2007年12月11日
バイエルン対策はレッズ対策
浦和でしたね。ポンテの離脱や最近の試合振りから戦前の予想では厳しい戦いになるだろうと言われていましたけど、横綱サッカーで寄り切ったって感じですね。 ミランもきっと苦戦すると思います。 浦和はミラン戦に向けてあと2日。システム変更をするのかどうか分かりませんが、恐らくベースはセパハン戦でしょう。それに、戦い方もあまり変えないんじゃないですかね。組織的な守備からのカウンターでエトワール・サヘルはパチューカを下しましたし、守りきるサッカーはトーナメントで強い。しかし浦和はそうはしないでしょう。守勢に回ることが多くなるものの、いわゆるドン引きはしないと思います。もうあと2戦戦うことは決まっているんだから、普段の浦和でどこまでやれるか挑戦してみたいはずですからね。 そこで昨日の試合で気になったポイントを。 【3バックのサイド】 3バックのサイドに穴が出来るのは構造的欠陥で、セパハンもそこを狙っていました。168cmのカリミを先発させずに、サイドからのクロスを連発したのはまさしく理にかなっている。 しかし得点出来ない。一度惜しいチャンスがあったものの、しっかりトゥーリオと坪井がチェックしていました。浦和の強さは中央の守りの堅さにあると思います。そういった相手にサイドからクロスを入れても全て跳ね返されてしまう。ミランのCFの2人もサイドからのクロスに強いタイプではありませんし。よってサイドの穴は罠としましょう。それにミラン相手には5バック状態になってクロスすら許さないかもしれません。 【縦で揺さぶる】 浦和のディフェンスはサイドからのクロスには強いものの、ディフェンスラインのコントロールに若干難があるように思いました。実況は「オフサイドトラップだ!」と言ってましたけど、あれはネネのミスでしょう。セパハンの監督もナビドキアが使えれば…と思っていたはずです。 横には強いが縦には弱い。僕はバイエルン・ミュンヘンを思い出しました(今シーズンは知らないけど)。昨シーズンのCLで当たったバイエルン戦を思い起こすと、ミランの奪った4得点の内PKをのぞく3点が全て縦を揺さぶってとった得点です。浦和にもこのやり方は有効だと思います。 カカもしくはセードルフが手薄なサイドに開いてボールをキープし相手を引き付ける。そしてバイタルエリア中央にいる2人の内の片方(ピルロも上がっているとより好ましい)が、パスを受けて、少ないタッチでディフェンスラインの裏をつくパスを狙う。インザーギが出るかジラルディーノが出るか分かりませんが、こういうボールには2人とも強い。これが決まれば、最後のパスを出さずにミドルシュート、最初にパスを出さずにクロスを狙うなどの選択肢に対応するのが難しくなってくるんじゃないでしょうか。 【ミランの警戒点】 ピルロには長谷部がつくんでしょう。ワシントンもチェックに回ってくるかも知れません。ミランが最も恐れているのは深い位置でのボールロスト。ここで奪われたらあとは外してくれるのを祈るだけですね。 あとはセットプレーも気をつけなくてはいけません。ミランのサイドバック(オッド、ヤンクロフスキ、セルジーニョあたり)はクロス対応が悪いので、CKでもファーを狙ったりされると慌てることがありそうです。 あとは…どのチームも苦しむと思いますけど、中盤でのプレスですね。昨日の浦和はよく動いていたのでミランもそこに一番苦しみそうです。ロングボールに強い選手はミランにいないので、90分通して隙の無い守りをされたら厳しくなりそう。 番組でも先制点を奪ったら勝率100%!と連呼されていますけど、ミランにとってもいかに先制点を獲るかにかかってる。1点奪えばだいぶ楽になるはずです。逆に浦和が一点獲ったら…すごい試合になりそう(笑)雨が降りそうなのが残念ですが、あと2日、楽しみです。
posted by 三四郎 |09:58 |
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バイエルン対策はレッズ対策
前回、返信の代わりの中で書かれてましたセリエAの外国人枠の規定。恥かしながら初めて知り、とても勉強になりました。また、コメントさせて頂きます。
