2008年02月24日

勝負に徹したサントリー  [MS杯決勝 三洋電機vsサントリー]

Match No.019 2008.2.24
<ラグビー>
トップリーグマイクロソフトカップ決勝
三洋電機ワイルドナイツvsサントリーサンゴリアス
@秩父宮ラグビー場

近い将来、清宮氏はジャパンの監督を務めるだろうし、
おれはそれでいいと思っている。
しかーし、それまでにちょっと苦労したほうがいい。
日本のためにな。

そんな考えがおれにはあるから、
前半が終わったとき、舌打ちしたい気分だった。
秩父宮には強い北風が吹きつけていたが、
前半風上に立った三洋は10-7と3点しかリードできなかった。
ちぇっ。きっと清宮氏の作戦通りだ・・・。

ただ三洋はシーズンを通じて、「後半のチーム」。
だからそんなに悲観はしていなかった。
ところがだ。三洋にボロが出まくった。

20080315-00.JPG


前半に食らったトライもひどいもので、
マイボールラインアウトを竹本隼太郎に取られて
そのまま走りこまれるという情けない形だった。
後半もラインアウトはボロボロ。
ラインアウトが悪いと陣地を稼いでも嬉しくない。
さらに、増え始めた反則もモールコラプシングやアーリーエンゲージという
サントリーのプレッシャーの強さを証明するような内容ばかり。

三洋も防御に関してはさすがで、
サントリーはバックスに展開しての攻撃は完全に手詰まりだった。
でもやっぱり試合中にラインアウトを修正できなかったのは高くついた。
後半20分、ラインアウトから展開と見せかけて
小野澤宏時が斜めに入ってきてボールを受け取り、
意表をつかれた三洋DFの隙間を縫って逆転トライ。

おれだけでなく多くの観客も、この時点でなんとなく
サントリーが勝つな、と思ったに違いない。
今のサントリーに勝ち切る強さが身についていることをすでにおれたちは感じていた。

田中史朗が抜け出したり、吉田尚史が準決勝の再現を狙いゲインしたりと
三洋にもチャンスはいつかあった。
25分からの10分くらいは緊張感溢れるフェーズの繰り返しだった。

ブラウンのPG×2でもよかったのだが、その機会すらなかった。
サントリーのゲームマネジメントの勝ちだ。

ブラウン擁する三洋の強みは、似て非なるもの、
エリアマネジメントだった。
しかし北風がそれを阻んだ。
もうひとつ絶対の自信を持っていたはずのディフェンスにしても、
いってみれば受動的なものだ。
片やサントリーには、主体的な得意科目、
ラインアウト、スクラム、モールがあった。

おれはラグビー素人だけど、そのへんが違いだったのかなと思う。

風のせいもあり、かなり渋い決勝になったが、
清宮氏は何食わぬ顔で面白いゲームだったと言うんじゃないだろうか。
なーんかおもしろくない。清宮氏が最後に笑うのは。


今年くらいは三洋に勝たせてやってもいいじゃないか。
清宮氏がトップリーグの盟主になるのは、もうちょい後でもいいじゃないか…。


サントリーサンゴリアス 14-10 三洋電機ワイルドナイツ


20080315-01.JPG



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2008年02月21日

アイスバックスはもっとやれる [日光vs王子製紙]

Match No.018 2008.2.20
<アイスホッケー>
アジアリーグプレーオフ1stラウンド第3戦
日光アイスバックスvs王子製紙
@日光霧降アイスアリーナ


日光さ来たべ。

いえ、別に他意はないです。すんません。


昔から、一度来てみたかった場所。
初めてのスタジアムに足を運ぶ興奮と喜びを
いちばん大事にしている僕にとって、今日の小旅行はとても楽しいものだった。

東武のスペーシアをあえて栃木で下りて各停に乗り換える。
つもりが、マフラーを席に忘れて引き返しているうちに扉が閉まる。
次の新鹿沼で下りたら30分待つハメに。
でも全然オッケー、これぞ旅の醍醐味さ。
ここらの女子高生は黒タイツを穿くのが当たり前らしい。
昔鹿沼高校と試合をしたことを懐かしく思いながら、東武日光へ。

観光シーズン外の日光は、暗い。
タクシーでのリンクまでの道中は歩道に雪が残り、到底歩ける様子ではなかった。
5年前なら間違いなく節約のために歩いたけど。

目に入れるたび必ず「霜降り」と読み間違える、
日光霧降アイスアリーナ。
入り口前には開場を待つファンが、円形の広場に沿って並ぶ。
松明のような明かりがぼんやりと映し出す人々の円、上空には満月。
異国の儀式のような妙に厳かな雰囲気だ。
アリーナ前



いざ入場。
ホッケーリンクは、どこも眩しい。でも東伏見よりずっと眩しい。
スタンドが高い位置にあり傾斜も急で、
下から白い明かりを当てられる感覚が強いためだ。素晴らしいアリーナ。
誰だ、東伏見を設計したのは!

