2008年11月07日

センデロス登場! (-ブラガ/UEFAカップGL第2節)

UEFAカップのグループリーグ第2戦が日本時間の今朝行われました!
前回はヘーレンフェーンに快勝を収めることに成功したミランですが、今度の相手はスポルティング・ブラガ。前節でイングランドのポーツマスに3-0で勝利している決して侮れない相手です。



ミランスタメン
4-3-3
GK:ジーダ
DF:アントニーニ、センデロス、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、エメルソン、フラミニ
FW:シェフチェンコ、パト、インザーギ

・キャプテンはガットゥーゾ
・センデロスはミランデビュー


2分 パトドリブルで抜け出しコーナーを獲得(コーナーのキッカーもパト)

3分 エメルソンのスルーパスを受けたシェバが中にクロスを送るもインザーギに
は合わず。

☆4分 ヤンクロフスキクロスからインザーギヘッド、わずかに枠の横をそれる。

5分 シェフチェンコの右サイドからの強烈なシュートが枠のわずかに上。

☆6分 最終ラインを完全に突破され18番のレンテリアにシュートを打たれる(幸
運にも枠の外)。センデロスは振り切られてしまった。

7分 パトシュートはキーパー正面。

14分 ブラガ。深い位置から際どいクロスを送られるもセンデロスが触ってジー
ダがキャッチ。

17分 エメルソン再びスルーパスから今度はパト→シェフチェンコ。しかしシュ
ートは枠を外れる。

20分 パトが深い位置でディフェンスを抜き、クロスを送るもクリアされる。

3トップでブラガの両サイドの裏を狙う作戦か。エメルソンから何度もロングパ
スが出る。

28分 アントニーニ→インザーギ。タイミングが合わずオフサイド。


☆29分 センデロスの体が重い。なんでもないロングボールをキープされ再び決
定的な場面でシュートを打たれるも、ジーダが横っ飛びのスーパーセーブ。

32分 シェバ個人技で抜け出してシュートを打つも枠の上。

37分 ガットゥーゾ→インザーギのスルーパス。シュートには至らず。

39分 ボールを奪われ2対2の場面を作られるもクロスには合わず。

☆40分 パトのパスから右サイドの裏に抜けたシェフチェンコがクロス。インザ
ーギにはピタリと合うもダイビングヘッドで放ったボールは強くワンバウンドし
枠の上。

42分 パトの技ありのパスからガットゥーゾミドルシュート。リフレクトしコー
ナー。


ここで前半終了!


続いて後半。ブラガは前半から用意していた選手を1人交代。

46分 シェフチェンコ自分で奪ったボールをシュートに繋げるも枠の上。

54分 フラミニミドルシュート。ディフェンスに当たる。

60分 一対一の場面でセンデロスが足を伸ばしてボールをカットするナイスディ
フェンス。

64分 パトに代えてロナウジーニョを投入(トップ下の位置へ)

69分 エメルソンに代えてセードルフ投入(中盤左へ)

71分 ブラガ22番ミドルシュート。ジーダキャッチ。

74分 ブラガ選手交代。99番マテウスを投入

76分 ガットゥーゾが手を掛けられ倒されたように見えたものの笛は鳴らずカウ
ンターを受ける。しかしヤンクロフスキがディフェンス。

77分 セードルフが3人を交わしてシュートを打ったもののディフェンスに当た
る。

80分 ロナウジーニョ→インザーギ。ヘディングは枠を捕らえず。

81分 カラーゼとフラミニが交錯しスペースを与えてしまったが、センデロスが
体を張ってシュートをブロック。

83分 浮き球のスルーパスと後から走り込んだ選手に崩されかけるもスレスレで
難を逃れる。

86分 レンテリアの反転シュートは枠の外

87分 キーパーを抜いてシェフチェンコがクロスを送るも大き過ぎてインザーギ
には合わず。

89分 ブラガ、ペレイラを投入

90分 追加タイムは3分・・・。

90分 セードルフのミドルシュートは枠外。

93分 シェフチェンコの努力からガットゥーゾがつないで落としたボールをロナ
ウジーニョがネットの上隅にノンステップで強烈シュート!!強烈に枠に突き刺さ
るスーパーゴールで土壇場で勝利!