ポンテとナビドキアの不在。このダメージを、両チームがいかに最小限に食い止めるかが勝負の分かれ目だと考えていました。
セパハンがナビドキアの穴を埋め切れなかったのに対し、浦和はプレスの中でもある程度正確にボールをさばける、長谷部と阿部の存在が大きかったかと。啓太も含めた中盤三人はボールロストも少なく、運動量・寄せの速さ等いい連動性を見せていました。よって、相馬が生きた。センターラインの重要性がよく表れた試合だったと思います。(まあセパハンのコンディションは最悪だったらしいですが)
そして、いよいよミラン戦です。警戒点に書かれている通り、浦和の中盤のプレスが勝負を分けそうですね。ミランが掛かって浦和の十八番であるカウンターを食らうのか。それともミランの中盤が上手く交わして攻撃できるのか、今から楽しみです。
つい熱くなって長文になりました。失礼。
posted by フィン | 2007-12-11 12:22
バイエルン対策はレッズ対策
詳しい分析の利いた文章ですね
読んでいて楽しかったです。
さてブログの筆者様の知識を見込んでお尋ねしたい事があります。
昨日の試合で絶好調だった相馬選手。
あの状態の彼はミランに通用するでしょうか?
通用するならば個人的には浦和の試合運びが有る程度楽になると
(サンドバック状態は回避できる)
期待しています。
ミラニスタの方の意見をよろしければお聞かせ下さい。
posted by ひまですよ | 2007-12-11 16:50
バイエルン対策はレッズ対策
>フィンさん
ポンテの不在はかなり大きいと思っていましたが、それを感じませんでした。
確かに中盤の3人の動きは見事に試合をコントロールする要因となっていましたね。
この3人の特に良い所はハードワーカーながらテクニックがある所ですね。誰か1人しかボールを捌けないと停滞してしまう所ですが、とてもバランスが良かったと思います。セパハンは面食らったでしょうね。
まさしく浦和の総合力、チームの強さが見られたいい試合でした!
>ひまですよさん
知識があるわけじゃないですが、僕なりの考えを答えさせていただきます。
答えはYES! しかし条件付きで。
ミランの右サイドバックが誰になるかは分かりませんが、相馬選手と深い位置で1対1の状況になったら負けることも大いにあると思います。昨日の相馬はかなり良かったですから。
ミランは中央のラインが強い反面、サイドは案外脆いです。CLでは、相手チームはウイングを置いてサイドアタックを仕掛けてくることが多い。
問題はどうやって相馬がそこまで行くかですが、これはなかなか難しいと思います。浦和がどうやってカカとセードルフを止めるかによりますが、恐らく相馬も守備にまわる時間が増えるでしょう。
浦和が自陣ゴールからビルドアップする時、相馬が直接マッチアップするのはガットゥーゾですが、この対決がどうなるかは分かりません。見てみたいシーンの1つですね。この関門を越えるためには、中盤との連携やガットゥーゾからボールをインターセプトする必要があるかも知れません。
それでも相馬に手を焼いたら、ミランはシステムを変更すると思います。先週のユベントス戦でも前半に再三サイドを破られたので、後半に4-4-2のフォーメーションに変更してうまく機能しました。ただ、これだとピルロのガードマンが1人減るリスクが生じます。仰るとおり相馬が機能すれば、ミランは苦しむでしょうね…。
posted by 三四郎 | 2007-12-11 17:52
バイエルン対策はレッズ対策
ご返答ありがとうございます。
そうですね相馬選手に渡す前の段階を上手く処理できるかがありますね。
浦和応援組としては
啓太と阿部が気張ってくれることを期待します。
ではお互いの応援するチームの健闘を願って。。
posted by ひまですよ | 2007-12-11 19:20
バイエルン対策はレッズ対策
>ひまですよさん
お役に立てたかどうか分かりませんが。
お互い良いゲームを期待しましょう!
posted by 三四郎 | 2007-12-12 16:08


