2008年02月29日
Match No.010 2008.2.2
<バスケットボール>
JBL
日立サンロッカーズvs北海道レラカムイ
@国立代々木競技場第二体育館
昔は寝ても冷めてもNBAだったんだけど。
最近めっきりバスケに疎くなっちゃいました。
そして、すんません、国内でバスケのリーグ戦を見るのは
もしかしたら初めてかもしれない。
いや、そんなはずはないんだが・・・まぁいいや。
折茂はいまレラカムイにいるのか!
とか
代々木2はテレビで見るより小さいな!
とか
いろんな発見があったけど、
この試合で僕は、以前アメリカ人の誰かが(えらいアバウトですんまへん)
「バスケットボールは最後の2分間だけ見ればよい」
と言っていたのを思い出し、納得した。
ロースコアで進んだこの試合、
3Q(いやQじゃなくてPか、JBLでは。まいいや)に入り白熱。
ひとつ前のプレーでのラフプレーの「お返し」に
レラカムイがわざとらしくチャージングをもらったあたりで
小競り合いがあったり、
3ポイントの応酬でスコアが行ったり来たりで4Qに入る。
そして残り2分47秒。58-60でレラカムイがリード。
イケメンスター五十嵐圭のスピンムーブで日立は同点に。
トーマスのフリースローで逆転。61-60。
ファウルが嵩んだ日立は連続でFTを与え61-64と再逆転される。
残り1分14秒。
日立の攻撃。中ではトーマスがポスト役。
ボールをトーマスに入れる。インサイドアウト。
菅裕一のスリー。決まった!同点。
レラカムイの攻撃、シュートが外れる。リバウンドは五十嵐。
残り24秒。時間を使い切ってラストプレーで勝ち越したい。
だがこういうとき、たいていPGと周囲との意思疎通はうまくいかない。
五十嵐がボールを運ぶ。ほかの選手は足が止まる。
五十嵐切り込む。囲まれる。外にパス。カットされた!
レラカムイのファーストブレイク。
日立は自動FTを意識しファウルをためらう。
ニュートンのレイアップが決まる。64-66。
五十嵐の決定的なミス。万事休したか。
日立のタイムアウトが明ける。残り4.1秒。
ラストプレー。
サイドラインから五十嵐にボールが入る。3回ほどドリブルし進む。
ゴール正面、3ポイントラインの4歩後ろ。遠い。
しかし五十嵐は打った。
ボールはリングを通り、ネットをきれいに揺らした。
ブザービーター。
日立サンロッカーズが劇的な勝利を手にし、
場内からは黄色い歓声が五十嵐圭に降り注がれた。
日立サンロッカーズ 67-66 北海道レラカムイ
posted by sot-escape |12:13 |
JBL |
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2008年02月29日
これもかなり昔の感があるけど、
マッチナンバー9番です。
Match No.009 2008.1.29
<ハンドボール>
北京五輪アジア予選再試合
日本vs韓国 @国立代々木競技場第一体育館
勧善懲悪が大好きな日本人にとって、
今回のハンドボールにまつわる騒ぎは格好のネタだった。
思うがままに美女を侍らすだけに飽き足らず(あくまで想像です)
アジアハンドボール界の重鎮となって
審判を買収しまくっていたアラブの王子様を「やっつける」。
なーんて、水戸黄門みたいな本当の話があるんだねぇ。
でも世間の注目は男子ばかりで、
女子の再試合についての事前報道は多くなかった。
かくいうおれも、男子のチケットを取り損ねたがゆえに
女子を見に来たということを白状しつつも、
しっかり興奮したこの試合をちょっとレビュー。
====
明治神宮前駅を降りると、代々木第一体育館方面から
大量の人が駅に向かってきた。
ぬぬ、試合開始時間を間違えたか!?もう終わってんの???
と思ったら連中はドラリオン帰りだった、というあたりから
おれは少々浮き足立っていた。
滅多に見ないスポーツでも、
五輪出場がかかった試合で燃えないわけがない。
2階席こそ空席が多かったが、バックスタンドを赤と青に二分した
日韓の応援団の歓声はほぼ互角。
試合開始のとき、
「ニッポン!」と「テーハンミングッ!」が両応援団から
同時に繰り出された時には、鳥肌が立ってしまった。
やっぱ日韓戦はええもんや!