ミラン 1-0 ブラガ
93' ロナウジーニョ

ミラン選手交代
64' パト→ロナウジーニョ
69' エメルソン→セードルフ


というわけでなんとか勝ちました!!
本当に最後の最後のラストプレー。
ロナウジーニョのスーパーゴールは一見の価値ありだと思います。ますます存在価値を増していますね。


ただしミラン全体の試合内容については残念な出来。
相手を過小評価している訳ではないけど、ギアが入らないいつもの感じですね。
セリエAでは結果が出ていますがほとんどカカのスピードアップからチャンスが巡って来ているので、どこかで圧力を強めて試合の緩急をつけることがこれからももっと必要だと思います。

今回の前半は3トップで始めたわけですけど、ブラガのディフェンスの裏を狙うボールばかりを多用して単調でした。エメルソンから何度かいいパスは出ていましたけどね。
アントニーニは今回はボールタッチや簡単なコントロールでミスが目立ってイマイチでした。

一方このところ好調のガットゥーゾは重要なインターセプトを繰り返し存在感抜群!ロナウジーニョの決勝ゴールもお膳立てしましたしね。


最後にブラガ戦最大の注目だったフィリップ・センデロスについて少し。
ヘディングが強いことは分かりました。高いボールはことごとく跳ね返していましたからね。
ただし…!!スピードの無さはちょっと想像以上かもしれません。2度スピードで勝負されて完全に振り切られてしまいました。コンディション不良だと思いたいですが、高さ○&スピード×というのは評判通りという気も・・・。

これからの巻き返しに期待です。
昨シーズンのミラン対アーセナルで見せた素晴らしいパフォーマンスから見ても潜在能力は高いはずですので。

posted by 三四郎 |10:36 | 試合-その他 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年10月31日

余裕の薄氷 (-シエナ/セリエA第9節)

タイトル矛盾していますがなんかそんな感じでしたよね。
シエナには毎回苦労すると分かりつつ、後半に失点するまでは結構安心して見ている自分がいました。
こういう試合が案外怖い。


ミラン先発メンバー
4-3-1-2
GK:アッビアーティ
DF:アントニーニ、ボネーラ、ファヴァッリ、ザンブロッタ
MF:ガットゥーゾ、エメルソン、セードルフ
OMF:カカ
FW:パト、インザーギ

・出場が危ぶまれていたセードルフ、ガットゥーゾは共に先発
・ヤンクロフスキが出場停止


前半は良かったんです。
ミッドウィーク開催ということであまりガンガン行けないことは分かりますし、往年の「試合巧者」ぶりをうかがわせる余裕のようなものを感じました。
でもこの格が落ちる相手に見せるこの「余裕」がミランの1つの負けパターンなんですよね…。

今回中盤の左インサイドにセードルフが入っていることで、中盤と前線のつながりは特に左サイドでスムーズでした。
カカが攻撃した後のサポートや押し上げを、セードルフは本当に丁寧にやっていたと思います。

すっかり安定感を取り戻したエメルソンはかつての重戦車ぶりが甦ってきてますね。去年は「」だけでしたから・・・。

でもなんといってもシエナ戦の影の功労者はガットゥーゾ。「あ、やばい!」と思った場面にはことごとく登場してチームを助け続けていました。
そして攻撃面でも好調さをにじませていましたね。ガットゥーゾのラストパスの正確さはヘーレンフェーン戦でも目立ってましたが、シエナ戦のパスも絶妙!

