2008年10月31日

余裕の薄氷 (-シエナ/セリエA第9節)

タイトル矛盾していますがなんかそんな感じでしたよね。
シエナには毎回苦労すると分かりつつ、後半に失点するまでは結構安心して見ている自分がいました。
こういう試合が案外怖い。


ミラン先発メンバー
4-3-1-2
GK:アッビアーティ
DF:アントニーニ、ボネーラ、ファヴァッリ、ザンブロッタ
MF:ガットゥーゾ、エメルソン、セードルフ
OMF:カカ
FW:パト、インザーギ

・出場が危ぶまれていたセードルフ、ガットゥーゾは共に先発
・ヤンクロフスキが出場停止


前半は良かったんです。
ミッドウィーク開催ということであまりガンガン行けないことは分かりますし、往年の「試合巧者」ぶりをうかがわせる余裕のようなものを感じました。
でもこの格が落ちる相手に見せるこの「余裕」がミランの1つの負けパターンなんですよね…。

今回中盤の左インサイドにセードルフが入っていることで、中盤と前線のつながりは特に左サイドでスムーズでした。
カカが攻撃した後のサポートや押し上げを、セードルフは本当に丁寧にやっていたと思います。

すっかり安定感を取り戻したエメルソンはかつての重戦車ぶりが甦ってきてますね。去年は「」だけでしたから・・・。

でもなんといってもシエナ戦の影の功労者はガットゥーゾ。「あ、やばい!」と思った場面にはことごとく登場してチームを助け続けていました。
そして攻撃面でも好調さをにじませていましたね。ガットゥーゾのラストパスの正確さはヘーレンフェーン戦でも目立ってましたが、シエナ戦のパスも絶妙!

カカが一気にギアを入れてセードルフとのワンツーで抜け出して、
ガットゥーゾ→インザーギとつないだ得点でしたが、カカがあそこでガットゥーゾにパスをするということにガットゥーゾへの信頼を感じました。
カカの信頼を得ることはミランですごく重要なんですよね。
ミラン時代のジラルディーノはその部分でも少し苦しんでいたように思います。

そして忘れちゃいけないピッポ!出場した試合で必ず結果を出すあたり本当にさすがです。
シエナ戦での動き出しの速さは本当にさすがとしか言えない名人芸ですね。守備面での貢献も光っていたと思います。ボリエッロだけじゃないということを強烈にアピールしています。

もう一方のパトは、惜しかった・・・!特にコーナーからのヘッド・・・。
今までキーパーとの1対1などいまいち決め切れない印象を残しているパトですが、ここで決めてほしかったですね。今回は不運でしたけど。
ドリブルから魅せたミドルシュートなど、調子は悪くないと思うので落ち着いて次を狙ってほしいですね。


、という訳で前半で終われば良かったんです。

後半10分と立たず失点してしまいましたからね・・・。
失点は事故的な要素も多かったのでそれ自体は仕方ないとは思いますが、楽に出来る試合を自ら首をしめて難しくしているようでした。

結局ポルタノーヴァがインザーギを倒して得たPKによって辛勝という形で終わる訳ですけど、後味がそれほど良くないですよね。
勝ち慣れて見ている方も贅沢になっているのかも知れませんが・・・。

ただ実際PK獲得に繋がったシーンは、大きな展開でパスをつないでシエナディフェンスを揺さぶったことによって得たものでした。なのでチームの勢いを強めれば得点につながるんです。サンプドリア戦の後半もそうでしたね。
シエナ戦もPKでリードした後、もっと突き放す姿勢があった方が良かったなぁ~。

それでも後半は前半左サイド偏重だった攻撃から、カカが右にも流れることで攻撃と守備の幅をより持たせる変化が作られていた思います。


ミラン 2-1 シエナ
31' インザーギ
54' ヴェルガッソーラ
65' カカ(P)

ミラン選手交代
71' エメルソン→アンブロジーニ
77' インザーギ→シェフチェンコ


とりあえず勝ててよかった・・・。次はナポリですね。
去年は最も嬉しい試合(5-2)と最も気落ちする試合(1-3)を演じた相手です。相手は首位チームですし、前半戦の1つの山場を迎えていると思います。
ここで勝つとデカイ!!


それから最後にシエナ戦について一言。
ファヴァッリ ・・・。ちょっとこわすぎます。
でもファヴァッリは頑張っているんです、早くネスタとセンデロス戻ってきてくれ!

posted by 三四郎 |17:11 | 試合-Serie A | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年10月29日

1度きりのチャンス! (-アタランタ/セリエA第8節) 

シエナ戦直前の投稿となってしまいましたが、日曜に行われたアタランタ戦について少し。

この試合、本当に「良く勝ったなぁ~。」という印象でした。
昨シーズンのベルガモでのアタランタ戦は先制しながら追加点を奪えないまま気付いたら負けていた、というもったいないゲーム。
一方今回は押されっぱなしのまま1回きりの決定機を沈めて後は守りきって勝ち点3。
これだからサッカーは分からないし、面白いんですよね。


特に前半!いい所全く見当たらなかった・・・。
ゴールに近づいたのはロナウジーニョが蹴ったフリーキックくらいですね(それも枠には飛ばず)。
結局は決勝点を挙げることになるカカも強引なドリブル突破をファールなしで止められ続けるばかり。

一方のアタランタはボールをよく繋ぎ、クロスを積極的に上げミランのペナルティエリアを常に危険にさらしていました。
本当にミランはペナルティエリア内でなんとか踏ん張っただけ・・・。ズルズルと下がってまさに「押し込まれている」状況でした。

局面を打開しようと奮闘するカカとロナウジーニョのドリブルは前述のように通用せず。
この試合のFWはボリエッロだったのでロングボールからアタランタディフェンスを揺さぶることが出来れば良かったんですが、あいにくピルロは負傷中。さらにはセードルフもベンチ外という状況なので1発で狙うのはなかなか厳しい感じでした。この日の中盤はガットゥーゾ、エメルソン(フラミニ前半負傷交代)、アンブロジーニでしたからね・・・。


結局いいことなしで終わった前半でしたが、ハーフタイムでの選手交代もなし。
案の定、流れは後半もあまり変わりませんでした。

ようやくアンチェロッティが動いたのは70分。
足を痛めた様子だったロナウジーニョに代えてパトを投入して打開を図ります。

それでもなかなかアタランタの組織を突破できない。
攻撃のスピードが上がっていかず、押し込まれているのにカウンターを仕掛ける前にディフェンスの枚数が揃ってしまうんです。
ピルロの不在を痛感しました。

しかしカリアリ戦に続いて0-0で良しかぁと思わせる展開に突然のドラマが!
80分、業を煮やしたマルディーニが攻め上がりパトにクロス。パトはヘッドで左サイドにいるボリエッロにうまく落とします。そのボリエッロは冷静に中央のディフェンスの間のスペースにボールを置き、走りこんだカカが勢いそのままにキーパーと一対一の状況を作り出しシュート!うまく右のネットにボールを沈めました。

まさにワンチャンス!公式サイトによれば突然の稲妻!!
パト投入効果といった所なんでしょうか、ボリエッロは「パトがいると攻撃が立体的になる。」と言っていましたね。

大いに苦しみましたが、得点シーンは前線が連動し綺麗な流れで決まったのが良かったです。


いや~、本当にサッカーは分からない!