最近、日本でサッカーの日韓戦やんないもんなー。
審判はデンマーク人。
よし。どう見てもアラビア系ではない。
以前来たことのある世界バレーのときの
安~い熱気とはまったく違う、ピリピリした騒々しさ。
いい雰囲気だった。少し異様な空気だった。
そして、案の定、
「東京でハンドやるよ」といえば駒沢だという
固定観念のあるであろう(言いすぎ?)日本の選手たちは、
代々木第一体育館に、呑まれた。
ほんとうに手に取るように、わかった。
緊張でガチガチ。というより、地に足が着いていない。
日本は韓国GKに向かって「弾いてください」と言わんばかりの
コースのシュートを放ち、
逆に日本のGK飛田は同じような簡単なコースのシュートを
決められていった。
経験がないわけではないからわかる。
やり慣れない場所で緊張を強いられる試合をすると、
視界が極端に狭まるのだ。
おれはスポーツの「ホーム&アウェイ」方式で
もっとも有利不利が出るのは地べたでも応援でもなく、
視野に入る景色の慣れ・不慣れだと思っている。
結果論にもほどがあるが、
女子は駒沢体育館でやってあげてもよかったんじゃないのかなー、なんて。
ハンド経験者(いわゆる部活ですが)の妹の解説によると、
自信満々に攻めてくる韓国に対して日本は
引いて守らず5-1の布陣あるいはもっと飛び出して
守備をするくらいのリスクを負うべきだったし、
高い位置からプレスをかけてくる韓国の守備を崩すために
もっと切れ込んでシュートを打ちに行くべきだった。
少なくとも素人のおれから見るとその通りだと思った。
挑戦者なりの開き直りが、足りなかったのかな。
アン・ジョン・ファンみたいな名前の
サイドの選手にガンガン速攻を許したのに対し、
日本は速攻が全然出なかった。
前半を6点ビハインドで折り返した日本。
「奇跡を起こせ!」と本気で思ってしまうおれはまだまだ純真無垢。
後半。
7mスローを止めたり、田中の超絶フェイントがあったりで
盛り上がる場面はあったものの、点差は5点差より縮まることなく、
特に日本に退場者が出た時間帯は
サイドを徹底的に突かれて点差を広げられた。
パスミスは多く(後半の東濱はどうにも…)、
当たり負けも多く、サイドの選手からは攻撃の意志を感じない。
銀メダル軍団とは、やっぱりかなりの差があった。
完敗中の完敗。
再試合決定からのドタバタの中、よくがんばりました。
でも、まだまだです。
======
女子ハンドの代表を見て思ったのは、
「運動部の優秀な人材がハンドに集まっていないな」
ということだ。
日本トップの選手たちなのに、
圧倒的な運動神経やフィジカルというものを
今日の選手たちからは感じなかった。
線が細いし、ゴルフの宮里やソフトの上野のような
近年よく見かける
「運動するために生まれてきた」みたいな
ハートとセンスを兼ね備えた選手は、どうやらいないようだ。
おれは思う。
下澤シゲコが大学進学時に他競技に流出しなければ・・・と。
断言していいが、この「にわかハンドブーム」は一瞬で過ぎ去ると思う。
それでもハンドボールは続く。(どっかで聞いたことあるな)
最終予選、がんばれ。
強化、がんばりましょう。
日本 21-34 韓国
posted by sot-escape |11:10 |
北京五輪 |
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2008年02月29日
Match No.008 2008.1.27
<アイスホッケー>
アジアリーグ最終週
SEIBUプリンスラビッツvs日光アイスバックス
@ダイドードリンコアイスアリーナ
先週「圧敗」したバックス。
今日も負けたけど、先週とは全然違った。
よく闘っていたと思う。
1ピリで健闘したことが試合への興味を
引っ張ってくれた。
パワープレーで1点は失ったが、
ペナルティで3on5の場面を凌いだりと奮闘。
逆に2人多い時間帯でスラップショットをまともに
枠内に飛ばせなかったりでゴールできなかったのが痛かった。
2ピリは交互にペナルティを繰り返し、
日光にもいくつか決定機があったけれど、
SEIBUのGK菊池が立ちはだかった。
中盤に入り、SEIBUはPPで鈴木貴人がリバウンドを叩いて2点目、
さらに4on4で山田佑哉がスラップショットで3点目。
がんばった日光だったが、このへんで勝負ありかと。
用事があって3ピリ途中に日光が1点返したところで帰ったのだが、
この試合、まともに5人対5人でプレーした時間が
何分あっただろうか。
喧嘩両成敗なども含めた公式記録で、
日光だけで23ものペナルティ。
アンスポとミスコンダクトを覗いても
40分ものPIM(ペナルティを課せられた時間)!
