2008年10月06日
恐れていたことが現実になってしまった・・・。
ミランの今シーズン初引き分けは、カリアリにシーズン初勝ち点をプレゼントした形。でも試合内容からいえば、むしろプレゼントされたのはミランの方だったと言うべきでしょうね。
ミラン先発メンバー
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、セードルフ、アンブロジーニ
OMF:カカ、ロナウジーニョ
FW:パト
・インテル戦に続きセードルフが中盤の底
・インザーギ復帰も前線はブラジリアン・トライアングル
主審:ロベルト・ロゼッティ
夜のサンテリアって結構珍しいんじゃないでしょうか。
開幕5連敗を喫しているにも関わらず、スタジアムの観客は普段より多くテンションが高めでした。
こういう時のアウェーチームは最初我慢することが大事。昨シーズンもここでは開始4分にアックアフレスカに先制され苦しいゲームでした(後半に逆転)。
クロスがヤンクロに当たってあわやオウンゴールといった場面や、コーナーキックから何度か危ないシーンを迎えるミラン。特に20分にはザンブロッタが抜かれヤンクロフスキの足が止り、ラリベイに完全に突破されるピンチも。クロスボールの出所を厳しくいかないのでゴール前の際どい競り合いが多くて見ていてハラハラしましたね。
しかし我慢が大事と言えども、目を覚ますタイミングも必要なのは当然です。それなのに攻撃はと言えば、カカとロナウジーニョがかなり早いスピードのパス交換を見せるもののフィニッシュにことごとく結びつかず。
唯一のビッグチャンスは31分にカカが2人のディフェンスを突破して、アンブロジーニが左足でシュートを打った場面くらい。
カカのプレーからしか得点の可能性を感じさせないまま前半は終了。
後半ミランは選手交替はしないもののガットゥーゾとセードルフがポジションチェンジを見せるようになります。そこで攻撃が活性化しカリアリを圧倒!という展開を期待するもカリアリの勢いは止まらず。
ジェダのラストパスからフィーニ、ガットゥーゾに当たったボールが完全にフリーのアゴスティーノ・・・。いつ点を決められてもおかしくない場面ばかりが続いて一向に良い所を見せられないミラン。
それでもアンチェロッティが手を打ったのはようやく73分になってからでした。ロナウジーニョとパトに代えてシェフチェンコとインザーギを投入。パトはサイドに流れるプレーが多くて、ゴール前が不在ということが多かったので良い交替でしょう。
にもかかわらず刻々と無くなっていく時間に焦るミランの選手の思いとは裏腹に、チャンスを作り続けるカリアリ。
特に終了間際のコンティには完全にフリーでヘディングを放たれていて、負けても本当におかしくない展開でした。
結局追加タイムの3分もセードルフが時間をつぶしてしまい、何も起こらないままタイムアップの笛がなって公式戦の連勝は5でストップ。勝てると思う試合の難しさをまざまざと思い知らされることとなってしまいました。
カリアリ 0-0 ミラン
ミラン選手交替
73' ロナウジーニョ→シェフチェンコ
73' パト→インザーギ
80' ガットゥーゾ→フラミニ
これまでチームの調子も良かったし、勝つことは出来るだろうと思ったらこの結果。前半が終わってもまあ1点は入るだろうなんて考えてたけど、うまくいかないもんです。
少々ロングボールが多いのでは?
ボリエッロがいない時はロングボールはあまり使わないと言っていたような気がするんだけど・・・。ちょっとパトは苦しかったですね。
結局カカがサイドをえぐってマイナスのクロスを送る、というのが最大の武器であることには今年も変わりないようです。
右サイドからももっとそういうプレーが出てくればチャンスも増えるんですが、セードルフがドリブルを仕掛けた際にボールを失うことが多くてザンブロッタもリズムを落としていましたね(ザンブロ次節出場停止)。
ボネーラのビルドアップの雑さも怖かったし・・・。
残念ながらリーグ戦はこれから2週間の中断!この試合を勝っていい雰囲気で代表ウィークを迎えたかった。
次はカリアリ同様現在結果が出ていないサンプドリアとの戦いですけど、かなり改善された別のチームになると思っておいたほうがいいでしょうね。ただでさえ去年不覚をとった相手ですし(前半2失点)、その後は昨年ダブルを食らったアタランタです。
とにかく今朝のカリアリ戦の結果は、「試合前だったら取りこぼし、後から思えばラッキーな勝ち点1」。
相手の度重なるミスに助けられました。
優勝のことを考えるのはもう少し先になりそうです。
posted by 三四郎 |06:04 |
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2008年09月30日
9月はやっぱりちょっと早い。それでも両チームとも気迫を前面に出してダービーらしい試合でした。現状ではインテル優位という声が多かったものの、ロッソネリの選手達は適切な熱さで戦ってくれましたね!
ミランの先発メンバーは、
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、マルディーニ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、セードルフ、アンブロジーニ
OMF:カカ、ロナウジーニョ
FW:パト
そしてインテル先発メンバー
4-3-3
GK:ジュリオ・セーザル
DF:マイコン、ブルディッソ、マテラッツィ、キヴ
MF:ヴィエラ、カンビアッソ、サネッティ
FW:マンシーニ、クアレスマ、イブラヒモビッチ
ボリエッロが負傷した穴埋めを誰がするか、ということが注目でした。インザーギも離脱中のためロナウジーニョかシェフチェンコが必然的に候補になるものの、両者ともこれまでの出来はいまいち。それでも復調の兆しを見せていたシェヴァではなく、アンチェロッティはロナウジーニョを選ぶという賭けに出ました。
そして注目点は中盤にも。ピルロが離脱した後は中盤の底にガットゥーゾを配置して「マケレレ的」な役割をしていたのですが、この日は初めてセードルフを起用。センターラインの強さを重視するアンチェロッティの哲学によりかなった布陣と言えます。
一方インテルはイブラヒモビッチを大黒柱にソリッドな中盤と多彩なサイドアタッカーを配しました。このところミラン側には頭痛の種となっていたクルスはベンチスタート。CBはコルドバではなくブルディッソだったことがややサプライズです。
主審はエミディオ・モルガンティ
前半、ミランはボリエッロがいないことでロングボールが使えないので、ショートパス主体の攻め。対するインテルはしっかりと守備を整えながらミランのボールホルダーにプレッシャーをかけてきます。
今節レジスタの役割を果たしたセードルフですが、パスセンスはさすが。ドリブル突破ももっているので期待以上の働きでした。それでも一番深い位置でスルスルと上がっていくのは心臓に悪いですね(笑)セードルフだけじゃないですけど、何度かボールを奪われてしまいました。
今回僕が一番注目していたのはイブラヒモビッチを抑えられるか、という点でしたがこれがどうしてなかなか良かった。「やれば出来るじゃないか!」とアーセナル戦のときと同じ感想を持ちました。同時に「普段も頑張れよ・・・。」とももちろん(笑)
両チーム通して最初に決定的だったのはカカの深いドリブル突破からのロナウジーニョの強烈なシュート!入るタイミングだったのにジュリオ・セーザルのスーパーセーブに阻まれ先制ならず・・・。
それでもロナウジーニョにスイッチが入ったのが分かりましたね。これまで見せなかった守備のチェイスも見せてご機嫌の模様。
そして遂に喜びが爆発する瞬間が10分後に訪れました。イブラヒモビッチのサイドからのシュートからのカウンターでロナウジーニョ→カカ→ロナウジーニョでヘディング・ズドン!