カカが一気にギアを入れてセードルフとのワンツーで抜け出して、
ガットゥーゾ→インザーギとつないだ得点でしたが、カカがあそこでガットゥーゾにパスをするということにガットゥーゾへの信頼を感じました。
カカの信頼を得ることはミランですごく重要なんですよね。
ミラン時代のジラルディーノはその部分でも少し苦しんでいたように思います。

そして忘れちゃいけないピッポ!出場した試合で必ず結果を出すあたり本当にさすがです。
シエナ戦での動き出しの速さは本当にさすがとしか言えない名人芸ですね。守備面での貢献も光っていたと思います。ボリエッロだけじゃないということを強烈にアピールしています。

もう一方のパトは、惜しかった・・・!特にコーナーからのヘッド・・・。
今までキーパーとの1対1などいまいち決め切れない印象を残しているパトですが、ここで決めてほしかったですね。今回は不運でしたけど。
ドリブルから魅せたミドルシュートなど、調子は悪くないと思うので落ち着いて次を狙ってほしいですね。


、という訳で前半で終われば良かったんです。

後半10分と立たず失点してしまいましたからね・・・。
失点は事故的な要素も多かったのでそれ自体は仕方ないとは思いますが、楽に出来る試合を自ら首をしめて難しくしているようでした。

結局ポルタノーヴァがインザーギを倒して得たPKによって辛勝という形で終わる訳ですけど、後味がそれほど良くないですよね。
勝ち慣れて見ている方も贅沢になっているのかも知れませんが・・・。

ただ実際PK獲得に繋がったシーンは、大きな展開でパスをつないでシエナディフェンスを揺さぶったことによって得たものでした。なのでチームの勢いを強めれば得点につながるんです。サンプドリア戦の後半もそうでしたね。
シエナ戦もPKでリードした後、もっと突き放す姿勢があった方が良かったなぁ~。

それでも後半は前半左サイド偏重だった攻撃から、カカが右にも流れることで攻撃と守備の幅をより持たせる変化が作られていた思います。


ミラン 2-1 シエナ
31' インザーギ
54' ヴェルガッソーラ
65' カカ(P)

ミラン選手交代
71' エメルソン→アンブロジーニ
77' インザーギ→シェフチェンコ


とりあえず勝ててよかった・・・。次はナポリですね。
去年は最も嬉しい試合(5-2)と最も気落ちする試合(1-3)を演じた相手です。相手は首位チームですし、前半戦の1つの山場を迎えていると思います。
ここで勝つとデカイ!!


それから最後にシエナ戦について一言。
ファヴァッリ ・・・。ちょっとこわすぎます。
でもファヴァッリは頑張っているんです、早くネスタとセンデロス戻ってきてくれ!

posted by 三四郎 |17:11 | 試合-Serie A | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年10月29日

1度きりのチャンス! (-アタランタ/セリエA第8節) 

シエナ戦直前の投稿となってしまいましたが、日曜に行われたアタランタ戦について少し。

この試合、本当に「良く勝ったなぁ~。」という印象でした。
昨シーズンのベルガモでのアタランタ戦は先制しながら追加点を奪えないまま気付いたら負けていた、というもったいないゲーム。
一方今回は押されっぱなしのまま1回きりの決定機を沈めて後は守りきって勝ち点3。
これだからサッカーは分からないし、面白いんですよね。


特に前半!いい所全く見当たらなかった・・・。
ゴールに近づいたのはロナウジーニョが蹴ったフリーキックくらいですね(それも枠には飛ばず)。
結局は決勝点を挙げることになるカカも強引なドリブル突破をファールなしで止められ続けるばかり。

一方のアタランタはボールをよく繋ぎ、クロスを積極的に上げミランのペナルティエリアを常に危険にさらしていました。
本当にミランはペナルティエリア内でなんとか踏ん張っただけ・・・。ズルズルと下がってまさに「押し込まれている」状況でした。

局面を打開しようと奮闘するカカとロナウジーニョのドリブルは前述のように通用せず。
この試合のFWはボリエッロだったのでロングボールからアタランタディフェンスを揺さぶることが出来れば良かったんですが、あいにくピルロは負傷中。さらにはセードルフもベンチ外という状況なので1発で狙うのはなかなか厳しい感じでした。この日の中盤はガットゥーゾ、エメルソン(フラミニ前半負傷交代)、アンブロジーニでしたからね・・・。