SEIBUも32分のPIM。
これって選手だけのせい?
ぜったい違うと思う。
山内レフェリーよ、あなたはどう思う?
実力差ではない理由で、途中から、試合は壊れたよ?
SEIBU 8-2 日光
posted by sot-escape |10:28 |
アジアリーグ |
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2008年02月29日
過去モノ、アップしていきましょう。
もう1ヶ月も前の試合から、順番に。
===============
Match No.007 2008.1.27
<アイスホッケー>
アジアリーグ最終週
日本製紙クレインズvs王子製紙
@ダイドードリンコアイスアリーナ
大手製紙メーカーによる一連の「環境偽装」騒動で
胸の内がざわめいたアイスホッケーファンは
少なくないと思う。
現在の犯人探し社会においては、
ひとたび不祥事を起こした企業は
一歩対応を誤ればメディアによって揚げ足を取られまくり、
文字通り転倒する。
7、8年前だったと思うが、
社長の「私は寝てないんだよ」発言が「部分切り取り」で
ワイドショーにペーストされ、
食中毒事件で揺れる雪印の信用は完全に失墜した。
その末路のひとつに、雪印アイスホッケー部の解散があった。
その数年後。
堤義明の失脚と、
コクド・西武鉄道の両アイスホッケーチームの「合体」は
無関係ではない。
アイスホッケー界は企業の不祥事に
振り回されてきた。
ファンの脳裏には、苦々しく焼きついている。
イチ抜けで頭を下げた日本製紙、
追随して事実を認めた王子製紙。
幸い、一般消費者にこの件は大きく波及しなかった。
杞憂には終わったが、
この問題が粉飾決算だったり
消費者に直接打撃を与えるような事件だったら、
雪印や西武と同じ悲劇が待っていたかもしれない。
===
なーんて大きなことを考えているうちに、
クレインズはスコンスコン点を取られていく。
ニュートラルゾーンでのターンオーバーから
ショートハンドゴールを決められ、
GK石川が飛び出しながらもセーブし損ねたパックを
放り込まれて0-2。ペースを失った。
10ヶ月前。熱く感動的な06-07シーズンの結末。
ここ東伏見でのファイナル第4戦は、延長の末
クレインズがSEIBUを下した。
去年の現場観戦の中ではベスト3に入るゲームだった。
自身その試合4点目となる決勝ゴールを挙げた西脇雅仁は今季
海を渡りECHLのデイトン・ボンバーズへとフライ・アウェイ。
今季初めて観たクレインズは、
(先入観のせいか)ちょっと攻撃に迫力を欠いていたように映った。
ライアンに元気がないように見えたのは気のせいか?
得意のレギュラーシーズンで4位。
クレインズは連覇できるだろうか。
第1ラウンドを勝てば、SEIBUとは準決勝での対戦となる。
5-0と完勝の王子製紙。
相手のパックキャリアーへのチェックをよく続け、
ニュートラルゾーンで勝った、という感じ。
GK春名はリバウンドをよくコントロールしていた。
失点率1位はダテじゃない。
早いもんで、もうプレーオフが始まる。
北海道にはなかなか行けないのが残念なりー。
クレインズ 0-5 王子製紙
posted by sot-escape |09:06 |
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2008年02月18日
えーと、なかなか更新が観戦に追いつきません。
マッチナンバー007~016は追っかけ更新するとして、
今日見てきたラグビーの激戦を先にアップします。
Match No.017 2008.2.17
<ラグビー>
トップリーグ マイクロソフトカップ準決勝
三洋電機ワイルドナイツvs東芝ブレイブルーパス
@秩父宮ラグビー場
三洋41-0東芝。
あの「栃木の衝撃」から2ヶ月。
宇都宮の現場に居合わせてた私は、プレーオフでの
両者の再戦を、ひそかに待ち望んでいた。
確かにあの日の東芝には廣瀬俊朗や吉田朋生がいなかった。
だがそれだけで41点差はつくまい。言い訳ってもんだ。
それでも、主力の戻っている東芝に雪辱の場を与えてやりたかったし、
逆に、メンバー云々でなく三洋が東芝を返り討ちにするのを見てみたい気もした。
マイクロソフトカップ準決勝。
その舞台は整った。
ゲームは緊迫していた。
そう言うほかない。
さながらワールドカップの決勝Tのよう。
風上に立った東芝がタッチキックで陣地を稼ぎ
ハイパントを仕掛ける。
ブレイクダウンの攻防は鬼気に満ち、
ラックから簡単にはボールが出ない。
スコット・マクラウドがトニー・ブラウンにぶつかる。