アタランタ 0-1 ミラン
80’ カカ

ミラン出場選手
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ(90'→アントニーニ)、フラミニ(30'→エメルソン)、アンブロジーニ
OMF:ロナウジーニョ(69'→パト)、カカ
FW:ボリエッロ

主審:ステファノ・ファリーナ


これでセリエAはなんと4試合連続シャットアウトゲーム!
間もなくシエナ戦ですが、毎回マッカローネには苦労するんですよね~。無失点試合を続けられることを願います。まあ勝てばいいですけど(笑)

posted by 三四郎 |22:51 | 試合-Serie A | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月20日

流れって変わるもんです (-サンプドリア/第7節)

ダービーでないにも関わらず、昨日のサンシーロは観衆6万5千人と大入り!バックパスにブーイングなんてかなり珍しいんじゃないでしょうか。

2週間前のカリアリでの引き分けによって公式戦の連勝は5でストップしてしまったわけですが、ティフォージのテンションは変わらず上昇中↑です。


ミラン先発メンバー
4-3-1-2
GK:アッビアーティ
DF:アントニーニ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:アンブロジーニ、フラミニ、セードルフ
OMF:ロナウジーニョ
FW:ボリエッロ、パト

・ネスタがベンチに復帰
・ザンブロッタはイエロー累積で出場停止
・ガットゥーゾとカラーゼが離脱中
・カカは代表戦の影響でベンチからのスタート


主審:アントニオ・ダマート


今回の中盤の構成はフラミニが底に位置し、右アンブロジーニ・左セードルフというおそらく初めての形。アントニーニとヤンクロフスキのサイドバックのバランスからいっても当然左サイドからの攻撃が増えていきます。

しかしFWにボールが収まらない!
パトがなんとか突破を試みたりファウルをもらおうとするものの、中盤以下をガッチリ固めるサンプドリアのディフェンスに苦戦。この日トップ下に入ったロナウジーニョも分厚い中盤にすぐに取り囲まれほとんど輝けませんでした。

昨シーズンもサンシーロで敗れた相手。やはり一筋縄ではいきません。


サンプドリアの先発メンバーはこちら
3-5-1-1
GK:カステラッツィ
DF:ルッキーニ、ガスタルデッロ、ボッティネッリ
MF:パダリーノ、サンマルコ、フランチェスキーニ、ツィーグラー、ピエリ
FW:デルヴェッキオ、カッサーノ

やっぱりカッサーノ巧いですね~。
解説の関塚さんも言ってましたが、ヤンクロフスキの裏を狙ってマルディーニとのスピード勝負をとにかく狙ってきたマッツァーリ監督。たとえサンプのカウンターを止めたとしてもカッサーノのキープ力とパスセンスが局面を打開してくるので、ミランは本当に苦労しました。

チームの核であるパロンボが不在だったこともあってか存在感が際立っていましたね。


最初の15分はアウェーのサンプドリアが押し続けるという本来との逆の形で試合がスタートし嫌な雰囲気・・・。

そこをなんとかしのいだミランがリズムを掴みだしたのはようやく30分を過ぎたあたりから。セードルフ、ヤンクロフスキ、ロナウジーニョが絡んだ攻撃でペナルティエリアに近づくもののサンプの守備が分厚い分厚い。

不安を残したままスコアレスでの折り返しとなりました。


ハーフタイム、珍しく素早く動いたアンチェロッティ。
マッツァーリの手の内を探ること無くパトに代えてカカを投入しました(もともと決まっていた?)。


時差ボケと言われていたカカ。コンディションが万全でない者を出して果たして吉と出るか凶と出るか・・・。

なんて思っていたら、開始30秒で決定的なヘッドを放ってあっさり「大吉」を証明!
その後も持ち前の縦への推進力でグイグイとチームを引っ張る姿は、
「やっぱりミランはカカーだ。」と再認識させるのに十分でした。

早くも相手に疲れが見え始めたのか完全に前半と流れが変わった試合は、54分に決定的に。

セードルフのドリブルからのボールをヤンクロが蹴ったところをPA内でルッキーニが思わずハンド!ルッキーニにこの日2枚目のイエローカードが出されたことで、PK&退場というダブルパンチがサンプを襲います。

「カカー、頼むぞ!」と誰もが思ったところでしょうが、ボールをセットしたのはなんとロナウジーニョ!
これは・序列が変わったのか、・コンディションを考慮してか、・カカの優しさかは分かりませんが、とにかく「絶対に外すんじゃないぞ・・・」という空気がサンシーロを渦巻いていましたね(笑)

しかしジーニョは難なく絶妙なコースに蹴りこんで今季2点目&再び貴重な先制点!日に日にチームに溶け込んで来ています。

それから11人対10人になったことは本当に大きかった。毎度スペースの無さに苦しむミランも相手が少ないとなると話は別。
カカの突破力とロナウジーニョのテクニックで10分後あっさり追加点を決めて、試合を決めました。2人のコンビネーションはまさにサンバ・ミランでしたね!

