2008年08月25日

ヒホン市杯 対スポルティング・ヒホン

追記アルベルト・パロスキのパルマ移籍が決定
今夏数多くのクラブからオファーが来ていたパロスキ。最も話が進んでいたのはトリノでしたが、ミランが負傷者の状況から話をストップさせる間にビアンキを獲得したのでこの話は終了。パルマは降格してしまったのでセリエBでの戦いとなりますが良い選択だと思います。
レンタルではなく共同保有というのが個人的には少し気になりますが、ぜひ名門パルマで経験をつけていつかミランに戻ってきてほしいです。


開幕戦を前にした最後の親善試合はスペインでのアウェー戦。アトレティコ・マドリードに似た赤と白の縦じまのユニフォームのスポルティング・ヒホンとの試合が行われました。


以下は簡単な試合メモです。


ミラン 先発選手
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、マルディーニ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:フラミニ、ピルロ、カルダシオ
OMF:セードルフ、ブロッキ
FW:パロスキ
・カラーゼとマルディーニが怪我から復帰。



開始早々からスポルティングの意気込みが伝わってくる。中盤の底に位置するピルロには激しいチェック。そして前線からの積極的な守備も目立ち、マルディーニのビルドアップのパスがカットされるシーンも。

最初のミランのチャンスは9分。ワンタッチでブロッキ→セードルフ→ヤンクロフスキとつなぎクロスを放つも1トップのパロスキはうまくミート出来ず。
13分もミラン。右サイドを突破したザンブロッタが際どいグラウンダーのクロスを送るも、パロスキとセードルフはあと一歩届かずクリアされてしまう。
15分。スポルティングの左サイドから、逆サイドへ大きく展開するミランの苦手な形を作られピンチを迎える。
21分。ヤンクロフスキが上がった裏を突かれフリーでクロスを上げられるもザンブロッタがナイスクリア。
23分流れに乗っていたスポルティング先制。相手左サイドからの大きなクロスがゴール前中央に上がる。そこへ走りこんできた選手にピルロが突ききれず、カラーゼがその選手につられて本来マークすべき選手にフリーでヘディングを放たれてしまった。
28分、サイドを揺さぶられた後の鋭いシュートをアッビアーティが防ぐ。
29分スポルティングのチャンス。FKに走りこまれ完全にフリーな状態でヘッドを放たれるものの運良く枠を外す。
32分ミラン。ピルロからペナルティエリア内のフラミニにスルーパスを送るもオフサイド。こういう場面はシーズン中も良くあるので、フラミニにはピルロがボールを持っているときはいつでもスルーパスを受けられる状態にいてほしい。
38分スポルティングカウンター。前がかりになった高いラインの裏を突破される昨シーズンのミランが特に前半戦で苦しんだ形。
41分。ブロッキからパロスキへとつなぎ、キーパーと近い位置で1対1となるもシュートは正面。

前半終了。
ハーフタイムでの交代は、
マルディーニ→ボネーラ
カラーゼ→ファヴァッリ
カルダシオ→エメルソン

後半開始。ようやく復帰のエメルソンが中盤の底に位置し、ピルロがより攻撃に参加する形にポジションチェンジ。
48分ミラン。ザンブロッタのクロスをパロスキと相手キーパーが競り合い、こぼれ球を詰めてネットを揺らすもその前にファールの判定。
52分。ザンブロッタのクロスからブロッキ、そしてエメルソンと立て続けにミドルシュートを打つも相手選手に当たってしまう。さらにピルロのクロスにパロスキが走りこんでシュートを打つものの枠を逸れる。
53分続けてパロスキ。セードルフのスルーパスをコントロールしシュートまで持ち込むものの枠を大きく超える。
58分。アッビアーティのクリアボールが近い位置にいるスポルティングの選手に当たりヒヤリ。
60分。スポルティング3枚選手交代。
61分。ピルロのFKのチャンス。直接狙った球は鋭く落ちて枠をとらえたが、キーパーがコーナーに逃れる。
62分スポルティングさらに複数の選手を交代させる。
65分ミラン。パス回しからブロッキがチャンスを迎えたものの後方からボールを奪われシュートならず。
67分。ヤンクロフスキに代えてアントニーニ投入。
69分。パロスキに代えてビウデス投入。
71分ミラン。セードルフとフラミニのコンビで作ったスペースにザンブロッタが走り込んでクロスを中に送るもののこれもクリアされる。
72分。ブロッキのヘディングシュートはキーパー正面でキャッチされる。
ミランは後半開始から主導権を握り、その後ピルロのスルーパスから何度かチャンスを作るもののスポルティングの体を張ったプレーにシュートまで結びつかない。
そして78分スポルティングに追加点。左サイドで得たフリーキックを右足で直接決められ2点のビハインド。
84分。クロスを放たれまたも逆サイドががら空きにに。フリーで鋭いシュートがゴールを襲うもアッビアーティが防ぐ。
スポルティングは2点目を決め手からは主導権をミランから奪えかえしそのまま試合終了。

スポルティング・ヒホン 2-0 ミラン
24’ バリャル
78’ ビリッチ

ミラン選手交代
46’ マルディーニ→ボネーラ
46’ カラーゼ→ファヴァッリ
46’ カルダシオ→エメルソン
66’ ヤンクロフスキ→アントニーニ
68’ パロスキ→ビウデス