豊田真人が突進し、榎本淳平が「刺さる」。
三洋はゴール前で東芝にモールを作らせない。
決して体が火照る試合ではない。寒さが増すタイプの緊張感。
3-0とリードした三洋は19分、中盤でノックオンを誘い、攻める。
攻め始めると、速く、早い今年の三洋。
オフサイドを誘発し、ブラウンは「Shot」を選択。カタい。
彼にしてみれば難しい角度ではなかったが、ノーグッド。
30分の手前。
東芝はやっと有効なモールを作り前進。三洋のペナルティ。
吉田大樹がPGを決めて3-3。
ここから東芝の時間帯が続く。
34分、東芝の攻撃。ナタニエラ・オトがDFラインの裏にキック。
そして自ら走る。オトがである。
なんともいいところに転がり、三洋WTB北川智規はたまらず蹴り出す。
ラインアウト、大野均がキャッチ。モールをうまくずらした東芝。
ニコラス・ホルテンが抜け出してトライ。3-8。
両チームとも、ボールを展開してもゲインを切れない。
攻め側も防御側も、フラットに近いラインで、ギリギリの攻防が続いた。
そして、この距離感が後半に事故を生む。
後半。
風上の三洋。ブラウン劇場になる予感。
ブラウンのPGで6-8とし、後半6分の防御。
東芝は自陣からでもモールで押してゆく。
さらに展開から吉田大樹、オトが右サイドでゲインしDFを集めて
左へ展開。数的有利だったが、内側へのパス。
これが三洋・川口大の手に収まる。
走り始めた川口は後ろから倒されるが、北川がフォロー。
北川はPR笠井建志をスピードで抜き去り、トライ。13-8。
一瞬にして形勢逆転。無情なるラグビーの醍醐味だ。
それでも東芝は繰り返す。モールでゲインしたのち、
瞬時に「つなぐラグビー」へ。東芝は新たな強さで4連覇を狙う。
三洋のオフサイド。PGで3点返す。13-11。
東芝は優位に試合を進め、三洋の防御を攻略しつつあった。
徹底してモールで攻め続ければ三洋に穴が開く可能性は高かった。
ただし、とにかくリードを奪っておきたい時間帯に入っていたのも確かだ。
だから、24分のラインアウトからの一連の攻撃を
冨岡のドロップゴールで締めたことは、間違いではない。
この場面は、この試合のヤマ場だった。
ゴリゴリ行く東芝。止める三洋。
三洋があといくつのフェーズを耐えられるかで、試合の趨勢は決しそうだった。
だが、結末はDG。
この場面に関しては、醜くとも徹底して東芝の選手を地面へと引っ張った三洋の辛抱勝ちとも言えた。
明確に、ゲームは動いていた。
防御の強さはわかった。あとはどちらが多く点を取るかだ。
息をつく暇もない
且つ、
息が詰まるような戦い。
ノックオンが少ない。プレーが途切れない。
パントの処理を誰も誤らない。物凄い集中力。
選手にはかわいそうだが、
ひとつのミスが、ひとつの判断が、勝負の分け目になる試合だ。
後から振り返れば勝負の綾はいたるところに存在するものだ。
そう、後から振り返れば。タラ、レバ・・・。
例えば、30分の東芝の追加点のシーン、
三洋のパスがインターセプトされ廣瀬にトライを許した場面。
田中史朗が外側をよく確認しなかったことが
「勝負の分かれ目」として語られたかもしれない。
例えば、32分、ブラウンのDF裏へのチョン蹴りに
北川がほとんど追いついたが数センチの差でインゴールノックオンになった場面。
「やはり三洋には女神がついていない」象徴になっていたかもしれない。
あるいは、37分、途中出場の三洋・吉田尚史が俊足で大きくゲインしながら
被タックル後に起き上がってしまい反則を取られた場面。
「なんてもったいないことを…」と実際に誰もが思った。
しかしこのどのシーンも、忘れることができる。
タラレバを考えることは、勝ったチームには不要だからだ。
時計を少し戻す。
廣瀬のトライで、三洋13-21東芝。
北川の惜しいシーンを経て、35分。
三洋はSH田中から展開。5本のパス全てが絶妙のタイミング。
タックル寸前の球離れ、そしてオフロードパス。
最後はまたも北川のトライ。キックは外れ、18-21で残り5分。
これ以上の展開があるだろうか。
話は戻る。
勝負の綾は、負けたほうのプレーに見出されるものだ。
この時間帯に敵陣深くでラインアウトを奪われた東芝。
時間を潰しきれずに冨岡がキックでみすみすボールを渡した東芝。
最後まで足が動いたのは三洋。
北川が右を疾走。ビッグゲインだ。ボールは中央へ。
私の席からだと遠いエンドでの攻防。よく見えなかったが、
レフェリーはアドバンテージを取ったようだ。
3点差だ。DGもアリか。いや。三洋は、早く、速い。
左へ振り吉田が再び快走。ゴールまで1m。密集ができる。
アドバンは解けているのか?
