットへの注目をはぐらかす為の陽動作戦の一環というのがノーマルでしょうね。
posted by 三四郎 |13:40 |
試合-Serie A |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2008年03月20日
アンチェロッティ怒ってますね~。当然だと思います。
ミランスタメン
GK:カラチ
DF:オッド、ネスタ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:パト
先発選手の発表を見た限りでは、「おぉ、本気だな。これなら勝てる。」なんて思ったんだけど…。
眠ったように無抵抗で2失点してしまいましたね。カラチの大当たりが無くなった分かな。いとも簡単に打たせてアッサリやられているように見えます。
慎重なのと臆病なのは違いますよね。前半に2点差をつけられたのは昨年の3-4のダービー以来でしょうか。1失点じゃあ目覚めないのが最近のミランです。はぁ、ガッカリ。
ようやく復帰を果たしたヤンクロフスキも信じられないミスを繰り返し後半にファヴァッリと交代…。ファヴァッリは契約延長を勝ち取るいいアピールになったでしょうね。惜しいシュートも放ちました。出場すると必ずイエローをもらうのが気になりますが。
オッドは後半帳尻を合わせたようにも思えますけど、疲れているように見えますね。途中歩いていましたし。
後半猛攻を仕掛けてポゼッションは60%を大きく上回りました。運も無かったといえば無かった。ペナルティエリア内で見方同士ぶつかってしまったり、PKなんじゃないかなと思わせるシーンもありました。ガットゥーゾのシュートは鋭かったし、ピルロのポストに当たったFKもそう。しかしなんといっても前半の2失点が全て。上り調子のサンプは最後まで集中を切らさず、根拠なく楽観的だったミランは敗れるべくして敗れてしまいましたね。
それでも良い所が無かったわけではありません。若手の奮起は気持ちを爽やかにしてくれますね。パトのアシストからパロスキの得点というのは象徴でした。
それにしても、パトの見せたドリブル突破は本当にワールドクラス!後半はサイドにいましたが、もう少しゴールに近いところで見たかった気がします。しかしサンプがゴール前に人数を割いていたのでサイドの方がより効果的だったということでしょうね。ラツィオ戦ではパトは左サイドでしたけど、それも機能していました。
パロスキの前へ前へというガッツも好きです。守備もサボらず戻っていましたし、来季もきっと出場機会を得ることでしょうね。得点おめでとうと言いたいです。本当に若手がチームを牽引していますね。
パト&パロスキ、君たちは素晴らしい!!
しかし、一番素晴らしいのはエセキエル・ラベッシ!!ありがとう!!!
ミラン 1-2 サンプドリア
12' マッジョ
25' デルベッキオ
71' パロスキ
ミラン選手交代
10' カカ→パロスキ
46' アンブロジーニ→ジラルディーノ
55' ヤンクロフスキ→ファヴァッリ
カカのことが心配です。
しかし前半早々の段階でパロスキを選択したアンチェロッティにジラはなんと感じたんでしょうか…。
この試合が終了した時点で記事のタイトルは「UEFAカップを本気で覚悟しないと。」にするつもりでしたが、ヴィオラも負けたことで7ポイントという絶望的な差にならず首の皮一枚つながりました。ナポリには感謝しなければいけませんね。それでも大事なチャンスを無駄にしたことで、どこかで代償を払わなければいけないでしょう。チームのコンディションは良くないんでしょうが、敗れた後にすぐ次の試合がやってくるのはきっと良いことだと思います。
<珍しく怒り心頭のアンチェロッティ監督のコメント抜粋>
カルロ・アンチェロッティ
「ひどい夜だ。我々全員が試合に驚いている。物事は良くなっていると私は考えていたが、実際にはホームゲームで下がるところまで下がってしまった。前半、我々はうわべだけの思い上がった姿勢でこの勝負に臨んでしまった。我々は大きなチャンスを失ったんだ。こういう姿勢を繰り返してはいけない。我々はそういったことを忘れてはいけないんだ。プレーがすべての解決策だと考えていては、間違いなんだよ。忘れてはいけない要素が他にもある。試合に専念することや、犠牲を払うこととかね。敗北を喫した鍵はここにあった。カカの負傷退場に左右されたとは思わない。」