これはいい意味で予想外でしたね~。ディーニョがパス出した後ゴール前で体張るなんて!その前の惜しかったシュートで気分を良くしていたことが良い影響を与えてくれたと思います。
でもオフサイドでしたね。これは言っておかなければいけないでしょう。しかしスローで何度か見ましたが、ロナウジーニョのパスを出した「瞬間」があの黒いラインの時だったのかも微妙で線審が判断するのはかなり難しかったと思います。何よりカカがスピードにのっていましたからね。
思いがけない点で願ってもない展開に持ち込めたミランはその後、試合のペースを落します。シュートまで持ち込んだシーンは少なくインテルの猛反撃を受けますが、この時のミランにこそ強さを感じた人は僕だけではないでしょう。
「守れるミランは強いミラン」
まさにそう思います。全選手が集中して守備時には体を投げ出し(ナイス・ザンブロッタ!)、荒れてきた展開にも流されずしっかりとボールをキープした後半の戦い。2年前のアリアンツでのバイエルン戦を思い出しました。
それでもロスタイムのアドリアーノのヘッドは心臓止まるかと・・・。入らなかったのが不思議。それにしてもカンビアッソは良い選手!
ミラン 1-0 インテル
36’ ロナウジーニョ
ミラン選手交代
74’ パト→フラミニ
83’ ロナウジーニョ→シェフチェンコ
88’ ガットゥーゾ→ボネーラ
退場
76’ ブルディッソ
アンチェロッティも自信を持ってこれからの采配を振るえるのではないでしょうか。僕はフラミニ、ガットゥーゾ、アンブロジーニの中盤も有りうると思っていました。それがロナウジーニョを先発させて勝つんですから、大成功といえるでしょうね。
それから地味でしたがマテラッツィと体を張り続けたパトは良く頑張ったと思います。
セリエA次の試合は開幕5連敗中のカリアリ。相性から言っても負ける相手ではないです。しかし油断せず、ダービーと同じ気迫で良い流れを継続していって欲しい!失態を犯せば再びチームの再構築を迫られてしまいますからね。
posted by 三四郎 |00:31 |
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2008年09月25日
3試合目にして初勝利を挙げた前節。しかしラツィオはたとえアウェーの戦いであったとしても守りを固めてくる相手ではないので、ミランの苦手なタイプではありませんでした。
より問題なのはプロビンチャ。確実に勝ち点を計上したい所で逃し続けた去年の過ちは繰り返せません。ミッドウィークのアウェー、レッジーナ戦は今後を占う上での一つの試金石となる試合です。
ミランの先発メンバー
4-3-1-2
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、ボネーラ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:フラミニ、ガットゥーゾ(C)、セードルフ
OMF:カカ
FW:ボリエッロ、パト
・シェフチェンコ先発予想も前節と変わらずボリエッロが出場
・中盤の底に位置するのはこちらも前節と同じくガットゥーゾ
審判:マッシミリアーノ・サッカーニ
ではここからは簡単に今朝の流れを・・・
<試合メモ>
3分 カカ、試合のファーストシュート
9分 カルモナの鋭いFKのシュートをアッビアーティがキャッチ
16分 1トップのコッラーディの落としからブリエンツァにシュートを打たれる(右足)
19分 左サイド深くでパトがもらったFKをセードルフが蹴るも味方には合わず
☆24分 カカが受けたファールから右サイドで得たFKを再びセードルフ。今度はうまく流れてきたボリエッロにドンピシャでミラン先制!勢いのあるヘディングシュート
31分 カカとのコンビで抜け出したボリエッロが抜け出したものの、GKカンパニョーロに防がれる
38分 クロスがリフレクトし、コッラーディの下へ渡りピンチを迎えるもアッビアーティが体を張る
☆39分 オフサイドラインをブリエンツァが抜けるが、アウトサイドで蹴ったクロスはコッラーディには届かず
43分 セードルフのシュートをGKが止める
44分 ハルフレッドソンの強烈なミドルシュートを、アッビアーティが1度は弾きながらもキャッチ
前半は0-1ミランリードで終了!
ハーフタイムは両チームとも交代なし
52分 ハルフレッドソンが再びシュートを放つも枠の上
57分 コッラーディがヘッドを放つ。アッビアーティはコーナーへ弾き出し難を逃れる
58分 コーナーからミランカウンター。カカ→セードルフ→ボリエッロとつなぐも最後のところでコントロール出来ず。
☆59分 足を痛めている様子のボリエッロに代えてシェフチェンコを急遽投入。
☆59分 同時にレッジーナFK、味方選手が頭で落としたボールに足をのばしたコッラーディのシュートが決まりここで1-1
61分 ファールが目立ち退場の危険のあったフラミニに代え、アンブロジーニを投入
69分 横パスをカットされカウンターを受ける。しかしコスタのシュートはアッビアーティの正面
72分 カカのポストプレーからシェヴァがシュート。しかし枠を外す
73分 パトが個人技でディフェンスを2人交わしシュート。しかしカンパニョーロがキャッチ
☆74分 ザンブロッタのロングスルーパスに抜け出したカカが一番深いところからマイナスのクロス。そこへ走りこんだパトが落ち着いて狙いすましミラン再びリード!!ロナウジーニョ投入を控えた采配が的中したかたち。
83分 パトに代えてエメルソンを投入
89分 レッジーナの途中出場チェラヴォーロが角度のないところから鋭いシュートを打つも枠を外れる。クロスを狙われたら危なかった。
92分 ミランがカウンターからセードルフにビッグチャンスが訪れるも決められず。シェヴァにパスするという選択肢もあったが…。
しかし守りきってミラン2連敗から2連勝の流れで次節ダービーマッチ!