結局いいことなしで終わった前半でしたが、ハーフタイムでの選手交代もなし。
案の定、流れは後半もあまり変わりませんでした。

ようやくアンチェロッティが動いたのは70分。
足を痛めた様子だったロナウジーニョに代えてパトを投入して打開を図ります。

それでもなかなかアタランタの組織を突破できない。
攻撃のスピードが上がっていかず、押し込まれているのにカウンターを仕掛ける前にディフェンスの枚数が揃ってしまうんです。
ピルロの不在を痛感しました。

しかしカリアリ戦に続いて0-0で良しかぁと思わせる展開に突然のドラマが!
80分、業を煮やしたマルディーニが攻め上がりパトにクロス。パトはヘッドで左サイドにいるボリエッロにうまく落とします。そのボリエッロは冷静に中央のディフェンスの間のスペースにボールを置き、走りこんだカカが勢いそのままにキーパーと一対一の状況を作り出しシュート!うまく右のネットにボールを沈めました。

まさにワンチャンス!公式サイトによれば突然の稲妻!!
パト投入効果といった所なんでしょうか、ボリエッロは「パトがいると攻撃が立体的になる。」と言っていましたね。

大いに苦しみましたが、得点シーンは前線が連動し綺麗な流れで決まったのが良かったです。


いや~、本当にサッカーは分からない!


アタランタ 0-1 ミラン
80’ カカ

ミラン出場選手
4-3-2-1
GK:アッビアーティ
DF:ザンブロッタ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ(90'→アントニーニ)、フラミニ(30'→エメルソン)、アンブロジーニ
OMF:ロナウジーニョ(69'→パト)、カカ
FW:ボリエッロ

主審:ステファノ・ファリーナ


これでセリエAはなんと4試合連続シャットアウトゲーム!
間もなくシエナ戦ですが、毎回マッカローネには苦労するんですよね~。無失点試合を続けられることを願います。まあ勝てばいいですけど(笑)

posted by 三四郎 |22:51 | 試合-Serie A | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月24日

グループリーグ開幕!(-ヘーレンフェーン/UEFA杯GL第1節)

UEFAカップグループステージ第1節はオランダのヘーレンフェーンとの対戦!
このところ無敗のいい流れを日曜のアタランタ戦につなぐためにも、気を抜かずにキッチリ勝利を収めることが求められます。



ミラン先発メンバー
4-3-1-2
GK:ジーダ
DF:アントニーニ、ボネーラ、ファヴァッリ、ザンブロッタ
MF:ガットゥーゾ、エメルソン、フラミニ
OMF:カカ
FW:シェフチェンコ、インザーギ

・UEFAカップでは毎度お馴染みとなったジーダが先発
・キャプテンはガットゥーゾ



以下ざっと、試合のトピックスです。


3分、早速得たFKのキッカーはシェフチェンコ。強烈なシュートを放つもGKがコーナーへ逃れる。コーナーから混戦となるものの得点ならず。

11分、ヘーレンフェーンのカウンターから初のピンチ。ボネーラに当たってしまったボールが抜けて、ジーダと1対1の場面を作られるもののファヴァッリが間に合いシュートをブロック。

16分、コーナーキックのこぼれからシュートを打たれるもジーダがパンチングで守る。

☆19分、カカのドリブルから得たコーナーキックのチャンス。ショートコーナーからカカが中央にクロス→インザーギと相手ディフェンスがもつれて倒れた所にうまくボールが当たり、そのまま枠にすいこまれミランが先制!

☆23分、再びカカのドリブルから。左サイドで相手を抜き落ち着いてスペースにパスした所にガットゥーゾが走りこみ、右足で滑り込むようにシュートを流しこんであっさり2点目!