これでサンプドリアは完全に意気消沈。
結局はカッサーノも下げて試合を捨てたような印象でした。

ミランはセードルフに代えてエメルソンを投入して来週のUEFAカップに備えるとともに、最後のカードとしてボリエッロに代えてインザーギを投入。

ネスタの復帰戦はまた1つお預けとなった訳ですが、そこはさすがにスーペル・ピッポ!しっかりとオフサイドラインを抜け出して今季初得点を挙げると共に、終了間際の試合に花を添えました。


昨日のゲームは両者拮抗した展開がカカの投入によってバランスが傾き、退場により決定的となった試合だったのではないでしょうか。

結果は3-0だったものの、それ以上に苦戦しました。貴重な勝利です。


ミラン 3-0 サンプドリア
55'  ロナウジーニョ
66'  ロナウジーニョ
90'  インザーギ

ミラン選手交代
46'  パト→カカ
74'  セードルフ→エメルソン
79'  ボリエッロ→インザーギ

退場:54' ルッキーニ(S)



2週間も試合が空いたのにカカを使えないということで試合前は代表戦を恨んでましたけど(笑)、結果オーライ。SUPER KAKAは健在でした。

UEFAカップでは先発していたものセリエAではなかなか出番のなかったアントニーニも、大きなミスなく後半はより伸び伸びとプレーしていたのも好印象ですね。

今回シェフチェンコの出番はなかったですし、ネスタも結局投入しませんでした。ザンブロッタは出場停止がとけ、センデロスもようやくデビューを果たせそう。

戦力が充実する反面チームマネジメントの難しさが現れてきますが、
週2試合が増えていくこれから。全ての選手の力が必要になってくるはずです。頑張れ控え選手達!



・・・ローマがオリンピコで4失点負けというのは驚きました。
ラツィオもつまづきユーヴェも出遅れと、インテルが軸になっていくのは間違いなさそうですね。食らい付いて行ってほしいし、出来ると思います。

それからシチリアダービーで何も起きなくて良かった!

posted by 三四郎 |15:21 | 試合-Serie A | コメント(21) | トラックバック(0)
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2008年10月06日

勝ち点のプレゼント (-カリアリ/第6節)

恐れていたことが現実になってしまった・・・。
ミランの今シーズン初引き分けは、カリアリにシーズン初勝ち点をプレゼントした形。でも試合内容からいえば、むしろプレゼントされたのはミランの方だったと言うべきでしょうね。


ミラン先発メンバー
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、セードルフ、アンブロジーニ
OMF:カカ、ロナウジーニョ
FW:パト

・インテル戦に続きセードルフが中盤の底
・インザーギ復帰も前線はブラジリアン・トライアングル

主審:ロベルト・ロゼッティ


夜のサンテリアって結構珍しいんじゃないでしょうか。
開幕5連敗を喫しているにも関わらず、スタジアムの観客は普段より多くテンションが高めでした。

こういう時のアウェーチームは最初我慢することが大事。昨シーズンもここでは開始4分にアックアフレスカに先制され苦しいゲームでした(後半に逆転)。

クロスがヤンクロに当たってあわやオウンゴールといった場面や、コーナーキックから何度か危ないシーンを迎えるミラン。特に20分にはザンブロッタが抜かれヤンクロフスキの足が止り、ラリベイに完全に突破されるピンチも。クロスボールの出所を厳しくいかないのでゴール前の際どい競り合いが多くて見ていてハラハラしましたね。

しかし我慢が大事と言えども、目を覚ますタイミングも必要なのは当然です。それなのに攻撃はと言えば、カカとロナウジーニョがかなり早いスピードのパス交換を見せるもののフィニッシュにことごとく結びつかず。

唯一のビッグチャンスは31分にカカが2人のディフェンスを突破して、アンブロジーニが左足でシュートを打った場面くらい。

カカのプレーからしか得点の可能性を感じさせないまま前半は終了。


後半ミランは選手交替はしないもののガットゥーゾとセードルフがポジションチェンジを見せるようになります。そこで攻撃が活性化しカリアリを圧倒!という展開を期待するもカリアリの勢いは止まらず。

ジェダのラストパスからフィーニ、ガットゥーゾに当たったボールが完全にフリーのアゴスティーノ・・・。いつ点を決められてもおかしくない場面ばかりが続いて一向に良い所を見せられないミラン。

それでもアンチェロッティが手を打ったのはようやく73分になってからでした。ロナウジーニョとパトに代えてシェフチェンコとインザーギを投入。パトはサイドに流れるプレーが多くて、ゴール前が不在ということが多かったので良い交替でしょう。

にもかかわらず刻々と無くなっていく時間に焦るミランの選手の思いとは裏腹に、チャンスを作り続けるカリアリ。

特に終了間際のコンティには完全にフリーでヘディングを放たれていて、負けても本当におかしくない展開でした。

結局追加タイムの3分もセードルフが時間をつぶしてしまい、何も起こらないままタイムアップの笛がなって公式戦の連勝は5でストップ。勝てると思う試合の難しさをまざまざと思い知らされることとなってしまいました。


カリアリ 0-0 ミラン

ミラン選手交替
73' ロナウジーニョ→シェフチェンコ
73' パト→インザーギ
80' ガットゥーゾ→フラミニ


これまでチームの調子も良かったし、勝つことは出来るだろうと思ったらこの結果。前半が終わってもまあ1点は入るだろうなんて考えてたけど、うまくいかないもんです。

少々ロングボールが多いのでは?
ボリエッロがいない時はロングボールはあまり使わないと言っていたような気がするんだけど・・・。ちょっとパトは苦しかったですね。

結局カカがサイドをえぐってマイナスのクロスを送る、というのが最大の武器であることには今年も変わりないようです。
右サイドからももっとそういうプレーが出てくればチャンスも増えるんですが、セードルフがドリブルを仕掛けた際にボールを失うことが多くてザンブロッタもリズムを落としていましたね(ザンブロ次節出場停止)。
ボネーラのビルドアップの雑さも怖かったし・・・。

残念ながらリーグ戦はこれから2週間の中断!この試合を勝っていい雰囲気で代表ウィークを迎えたかった。

次はカリアリ同様現在結果が出ていないサンプドリアとの戦いですけど、かなり改善された別のチームになると思っておいたほうがいいでしょうね。ただでさえ去年不覚をとった相手ですし(前半2失点)、その後は昨年ダブルを食らったアタランタです。

とにかく今朝のカリアリ戦の結果は、「試合前だったら取りこぼし、後から思えばラッキーな勝ち点1」。
相手の度重なるミスに助けられました。

優勝のことを考えるのはもう少し先になりそうです。

posted by 三四郎 |06:04 | 試合-Serie A | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年09月30日

9月ダービー (-インテル/第5節)

9月はやっぱりちょっと早い。それでも両チームとも気迫を前面に出してダービーらしい試合でした。現状ではインテル優位という声が多かったものの、ロッソネリの選手達は適切な熱さで戦ってくれましたね!