レッジーナ 1-2 ミラン
24' ボリエッロ
59' コッラーディ
74' パト
ミラン選手交代
59' ボリエッロ→シェフチェンコ
61' フラミニ→アンブロジーニ
83' パト→エメルソン
レッジーナは思ったよりパスをつないできた印象ですが(スピードアップ出来なかった?)、それでもかなり守りは固めてきました。
そんな中でもしっかりと先制点を奪いゲームを落ち着いてリードできたことが勝因だったように思います。
ただ気になる点も。僕が特に危惧するのはコッラーディにボールがバンバン収まってしまったことです。ネスタ不在の状態で果たしてイブラを止められるかな・・・。
カカ、パト、ボリエッロのトリデンテは運動量も多く機能しているので1つ軸が定まりましたね。ただボリエッロは足を引きずってピッチを離れていったのが心配・・・。ダービーマッチの出場は難しいのではないでしょうか。せっかく活躍しているのに長期離脱とはなってほしくないものです。
さて、一方のパトは2試合連続ゴールと好調!昨シーズン同様のセリエA2試合で1得点のペースを早くも取り戻しました。次も先発するでしょう。
・・・ちなみにベンチ入りしていたレッジーナのディ・ジェンナーロ(ジェノアからレンタル中)の出場はありませんでした。
<いつもご覧になってくださる皆さんへ>
ジェノア戦の記事をアップしようと思い下書きは書いたのですが、愚痴というより悪口のオンパレードになってしまったので掲載を躊躇したまま更新をサボってしまいました。UEFAカップも含め試合は全てチェックしています。ジェノア、チューリッヒ、ラツィオ戦合わせていずれ記事を載せたいと思っていますでの宜しくお願い致します。
posted by 三四郎 |06:15 |
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2008年09月01日
2009年1月のアドリアーノ・ガリアーニさんのコメント(予想ですよ!)
「昨シーズン我々は日本で国際タイトル最多獲得クラブの称号を手に入れた。今一度ボカに並ばれたこの記録に挑戦しようじゃないか。ミランはUEFAカップのタイトルを狙う。スクデット?確かに魅力的だが私だったら国際タイトル最多獲得の方を選ぶね・・・。」
↑
こういうの勘弁。
何でもいいから勝って欲しいなんて言ってたら、負けちゃいました。
チャンスはあったんですけどね・・・。
先発メンバーは予想通り。
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、マルディーニ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:フラミニ、ピルロ、アンブロジーニ
OMF:セードルフ、ロナウジーニョ
FW:インザーギ
前半からミランは得点を狙ってかなり前がかり。しかし遅攻にもかなり人数をかけるので、何度も何度もボローニャの鋭いカウンターを受ける始末。バランス悪すぎましたね。あんなんじゃフラミニとアンブロジーニは過労で倒れちゃいますよ。
そんなカウンターから易々とディ・ヴァイオの一発を受けていきなり苦しい展開だったものの、今年も頼りになる男アンブロジーニがヘディングでズドン。なんとか体裁を保って折り返し。
前半のミランで頑張っていたのはそのアンブロジーニと、スポルティング・ヒホン戦から好調さが目立っていたザンブロッタとフラミニの新加入2人でした。
そして注目の後半。ベンチにいたパトとシェフチェンコの内からアンチェロッティは後者を選択しピッチへ。しかし驚きなのは交代したのがヤンクロフスキだということ。
なんと4-2-3-1システム、いきなりの開幕戦登場です。
後半のミランのフォーメーション
4-2-3-1
GK:アッビアーティ
DF:フラミニ、マルディーニ、カラーゼ、ザンブロッタ
MF:ピルロ、アンブロジーニ
OMF:シェフチェンコ、セードルフ、ロナウジーニョ
FW:インザーギ
新聞報道などではほとんど空想的にされていたこの形。
練習でやっていたという話はなかったので、ぶっつけ本番だったのでは?
しかしこの新生ミランが輝きを見せます(少なくとも15分間は)。
ロナウジーニョとザンブロッタの元バルサコンビが抜群のコンビネーションを見せ、チャンスメイクを連発。ロナウジーニョのクロスからセードルフとシェフチェンコが2度の決定機を迎えました。
ただし相手のカウンターを受けまくる姿は前半と変わらず。これはフォーメーションの問題ではなく、戦い方の問題です。ゴール前に1、2人じゃ得点は難しいのは分かる。でも6、7人入ってあっさりボールを奪われるんじゃそりゃ厳しいです。
相手をもっとファールで止めてもいいんじゃないか位に思います。カウンターはほとんど全てフィニッシュまで持ち込まれていましたから。それならフリーキックを許すという選択がもっとあってもいい(退場までは勘弁ですが…)。それと、このままならオフサイドトラップ戦術を場合によっては取るというギャンブルもいいかも知れません。アンチェロッティはやらないでしょうけど。
試合の方は結局ヴァリアーニのスーパーミドルが突き刺さって1-2の敗戦。期待の開幕戦は辛い黒星発進となりました。
ミラン 1-2 ボローニャ
18’ ディ・ヴァイオ
41’ アンブロジーニ
79’ ヴァリアーニ
ミラン選手交代
46’ ヤンクロフスキ→シェフチェンコ
69’ インザーギ→パト
85’ アンブロジーニ→エメルソン
次節はカカとボリエッロが復帰します。クリスマスツリーも4-2-3-1もどちらも選択可能です。後者が機能してくればかなり面白くなるはず(オッドはなぜ出した!)。しかし試合の行い方でもっともっと改善が必要ですね。
夢を追うのもいいですけど、戦いの舞台はセリエAです。あくまでリアリスティックな土台だけは崩してほしくありません。ボローニャ戦ではここ最近のミランの長所だった「手堅さ」が消えてしまいました。
さて、最後に注目のロナウジーニョ。
実況の西岡さん(アーセナルファン)と解説のヒロミ(バルサファン)は共に年齢の高さとロナウジーニョの出来にかなり厳しかったですが(笑)、僕は思ったよりやってくれたという印象です。守備は全く期待できないことが分かりましたけどね・・・。1回位チェイスしてましたけど。実際アンブロジーニのゴールのアシストもそうですし、後半は左サイドが攻撃の起点になっていました。ネームバリューというだけでなく、試合展開から見ても昨日の試合でロナウジーニョは外せなかったと思います。
次のアウェー・ジェノア戦は9月14日です。
これまでオリンピック復帰組やシェフチェンコのチームでの調整は数日しかありませんでした。この2週間のブランクは大きなチャンスですから、もっと戦えるミランを作り上げる必要がありますね。ルイジ・フェラーリスは昨シーズンも3-0で勝利した縁起のいいスタジアムですから、今年も初勝利の場となることを願います!