霧降のベスト観戦スポットはゴール裏らしい。
スタンドにはなっていないが、ゴール「上空」が通路なので
そこからシュート練習やゴール裏の攻防を真下に見られて楽しい。
当然「先客」がいたのでスタンドの中央付近で観戦。

プレーオフ第1ラウンド第3戦。
苫小牧で2つ先勝した王子製紙に対し、
昨年同シリーズで大アップセットを決めたアイスバックスが挑む。
7チーム中6位のバックスがPOに出てしまう現行システムの賛否は別として、
やはりプレーオフが全然違うぜ!と感じられる試合だった。

バックスは素晴らしいホームアイスを持っていて、幸せだ。
暖かくも目の肥えたファンが、苦難を続けるチームを懸命に応援する姿は、
私のような通りすがりの(どこがやねん)一介のファンも魅力してしまった。



オレンジ色の大声援で迎えられた日光はやはり、
開始から王子に攻め込まれる。
1分半でいきなり王子のパワープレー。王子、打つ打つ打つ。

日光GK橋本が奮闘するも、3:57、王子は混戦から河本が決め、先制点を挙げた。

これはしんどい試合を見に来てしまったか…と思ったが、
ホーム日光は気合いが入っていた。
次第に動きが良くなってくると、
波多野がフリーで切り込んでシュート(枠外)、
大日向のブレイクアウェイからシュートし相手スケートに当たったこぼれ球をドフリーで別の選手が叩いたが外す。
あぁ~と腰を浮かしかけたバックスファン。

13分台のパワープレーでは、ブルーライン際で
クリアパックを止めた波多野が振り向きざまにシュート、
大日向がチップするが惜しくもゴール上。

日光ペースで試合は進んだ。
特に第1ラインに勢いがあった。


2ピリは荒れ模様。
日光は二人アドバンテージを逃すと、
村井のペナルティ、1分半後に瀬高のペナルティで3on5に。
ここは橋本が頑張って凌いだ。
逆に喧嘩で王子の二人がペナルティを取られて日光はパワープレーのチャンスがあったがダメ。

ついに日光の奮闘が実ったのは12:42、
左からのスラップショットのリバウンドがこぼれ、
土田がパックをすくい上げてネットに放り込んだ。
当然歓喜の霧降アリーナ。いい雰囲気だなー。
sot-escape-63791.jpg



リンク上では小競り合いが増えてきた。
13:41からのパワープレーを生かせなかった日光は17:12、
王子パーソンからフリーのエンディコットへのパスを通され、GKと1対1に。
エンディコットはリストショットできっちり決めて、勝ち越し点を挙げた。

さらに橋本がインターフェアを取られてPK。
振り回されて守備のボックスはどんどん小さくなり、苦しかったが、
シュートブロックでしのぐ。
日光は2ピリだけで16本のシュートを許した。


防寒着が足りず、非常に寒い。ブルブル。
ボランティアの人たちの豚汁(300円)だけが頼りだ。

さぁ勝負の3ピリ。
しかし日光はふわっと入ってしまった。
任田がホールディングでボックスへ。橋本はまたまた大変。
PK防いだあとも自らスラッシュを取られてまたまた人数不利。
2点差はヤバい。橋本がんばれ。
橋本、がんばった。

今度は日光のPP、しかし王子にうまく守られる。
ペナルティ明け、王子齊藤哲也の速攻、左に流れ、バックハンドシュート!橋本ナイスセーブ。
足が止まってきた日光、プレーがうまく流れない。
踏ん張り所で大日向が果敢にチェックに行くが、無情なるボーディングの笛…。

そして王子に回され、陣形はシュリンク。
13:53、桜井がジリジリと持ち込むのに誰も当たれず、まんまと決められた。
1-3。あぁこれはキツい。

しかし諦めない地元ファンは、1分15秒後、木村ケビン久樹のロングショットのコースを変えてみせた。
いやDFに当たったのだが、とにかく1点差。
まだシーズンは終わらせないぜ。と19秒間だけノリノリになったところでしかし、
王子・桜井に決められ、再び2点差に広げられた。

