2008年05月08日

ダルビッシュ 今季初の敗戦

 7日の西武戦、日ハムのダルビッシュが今季初の敗戦―しかもサヨナラーを喫したが、どうも本調子ではなかったように思えた。
 僕はキャッチャー後方の記者席という“特等席”から見ることができたのだが、なんというか、結果論ではなく、試合全体を通じて集中力に欠けていたように感じた。2回に与えた中村への0−3からの本塁打や5回の細川への本塁打はいずれも不用意なボールで、調子のいいときのダルビッシュには考えられないようなボールだった。
 少し風邪気味だったというからベストのコンディションでなかったのは明らかだが、日ハムとしては3タテだけはどうしても避けたかっただろうし、これ以上西武にゲーム差を広げられたくなかっただけに、ここでエースのダルビッシュで負けたのは大きかった。
 ダルビッシュは、今回もそうだったが毎回登板するときはほぼいつも完投する。ちょうど今頃は少し疲れがでるころなのかもしれない。今回は今季ワーストの4失点、前回4月30日の千葉ロッテ戦では3失点とややスローダウンしている。この2試合で2本塁打ずつ許しているのもダルビッシュらしくない。
 ロッテ戦も西武戦も適地での試合だったが、アウェーでも勝てるのがエースだし、クライマックスシリーズを見据えると札幌ドーム以外でも勝てるようでないと、苦しくなる。
 また、毎試合で完投するというのもどうなのだろうか。今はよくてもシーズン終盤に疲れが襲ってこないだろうか。実際7日の試合でも、150キロは出ていても思い切り投げている感があって体が開き気味に感じられたし、スライダーもいつもほどのキレではなかった。
 日ハムには武田久、マイケルという絶対的な中継ぎ、抑えがいるが、ダルビッシュが完投するのは登板機会の多い彼らを休ませるためという意味もある。だが、それでダルビッシュ自身の調子が崩れては元も子もない。
 あいにくダルビッシュ以外の先発の調子がそれほどよくないし、武田勝が先日のロッテ戦の試合前に指を骨折するというアクシデントもあって、ハムの投手事情が極端に好転するとは考えにくい。これからもダルビッシュにかかる負担は大きい。
 7日の試合はダルビッシュ攻略のヒントを与えた試合でもあった。西武の渡辺監督は選手に「ボール球になる変化球を振らず、ストレートを待て」という指示を出した。たしかに、ボールになる球を振るよりは、たとえ豪速球でもストライクを振るほうが当然ヒットになる確率は高くなる。ある意味、当たり前のことを西武は実践したということだ。
 ただし、体調等が万全であればダルビッシュを打ち崩すのはやはり難しい。本当にキレのあるボールを投げるときは渡辺監督の言う「ボールになる変化球」も振らされてしまうからだ。またストレートもほとんど低く抑えられるので長打されることも少ない。
 となれば、ダルビッシュについての懸念はやはり疲労ということになる。月間MVPを受賞した4月のような調子はすぐに戻るだろうか。

 
 

posted by southernmiss |13:03 | トラックバック(0)
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ダルビッシュ 今季初の敗戦

心配ご無用。コンディションが悪くてあの内容。良ければ結果を出せる人だから、次に期待しましょうよ。

posted by ま、仕方ないでしょ。 | 2008-05-08 15:41

ダルビッシュ 今季初の敗戦

1度の敗戦くらい仕方ないでしょう
ダルの今までの貢献度からいえば

次回は問題ないでしょう

posted by ダルが1番 | 2008-05-08 17:25

ダルビッシュ 今季初の敗戦

そうですね。調子悪いのにあれだけ投げられるのはさすがというか、すごいですね。

投手事情から中4日で投げることもあるので、疲労だけが敵といったところでしょうか。

いずれにしても、スリリングな試合を見せてくれるのは間違いないです。

posted by southernmiss | 2008-05-09 03:10