・・・くどいですけど、1番上のガリアーニのコメントは嘘ですよ(笑)
posted by 三四郎 |04:57 |
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2008年05月19日
前半、最悪でしたね~。
ミランのディフェンスはウディネーゼのアタッカー陣のスピードについていけませんでした。
ボネーラはファウルで止めるのが精一杯で時折雑なプレーを見せ(退場するんじゃないか本当に心配だった)、カラーゼも毎試合1,2回は気の抜けたミスをしてしまうし…。ファヴァッリは軽い対応を2回繰り返してメストの先制点を生み出し、オッドは正直全く存在感無し。
ファヴァッリはまだ攻撃面では前線と絡んで積極的でしたけど、オッドは出てきて欲しい場面で上がってこないことが目に付きました。上げるクロスは左足ばっかりだし…。良いときはサイドで1人抜いて右足でちゃんと蹴るんですけどね…。
ピルロが苦し紛れに局面を打開するスルーパスを狙ってもことごとく不発で、カカは決定的な場面で決められずかなり苛ついている様子。カカが焦っている時はミランは勝てないですよね。
前半はセードルフだけが落ち着いて、ミランを支えていたと思います。
後半開始時には予想通りアンチェロッティが2枚代え。
前半の内にでも投入してくれと思ったパトをブロッキと。そしてラストゲームの記念出場という訳ではなく、単純に戦力として期待したいカフーの投入。
流れは変わりましたね。
前線にパトもいることで、インザーギにピンポイントで合わなくてもフォローが利く。またパトが単独で仕掛けられるので、カウンターの場面でカカがディフェンスを抜かなくてもパトにパスするという選択肢が増える。カカがチャンスメークとインザーギのフォローの二役をしなければならなかった前半に比べて、格段に攻撃が良くなりました。
得点シーンはピルロの浮き球のスルーパスから、カカがゴール前に折り返すという得意の形。インザーギは押し込むことが出来ませんでしたが、パトが走りこんでいました。それでこそ!
2点目はインザーギのミラン通算100得点目!ゴール前にミランの選手が5人位いましたが、よく繋いで気持ちが伝わってくるゴールでした。
その後FKの場面でインザーギがサパタに倒されてリゴーレ獲得。外す予感が大いにしたカカは、やっぱり外しましたね(苦笑)右隅を狙ったキックはハンダノビッチが完全に読んで跳ね返し。こぼれ球をそのままピッポが強烈なシュートを放つもバー直撃!カカは4度あったビッグチャンスを全て外してしまいました。カカがチームメイトに救われることもあるのです。
その後はチームに劇的な変化をもたらしたパトの、代表デビュー戦ゴールのような軌道を狙ったシュートも惜しくもバーに跳ね返されますが、カフーがまさかの惜別ゴールを決めてくれました。偉大な選手の特別な試合にはドラマが用意されているんですね…。ありがとうカフー!
そしてもう一人のナイスガイ、セルジーニョがピッポに代わって登場!直接FKを打つ見せ場も。
試合の最後にはセードルフの得点で4-1と試合を決め、ミランはカフーとセルジーニョと共に有終の美を飾りました。
ミラン 4-1 ウディネーゼ
32' メスト
48' パト
59' インザーギ
80' カフー
88' セードルフ
ミラン出場選手
GK:カラチ
DF:オッド(46'→カフー)、ボネーラ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ブロッキ(46'→パト)、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:インザーギ(82'→セルジーニョ)
サンシーロの試合終了後トリノの方にチャンネルを変えましたが、ボールを回すフィオレンティーナの選手をトリノの選手達は積極的に追わず。
それでもよく70分以上持ってくれました。GKのセレーニがビッグセーブを連発したようですね!
<07-08 セリエA 最終順位>
01 85p インテル CL
02 82p ローマ CL
03 72p ユベントス CL
04 66p フィオレンティーナ CL
05 64p ミラン UEFA
06 60p サンプドリア UEFA
07 57p ウディネーゼ UEFA
08 50p ナポリ
09 48p アタランタ
10 48p ジェノア
11 47p パレルモ
12 46p ラツィオ
13 44p シエナ
14 42p カリアリ
15 40p トリノ
16 40p レッジーナ
17 37p カターニア
18 36p エンポリ 降格
19 34p パルマ 降格
20 30p リヴォルノ 降格
カターニアはギリギリの残留!ハイライト見ましたけど、実況が「モリモート!」を連呼していました。シーズンの最初と最後に大きな仕事をしましたね。
そして今シーズンのカポカンノニエーレは21ゴールでアレックス・デル・ピエロ!
ミランの選手達のリーグ戦でのゴール数は以下。カカがチーム内得点王!
30試合15ゴール カカ
21試合11ゴール インザーギ
18試合09ゴール パト
29試合07ゴール ジラルディーノ
31試合07ゴール セードルフ
33試合04ゴール アンブロジーニ
34試合03ゴール ピルロ
06試合02ゴール ロナウド
07試合02ゴール パロスキ
15試合01ゴール グルキュフ
15試合01ゴール カフー
16試合01ゴール マルディーニ
25試合01ゴール オッド
29試合01ゴール ネスタ
31試合01ゴール ガットゥーゾ
ミランの今シーズンは全て終了。チャンピオンズへの出場は叶いませんでしたし、ポジティブなシーズンではありませんでした。
しかし最後の45分間の奮闘は、見るものに清々しい思いを残して今年を締めくくってくれたと思います。
来季はミランが未だ手にしたことのない、UEFAカップへの挑戦。
そして何より悲願のスクデットに向けての新たな戦いに期待しましょう!