日光の点は、苦労して苦労して、入るべくして入る点、という感じがする。

一方、日光の失点(特に2点目と4点目)は、防げそうだったしもったいない点だった。

アイスバックスは、もっと上位に近付ける。
その力があると思う。

18:29エンプティネッターが決まり試合は決したが、
それでも日光サポーターのコールは続いた。


JRの最終(早えよ)に揺られながら、僕は余韻に浸った。
アイスホッケーの面白さが詰まった試合、
アイスホッケーを愛するホームリンクのボルテージ。
一昨年初めてカナダでNHLを観た日に匹敵する、心地よさだった。


日光 2-6 王子製紙


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2008年02月18日

ワイルドナイツ=野武士の底力 [三洋vs東芝]

Match No.017 2008.2.17
<ラグビー>
トップリーグ マイクロソフトカップ準決勝
三洋電機ワイルドナイツvs東芝ブレイブルーパス
@秩父宮ラグビー場

三洋41-0東芝。
あの「栃木の衝撃」から2ヶ月。
宇都宮の現場に居合わせてた私は、プレーオフでの
両者の再戦を、ひそかに待ち望んでいた。
確かにあの日の東芝には廣瀬俊朗や吉田朋生がいなかった。
だがそれだけで41点差はつくまい。言い訳ってもんだ。

それでも、主力の戻っている東芝に雪辱の場を与えてやりたかったし、
逆に、メンバー云々でなく三洋が東芝を返り討ちにするのを見てみたい気もした。
マイクロソフトカップ準決勝。
その舞台は整った。



九州新人大会



ゲームは緊迫していた。
そう言うほかない。

さながらワールドカップの決勝Tのよう。
風上に立った東芝がタッチキックで陣地を稼ぎ
ハイパントを仕掛ける。
ブレイクダウンの攻防は鬼気に満ち、
ラックから簡単にはボールが出ない。

スコット・マクラウドがトニー・ブラウンにぶつかる。
豊田真人が突進し、榎本淳平が「刺さる」。
三洋はゴール前で東芝にモールを作らせない。

決して体が火照る試合ではない。寒さが増すタイプの緊張感。

3-0とリードした三洋は19分、中盤でノックオンを誘い、攻める。
攻め始めると、速く、早い今年の三洋。
オフサイドを誘発し、ブラウンは「Shot」を選択。カタい。
彼にしてみれば難しい角度ではなかったが、ノーグッド。

30分の手前。
東芝はやっと有効なモールを作り前進。三洋のペナルティ。
吉田大樹がPGを決めて3-3。
ここから東芝の時間帯が続く。

34分、東芝の攻撃。ナタニエラ・オトがDFラインの裏にキック。
そして自ら走る。オトがである。
なんともいいところに転がり、三洋WTB北川智規はたまらず蹴り出す。
ラインアウト、大野均がキャッチ。モールをうまくずらした東芝。
ニコラス・ホルテンが抜け出してトライ。3-8。

両チームとも、ボールを展開してもゲインを切れない。
攻め側も防御側も、フラットに近いラインで、ギリギリの攻防が続いた。
そして、この距離感が後半に事故を生む。

後半。
風上の三洋。ブラウン劇場になる予感。

ブラウンのPGで6-8とし、後半6分の防御。
東芝は自陣からでもモールで押してゆく。
さらに展開から吉田大樹、オトが右サイドでゲインしDFを集めて
左へ展開。数的有利だったが、内側へのパス。
これが三洋・川口大の手に収まる。
走り始めた川口は後ろから倒されるが、北川がフォロー。
北川はPR笠井建志をスピードで抜き去り、トライ。13-8。
一瞬にして形勢逆転。無情なるラグビーの醍醐味だ。

それでも東芝は繰り返す。モールでゲインしたのち、
瞬時に「つなぐラグビー」へ。東芝は新たな強さで4連覇を狙う。
三洋のオフサイド。PGで3点返す。13-11。
東京マラソン2008ダンス


東芝は優位に試合を進め、三洋の防御を攻略しつつあった。
徹底してモールで攻め続ければ三洋に穴が開く可能性は高かった。
ただし、とにかくリードを奪っておきたい時間帯に入っていたのも確かだ。
だから、24分のラインアウトからの一連の攻撃を
冨岡のドロップゴールで締めたことは、間違いではない。
この場面は、この試合のヤマ場だった。
ゴリゴリ行く東芝。止める三洋。
三洋があといくつのフェーズを耐えられるかで、試合の趨勢は決しそうだった。
だが、結末はDG。
この場面に関しては、醜くとも徹底して東芝の選手を地面へと引っ張った三洋の辛抱勝ちとも言えた。



