2007年12月11日
王さんに「*」(アステリスク)?
前回書いた福岡ソフトバンクの王監督にFSAJ(Foreign Sportswiters Associations of Japan)から特別功労賞が贈られたことについて、英字紙・ジャパンタイムズにやや批判的な投書があった。大分に85年から住む外国人の読者だ。 同読者氏は、 「王監督に功労賞は少しおかしい。彼の1シーズンの本塁打記録(55本)をこれまで3人の選手が破る可能性があったが、いずれの場合も外国人選手であったがために、記録にさしかかるとほとんどまともにストライクを投げてもらえなかった。これは日本の野球の汚点でさえある」 というような主旨のことを書いてきた。 確かに、85年のバースにしろ、01年のローズ、02年のカブレラにしても、相手投手がまともに勝負しなかったというのは事実と言ってもいいだろう。だた、それが問題だったとしても、それは王氏の問題というよりも、彼を、あるいは彼の記録を守らんとした、周りの人びと(選手、コーチ)に問題があったのではないだろうか。王氏が監督として、自軍の投手に直接勝負するなと伝えたとは考えにくい。これまでの言動もそうであるし、先日の同功労賞の授賞式の際の彼の真摯な話しぶりを見ても、自分の記録を守るためにそうしたフェアさに欠けた行いをするとは到底思えない。 それと、特別功労賞をFSAJが贈ったのは、王氏の選手としての活躍もさることながら、ソフトバンクの監督としてや、昨年WBCで日本代表を率い、優勝まで導いたことに対する評価も含まれている。つまり1シーズンの本塁打記録を保持しているからの受賞でもなければ、868本の本塁打記録を持っているから受賞したというのでもない。現役、監督を通しての総合的な功績に対しての受賞だったのだ。 「*」をつけるならば、たとえば、薬物使用の疑われるバリー・ボンズの本塁打記録につけるのなら、個人的には納得が行く。
posted by southernmiss |22:59 |
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