CLには出場できませんが、補強には出来うる限り動いてほしいですね。「サイクルは終わった。」とタイトルには載せましたが、今のミランのベースは崩すことはありません。「チーム内競争の活性化」というのが大きなテーマでしょうね。
<来季に向けたコメント抜粋>
アドリアーノ・ガリアーニ
「明日からは来季に向けての計画を始め、補強について考え始める。もちろん目標はチームを解体するのではなく、欧州とイタリア国内で再び競争力のあるチームになるべく補強をすることだ。この点では時間はたくさんある。来季の最初の公式戦は8月31日で、マーケットが閉まるのはその時だ。レギュラークラスの12~13人はチームを離れない。勝つためには同じくらいのクオリティー、レベルで競争を生み出せるような選手層の厚いチームにしなければいけないと思う。
ガットゥーゾ?リーノとは明日会って、彼が思っていることを聞く。正直に状況を伝えるよ。いずれにしてもサポーターは落ち着いているべきだ。何度も言ってきたように、ミランの一番のサポーターはシルヴィオ・ベルルスコーニであり、このチームは常にハイレベルな争いをしていく。」
カルロ・アンチェロッティ
「これから再び意欲と刺激を持った競争力のあるチームでいるために、リスタートを切ることが我々の義務となる。来季の我々の優先目標は間違いなくリーグ戦となる。この目標を達成するために、我々はできる限り必要なことすべてを尽くしていく。
新戦力は間違いなくやって来るだろう。競争力のあるチームでいるために、我々を助けるべく必要な戦力であるはずだ。たとえばUEFAカップは木曜に試合がある。リーグ戦でベストな状態にあるためには、選手のローテーションが必要になるのはもちろんのことだ。いずれにしても補強については落ち着いて動くだけの時間が十分にある。8月31日まで時間はあるんだ。」
今年も1年間ミランを応援し続けたみなさん、お疲れ様でした!
色々ありましたけど、今週からは楽しみな試合がありません。それが寂しいですね。
そしていつもこのブログを読んでくださった方々に本当に感謝しています。みなさんと共に一喜一憂出来たからこそ、僕も続けることが出来ました。根性無しなため不定期更新となっていましたが、総アクセスはなんと30万件を越えました。ただただ驚いています。始める前は考えもしなかったことです。
それから前回の記事にいち早くコメントを下さったみなさん、ありがとうございます!これから返信いたします。
posted by 三四郎 |15:04 |
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2008年05月05日
来ました!最後のキヴのフリーキックの時はあまりの緊張で見てられなかったですけども、1点詰められてからの残り時間をミランの選手達は本当に紙一重で耐え続けました!
今回のダービーはミランが勝つべくして勝ったと。ホイッスルが鳴った時からミランの方がより「チーム」だっだと思います。
インテルにとっても次のサンシーロで決めた方がハッピーエンドでしょう。
開始から気迫が違いました。ガットゥーゾとアンブロジーニはボール奪取を繰り返し、カカもセードルフも常に前を向いていましたね。攻撃の姿勢が結果を呼びこみました。
これほどハラハラしたのも久しぶりであんまり覚えてないんですけど、冷静に状況を判断して好プレーを連発したネスタは影のMVPでしたね。
カカもチャンスに絡み続けて1ゴール1アシストのさすがの活躍。
しかしなんといってもピッポ・インザーギでしょう!これで5試合連続ゴール、ミラン通算99点目のゴールを決めました!!前半に2回の決定機を迎えたことからも動きの良さを感じましたね。勝負強さはとどまるところを知りません。スゴイ…
ミラン 2-1 インテル
51' インザーギ
56' カカ
76' クルス
フィオレンティーナはアウェーでの弱さとUEFAカップでの疲労を見せてカリアリに敗北。これでミランは勝ち点1のアドバンテージ。遂に自らの手で4位のポジションを獲得できる権利を手に入れました。以前このブログで4位のラインは勝ち点65になると計算しましたが、まさにそんな感じになってきましたね。
今日のインテル戦は最大の山場でしたが、アウェーのナポリとラストのウディネーゼはさらに難しいゲームになると思います。5連勝しかないという気持ちを持ち続けて次もいって欲しい!
次節。ミランはピルロが、フィオレンティーナはムトゥが不在です。両チームにとっても再び正念場となるのは間違いないでしょう。
それにしてもクルス!仕事人だなぁ~。 ふぅ・・・
[追記]
フラミニについて今まで沈黙を保っていたガリアーニですが、遂に口を開きました。
イタリア時間の今晩フラミニはミラノ入りし、メディカルチェックを行います。明日なんらかの発表がある可能性が高いです。
posted by 三四郎 |00:39 |
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2008年04月28日
トスカーナのスタディオ・アルマンド・ピッキで行われたセリエA第35節のリボルノ戦。CL出場権を争う上で決定的な意味を持つであろうフィオレンティーナ対サンプドリアと同時刻開催!
ミラン先発
GK:カラチ
DF:ボネーラ、ネスタ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、カカ、セードルフ
FW:インザーギ
・アンチェロッティの予告どおりのメンバー
・クリスマスツリーフォーメーション
・アンブロジーニがキャプテン
<試合メモ>
雲ひとつない晴天。残留を願うリボルノ・ティフォージがスタジアムを埋める。
試合はアウェーながらミランが圧倒的なポゼッションで、リボルノは徹底的に守り抜く姿勢。
最初のチャンスは11分。インザーギが横に流れて作り出したスペースを利用し、カカがゴール右にシュート。しかしキーパーの正面。
20分、左サイドのファヴァッリがペナルティエリア手前でグラウンダーの大きな横パス。逆サイドでフリーのセードルフが対角線のゴール角を目掛けゴロのシュートを放つも、ポストをかすめわずかにゴールならず…。ゴール前のインザーギはあと少しの所でボールにさわれず。
試合が動いたのは23分。セードルフのビッグプレーから!ゴール前で3人のディフェンダーを引き付けながら、右足アウトサイドで左サイドを駆け上がるカカにスルーパス。完全にディフェンスを出し抜いたミランはカカ→インザーギと水平のパスを送り、あとはゴールに流し込むだけ。インザーギは4試合連続ゴール!!
得点後のミランはセードルフを左サイドに変えて4-4-2にチェンジ。
35分、ボネーラのクロスからアンブロジーニがヘッド。レッジーナGKのデ・ルチアがナイスセーブ。
38分。カウンターを警戒して後ろからファウルを犯したピルロにイエローカード。
リボルノは失点しても守りの形は変えない戦い。
ミランはガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニの3ボランチが近い位置を保ちポゼッション。ボネーラとファヴァッリの両サイドバックは高い位置で積極的な攻撃参加。
前半はその後大きな動き無く終了。アルテミオ・フランキのフィオレンティーナ対サンプドリアもスコアレスで折り返し。
後半、メンバーチェンジはなく開始。
試合の構図は前半と変わらず。ミランは追加点を狙い続ける。
そして51分。この日抜群のクロスの精度を見せたボネーラが、ちょうど頭の高さ位のボールを右サイドから上げ、スルリとボールに合わせたインザーギが頭で合わせてあっさり2点目ゲット!!止まらないピッポ!