26分、ミラン。インザーギのボールカットからカカがシュートを放つも相手に当たる。

27分、エメルソンのスルーパスを受けたシェフチェンコはややオフサイド。

28分、ザンブロッタのクロスはインザーギわずかにシュート出来ず。

32分、ヘーレンフェーン。FWにくさびが入りエリュヌシに初めていい形でシュートを打たれる。しかしボールは枠の外。

33分、その直後も相手のクロスがフリーの選手に渡ってしまうがシュートは運良く空振り。ファヴァッリ2回ともややミスか。

46分、ガットゥーゾのボールカットから立て続けにミランのチャンス。しかし最初はインザーギのヒールパスがわずかに弱くカカに渡らず、2回目はガットゥーゾが決めたシュートに似た状態で今度はフラミニがゴールを狙うものの相手ディフェンスの体を張った守りに阻まれてしまった。


ここで前半終了。

ヘーレンフェーンはパスをつなごうとするもミランのトリプルボランチの網を抜けるのにかなり苦労している様子。
たまに狙うロングボールは脅威とはならず。

ミランはアントニーニとザンブロッタがきっちりと両サイドを守り、中盤のボールカットとカカのドリブルを生かした攻撃で2点を先制し狙い通りの展開。


後半。

最初のチャンスはシェフチェンコ。うまくディフェンスを突破し左足でシュートを打つも枠の外。

50分、ヘーレンフェーン。10番プラニッチが強烈なミドルシュートを放ったがジーダがセーブ。

53分、35番の長身FWシボンに初めてクロスが入る。しかし力ないヘディングはジーダの正面。

60分、ヘーレンフェーン選手交代。2枚代え。

65分、ヘーレンフェーン。エンリケにシュートを打たれたがアントニーニが体を寄せておりボールは枠の外へ。

66分、ミラン。ガットゥーゾの浮き球のパスをインザーギが落とし、アントニーニがシュートを放つも枠のわずかに右。

68、シェフチェンコが競り合ってコーナーを獲得したように思えたが、不可解なファールの判定。

☆69分、ガットゥーゾの狙い済ましたスルーパスを上手く受けたインザーギが冷静にキーパーをかわすシュートを決めて3点リード!ピッポ2試合連続ゴール。

71分、ミラン選手交代。インザーギ→ロナウジーニョ。シェフチェンコ→パト。

78分、カカ→ヤンクロフスキ。

79分、相手選手のクロスを頭でクリアしたボネーラのボールがカルーに渡り、エメルソンがかわされてシュートを打たれるもジーダがナイスセーブ!

82分、ロナウジーニョのパスを受けたパトがキーパーと1対1の決定的なチャンスを決めきれない。

☆85分、ファヴァッリがエリア内で相手のユニフォームをつかみPKを与えてしまう。これをプラニッチがループシュートで真ん中に決めて、ミランレッジーナ戦以来の久々の失点。

88分、ヘーレンフェーンFK。サインプレーだったが集中を切らさず守りきる。

93分、フラミニのスルーパスを完全に抜け出したヤンクロフスキがパトに横パスを送ろうとするものの相手選手にブロックされる。

ここで試合終了!



ヘーレンフェーン 1-3 ミラン
19’ ヨン・ア・ビン(OG)
23’ ガットゥーゾ
69’ インザーギ
86’ プラニッチ(P)

ミラン選手交代
71’ インザーギ→ロナウジーニョ
71’ シェフチェンコ→パト
78’ カカ→ヤンクロフスキ



前半の早い段階で2点をリードすることが出来たので、落ち着いた試合運びで余裕の展開に持ち込めていたと思います。
後半のヘーレンフェーンは前半に比べてよりシンプルにクロスを入れてきたので少し苦しみましたが、しっかりと3点目を奪って試合を決めることが出来ました。
PKで失点してしまったのは残念ですけど・・・。

この試合先発のどの選手もいい動きだったんですが、一番目立っていたのはエメルソンではないでしょうか。コンディションが上がってきているのがよく分かります。簡単に倒れることは決してないし、よくパスを散らしていました。各ポジションでいい競争が生まれていますね。

ボネーラもセンターバックなのによく動いてファヴァッリをうまくサポートしていたし、シェフチェンコはやや消える時間も多かったですが両サイドを精力的に走っていました。ザンブロッタやカカはさすがです。相手の右サイドバックは大忙し。ガットゥーゾとフラミニも攻守にわたり目立っていたと思います。


さて、次はもう2週間後です。サンシーロに今朝ポーツマスを破ったブラガを迎えます。
以下UEFAカップの今後のスケジュールですのでご確認ください。

今度は正しいはずです…!!