posted by 三四郎 |22:09 |
試合-Serie A |
コメント(6) |
トラックバック(0)
2008年03月16日
ジュリとヴチニッチ。嫌な記憶のある選手に3分間で試合をひっくり返されてしまいましたね…。
う~ん。今朝のミランはうまくやってたと思います。強いかどうかは別として今季の中ではかなり良い方ではなかったでしょうか。開始早々20分ほどは激しいプレッシャーを掛けて、後半には何度か大きなチャンスを作りました。逆に言うとこれが限界?という思いも過ぎるのですが。
結果は敗戦ですが、何より追加点を奪えなかったのが痛恨でした。大きな決定機は2回ほどありましたね。決めるべき時に決めないとしっぺ返しをくらうというのは、アタランタ戦やカターニア戦で学びましたが繰り返しとなった。
今季はリードした時点で相手を突き放すゴールを決めて勝利した試合はジェノア・ラツィオ・サンプドリア・ナポリ・ホームのジェノアの5試合しかありません。さらに前半で試合を決定付けたのは開幕戦だけです。いかに際どい勝負を繰り返しているかということが言えると思います。
今朝はコンディションも良く現在最も好調なローマが相手であって、しかもアウェーだったので、比較的早い段階でエメルソンを投入してカウンター狙いに切り替えました。怪我明けで動きもよく今朝のベストプレーヤーだったセードルフを下げたのはコンディションによるものだったようなので仕方ないですが、いかにも駒が少ないですねぇ。今更ですがエメルソン以外の選択肢が無いのでは、状況に対応するのは難しいです。失点後に反撃の力があまり残っていませんでしたね。
エメルソン投入と関連することですが、守りきれないのも気になります。ウインターブレーク後はカラチの好セーブに何度も救われて勝ち点を重ねることが出来ましたが、それだけに頼るわけにもいきませんし。リードを奪ったら守りを固めて前線のスピードを生かすというのは、現実的かつ効率的ですが失点のリスクを減らすことになってないのが現状ですね。結構やられてしまって、勝った試合でも運が良かったなぁと思うことも多いです。今は確実に得点機を生かすしか道がなさそう。
それでもローマ相手にある程度主導権を握りながら試合することが出来たのですから、次に向けて気持ちを切り替えてほしい。
しかし気になるのはカカとセードルフの負傷ですね…。2人の復帰が遅れるようだと非常に危機的な状況に陥ると思います。
ローマ 2-1 ミラン
57' カカ
78' ジュリ
81' ヴチニッチ
ミランスタメン
GK:カラチ
DF:オッド、マルディーニ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:パト
ミラン選手交代
71' セードルフ→エメルソン
85' アンブロジーニ→ジラルディーノ
87' カカ→パロスキ
posted by 三四郎 |13:10 |
試合-Serie A |
コメント(5) |
トラックバック(0)
2008年03月10日
「残り12試合は全てファイナルだ!」 と意気込んだ手前、是が非でも勝っておきたいアウェーでのエンポリ戦が豪雨のトスカーナで行われました。
ミランのスタメンは、
GK:カラチ
DF:オッド、マルディーニ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:アンブロジーニ、ピルロ、グルキュフ、カカ
FW:パト、ジラルディーノ
サンシーロでは敗戦を喫してしまったエンポリを相手に、2トップの布陣にグルキュフを含む攻撃的な姿勢で必勝を期します。
先制点を狙うミランはパトとカカが良いコンビネーションを見せ、エンポリゴールを襲う形。しかしエンポリも前掛りになったミランディフェンスの裏を素早いカウンターで突く、まさに一進一退の攻防!