ここでようやくリボルノが動き出す。カモレーゼ監督はフィリッピーニとタヴァーノを下げてトリスタンとデ・ヴェッツェを投入。2枚代えで勝負に。
しかし次の得点もミランへ。59分のピルロのコーナーキックにインザーギが今度も完璧に頭で合わせてトリプレッタ!!4試合で8得点という信じられない数字・・・。
61分。ガットゥーゾout ブロッキin ガットゥーゾは出来が悪いということはなく、疲れを考慮して?
69分にはネスタを下げてオッドを投入。ボネーラがセンターへ。恐らく出場停止の累積リーチだったネスタをデルビーに確実に出すためだろう。
ミランは攻撃の手を緩めない。71分、インザーギが落としたボールをゴール前中央で受けたセードルフが、ドリブルで3人のディフェンダーを次々交わしシュート!鋭い弾道はしっかりとゴールに突き刺さり4-0に!ナイスゴール。
しかしその直後にリボルノに得点。コーナーキックからクネゼヴィッチがダイビングヘッダーで執念のゴール。最近セットプレーでの失点が目立つ。
直後アンチェロッティが3枚目の交代。ファヴァッリに代えて久々のヤンクロフスキを投入。ファヴァッリは攻撃面ででアクセントになっていたものの、ビルドアップ時に軽率なプレーでピンチを招いたシーンもあった。パトは今回出番なし。
76分、ミランに再びチャンス。オフサイドトラップの裏を突くスルーパスに抜け出したオッド。リボルノのディフェンスは全員オッドを捕まえきれず、右サイドでキーパーと一対一の状況。しかしオッドはゴール前のインザーギを狙ったクロスを送ってしまう。球は強すぎてピッチの外へ…。シュートを打ってほしかった。
その後の時間はリボルノも戦意を消失し、ミランもリスクを犯さない球回しで時間切れを待つ展開。
スタンドのガリアーニ、ブライダ、レオナルドらは終始真面目な表情で試合を見守る。試合終了も近い85分辺り、ブライダの元に電話が。(この時フィオレンティーナがPKで勝ち越しの報が恐らく伝えられた)
結局そのままリボルノ対ミランは1-4で終了!
そして全ての注目はフィオレンティーナ対サンプドリアへ。
後半になりサンプドリアのマッジョが右サイドを突破してフレイの股を抜くゴールで先制するも、ヴィエリのヘッドとムトゥのPKを重ね土壇場でフィオレンティーナが逆転。
サンプドリアのポイント獲得を期待するミランの喜びを打ち砕く展開だったが、4分の追加タイムも残りわずかの93分過ぎにドラマ!サンプの最後のロングボールを途中出場のボナッツォーリが頭に当て、フリーのガスタルデッロの目の前へ。完全にフリーになったガスタルデッロは、ボナッツォーリを警戒して対応が遅れたガンベリーニのプレッシャーにも負けず、落ち着いてゴール隅にヘッド!!!!最後の最後の得点で、CL出場権争いを分からなくしてくれた!ありがとうサンプ!!
リボルノ 1-4 ミラン
23' インザーギ
51' インザーギ
59' インザーギ
71' セードルフ
73' クネゼヴィッチ
ミラン選手交代
61' ガットゥーゾ→ブロッキ
69' ネスタ→オッド
74' ファヴァッリ→ヤンクロフスキ
完勝と言っていいと思います。ボール支配率も70パーセントに迫る勢いで、リボルノにチャンスらしいチャンスを与えませんでした(枠内シュートはミランの7に対しリボルノは1)。
そしてインザーギは改めて本当に凄い選手だと。4試合で8得点。完全に波に乗りました。かなり遅い目覚めなのが残念ですが、あと3試合続けてもらいましょう!
ただしまたしてもセットプレーから失点してしまったのは、次戦に向けては不安材料。インテルの高さと強さは本当に脅威ですからね。
フィオレンティーナとの差は2。ミランに勝利が必要な状況は変わりません。勝ち点が詰まった分、逆にインテルには勝たなければならないですね。せっかく手にしたチャンスを自分たちから手放してほしくありません。
それにしてもサンプドリアの同点ゴール。涙が出そうになりました。
posted by 三四郎 |01:13 |
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2008年04月21日
フィオレンティーナはパレルモに勝っちゃったけど、変わらず応援し続けますよ!
セリエA第34節は暫定ながら4位と7ポイント差をつけられたミランが、降格圏で苦しむレッジーナをサンシーロに迎えた一戦。
ミラン先発メンバー
GK:カラチ
DF:カフー、ネスタ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ブロッキ、ガットゥーゾ、ピルロ、セードルフ
FW:カカ、インザーギ
・ネスタとカラーゼが出場停止明け
・怪我で試合出場が不安視されたセードルフが問題なく出場
・ボネーラとアンブロジーニは出場停止
・ガットゥーゾがキャプテン
試合はいきなり2分。ブロッキが角度のない所から強烈なシュートを放つもサイドネット。
積極的に仕掛けるミラン。6分にカカがドリブル突破を仕掛けたところ、モデストが後ろからレイトタックルを見舞ってリゴーレ宣告!PKはカカがゴール左にシュートを問題なく突き刺しあっさり先制!
いつもはゴロ球しか打たないので読まれているんじゃないかと不安でしたが、今回は違いました。
13分。セットプレーの流れでゴール前に残っていたカラーゼにピルロがスルーパス。カラーゼはインザーギにパスを送ろうと試みるも、GKカンパニョーロがセーブ。
この日のカカはアンストッパブル。縦横無尽に動き回るカカをレッジーナは捕まえきれず混乱。インザーギもさすがといった絶妙のポジショニングとカカとの息のあったプレーで存在感大!
31分にも2人のコンビで決定機を迎えるもののカンパニョーロがセーブ。
そして33分再びリゴーレ宣告!左サイド奥からドリブル突破したセードルフをヴィジャーニが足を伸ばし引っ掛けてしまった。
この日の主審だったファリーナさん。イタリアではロゼッティさんと並んでビッグゲームを裁く審判。個人的にはこの2人、すぐ笛を吹いたりヒステリックになったりするので好きじゃないですが、この「空気読まない」というのが評価が高い要因なんでしょう。
ミランの一試合2PKは今シーズン初。ラツィオ戦で宣告されたPKが取り消されるという珍事はありましたけど。フィオレンティーナも今季2本PK貰ったことあるしヴィオラファンは許してね!
今度はカカが右隅に決め2-0!