ミランの先発メンバーは、
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、マルディーニ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、セードルフ、アンブロジーニ
OMF:カカ、ロナウジーニョ
FW:パト

そしてインテル先発メンバー
4-3-3
GK:ジュリオ・セーザル
DF:マイコン、ブルディッソ、マテラッツィ、キヴ
MF:ヴィエラ、カンビアッソ、サネッティ
FW:マンシーニ、クアレスマ、イブラヒモビッチ


ボリエッロが負傷した穴埋めを誰がするか、ということが注目でした。インザーギも離脱中のためロナウジーニョかシェフチェンコが必然的に候補になるものの、両者ともこれまでの出来はいまいち。それでも復調の兆しを見せていたシェヴァではなく、アンチェロッティはロナウジーニョを選ぶという賭けに出ました。

そして注目点は中盤にも。ピルロが離脱した後は中盤の底にガットゥーゾを配置して「マケレレ的」な役割をしていたのですが、この日は初めてセードルフを起用。センターラインの強さを重視するアンチェロッティの哲学によりかなった布陣と言えます。


一方インテルはイブラヒモビッチを大黒柱にソリッドな中盤と多彩なサイドアタッカーを配しました。このところミラン側には頭痛の種となっていたクルスはベンチスタート。CBはコルドバではなくブルディッソだったことがややサプライズです。



主審はエミディオ・モルガンティ


前半、ミランはボリエッロがいないことでロングボールが使えないので、ショートパス主体の攻め。対するインテルはしっかりと守備を整えながらミランのボールホルダーにプレッシャーをかけてきます。

今節レジスタの役割を果たしたセードルフですが、パスセンスはさすが。ドリブル突破ももっているので期待以上の働きでした。それでも一番深い位置でスルスルと上がっていくのは心臓に悪いですね(笑)セードルフだけじゃないですけど、何度かボールを奪われてしまいました。

今回僕が一番注目していたのはイブラヒモビッチを抑えられるか、という点でしたがこれがどうしてなかなか良かった。「やれば出来るじゃないか!」とアーセナル戦のときと同じ感想を持ちました。同時に「普段も頑張れよ・・・。」とももちろん(笑)

両チーム通して最初に決定的だったのはカカの深いドリブル突破からのロナウジーニョの強烈なシュート!入るタイミングだったのにジュリオ・セーザルのスーパーセーブに阻まれ先制ならず・・・。
それでもロナウジーニョにスイッチが入ったのが分かりましたね。これまで見せなかった守備のチェイスも見せてご機嫌の模様。

そして遂に喜びが爆発する瞬間が10分後に訪れました。イブラヒモビッチのサイドからのシュートからのカウンターでロナウジーニョ→カカ→ロナウジーニョでヘディング・ズドン!
これはいい意味で予想外でしたね~。ディーニョがパス出した後ゴール前で体張るなんて!その前の惜しかったシュートで気分を良くしていたことが良い影響を与えてくれたと思います。

でもオフサイドでしたね。これは言っておかなければいけないでしょう。しかしスローで何度か見ましたが、ロナウジーニョのパスを出した「瞬間」があの黒いラインの時だったのかも微妙で線審が判断するのはかなり難しかったと思います。何よりカカがスピードにのっていましたからね。

思いがけない点で願ってもない展開に持ち込めたミランはその後、試合のペースを落します。シュートまで持ち込んだシーンは少なくインテルの猛反撃を受けますが、この時のミランにこそ強さを感じた人は僕だけではないでしょう。

「守れるミランは強いミラン」
まさにそう思います。全選手が集中して守備時には体を投げ出し(ナイス・ザンブロッタ!)、荒れてきた展開にも流されずしっかりとボールをキープした後半の戦い。2年前のアリアンツでのバイエルン戦を思い出しました。

それでもロスタイムのアドリアーノのヘッドは心臓止まるかと・・・。入らなかったのが不思議。それにしてもカンビアッソは良い選手!

ミラン 1-0 インテル
36’ ロナウジーニョ

ミラン選手交代
74’ パト→フラミニ
83’ ロナウジーニョ→シェフチェンコ
88’ ガットゥーゾ→ボネーラ

退場
76’ ブルディッソ


アンチェロッティも自信を持ってこれからの采配を振るえるのではないでしょうか。僕はフラミニ、ガットゥーゾ、アンブロジーニの中盤も有りうると思っていました。それがロナウジーニョを先発させて勝つんですから、大成功といえるでしょうね。

それから地味でしたがマテラッツィと体を張り続けたパトは良く頑張ったと思います。

セリエA次の試合は開幕5連敗中のカリアリ。相性から言っても負ける相手ではないです。しかし油断せず、ダービーと同じ気迫で良い流れを継続していって欲しい!失態を犯せば再びチームの再構築を迫られてしまいますからね。

posted by 三四郎 |00:31 | 試合-Serie A | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年09月25日

試されたレッジョ・カラブリア戦 (-レッジーナ/第4節)

3試合目にして初勝利を挙げた前節。しかしラツィオはたとえアウェーの戦いであったとしても守りを固めてくる相手ではないので、ミランの苦手なタイプではありませんでした。
より問題なのはプロビンチャ。確実に勝ち点を計上したい所で逃し続けた去年の過ちは繰り返せません。ミッドウィークのアウェー、レッジーナ戦は今後を占う上での一つの試金石となる試合です。


ミランの先発メンバー
4-3-1-2
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、ボネーラ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:フラミニ、ガットゥーゾ(C)、セードルフ
OMF:カカ
FW:ボリエッロ、パト

・シェフチェンコ先発予想も前節と変わらずボリエッロが出場
・中盤の底に位置するのはこちらも前節と同じくガットゥーゾ

審判:マッシミリアーノ・サッカーニ


ではここからは簡単に今朝の流れを・・・
<試合メモ>

3分 カカ、試合のファーストシュート
9分 カルモナの鋭いFKのシュートをアッビアーティがキャッチ 
16分 1トップのコッラーディの落としからブリエンツァにシュートを打たれる(右足)
19分 左サイド深くでパトがもらったFKをセードルフが蹴るも味方には合わず
☆24分 カカが受けたファールから右サイドで得たFKを再びセードルフ。今度はうまく流れてきたボリエッロにドンピシャでミラン先制!勢いのあるヘディングシュート
31分 カカとのコンビで抜け出したボリエッロが抜け出したものの、GKカンパニョーロに防がれる
38分 クロスがリフレクトし、コッラーディの下へ渡りピンチを迎えるもアッビアーティが体を張る
☆39分 オフサイドラインをブリエンツァが抜けるが、アウトサイドで蹴ったクロスはコッラーディには届かず
43分 セードルフのシュートをGKが止める
44分 ハルフレッドソンの強烈なミドルシュートを、アッビアーティが1度は弾きながらもキャッチ
前半は0-1ミランリードで終了!