試合はまず19分、オッドのクロスをエンポリゴールキーパーのバッシがパトの前に落とし、楽々ミランが先制!!パトは今シーズン6ゴール目です。
しかしその4分後早くもエンポリの同点弾…。アントニーニのクロスをケア出来ずエンポリキャプテンのブーシェにあっさり押し込まれてしまいました。はかないリード。
25分。エンポリのマレザーニ監督が執拗な抗議で退場。この日の審判はファリーナでした。CLでもライカールトをスタンドに送っていましたね。しかし試合全体を通してファリーナ主審のジャッジは、適度にプレーを流すなどして良かったと思います。
26分。ミランがゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。
29分。ゴールから離れてやや左サイドの位置でミランにFK。助走をつけて蹴ったのはパトでしたが壁にヒット。
32分。ジラルディーノがスルーパスに抜け出してシュートを放つものの体勢が苦しくキーパー正面。
34分。エンポリに決定的チャンス。ゴール前のアントニーニにボールがこぼれるものの無人の枠を前に大きく打ち上げ難を逃れるミラン。
37分。再びエンポリ。前回対戦で決勝点を決めたミランユース出身のサウダーティが際どいシュートを放つものの、枠の外。
前半はボールを保持するミランが先制点を奪うものの、すぐに点を返したエンポリが勢いそのままに鋭い攻撃を繰り返し、ややエンポリペースで幕を閉じました。マルディーニが相手と接触し痛がっていたのが気になるところ。
後半!一気に動くミラン。カウンターをケアできなかったためグルキュフに代えてブロッキを投入し守備のバランスを取り戻そうとします。そしてボネーラ投入。マルディーニと交代かと思いましたが、オッドとチェンジでそのまま右サイドに。オッドは怪我?
ミランは勝ち越すべく前線からかなり圧力を掛けますが、最初の決定機は55分のエンポリ。マルキジオの強烈なロングシュートがミランを襲い、カラチは一歩も動けませんでしたがポストが防ぎセーフ…!!危ないところでした。
ミランはその後ボネーラのクロスからパトのヘッド、パトのミドルシュートなど18歳のエースを中心にゴールを狙うもののその他はあまり振るわず。カカはドリブルを止められる場面が目立ちかなり苛立っている様子。ジラルディーノは徐々に存在感を無くしていきます。
エンポリはピルロとカカには特に厳しくマークし、徹底抗戦の構え。ミランはサイドチェンジを織り交ぜながらPA侵入を図るものの試合は徐々に膠着状態に…。
静観していたアンチェロッティは77分に遂にパロスキを投入!交代はジラルディーノでした。先週のラツィオ戦でパト、パロスキ、ジラルディーノの3トップを試しましたが、カカがいる今再び日の目を見ることはなさそうです。
79分パト、81分ピルロとディフェンスラインを強固に守備陣系を構えるエンポリに対しミドルシュートを放ちますがともに枠を外してしまいました。
試合を動かしたのはキャプテン。業を煮やしディフェンスラインからドリブル突破したマルディーニがPA付近で左サイドのカカにパス。カカが右足でファーサイドに送ったクロスから、アンブロジーニがさらに逆サイドのゴール隅にヘッドを放ち土壇場でミラン勝ち越し!!GKはノーチャンス。85分のことでした!
焦るエンポリの裏を突きミランに何度かカウンターのチャンスが訪れます。実ったのは89分。パトとパロスキの繋ぎから、パロスキはマイナスにパス。コースに入り込んだカカが右足でしっかりコントロールしたシュートを放ちこれまたゴール隅へ!リードを2点に広げ試合を決定付けました!