しかし40分。突然のレッジーナの逆襲。バレートがエリア外からトップコーナーに突き刺さるビューティフルゴールを挙げ、スコアは2-1。カラチはノーチャンス。
44分。お返しとばかりに右サイドからセードルフが強烈なシュート!わずかに軌道は枠をはずれ3点目とはならず…。
45分にはピルロが入ったか?!と思わせるミドルシュート。リプレイを見るとカンパニョーロが触っているように見えるんだけど、ゴールキックの判定。しかしここでカンパニョーロ自身が、自分は触ったと主審に申告してコーナーキックに変更に。カンパニョーロとファリーナさんは握手。素晴らしいですね!
結局CKからのプレーをレッジーナは守りきり前半終了。
後半はお互いメンバー変更なし。
しかし開始直後。セードルフとバレートが接触し、バレートは試合続行不可能に。ミッシローリと交代。
51分。レッジーナにチャンス。ヴィジャーニがフリーでヘッドを放つもバーの上。ミランは助かりました。サリハミジッチにやられた前節といい、セットプレーの守備がゆるい…。
カカがドリブルで何度もレッジーナのペナルティエリアに侵入するも、最後の所でうまくいかない展開が続く。
62分。ピルロの強烈なシュートもカンパニョーロがビッグセーブ!
しかし68分!ブロッキのクロスが流れた所に待っていたカカが、右足のグラウンダーで対角線のゴール隅に突き刺すナイスゴール!久しぶりのトリプレッタ達成!
レッジーナはディフェンスもキーパーも揃っていたのにその全てをあざわらうかのような軌道でした。
69分、セードルフout パトin
71分。フリーのブリエンツァのもとにボールが渡ろうとしたところで、カラーゼがブロック!しかしよく見るとカラーゼの手に当たっている…。これはPKが妥当でした。
しかしパルマのフェルナンドコウトのケース以来、ハンドを取られることが本当に少なくなったように思います。改善が必要でしょう。
しかし73分にはインザーギのゴール!ピルロのスルーパスに抜け出したパトがワントラップで放ったシュートはバーに弾かれたものの、インザーギが逃さずしっかりゲット!
ピッポは3試合連続ゴール}今季6点目!
76分、カフーout シミッチin。シミッチは2試合連続の出場。
そして80分。ガットゥーゾとグルキュフが交代。キャプテンマークはカラーゼへ。ガットゥーゾは中盤の底でいつも以上に献身的な働きをしていました。サンシーロの観衆も拍手。試合中にも子供が「リーノ!」と声援を送っているのが聞こえました。残ってほしい。
最後には試合を締めくくる5点目がパトから!途中出場のグルキュフのクロスにパトがしっかりかつ力の抜けた良いヘディングを決めてスコアは5-1!
パトは今季8点目でジラルディーノを超えました。
その後まもなく試合は終了。勝ち点差を再び4に縮め望みを繋ぐことに成功したミラン。次節はアウェーでリボルノ戦です。
ミラン 5-1 レッジーナ
08' カカ(P)
34' カカ(P)
40' バレート
68' カカ
73' インザーギ
89' パト
ミラン選手交代
69' セードルフ→パト
76' カフー→シミッチ
80' ガットゥーゾ→グルキュフ
この試合はカカ!の一言に尽きます。圧倒的なスピードと正確かつ効果的なプレーが戻ってきましたね。後半はやや疲れも見えたもののそれは仕方のない範囲でしょう。
ポゼッションはレッジーナを下回りましたが、鋭いカウンターを仕掛け続けることが出来ました。交代選手も及第点以上の活躍を見せてくれましたし、満足と言っていいと思います。パトとインザーギの共存も上手くいきました。パトはサイドから仕掛けるプレースタイルが定着したようです。
ただ相変わらずディフェンスラインが下がって間延びしてるシーンが目に付いてしまうのも事実…。次回はさらに改善されることを願います。
posted by 三四郎 |12:24 |
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2008年04月13日
う~ん。サンシーロでフィオレンティーナが勝利したら、もうミランの目標達成の可能性はかなり低くなりますね。 UEFA杯の枠にしても、ウディネーゼやサンプドリアが勝てば危ういということになります。今節は勝負の時だったんですが、敗れたのだから仕方ない!と思うことにしましょう。
個人的にはまだまだCL出場権も不可能だとは思っていないですけど、現実的には厳しいと言わざるを得ないですね。でも、もう開き直るしかないといった感じで、逆に楽な状態になったと前向きに解釈できるのかも。セリエAの長い歴史の中でどのチームにも低迷期があるものですし、それが今季のミランだったということで…。
ユベントス戦でのミランの戦い方は決して悪くは無かった。特に前半は細かいパス回しとスピードのある攻撃で、ユーベのディフェンスの裏を何度もとっていましたね。インザーギ、カカ、ボネーラと前節復帰を果たした選手達が好調を維持して、実際に2得点を挙げました。失点してからすぐに返せたのは良かった点です。
試合のターニングポイントを挙げるとすれば、45分の失点とボネーラの退場でしょうか。マルディーニのミスからカモラネージにクロスを上げられるという痛い得点を相手に与えてしまった。ユーベのようなチームを相手にミスを犯したらいけませんね。
ボネーラの行動は血迷ったというか、全く理解できません。1試合の出場停止では済まないでしょう。シソコがピッチに戻ってきてくれたことに幾分救われましたね。
サリハミジッチはバイエルン時代から、相手にすると嫌な選手でした。ガッツがあって闘えますし、駆け引きも巧い。しかしなんといってもデルピエロとカモラネージがユーベの攻撃の核。なかなか止められなくてファールが増えていってしまいました。
しかしミランの攻撃陣も負けじと良かったですよ。ユベントスのミランの勝敗の差を分けたのは最終ラインの差だったように思います。ネスタとカラーゼが出場停止という苦しい布陣だったので、覚悟は出来ていましたがそれにしても…。ファヴァッリはスピードの無さを狙われていましたね。スライディングもことごとく空かされていました。
ユーベのディフェンスもミランの攻撃で崩されていましたが、後半はより引いて慎重に対応していましたね。ミランの選手達は後半に疲れが見えてしまって、ゴールの可能性が減っていってしまった。流れが悪いときに局面を変える駒がないのが今季のミラン…。パトがいれば面白かったかもしれませんね。
ユベントス 3-2 ミラン
12' デルピエロ
14' インザーギ
31' インザーギ
45' サミハミジッチ
80' サリハミジッチ
ミランスタメン
GK:カラチ
DF:ボネーラ、シミッチ、マルディーニ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:インザーギ
ミラン選手交代
69' インザーギ→カフー