ハーフタイムは両チームとも交代なし

52分 ハルフレッドソンが再びシュートを放つも枠の上
57分 コッラーディがヘッドを放つ。アッビアーティはコーナーへ弾き出し難を逃れる
58分 コーナーからミランカウンター。カカ→セードルフ→ボリエッロとつなぐも最後のところでコントロール出来ず。
☆59分 足を痛めている様子のボリエッロに代えてシェフチェンコを急遽投入。
☆59分 同時にレッジーナFK、味方選手が頭で落としたボールに足をのばしたコッラーディのシュートが決まりここで1-1
61分 ファールが目立ち退場の危険のあったフラミニに代え、アンブロジーニを投入
69分 横パスをカットされカウンターを受ける。しかしコスタのシュートはアッビアーティの正面
72分 カカのポストプレーからシェヴァがシュート。しかし枠を外す
73分 パトが個人技でディフェンスを2人交わしシュート。しかしカンパニョーロがキャッチ
☆74分 ザンブロッタのロングスルーパスに抜け出したカカが一番深いところからマイナスのクロス。そこへ走りこんだパトが落ち着いて狙いすましミラン再びリード!!ロナウジーニョ投入を控えた采配が的中したかたち。
83分 パトに代えてエメルソンを投入
89分 レッジーナの途中出場チェラヴォーロが角度のないところから鋭いシュートを打つも枠を外れる。クロスを狙われたら危なかった。
92分 ミランがカウンターからセードルフにビッグチャンスが訪れるも決められず。シェヴァにパスするという選択肢もあったが…。
しかし守りきってミラン2連敗から2連勝の流れで次節ダービーマッチ!


レッジーナ 1-2 ミラン
24' ボリエッロ
59' コッラーディ
74' パト

ミラン選手交代
59' ボリエッロ→シェフチェンコ
61' フラミニ→アンブロジーニ
83' パト→エメルソン


レッジーナは思ったよりパスをつないできた印象ですが(スピードアップ出来なかった?)、それでもかなり守りは固めてきました。
そんな中でもしっかりと先制点を奪いゲームを落ち着いてリードできたことが勝因だったように思います。

ただ気になる点も。僕が特に危惧するのはコッラーディにボールがバンバン収まってしまったことです。ネスタ不在の状態で果たしてイブラを止められるかな・・・。

カカ、パト、ボリエッロのトリデンテは運動量も多く機能しているので1つ軸が定まりましたね。ただボリエッロは足を引きずってピッチを離れていったのが心配・・・。ダービーマッチの出場は難しいのではないでしょうか。せっかく活躍しているのに長期離脱とはなってほしくないものです。

さて、一方のパトは2試合連続ゴールと好調!昨シーズン同様のセリエA2試合で1得点のペースを早くも取り戻しました。次も先発するでしょう。

・・・ちなみにベンチ入りしていたレッジーナのディ・ジェンナーロ(ジェノアからレンタル中)の出場はありませんでした。


<いつもご覧になってくださる皆さんへ>
ジェノア戦の記事をアップしようと思い下書きは書いたのですが、愚痴というより悪口のオンパレードになってしまったので掲載を躊躇したまま更新をサボってしまいました。UEFAカップも含め試合は全てチェックしています。ジェノア、チューリッヒ、ラツィオ戦合わせていずれ記事を載せたいと思っていますでの宜しくお願い致します。

posted by 三四郎 |06:15 | 試合-Serie A | コメント(17) | トラックバック(0)
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2008年09月01日

あくまで現実は厳しい (-ボローニャ/第1節)

2009年1月のアドリアーノ・ガリアーニさんのコメント(予想ですよ!)
「昨シーズン我々は日本で国際タイトル最多獲得クラブの称号を手に入れた。今一度ボカに並ばれたこの記録に挑戦しようじゃないか。ミランはUEFAカップのタイトルを狙う。スクデット?確かに魅力的だが私だったら国際タイトル最多獲得の方を選ぶね・・・。」

↑
こういうの勘弁。


何でもいいから勝って欲しいなんて言ってたら、負けちゃいました。
チャンスはあったんですけどね・・・。


先発メンバーは予想通り。
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、マルディーニ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:フラミニ、ピルロ、アンブロジーニ
OMF:セードルフ、ロナウジーニョ
FW:インザーギ


前半からミランは得点を狙ってかなり前がかり。しかし遅攻にもかなり人数をかけるので、何度も何度もボローニャの鋭いカウンターを受ける始末。バランス悪すぎましたね。あんなんじゃフラミニとアンブロジーニは過労で倒れちゃいますよ。

そんなカウンターから易々とディ・ヴァイオの一発を受けていきなり苦しい展開だったものの、今年も頼りになる男アンブロジーニがヘディングでズドン。なんとか体裁を保って折り返し。

前半のミランで頑張っていたのはそのアンブロジーニと、スポルティング・ヒホン戦から好調さが目立っていたザンブロッタとフラミニの新加入2人でした。


そして注目の後半。ベンチにいたパトとシェフチェンコの内からアンチェロッティは後者を選択しピッチへ。しかし驚きなのは交代したのがヤンクロフスキだということ。
なんと4-2-3-1システム、いきなりの開幕戦登場です。

後半のミランのフォーメーション
4-2-3-1
GK:アッビアーティ
DF:フラミニ、マルディーニ、カラーゼ、ザンブロッタ
MF:ピルロ、アンブロジーニ
OMF:シェフチェンコ、セードルフ、ロナウジーニョ
FW:インザーギ

新聞報道などではほとんど空想的にされていたこの形。
練習でやっていたという話はなかったので、ぶっつけ本番だったのでは?