エンポリ 1-3 ミラン
19' パト
23' ブーシェ
85' アンブロジーニ
89' カカ
ミラン選手交代
46' オッド→ボネーラ
46' グルキュフ→ブロッキ
77' ジラルディーノ→パロスキ
楽な試合はないなぁ…と改めて思いましたね。しかし選手が闘志を見せて得たこの勝ち点3はかなり重要なポイントです。シエナがヴィオラを下したため4位までの勝ち点差は1に縮まりました。次節は好調なローマとのアウェー戦ですが、ようやくここへ来て1週間のインターバルがあるのでコンディションを取り戻すのに大いに役立つことでしょう。今日の勝利が復調の狼煙となってくれることを願います。
試合自体はパトの活躍が印象的でした。しかし嬉しいのはカカが得点に絡み決定的な仕事をしてくれたことですね!溜まっていたストレスを解消し、再び素晴らしいプレーを見せてほしい。今日は選手全員前へ前へという姿勢を前面に出していましたし、4位には到達してくれるものと信じています。
posted by 三四郎 |01:25 |
試合-Serie A |
コメント(8) |
トラックバック(0)
2008年02月28日
4位の座に辿り着いても、なかなかキープすることが出来ませんね。先制点を奪いながら勝ち点を取りこぼすのはなんとも嫌な感じです。
アンチェロッティ監督はチームのコンディションの悪さを訴えて、状況は確実に良くなるはずと言っています。1月に連勝で勝ち点を積み重ねた時期は、ターンオーバーをせずに走り抜けた感がありますが、そのひずみが今出ているということでしょうかね~。
前半はカターニアのミスが目立つ展開でミランに大きなチャンスがあったように思えましたけど、いまいちピリッとせず。ピルロとカカがいないことでセードルフに大きな期待がかかっていましたが、未だ故障明けの試運転状態なのかリスタートのキックにもあまり精度がありませんでしたね。
今年のプロビンチャのクラブとの試合を思い起こすと、獲れる時に点を奪わないと苦しむことになることが多いと思います。今日の試合で言えば前半ですね。序盤は敵の圧力を感じなくても、ハーフタイムに大きく修正される場合が多いです。終盤にミランの運動量が落ちることや、対戦相手が引き分けでも良しと守りを徹底的に固めることもあるでしょう。
しかし序盤に畳み掛けると失点のリスクもそれだけ増えるわけで、言うは易し行なうは難しなんですが…。
それでも先制点はミラン。パトの絶妙にコントロールされたロングシュートがゴール隅に突き刺さって先制!前半に得点することは出来なくてもリードを生み出すことに成功したのであとは耐え抜き、前線のスピードを生かすといった戦いになるはずでした。
しかしそこでカターニアのバルディーニ監督が、動きこの日控えだったスピネージを投入し勝負に出た。すると流れは一変。生まれ変わったカターニアの迫力ある攻撃に押され、あっさり追いつかれた後は苦しい展開。
ミランは中盤にブロッキ、エメルソン、アンブロジーニとファイターを並べていて、インターセプトからの素早い攻撃を狙いたいところでした。ただし今日の主審が笛を吹きすぎた。ちょっと触っただけでもホイッスルが鳴り、終盤は倒れたもん勝ちの状況。試合が途切れ途切れになりそのままフェードアウトと言った感じでしたね。なんとも消化不良。
今日のミランは終了時間が迫ってもロングボールを上げたりせず、なにか引き分けでもOKといったような感じを受けました。勝利への気迫がないような…。アーセナル戦の時のような集中力は確実にマッシミーノに存在しなかったでしょう。
パレルモ戦で先発だったグルキュフや、カターニア相手に2戦2発決めているパロスキも見てみたかった気がします。あと森本は怪我が多く今年4試合あったミラン対カターニアに一度も登場しませんでした。こちらも残念です。
今日の試合は忘れて次の試合にはフレッシュな気持ちで臨んでほしい!