ホーンが鳴る。ラストプレーだ。
鳴り終わった瞬間、ブラウンがボールを拾った。
ゲームを作り、真っ先にタックルし、味方を生かしてきたブラウンが、
ついに自ら行った。
ブラインドサイド。見えない。
しかし思ったより早く、平林主審の手が挙がり、長い笛が鳴った。
一斉に飛び上がったのは、三洋電機の選手。
私は、唸ってばかりの日本のラグビーファンに一瞬嫌気が差し、
「トライだ!うぉー!」と叫んでしまった。
リーグの盟主・東芝の意地を見た。
しかし全勝チームの底力が勝った。
どちらが強かったのか、どちらが勝つべきだったのかは
正直よくわからない。
難しく考えてはいけないのかもしれない。
なにしろ、そもそもボールが円くないのだ。
東芝のメンバーも、半分くらい神様のせいにしておいていい。
2月中旬にして、100試合中1位候補のゲームだ。
ワイルドナイツは、チーム初の頂点、リーグ初のパーフェクトシーズンまで、
あと1勝。
三洋電機ワイルドナイツ 25-21 東芝ブレイブルーパス
posted by sot-escape |23:59 |
トップリーグ |
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2008年02月01日
Match No.006 2008.1.26
<サッカー>
キリンチャレンジカップ
日本vsチリ @国立競技場
午後の秩父宮での2試合のあと、
漫喫で暖を取ってからコクリツへ。
暖を取りすぎてちょっと遅刻しました。
おかげでゴール裏最後列の後ろで立ち見。
体感氷点下の風が吹き抜けるゼ!
(なかなか知る機会がないと思うから教えてあげましょう。
国立の最上段に並ぶ万国旗用のポール。
これ、風が吹くと揺れる(というか震える)ので
カタカタカタって音を奏でてけっこう恐いんです。
地震!?と思い続けながらの90分。)
試合内容については、
語り尽くされているから、いいでしょう。
岡ちゃんのサッカー(大木武のサッカー)を
体現しようと懸命だった日本は、
なんだかコチョコチョとやっていたけど
点は取れず。ワンタッチパスの連続からフリーで
巻に渡ったシーンがいちばん「新生日本」らしかったかな。
ファウルをもらいにいった巻にはがっかりだけど。
===
さて、この試合のキーワードは「冷たい」である。
もちろん、1万人くらい風邪を引いたと思われる寒さもあるし、
オフ明け1週間あまりのサッカー選手による
試合の寒さもあった。
しかしいちばん感じたのは、
ファンの代表に対する「冷たさ」である。
かつて、これほど「疑いの目」で見られ
「評価の対象」になった初陣があっただろうか。
神聖化してしまったオシムサッカーを
継承できないとみんなが知ってしまっている
岡田日本に対する「いったいどうするのよ」というファンの疑念が
国立には漂いまくっていたように思う。
私は基本的に、オシムの後が岡田さんという人選には
納得していない。
オシムが作りかけた日本の形を無にしたら、
ただじゃおかない。
ただし、岡田ジャパンの比較対象は
所詮アジア4位の日本なのである。
これから岡田さんが見せなければいけない「結果」と
オシムが示しつつあった「理想」を比べたら、
「理想」が勝つに決まっている。
それだけはやってはいけない。
「冷たさ」から感じたもうひとつのこと。
日本のサッカーファンの変化。
チリ戦のスタンドにいたのは、大きく分けて、
(1)本気で日本代表大好き
(2)サッカー好きで極寒の中スタジアムに来るもの好き
の2種類だった。
冷たかったのはもちろん(2)だ。
だが、(2)の層は昔から代表戦にもいた。
それが目立ったのは、(1)と(2)の間の中間層が、
以前に比べて欠けてしまったからなのだと思う。
仮にいなくなった中間層の半分が、
「代表熱が冷めた」のだとしよう。
もし、残り半分が「Jクラブに興味が移った」のだとしたら、
これは歓迎すべきことだ。
日本代表なんて、寄せ集めで実体のない集団なのだ。
大事なのは、地元のクラブだよ。
そう気づいた人がた国立に空席を作ったのだと信じたいものだ。
日本 0-0 チリ
posted by sot-escape |21:07 |
サッカー日本代表 |