しかしこの新生ミランが輝きを見せます(少なくとも15分間は)。
ロナウジーニョとザンブロッタの元バルサコンビが抜群のコンビネーションを見せ、チャンスメイクを連発。ロナウジーニョのクロスからセードルフとシェフチェンコが2度の決定機を迎えました。

ただし相手のカウンターを受けまくる姿は前半と変わらず。これはフォーメーションの問題ではなく、戦い方の問題です。ゴール前に1、2人じゃ得点は難しいのは分かる。でも6、7人入ってあっさりボールを奪われるんじゃそりゃ厳しいです。

相手をもっとファールで止めてもいいんじゃないか位に思います。カウンターはほとんど全てフィニッシュまで持ち込まれていましたから。それならフリーキックを許すという選択がもっとあってもいい(退場までは勘弁ですが…)。それと、このままならオフサイドトラップ戦術を場合によっては取るというギャンブルもいいかも知れません。アンチェロッティはやらないでしょうけど。

試合の方は結局ヴァリアーニのスーパーミドルが突き刺さって1-2の敗戦。期待の開幕戦は辛い黒星発進となりました。

ミラン 1-2 ボローニャ
18’ ディ・ヴァイオ
41’ アンブロジーニ
79’ ヴァリアーニ

ミラン選手交代
46’ ヤンクロフスキ→シェフチェンコ
69’ インザーギ→パト
85’ アンブロジーニ→エメルソン


次節はカカボリエッロが復帰します。クリスマスツリーも4-2-3-1もどちらも選択可能です。後者が機能してくればかなり面白くなるはず(オッドはなぜ出した!)。しかし試合の行い方でもっともっと改善が必要ですね。

夢を追うのもいいですけど、戦いの舞台はセリエAです。あくまでリアリスティックな土台だけは崩してほしくありません。ボローニャ戦ではここ最近のミランの長所だった「手堅さ」が消えてしまいました。


さて、最後に注目のロナウジーニョ。
実況の西岡さん(アーセナルファン)と解説のヒロミ(バルサファン)は共に年齢の高さとロナウジーニョの出来にかなり厳しかったですが(笑)、僕は思ったよりやってくれたという印象です。守備は全く期待できないことが分かりましたけどね・・・。1回位チェイスしてましたけど。実際アンブロジーニのゴールのアシストもそうですし、後半は左サイドが攻撃の起点になっていました。ネームバリューというだけでなく、試合展開から見ても昨日の試合でロナウジーニョは外せなかったと思います。

次のアウェー・ジェノア戦は9月14日です。
これまでオリンピック復帰組やシェフチェンコのチームでの調整は数日しかありませんでした。この2週間のブランクは大きなチャンスですから、もっと戦えるミランを作り上げる必要がありますね。ルイジ・フェラーリスは昨シーズンも3-0で勝利した縁起のいいスタジアムですから、今年も初勝利の場となることを願います!


・・・くどいですけど、1番上のガリアーニのコメントは嘘ですよ(笑)

posted by 三四郎 |04:57 | 試合-Serie A | コメント(21) | トラックバック(0)
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2008年05月19日

サイクルは終わった。ミランは終わらない。 (38' Giornata /-Udinese)

前半、最悪でしたね~。

ミランのディフェンスはウディネーゼのアタッカー陣のスピードについていけませんでした。

ボネーラはファウルで止めるのが精一杯で時折雑なプレーを見せ(退場するんじゃないか本当に心配だった)、カラーゼも毎試合1,2回は気の抜けたミスをしてしまうし…。ファヴァッリは軽い対応を2回繰り返してメストの先制点を生み出し、オッドは正直全く存在感無し。

ファヴァッリはまだ攻撃面では前線と絡んで積極的でしたけど、オッドは出てきて欲しい場面で上がってこないことが目に付きました。上げるクロスは左足ばっかりだし…。良いときはサイドで1人抜いて右足でちゃんと蹴るんですけどね…。

ピルロが苦し紛れに局面を打開するスルーパスを狙ってもことごとく不発で、カカは決定的な場面で決められずかなり苛ついている様子。カカが焦っている時はミランは勝てないですよね。

前半はセードルフだけが落ち着いて、ミランを支えていたと思います。


後半開始時には予想通りアンチェロッティが2枚代え。
前半の内にでも投入してくれと思ったパトをブロッキと。そしてラストゲームの記念出場という訳ではなく、単純に戦力として期待したいカフーの投入。

流れは変わりましたね。
前線にパトもいることで、インザーギにピンポイントで合わなくてもフォローが利く。またパトが単独で仕掛けられるので、カウンターの場面でカカがディフェンスを抜かなくてもパトにパスするという選択肢が増える。カカがチャンスメークとインザーギのフォローの二役をしなければならなかった前半に比べて、格段に攻撃が良くなりました。
得点シーンはピルロの浮き球のスルーパスから、カカがゴール前に折り返すという得意の形。インザーギは押し込むことが出来ませんでしたが、パトが走りこんでいました。それでこそ!

2点目はインザーギのミラン通算100得点目!ゴール前にミランの選手が5人位いましたが、よく繋いで気持ちが伝わってくるゴールでした。

その後FKの場面でインザーギがサパタに倒されてリゴーレ獲得。外す予感が大いにしたカカは、やっぱり外しましたね(苦笑)右隅を狙ったキックはハンダノビッチが完全に読んで跳ね返し。こぼれ球をそのままピッポが強烈なシュートを放つもバー直撃!カカは4度あったビッグチャンスを全て外してしまいました。カカがチームメイトに救われることもあるのです。

その後はチームに劇的な変化をもたらしたパトの、代表デビュー戦ゴールのような軌道を狙ったシュートも惜しくもバーに跳ね返されますが、カフーがまさかの惜別ゴールを決めてくれました。偉大な選手の特別な試合にはドラマが用意されているんですね…。ありがとうカフー!

そしてもう一人のナイスガイ、セルジーニョがピッポに代わって登場!直接FKを打つ見せ場も。

試合の最後にはセードルフの得点で4-1と試合を決め、ミランはカフーとセルジーニョと共に有終の美を飾りました。


ミラン 4-1 ウディネーゼ
32' メスト
48' パト
59' インザーギ
80' カフー
88' セードルフ

ミラン出場選手
GK:カラチ
DF:オッド(46'→カフー)、ボネーラ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ブロッキ(46'→パト)、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:インザーギ(82'→セルジーニョ)



サンシーロの試合終了後トリノの方にチャンネルを変えましたが、ボールを回すフィオレンティーナの選手をトリノの選手達は積極的に追わず。
それでもよく70分以上持ってくれました。GKのセレーニがビッグセーブを連発したようですね!


<07-08 セリエA 最終順位>
01 85p インテル CL
02 82p ローマ CL
03 72p ユベントス CL
04 66p フィオレンティーナ CL
05 64p ミラン UEFA
06 60p サンプドリア UEFA
07 57p ウディネーゼ UEFA
08 50p ナポリ
09 48p アタランタ
10 48p ジェノア
11 47p パレルモ
12 46p ラツィオ
13 44p シエナ
14 42p カリアリ
15 40p トリノ
16 40p レッジーナ
17 37p カターニア
18 36p エンポリ 降格
19 34p パルマ 降格
20 30p リヴォルノ 降格


カターニアはギリギリの残留!ハイライト見ましたけど、実況が「モリモート!」を連呼していました。シーズンの最初と最後に大きな仕事をしましたね。


そして今シーズンのカポカンノニエーレは21ゴールでアレックス・デル・ピエロ!