UEFAカップ グループEミラン日程表(日にちは現地時間)

<第1節>10月23日
ヘーレンフェーン 1-3 ミラン

<第2節>11月6日
ミラン対ブラガ

<第3節>11月27日
ポーツマス対ミラン

<第4節>12月3、4日
ミラン試合なし

<第5節>12月17日
ミラン対ボルフスブルク



さて、最後に話題のベッカムについて少し。
決定報を待ちたいとは思いますが、今度は来そうな感じですね。完全移籍というのは難しそうですけど。
正直2年前だったらなぁという思いは強いですが、チームにフィットしないということはないと思います。以前アンチェロッティは雑誌のコラムで、「ベッカムはサイドではなくセンターで使うべきだ。」と言っていましたが、実際にピルロの役割をさせるのかが注目。

ピルロ、ロナウジーニョ、ベッカム・・・。ミランにFKは絶対に与えられませんね・・・。

posted by 三四郎 |06:35 | 試合-その他 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年10月20日

流れって変わるもんです (-サンプドリア/第7節)

ダービーでないにも関わらず、昨日のサンシーロは観衆6万5千人と大入り!バックパスにブーイングなんてかなり珍しいんじゃないでしょうか。

2週間前のカリアリでの引き分けによって公式戦の連勝は5でストップしてしまったわけですが、ティフォージのテンションは変わらず上昇中↑です。


ミラン先発メンバー
4-3-1-2
GK:アッビアーティ
DF:アントニーニ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:アンブロジーニ、フラミニ、セードルフ
OMF:ロナウジーニョ
FW:ボリエッロ、パト

・ネスタがベンチに復帰
・ザンブロッタはイエロー累積で出場停止
・ガットゥーゾとカラーゼが離脱中
・カカは代表戦の影響でベンチからのスタート


主審:アントニオ・ダマート


今回の中盤の構成はフラミニが底に位置し、右アンブロジーニ・左セードルフというおそらく初めての形。アントニーニとヤンクロフスキのサイドバックのバランスからいっても当然左サイドからの攻撃が増えていきます。

しかしFWにボールが収まらない!
パトがなんとか突破を試みたりファウルをもらおうとするものの、中盤以下をガッチリ固めるサンプドリアのディフェンスに苦戦。この日トップ下に入ったロナウジーニョも分厚い中盤にすぐに取り囲まれほとんど輝けませんでした。

昨シーズンもサンシーロで敗れた相手。やはり一筋縄ではいきません。


サンプドリアの先発メンバーはこちら
3-5-1-1
GK:カステラッツィ
DF:ルッキーニ、ガスタルデッロ、ボッティネッリ
MF:パダリーノ、サンマルコ、フランチェスキーニ、ツィーグラー、ピエリ
FW:デルヴェッキオ、カッサーノ

やっぱりカッサーノ巧いですね~。
解説の関塚さんも言ってましたが、ヤンクロフスキの裏を狙ってマルディーニとのスピード勝負をとにかく狙ってきたマッツァーリ監督。たとえサンプのカウンターを止めたとしてもカッサーノのキープ力とパスセンスが局面を打開してくるので、ミランは本当に苦労しました。

チームの核であるパロンボが不在だったこともあってか存在感が際立っていましたね。


最初の15分はアウェーのサンプドリアが押し続けるという本来との逆の形で試合がスタートし嫌な雰囲気・・・。

そこをなんとかしのいだミランがリズムを掴みだしたのはようやく30分を過ぎたあたりから。セードルフ、ヤンクロフスキ、ロナウジーニョが絡んだ攻撃でペナルティエリアに近づくもののサンプの守備が分厚い分厚い。