84' ガットゥーゾ→ジラルディーノ
89' ピルロ→ブロッキ
※67' ボネーラ退場
posted by 三四郎 |15:00 |
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2008年04月06日
パトが筋肉の問題で間に合わず直前にメンバーから外れ、召集外だったジラルディーノが急遽呼ばれることとなり、少し嫌なムードで迎えたホームのカリアリ戦。
代わりにカカ、インザーギ、ボネーラ、カフーの4人が怪我から久しぶりに復帰しました。
ミラン先発メンバー
GK:カラチ
DF:ボネーラ、マルディーニ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ
FW:カカ、インザーギ
・ネスタは出場停止
・カカはFWでの起用
ミランは会心のすべり出し。細かいパス回しで左サイドを突破し、30秒とかからずにガットゥーゾのファーストシュートに繋げて勢いに。
「やれば出来る。」と解説の後藤さんとハモってしまいました(笑)
その後もミランは非常に素早い展開でパスを回し、アタランタ戦で問題だったディフェンスラインの位置も高く保って、カリアリに付け入る隙を与えずに攻め続けます。
全員が活発な動きで、頻繁にポジションを変えながらファインプレーを連続するミランが得点するのに、時間はかからず。
中盤からカカがボールを持って独走。前線でインザーギが左に流れたことでカニーニがつり出され、出来たスペースにそのままカカが強烈なシュートを放ちあっさり先制!ストラーリはノーチャンス。
復帰明けで見事に最初の大仕事をやってのけてくれました。
その後も翻弄され続けるカリアリは16分。コンティがアンブロジーニをエリア内で引っ掛けるものの、ペナルティの笛は吹かれずギリギリ外のFKという判定。
ミランは先制してからも守備は穴なし。中盤のプレッシャーも強く、アンブロジーニやガットゥーゾがことごとくボールを奪い返す。対するカリアリはディフェンスラインにイエローカードがかさんでいくばかり。
ミランの追加点は31分。ピルロのCKをインザーギがドンピシャで合わせ2-0!ピッポは今季2点目。前半で2点のリードを奪うことに成功したミランは余裕を持って試合をコントロールすることが可能に。
得点から1分後、再び決定的チャンスがミランに。インザーギが潰れて渡したボールを、カカが右サイドに走りこんだガットゥーゾに決定的なパス!…しかしあと一歩の所でブロックされ、ガットゥーゾは痛んでしまいました。
38分。右サイドに入ったボネーラが驚きのドリブル突破!ディフェンスを巧く二人抜くも、自分自身でも驚いたのか最後のクロスは雑になり相手に…。しかしすかさずそこからインターセプトを成功させ、セードルフにマイナスのパス。さらにセードルフはピルロへ。視野の広いピルロは逆サイドにふんわりとしたクロスを上げて、走りこんだカカが強烈なシュートを打つもストラーリの正面。
非常に良い攻撃でした。ボネーラは大いにアピール。
39分にもカカ。インザーギのドリブル突破から受けたラストパスを、巧く左足で巻いて狙ったもののわずかに枠の外。
前半は完璧なミラン。正にパーフェクト!
CL開幕戦のベンフィカ戦の前半や、昨年のCL準決勝を思い起こさせる出来でした。
セリエAで前半に2点差をつけたのは、なんと開幕戦のジェノア戦以来…!!
成す術なかったカリアリはハーフタイム後に2枚代え。ジェダとパローラを投入します。
後半にもミランの勢いが続くかが注目だったものの、思いもよらないことでカリアリが復調することに。
48分。コンティのFKをセーブしたカラチが、ボールをキャッチして地面に倒れる際にファンブル。スルリと脇の下を抜けゴールに…。これで2-1。
ただしカリアリの選手が1人オフサイドポジションでボールには触れていないものの、落下地点近くのプレーに関与していると言える位置にいました。ただしこの”(オフサイドポジションにいる選手が)プレーに関与しているか否か”というのは未だグレーゾーンであってどちらとも判断される場合があるので仕方のないところ。
これで一気に流れを引き寄せたカリアリ。フォッジャが決定的な場面をいくつかつくりだし、ミランに脅威を与えます。
52分。フォッジャが左サイドから強いシュートを放つもサイドネット。58分にはマトリがオーバーヘッドキック。ミランがリズムを崩した時間帯でした。
良くない時は良くないもので、ファヴァッリが60分に負傷。カフーを投入し、ボネーラが左サイドへ。
66分にはガットゥーゾも試合続行不能となり、ブロッキと交代。予期しない交代で2つの枠を消費…。
再びミランを勢いづけたのはスーペルピッポ!69分、ブロッキの絶妙な強さのスルーパスに抜け出し、キーパーのストラーリと1対1。1度は引っかかるもののボールを奪い返し、左足でうまくカールするシュートを打って3-1!!
ゴールマウスには間に合ったディフェンスが3人いたんですが、間をすり抜けるような軌道でファインゴール!ワールドカップドイツ戦のグロッソのシュートを思い出しました。
これで一気に楽になったミラン。75分にピルロを代えてグルキュフを投入。ピルロは酷使されて、アタランタ戦までパフォーマンスが落ちていたのでナイスな交代。
その後はポゼッションで試合をコントロールしつつ、グルキュフに積極的にボールを触らせるようにしながら時間を使い、ホイッスル!94分にカカが決定的なシュートを放つシーンがあったものの、そこはストラーリがビッグセーブで、結局3-1で終了!
ミランが保有権を持つマトリは、ミラン入りをアピールするまでは至らなかったと思います。
ミラン 3-1 カリアリ
08' カカ
31' インザーギ
49' コンティ
69' カカ
ミランメンバー交代
61' ファヴァッリ→カフー
66' ガットゥーゾ→ブロッキ
75' ピルロ→グルキュフ
これが見たかったミランだ!という試合をようやく見ることが出来ました。前半は完璧。後半も相手を突き放す追加点を奪えることが出来ましたし、まさに快勝と言える試合内容。
怪我明けの選手が素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたことも、良い兆候。パトが早く戻って来てくれればと思います。
ただ、ファヴァッリとガットゥーゾ、そして試合中やや痛がるそぶりを見せたインザーギを含め、無理が利かなくなっているのでしょうか。層を厚くする補強は必要なままですね。
とにかく久しぶりに良い試合でした!時節のユーベ戦も同じ力が発揮できれば必ずや結果も付いてくるはずです。カラーゼとネスタをサスペンションで欠くことになるのが気がかりなんですがね。
posted by 三四郎 |07:33 |
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