ミランの選手達のリーグ戦でのゴール数は以下。カカがチーム内得点王!
30試合15ゴール カカ
21試合11ゴール インザーギ
18試合09ゴール パト
29試合07ゴール ジラルディーノ
31試合07ゴール セードルフ
33試合04ゴール アンブロジーニ
34試合03ゴール ピルロ
06試合02ゴール ロナウド
07試合02ゴール パロスキ
15試合01ゴール グルキュフ
15試合01ゴール カフー
16試合01ゴール マルディーニ
25試合01ゴール オッド
29試合01ゴール ネスタ
31試合01ゴール ガットゥーゾ


ミランの今シーズンは全て終了。チャンピオンズへの出場は叶いませんでしたし、ポジティブなシーズンではありませんでした。
しかし最後の45分間の奮闘は、見るものに清々しい思いを残して今年を締めくくってくれたと思います。
来季はミランが未だ手にしたことのない、UEFAカップへの挑戦。
そして何より悲願のスクデットに向けての新たな戦いに期待しましょう!


CLには出場できませんが、補強には出来うる限り動いてほしいですね。「サイクルは終わった。」とタイトルには載せましたが、今のミランのベースは崩すことはありません。「チーム内競争の活性化」というのが大きなテーマでしょうね。

<来季に向けたコメント抜粋>
アドリアーノ・ガリアーニ
「明日からは来季に向けての計画を始め、補強について考え始める。もちろん目標はチームを解体するのではなく、欧州とイタリア国内で再び競争力のあるチームになるべく補強をすることだ。この点では時間はたくさんある。来季の最初の公式戦は8月31日で、マーケットが閉まるのはその時だ。レギュラークラスの12~13人はチームを離れない。勝つためには同じくらいのクオリティー、レベルで競争を生み出せるような選手層の厚いチームにしなければいけないと思う。
ガットゥーゾ?リーノとは明日会って、彼が思っていることを聞く。正直に状況を伝えるよ。いずれにしてもサポーターは落ち着いているべきだ。何度も言ってきたように、ミランの一番のサポーターはシルヴィオ・ベルルスコーニであり、このチームは常にハイレベルな争いをしていく。」 

カルロ・アンチェロッティ
「これから再び意欲と刺激を持った競争力のあるチームでいるために、リスタートを切ることが我々の義務となる。来季の我々の優先目標は間違いなくリーグ戦となる。この目標を達成するために、我々はできる限り必要なことすべてを尽くしていく。
新戦力は間違いなくやって来るだろう。競争力のあるチームでいるために、我々を助けるべく必要な戦力であるはずだ。たとえばUEFAカップは木曜に試合がある。リーグ戦でベストな状態にあるためには、選手のローテーションが必要になるのはもちろんのことだ。いずれにしても補強については落ち着いて動くだけの時間が十分にある。8月31日まで時間はあるんだ。」



今年も1年間ミランを応援し続けたみなさん、お疲れ様でした!
色々ありましたけど、今週からは楽しみな試合がありません。それが寂しいですね。
そしていつもこのブログを読んでくださった方々に本当に感謝しています。みなさんと共に一喜一憂出来たからこそ、僕も続けることが出来ました。根性無しなため不定期更新となっていましたが、総アクセスはなんと30万件を越えました。ただただ驚いています。始める前は考えもしなかったことです。
それから前回の記事にいち早くコメントを下さったみなさん、ありがとうございます!これから返信いたします。

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posted by 三四郎 |15:04 | 試合-Serie A | コメント(22) | トラックバック(0)
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2008年05月05日

あと2試合! (DERBY /36' Giornata)

来ました!最後のキヴのフリーキックの時はあまりの緊張で見てられなかったですけども、1点詰められてからの残り時間をミランの選手達は本当に紙一重で耐え続けました!

今回のダービーはミランが勝つべくして勝ったと。ホイッスルが鳴った時からミランの方がより「チーム」だっだと思います。
インテルにとっても次のサンシーロで決めた方がハッピーエンドでしょう。

開始から気迫が違いました。ガットゥーゾとアンブロジーニはボール奪取を繰り返し、カカもセードルフも常に前を向いていましたね。攻撃の姿勢が結果を呼びこみました。

これほどハラハラしたのも久しぶりであんまり覚えてないんですけど、冷静に状況を判断して好プレーを連発したネスタは影のMVPでしたね。
カカもチャンスに絡み続けて1ゴール1アシストのさすがの活躍。

しかしなんといってもピッポ・インザーギでしょう!これで5試合連続ゴールミラン通算99点目のゴールを決めました!!前半に2回の決定機を迎えたことからも動きの良さを感じましたね。勝負強さはとどまるところを知りません。スゴイ…

ミラン 2-1 インテル
51' インザーギ
56' カカ
76' クルス

フィオレンティーナはアウェーでの弱さとUEFAカップでの疲労を見せてカリアリに敗北。これでミランは勝ち点1のアドバンテージ。遂に自らの手で4位のポジションを獲得できる権利を手に入れました。以前このブログで4位のラインは勝ち点65になると計算しましたが、まさにそんな感じになってきましたね。
今日のインテル戦は最大の山場でしたが、アウェーのナポリとラストのウディネーゼはさらに難しいゲームになると思います。5連勝しかないという気持ちを持ち続けて次もいって欲しい!

次節。ミランはピルロが、フィオレンティーナはムトゥが不在です。両チームにとっても再び正念場となるのは間違いないでしょう。


それにしてもクルス!仕事人だなぁ~。 ふぅ・・・


[追記]
フラミニについて今まで沈黙を保っていたガリアーニですが、遂に口を開きました。
イタリア時間の今晩フラミニはミラノ入りし、メディカルチェックを行います。明日なんらかの発表がある可能性が高いです。

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posted by 三四郎 |00:39 | 試合-Serie A | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年04月28日

ミランの9番は重役出勤 (-Livorno /35' Giornata)

トスカーナのスタディオ・アルマンド・ピッキで行われたセリエA第35節のリボルノ戦。CL出場権を争う上で決定的な意味を持つであろうフィオレンティーナ対サンプドリアと同時刻開催!