カターニア 1-1 ミラン
55' パト
64' スピネージ
GK:カラチ
DF:カフー、ボネーラ、マルディーニ、ファヴァッリ
MF:ブロッキ、エメルソン、アンブロジーニ、セードルフ
FW:パト、インザーギ
カカ、ネスタが負傷離脱中。ピルロ、カラーゼ、ヤンクロフスキがターンオーバーでお休み。
ミラン選手交代
67' カフー→オッド
77' インザーギ→ジラルディーノ
79' ブロッキ→ガットゥーゾ
<カターニア戦後の監督・選手のコメント抜粋>
カルロ・アンチェロッティ
「カターニアでドローなら、受け入れられるものだ。今の我々は全力を尽くしているが、客観的に見て困難を抱えている。ベストコンディションではない選手たちを起用しなければいけないからだ。状況は確実に良くなるはずだ。今は力を取り戻すことを考えなければいけない。」
ダニエレ・ボネーラ
「夜の試合では3ポイントを持ち帰ることが大切だったからね。もっと上手くリードをコントロールできたはずだし、そうしなければいけなかった。終盤に彼らが僕らを苦しめるということはわかっていた。」
マッシモ・オッド
「僕らは非常に疲れている。力を取り戻す必要があるんだ。それに、今日は普段プレーしていない選手たちが出場した。ちょっとしか試合に出ないのに、ピッチですぐに良い結果を出すのは簡単じゃないんだ。」
アレシャンドレ・パト
「美しいゴールを決めることができた。でも、試合に勝てなかったのは残念だ。練習では監督からもっとシュートを打つように言われている。今夜のゴールはそういったアドバイスの賜物だよ。次はラツィオ戦でもっと上手くやらなければいけない。僕らのファンの前で戦うんだから。」
posted by 三四郎 |14:34 |
試合-Serie A |
コメント(7) |
トラックバック(0)
2008年02月25日
セリエAもCLも連続引き分け中のミラン。昨シーズンから勝てていない苦手パレルモとのホームゲームで4位への浮上を狙います。
ミッドウィークにアーセナルとの大一番を戦ったばかり。ネスタ、マルディーニ、セードルフは休養でした。
ミランの先発メンバーは、
GK:カラチ
DF:オッド、ボネーラ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、カカ
FW:パト、ジラルディーノ
対するパレルモはアマウリをトップに、カバーニとブレシアーノがカバーする形。
試合は拮抗した展開ながら、いきなり9分。ミリアッチョの蹴ったロングボールがエリア内のアマウリが潰れたことで、ブレシアーノの前へ。ブレシアーノは右足で上手くすらし、それがオッドの胸に当たったこともありゴール…。カラチはノーチャンス。ブレシアーノは昨シーズンもサンシーロでゴールを決めており、相性の良い所を早くも見せます。
願ってもない展開となったパレルモは、守備固め。アマウリにボールを集めてからチームを押し上げていきます。アマウリはキープ力と個人技のある所を見せ、17分。4人のディフェンスに競り勝ち単独でゴールに迫るもののなんとかボネーラが阻止。
対するミランも19分に大きなチャンス。カカがゴールから離れた所からミドルシュート!ブレ球の難しいボールは枠を捉えていたものの、GKフォンターナの頑張りで胸に押さえ得点ならず。
そして24分。ミランが相手陣内でナポリ戦の時のように5、6人が小気味よくパスを繋ぎ前線へ、アンブロジーニは左サイドから逆サイドのオッドへパスを送りそのまま勢い良くゴール前にダッシュ!オッドが狙いすましたクロスをゴール前に送り走りこんだアンブロジーニが左足でスライディング気味にゴールに押し込み同点!!素晴らしいゴール!