明確に、ゲームは動いていた。
防御の強さはわかった。あとはどちらが多く点を取るかだ。

息をつく暇もない
且つ、
息が詰まるような戦い。

ノックオンが少ない。プレーが途切れない。
パントの処理を誰も誤らない。物凄い集中力。

選手にはかわいそうだが、
ひとつのミスが、ひとつの判断が、勝負の分け目になる試合だ。
後から振り返れば勝負の綾はいたるところに存在するものだ。
そう、後から振り返れば。タラ、レバ・・・。

例えば、30分の東芝の追加点のシーン、
三洋のパスがインターセプトされ廣瀬にトライを許した場面。
田中史朗が外側をよく確認しなかったことが
「勝負の分かれ目」として語られたかもしれない。

例えば、32分、ブラウンのDF裏へのチョン蹴りに
北川がほとんど追いついたが数センチの差でインゴールノックオンになった場面。
「やはり三洋には女神がついていない」象徴になっていたかもしれない。

あるいは、37分、途中出場の三洋・吉田尚史が俊足で大きくゲインしながら
被タックル後に起き上がってしまい反則を取られた場面。
「なんてもったいないことを…」と実際に誰もが思った。

しかしこのどのシーンも、忘れることができる。
タラレバを考えることは、勝ったチームには不要だからだ。



時計を少し戻す。
廣瀬のトライで、三洋13-21東芝。
北川の惜しいシーンを経て、35分。
三洋はSH田中から展開。5本のパス全てが絶妙のタイミング。
タックル寸前の球離れ、そしてオフロードパス。
最後はまたも北川のトライ。キックは外れ、18-21で残り5分。
これ以上の展開があるだろうか。

話は戻る。
勝負の綾は、負けたほうのプレーに見出されるものだ。

この時間帯に敵陣深くでラインアウトを奪われた東芝。
時間を潰しきれずに冨岡がキックでみすみすボールを渡した東芝。

最後まで足が動いたのは三洋。

北川が右を疾走。ビッグゲインだ。ボールは中央へ。
私の席からだと遠いエンドでの攻防。よく見えなかったが、
レフェリーはアドバンテージを取ったようだ。
3点差だ。DGもアリか。いや。三洋は、早く、速い。
左へ振り吉田が再び快走。ゴールまで1m。密集ができる。
アドバンは解けているのか?
ホーンが鳴る。ラストプレーだ。
鳴り終わった瞬間、ブラウンがボールを拾った。
ゲームを作り、真っ先にタックルし、味方を生かしてきたブラウンが、
ついに自ら行った。
ブラインドサイド。見えない。
しかし思ったより早く、平林主審の手が挙がり、長い笛が鳴った。
一斉に飛び上がったのは、三洋電機の選手。
私は、唸ってばかりの日本のラグビーファンに一瞬嫌気が差し、
「トライだ!うぉー!」と叫んでしまった。


東京マラソン2008御神輿




リーグの盟主・東芝の意地を見た。
しかし全勝チームの底力が勝った。

どちらが強かったのか、どちらが勝つべきだったのかは
正直よくわからない。
難しく考えてはいけないのかもしれない。
なにしろ、そもそもボールが円くないのだ。
東芝のメンバーも、半分くらい神様のせいにしておいていい。

2月中旬にして、100試合中1位候補のゲームだ。

ワイルドナイツは、チーム初の頂点、リーグ初のパーフェクトシーズンまで、
あと1勝。



三洋電機ワイルドナイツ 25-21 東芝ブレイブルーパス



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2008年02月16日

ビューティフルネーム、求ム  [デウソンvsペスカドーラ]

Match No.016 2008.2.16
<フットサル>
Fリーグ最終節
ペスカドーラ町田vsデウソン神戸
@国立代々木競技場第一体育館

Fリーグ。フットサルですわよ!
やっと来ることができました。え、もう最終節?

名古屋オーシャンズがすでに優勝を決めているようです。
開幕年ですから、一度見ておく必要があります。

フットサルに関しては私はド素人。
もちろんやるのは大好きよ。
でも生で観戦するのは初めてなの。

黄色の町田と緑の神戸。
場内DJアナウンスによると、ふむふむ、
神戸は引き分け以上で3位確定、町田は勝てば神戸を抜いて3位浮上なんだって。
実はこの3位というのがチョー大事で、
「チーム強化費」というのが払われるのが3位までなのよ。
だから、消化試合では決してない、ガチンコの戦いが見られたわ。