不安を残したままスコアレスでの折り返しとなりました。


ハーフタイム、珍しく素早く動いたアンチェロッティ。
マッツァーリの手の内を探ること無くパトに代えてカカを投入しました(もともと決まっていた?)。


時差ボケと言われていたカカ。コンディションが万全でない者を出して果たして吉と出るか凶と出るか・・・。

なんて思っていたら、開始30秒で決定的なヘッドを放ってあっさり「大吉」を証明!
その後も持ち前の縦への推進力でグイグイとチームを引っ張る姿は、
「やっぱりミランはカカーだ。」と再認識させるのに十分でした。

早くも相手に疲れが見え始めたのか完全に前半と流れが変わった試合は、54分に決定的に。

セードルフのドリブルからのボールをヤンクロが蹴ったところをPA内でルッキーニが思わずハンド!ルッキーニにこの日2枚目のイエローカードが出されたことで、PK&退場というダブルパンチがサンプを襲います。

「カカー、頼むぞ!」と誰もが思ったところでしょうが、ボールをセットしたのはなんとロナウジーニョ!
これは・序列が変わったのか、・コンディションを考慮してか、・カカの優しさかは分かりませんが、とにかく「絶対に外すんじゃないぞ・・・」という空気がサンシーロを渦巻いていましたね(笑)

しかしジーニョは難なく絶妙なコースに蹴りこんで今季2点目&再び貴重な先制点!日に日にチームに溶け込んで来ています。

それから11人対10人になったことは本当に大きかった。毎度スペースの無さに苦しむミランも相手が少ないとなると話は別。
カカの突破力とロナウジーニョのテクニックで10分後あっさり追加点を決めて、試合を決めました。2人のコンビネーションはまさにサンバ・ミランでしたね!

これでサンプドリアは完全に意気消沈。
結局はカッサーノも下げて試合を捨てたような印象でした。

ミランはセードルフに代えてエメルソンを投入して来週のUEFAカップに備えるとともに、最後のカードとしてボリエッロに代えてインザーギを投入。

ネスタの復帰戦はまた1つお預けとなった訳ですが、そこはさすがにスーペル・ピッポ!しっかりとオフサイドラインを抜け出して今季初得点を挙げると共に、終了間際の試合に花を添えました。


昨日のゲームは両者拮抗した展開がカカの投入によってバランスが傾き、退場により決定的となった試合だったのではないでしょうか。

結果は3-0だったものの、それ以上に苦戦しました。貴重な勝利です。


ミラン 3-0 サンプドリア
55'  ロナウジーニョ
66'  ロナウジーニョ
90'  インザーギ

ミラン選手交代
46'  パト→カカ
74'  セードルフ→エメルソン
79'  ボリエッロ→インザーギ

退場:54' ルッキーニ(S)



2週間も試合が空いたのにカカを使えないということで試合前は代表戦を恨んでましたけど(笑)、結果オーライ。SUPER KAKAは健在でした。

UEFAカップでは先発していたものセリエAではなかなか出番のなかったアントニーニも、大きなミスなく後半はより伸び伸びとプレーしていたのも好印象ですね。

今回シェフチェンコの出番はなかったですし、ネスタも結局投入しませんでした。ザンブロッタは出場停止がとけ、センデロスもようやくデビューを果たせそう。

戦力が充実する反面チームマネジメントの難しさが現れてきますが、
週2試合が増えていくこれから。全ての選手の力が必要になってくるはずです。頑張れ控え選手達!



・・・ローマがオリンピコで4失点負けというのは驚きました。
ラツィオもつまづきユーヴェも出遅れと、インテルが軸になっていくのは間違いなさそうですね。食らい付いて行ってほしいし、出来ると思います。

それからシチリアダービーで何も起きなくて良かった!

posted by 三四郎 |15:21 | 試合-Serie A | コメント(21) | トラックバック(0)
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