その他気になった選手たちの印象を

アッビアーティ:失点はしょうがないものの、一度プレゼントパスを贈る大きなミスを犯してしまった。その他は安定。

ザンブロッタ:これまでプレシーズン振るわなったものの今日はサイドの上下を何度も繰り返し、守備でも堅実な働きをしていてかなり好印象。

ピルロ:FKや長いパスの精度が上がってきておりシーズンに向けて順調な調整。

セードルフ:プレシーズンで最も頼りになる男。後半あまりフィニッシュに参加しなくなったのは残念。

カルダシオ:あまり目立たず良くも悪くも無難な印象。

フラミニ:献身的にピッチを走り回る姿はさすがでMVP級。ただ必然的にファールが増えるのでプレミアとの違いで最初は苦労するかも知れない。

ファヴァッリ:早々にイエローをもらい、危うくPKを献上しかける。センターバックは厳しいと思う。

ボネーラ:相変わらず足や腕を放り出して相手選手を止めようとするのでハラハラする。

エメルソン:仕上がり状態はまだまだ。途中出場ながら疲れている様子だった。

ビウデス:股抜きでドリブル突破を試みるなど技術に自身があるようだった。パロスキと同様に1トップよりも別の形で使ってほしい。

ブロッキ:・この夏の親善試合でブロッキがトップ下を務める場合があるのは、単なる不在選手の穴埋めとしてなのか。それともアンチェロッティは本気でコンバートを考えているのか。現状ではあまり活躍を期待できない。



さて、スコアは残念なだったもののミランの選手たちの動きは悪くなかったと思います。
スポルティングの選手は非常にモチベーションに溢れていて、特に守備面で最後の所を割らせてくれませんでした。
FWの動きが物足りなくミランの攻撃もあと一歩のところがありましたが、これは開幕までにベストのメンバーを見つけだして詰めていってくれればいいと思います。
ただし守備に関してはサイドを大きく揺さぶるクロスに相変わらず弱いこと、サイドバックが上がった裏を突かれると一気にピンチを迎えることなど、相変わらずの課題が残っている点はシーズンに向けて不安を残したままになりそうです。

いよいよ次の試合はサンシーロでのボローニャ戦。新シーズンの始まりは一体どういうミランを見せてくれるのか。楽しみです。

posted by 三四郎 |04:31 | 試合-その他 | コメント(6) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/spettacolo/tb_ping/161
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
ヒホン市杯 対スポルティング・ヒホン

結果しか分からないのですが、やっぱりシェバはとってよかったのかもしれないですね。パロスキはまだ若いですから決定力に欠けていたのかもしれません。

CBをとるべきなのは目にみえてますね。ベルもガリも自分のお気に入りだけじゃなくチームとして考えてほしいです。アンチェもCBとれよって意思表示しなきゃダメでしょ

マルディーニは正直限界なのでは? 彼がダルミアンやボネーラにもっと指導してほしいです。

不安要素たっぷりですが、ボローニャ戦はサンシーロですから気合いれて選手たちもやってくれることでしょう。

3-1でミランが勝つ(←勝手に予想)

posted by DAI | 2008-08-25 11:21

ヒホン市杯 対スポルティング・ヒホン

この親善試合もクリスマスツリーですが
シェフチェンコ獲得したなら今期は是非
2トップにしてほしい。

いろんなバリエーションができるし
ターンオーバーも可能。

開幕戦のスタメンが楽しみです。

posted by マラカナン | 2008-08-25 18:47

ヒホン市杯 対スポルティング・ヒホン

>DAIさん

パロスキはまだまだ若いですし、本当に長い目で見る必要がありますよね。

CBは現在センデロスが決定という報が流れていますが、公式発表はまだなされていません。

マルディーニはレギュラーではなくピンポイントで活躍する場があると思います。怪我ももっていますしあまり戦力として計算に入れないほうがいいかも知れませんね。

3-1、いいですね(笑)パトが決めてくれると嬉しいです。

posted by 三四郎 | 2008-08-25 22:03

ヒホン市杯 対スポルティング・ヒホン

>マラカナンさん

2トップを選ぶ場面も増えてくるでしょうね。僕も2トップのミランが機能しているときは、チームがうまくいっている時だと思っています。

前線は本当に沢山の選択肢がありますし、とにかく楽しみです!


お二人ともコメントありがとうございました!

posted by 三四郎 | 2008-08-25 22:05

ヒホン市杯 対スポルティング・ヒホン

ブロッキのトップ下。おそらくないでしょう(笑)
アンブロジーニをFWを使ったように前線の枚数が足りないので仕方なく使ったか、前線からのチェイシング要員で使ったのではないでしょうか。

初戦はカカ不在なら久しぶりに4‐3‐1‐2を使ってくれないかな。

ロニーかセードルフがトップ下でシェバとパトの2トップ、以前ほどでないにしろシェバとパトのスピードに優れるFWが2人いた方がピルロ、トップ下の選手がより生きると思います。特にセードルフやピルロはシェバの動きは熟知しているのでコンビネーションにあまり不安はないのではないでしょうか。

とにかくミラニスタを良い意味で裏切るような勝利を収めて欲しいです。

posted by ぼばん | 2008-08-26 03:23

ヒホン市杯 対スポルティング・ヒホン

>ぼばんさん

ですよね(笑)ブロッキはラツィオ移籍の噂が絶えませんが、このままではシーズンが始まってもミランで出場機会を得るのは難しいかも知れませんね。

ボローニャが始めから引き分け狙いでやってくるなら2トップは充分考えられると思います。ロナウジーニョやセードルフの使い方を代えれば、試合中にシステムを変更することは可能ですし。

アンチェロッティの戦い方は2年前と変わっていませんからシェヴァとのコンビネーションも問題ないでしょうね!

それにしても誰かはスタメンから外れるわけで、そこが監督の大変なところですね。2節のジェノア戦にはボリエッロとカカが復帰するのでさらに・・・。去年では考えられないことで贅沢な悩みなのですが!


ぼばんさんコメントありがとうございました!

posted by 三四郎 | 2008-08-27 18:27

コメントする