ミラン先発
GK:カラチ
DF:ボネーラ、ネスタ、カラーゼ、ファヴァッリ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、カカ、セードルフ
FW:インザーギ
・アンチェロッティの予告どおりのメンバー
・クリスマスツリーフォーメーション
・アンブロジーニがキャプテン


<試合メモ>

雲ひとつない晴天。残留を願うリボルノ・ティフォージがスタジアムを埋める。

試合はアウェーながらミランが圧倒的なポゼッションで、リボルノは徹底的に守り抜く姿勢。

最初のチャンスは11分。インザーギが横に流れて作り出したスペースを利用し、カカがゴール右にシュート。しかしキーパーの正面。

20分、左サイドのファヴァッリがペナルティエリア手前でグラウンダーの大きな横パス。逆サイドでフリーのセードルフが対角線のゴール角を目掛けゴロのシュートを放つも、ポストをかすめわずかにゴールならず…。ゴール前のインザーギはあと少しの所でボールにさわれず。

試合が動いたのは23分。セードルフのビッグプレーから!ゴール前で3人のディフェンダーを引き付けながら、右足アウトサイドで左サイドを駆け上がるカカにスルーパス。完全にディフェンスを出し抜いたミランはカカ→インザーギと水平のパスを送り、あとはゴールに流し込むだけ。インザーギは4試合連続ゴール!!

得点後のミランはセードルフを左サイドに変えて4-4-2にチェンジ。

35分、ボネーラのクロスからアンブロジーニがヘッド。レッジーナGKのデ・ルチアがナイスセーブ。

38分。カウンターを警戒して後ろからファウルを犯したピルロにイエローカード。


リボルノは失点しても守りの形は変えない戦い。

ミランはガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニの3ボランチが近い位置を保ちポゼッション。ボネーラとファヴァッリの両サイドバックは高い位置で積極的な攻撃参加。

前半はその後大きな動き無く終了。アルテミオ・フランキのフィオレンティーナ対サンプドリアもスコアレスで折り返し。


後半、メンバーチェンジはなく開始。

試合の構図は前半と変わらず。ミランは追加点を狙い続ける。

そして51分。この日抜群のクロスの精度を見せたボネーラが、ちょうど頭の高さ位のボールを右サイドから上げ、スルリとボールに合わせたインザーギが頭で合わせてあっさり2点目ゲット!!止まらないピッポ!

ここでようやくリボルノが動き出す。カモレーゼ監督はフィリッピーニとタヴァーノを下げてトリスタンとデ・ヴェッツェを投入。2枚代えで勝負に。

しかし次の得点もミランへ。59分のピルロのコーナーキックにインザーギが今度も完璧に頭で合わせてトリプレッタ!!4試合で8得点という信じられない数字・・・。

61分。ガットゥーゾout ブロッキin ガットゥーゾは出来が悪いということはなく、疲れを考慮して?

69分にはネスタを下げてオッドを投入。ボネーラがセンターへ。恐らく出場停止の累積リーチだったネスタをデルビーに確実に出すためだろう。

ミランは攻撃の手を緩めない。71分、インザーギが落としたボールをゴール前中央で受けたセードルフが、ドリブルで3人のディフェンダーを次々交わしシュート!鋭い弾道はしっかりとゴールに突き刺さり4-0に!ナイスゴール。

しかしその直後にリボルノに得点。コーナーキックからクネゼヴィッチがダイビングヘッダーで執念のゴール。最近セットプレーでの失点が目立つ。

直後アンチェロッティが3枚目の交代。ファヴァッリに代えて久々のヤンクロフスキを投入。ファヴァッリは攻撃面ででアクセントになっていたものの、ビルドアップ時に軽率なプレーでピンチを招いたシーンもあった。パトは今回出番なし。

76分、ミランに再びチャンス。オフサイドトラップの裏を突くスルーパスに抜け出したオッド。リボルノのディフェンスは全員オッドを捕まえきれず、右サイドでキーパーと一対一の状況。しかしオッドはゴール前のインザーギを狙ったクロスを送ってしまう。球は強すぎてピッチの外へ…。シュートを打ってほしかった。

その後の時間はリボルノも戦意を消失し、ミランもリスクを犯さない球回しで時間切れを待つ展開。

スタンドのガリアーニ、ブライダ、レオナルドらは終始真面目な表情で試合を見守る。試合終了も近い85分辺り、ブライダの元に電話が。(この時フィオレンティーナがPKで勝ち越しの報が恐らく伝えられた)

結局そのままリボルノ対ミランは1-4で終了!


そして全ての注目はフィオレンティーナサンプドリアへ。
後半になりサンプドリアのマッジョが右サイドを突破してフレイの股を抜くゴールで先制するも、ヴィエリのヘッドとムトゥのPKを重ね土壇場でフィオレンティーナが逆転。
サンプドリアのポイント獲得を期待するミランの喜びを打ち砕く展開だったが、4分の追加タイムも残りわずかの93分過ぎにドラマ!サンプの最後のロングボールを途中出場のボナッツォーリが頭に当て、フリーのガスタルデッロの目の前へ。完全にフリーになったガスタルデッロは、ボナッツォーリを警戒して対応が遅れたガンベリーニのプレッシャーにも負けず、落ち着いてゴール隅にヘッド!!!!最後の最後の得点で、CL出場権争いを分からなくしてくれた!ありがとうサンプ!!


リボルノ 1-4 ミラン
23' インザーギ
51' インザーギ
59' インザーギ
71' セードルフ
73' クネゼヴィッチ

ミラン選手交代
61' ガットゥーゾ→ブロッキ
69' ネスタ→オッド
74' ファヴァッリ→ヤンクロフスキ


完勝と言っていいと思います。ボール支配率も70パーセントに迫る勢いで、リボルノにチャンスらしいチャンスを与えませんでした(枠内シュートはミランの7に対しリボルノは1)。
そしてインザーギは改めて本当に凄い選手だと。4試合で8得点。完全に波に乗りました。かなり遅い目覚めなのが残念ですが、あと3試合続けてもらいましょう!
ただしまたしてもセットプレーから失点してしまったのは、次戦に向けては不安材料。インテルの高さと強さは本当に脅威ですからね。

フィオレンティーナとの差は2。ミランに勝利が必要な状況は変わりません。勝ち点が詰まった分、逆にインテルには勝たなければならないですね。せっかく手にしたチャンスを自分たちから手放してほしくありません。

それにしてもサンプドリアの同点ゴール。涙が出そうになりました。

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posted by 三四郎 |01:13 | 試合-Serie A | コメント(12) | トラックバック(0)
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