混乱するパレルモはその後ファウルが目立ち、ピルロが2度FKで直接ゴールを狙うもフォンターナがセーブ。その後もミランが一方的にセットプレーを得るものの勝ち越すことは出来ず前半終了。
後半。ミランに選手交代。
試合開始早々にファウルを受けたカカに代わってグルキュフ投入。カカは試合中も足にボールが収まらずやり辛そうだったので、大事を見て休養に。
前半の勢いのまま得点を狙いに行きたかったミランでしたが、後半は一気に停滞…。グルキュフは周りと呼吸が合わず、いつもの様にやや空回り。パレルモは決して無理をせずアマウリのキープ力から勝負をします。55分にはグイドリン監督がブレシアーノに代えてシンプリシオを投入。
ミランのはじめてのチャンスらしいチャンスはようやく62分。パトが個人技から前を向きロングシュート!相手ディフェンスに当たりながらも枠を捉えますが、フォンターナがはじき出しコーナーへ。
ピルロの蹴ったコーナーキックがファーにいたカラーゼの元へ渡るかと思われましたが、ミリアッチョがエリア内で手を伸ばし明らかなハンドで阻止。しかし笛は鳴らず…。
65分。今度はパレルモのFK。シンプリシオは左サイドからゴール前のファーサイドに嫌らしいボールを供給。ザッカルドは触れなかったもののボールはゴール隅に。そのままゴールかとヒヤっとする場面でしたがカラチがコーナーへ押し出し難を逃れました。
なんとも言えない冷めたムードに痺れを切らしたアンチェロッティは準備していたインザーギを遂に投入。ジラルディーノがベンチに戻ります。
それでも流れは代わらず、サンシーロから聞こえてくるのはため息ばかり。年季の入ったティフォーゾが横断幕を片付ける場面が象徴的にカメラに収められていましたね。
しかしまたしても引き分けかと思った91分!左サイドからグルキュフが右足でクロスを供給。上手くディフェンスと入れ替わったインザーギは完全なフリー
!狙いすましたヘディングシュートをキッチリと枠に叩き込みミラン勝ち越し!!いい所の無かったグルキュフが最後に仕事をし、この日まで得点の無かったインザーギが値千金ゴールを挙げました!
アディショナル・タイムは4分あったものの、しっかりキープし試合終了のホイッスル。最後まで分からないものですね。
パレルモ側はフォンターナなどが主審に対して猛抗議するも、リプレイで見てもインザーギはオフサイドポジションではありませんでした。あまりにもフリーだったので勘違いするのも分かりますが。
ミラン 2-1 パレルモ
09' ブレシアーノ
24' アンブロジーニ
91' インザーギ
ミラン選手交代
46' カカ→グルキュフ
73' ジラルディーノ→インザーギ
88' ヤンクロフスキ→ファヴァッリ
前半の得点シーンは本当に素晴らしいものでした。アンチェロッティ監督が試合前に言っていた、 2列目・3列目からの飛び出しがそのまま形に現れたと思います。FW以外の得点は久しぶりでした。
前半は良い流れで終えることが出来たものの、後半のトーンダウンは残念でしたね。グルキュフはまたしても信頼を得るためのアピールに失敗したのではないかと思います。しかし得点は演出し帳尻を合わせてくれました。
解説のヒロミも言っていましたが、アンブロジーニとガットゥーゾが厳しい局面をなんとか救ってくれたからこその勝利となりました。
そしてやはりインザーギはやってくれます!チームが不調で流れが悪いときにも変わらぬ動きで得点を狙い続けるところが凄い。スーペル・ピッポのスーペルたる所以を見た気がします。後半戦に向けてこの人が波に乗るとロナウドが負傷したミランにとって大きな武器となりますね。
さあ、ローマがフィオレンティーナに勝利したことでミランとヴィオラの勝ち点は同じ41。しかし直接対決の成績で勝ち越しているミランが得失点差に関わらずフィオレンティーナの上に行きますから、ようやく4位の座に着くこととなりました!次戦カターニアはホームで強い相手ですが、是非さらに勝ち点を積み上げて欲しい!
posted by 三四郎 |07:30 |
試合-Serie A |
コメント(5) |
トラックバック(0)