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2008年02月01日
Match No.005 2008.1.26
<ラグビー>
トップリーグ第12節
サントリーサンゴリアスvsヤマハ発動機ジュビロ
@秩父宮ラグビー場
前半ヤマハは自陣に釘付けに。
モールからの2つのトライはもとより、
小野澤のインターセプトからのトライも
ゴールを背にし続けた時間帯を我慢しきれずに
無理なパスをした代償という意味では必然だった。
25分すぎから陣地を挽回しトライのチャンスもあったが、
ラインアウトでのターンオーバー、
ゴール3m前でのノックオンなどで潰した。
「活路を見出せなかった」という表現に尽きる。
ラインアウトは投げる前から
サントリーに凌駕されている感じだった。
スクラムもいいように回され、
パスを回してもプレッシャーを受け続けた。
ヤマハは後半、山村が入って闘魂注入。
ラインアウトからモールで押し込みたい機会が何度もあったが、
跳ね返されたりそもそもボールを取れなかったりで得点できず。
唯一の見せ場は後半23分。
SH矢富から、外でたったひとりで
待っていたソトゥトゥにパス。
逆目への好判断とはいえ1対3。
それでもソトゥトゥは回り込んで全員振り切り
ライン際へジャンピングトライ。ド迫力。
サントリーは本格的に仕上がってきた感がある。
そして恩師清宮克幸のもと
のびのびとキャンプテンシーを発揮する
山下大悟の存在感は際立っていた。
サントリー 31-7 ヤマハ
posted by sot-escape |01:11 |
トップリーグ |
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2008年02月01日
Match No.004 2008.1.26
<ラグビー>
トップリーグ第12節
リコーブラックラムズvs九州電力キューデンヴォルテクス
@秩父宮ラグビー場
「スティーブン・ラーカムが日本にやってくる」
メディアでの扱いは大きくなかったが、
日本ラグビー界にとってはそれはそれは強烈なインパクトだ。
獲得したのはリコーブラックラムズ。
いやはや信じられない。
ヤコ・ファンデルヴェストハイゼンやトゥタイ・ケフが
来たときも「すげー」と思ったけど、ラーカムが来るとはね…。
もちろん大歓迎だし、早く見たい!
だからこそ、九電さんには悪いけど、この試合は
完全にリコーを応援させてもらいました。
第三者の目で観に来たファンはみんなそうだったと思う。
そう。リコーは(他会場の結果も関係あったが)
勝たないと降格だったのよ。
しかし。
リコーは後半立ち上がりに逆転トライを許して10-13。
その後九電・松本允のシンビンを誘発して、一人多いすきに
逆転トライ(+ゴール)で17-13。
よし、ここからは、あと2つトライを取って
ボーナス勝ち点を取りにかかる時間帯にしよう。
しかし。
九電はミラーの正確なキックで陣地を挽回し
ペースを戻していく。
後半33分、九電は中央から右へ。
低すぎてミスと思われたパスをきわどく拾う。
リコーは選手が「ミスパス」に反応し飛び出しており
守備陣形が崩れた。すき間を走られ、大外に振られ、
吉永に逆転トライを奪われた。なんたること…。
リコーはラックでまずかった。
No.8フェレラ頼みのパスを回しては孤立させ、
ターンオーバーされたり人数を割かされたり。
大事な場面で、密集で敗北の連続。
これでは勝てないよ。
数年前、僕はリコーの浅い防御ラインと
フェヌキタウの筋肉が好きだった。
もちろん全身黒のジャージも。
でも豪州代表のスーパースターが来るリコーは、
2部リーグでイチからチームを作ることになる。
彼がどうチームを化けさせるかは確かに楽しみ。
でも、あえて、あえて言おう。
スティーブン・ラーカムが来るのが
W杯で100点取られる国の2部リーグでは、いけないだろ。
リコー 17-20 九州電力
posted by sot-escape |01:00 |
トップリーグ |
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