~フットサル初観戦2箇条~
1.点が入りまくると思ったら大間違いよ。
2.ちょこまかやってると思ったら大間違いよ。

ゼロゼロの前半。
ほかの観客の会話によると「珍しい」らしいけど、
もうちょっと点の取り合いを想定していたのでちょっと驚いたわ。
でもまぁ、あの小さなゴールの前にGKがいて、しかも足で入れようとするんだから
そんなにポコポコ入らないよね。

フットサル=テクニックの見せ合いのナヨいスポーツという先入観も
見事に裏切られましたわ。
フットサルは当たり合いぶつかり合いよ!
脛と脛がぶつかって、肩が胸に入るのよ!
実際町田の金山選手は前半顔から血を流して退きました・・・。

でもね、ちょっと正直に言うと、
なんか男子校の体育みたいっ☆ とは思いました。
疲れた順に交代していく(ように見える)
スキあらば自分の足技を披露してやろうと目論んでいる(っぽい)ところが
なんとなくね。

フットサルはもともと、体育の時間に雨でサッカーができずに、
仕方なく体育館でバレーボールを使ってサッカーをやったことが起源です。
ウソです。

後半に入って、試合は動いたわ。
デウソン神戸はハタケヤマ兄弟を中心にした攻撃が魅力。
そして、ついに22分、ハタケヤマブルノがゴール前にキーック、
あらあらオウンゴール。
さらに4分後、ちょっと下を向いていて顔を上げたら町田のGKがゴール前にいなかったわ。
かわされたみたい。岸田健太郎が難なく決めて2-0。
町田から100万円が遠のいてゆく~。
さらに神戸は3点目も挙げて、勝負あり…。
町田のバイアーノ監督はさっきまで血管が切れるくらい興奮してたのに、
ベンチに座り込んぢゃったわよ。

しかし!
30分、ボールを持った宮田義人が左から内へ切り込んでコースを作って、
ズズズズドーーーン!仰天ミドルで1点返しました。
さらに1分後、
宮田もうイッパーーツ!
3-2。残り7分少々。まだあきらめちゃダメよ。
黄色い町田のサポーターの声が大きくなってきたわ。
そして37分、ついに、横江が得点王を引き寄せるミドル弾☆!

ここからが、キャーおもろい!
GKをフィールドプレーヤーが務める(手の使用可、ユニ上半身はGKユニ必須)
「パワープレー」に出たのです。
アイスホッケーの6人攻撃のような、ハラハラドキドキの2分間。
シュート、シュート、またシュート。

パワープレーはもう少しで実りそうだったけど、
追いつけなかった町田。
神戸は強化費100万円をゲットしましたー。


神戸 3-3 町田

======

さて、私はここであえてわざわざ加筆して苦言を呈したいと思います。
「名前」って大事よね、というお話なの。
おかま継続しんどいなー。なんでこの日だけこんな筆致なんだろう。


Jリーグが始まった当初、英語に慣れ親しんだ私たちは、
「サンフレッチェ」って何語?
「ガンバ大阪」って・・・。と
かなり面食らったものです。

ただ今思えば、開幕10チームの名前はかなりまともでした。
レッドダイヤモンズ。アントラーズ。グランパス。
なんたる安定感。
マリノスもちゃんとしてるし、JEF UNITEDもちゃんと意味が通じています。

次に出てきた第2勢力からけっこうしんどくなってきたの。いわゆる「造語」の嵐。
ベルマーレ=ベルム(美しい)+マーレ(海)。
コンサドーレ=ドサンコ+オーレ。
ヴィッセル=ヴィクトリー+ヴェッセル(船)。

この中ではコンサドーレはまだ許せるんです私。
外国語と日本語を混ぜちゃう造語はまだ遊び心が残っていていいと思うの。
でも外国語と外国語を混ぜちゃうのって、横着がすぎると思うのよ。
特に単語を途中でちょん切ってくっつけちゃうパターン。

もちろんバンディオンセ神戸、ガイナーレ鳥取といった
ものすんごい造語たちも続々登場してはいるけれど、
横浜FC、FC東京、と愛称を持たないチームが増えてきて、
造語ブームは一見ひと段落したように見える今日この頃。

BUT,
Fリーグのチームは軒並み、
Jクラブの二の轍を踏んでしましました。
造語の雨あられ。
DEUS(神)と荘園でデウソン!「デウソン神戸」って響きはかなりかっちょよいわね。
Barco(船)+Dragon(竜)を合わせてバルドラール浦安…。
そんな短い単語を途中でちょん切ってどないすんのよー。
最後の「ル」はどっから拾ってきたん。あんた、何でもかんでも拾い食いしたらアカンておかぁちゃんいつも言うてるやろ?

「ペスカドーラ町田」も、最初に聞いたとき、
「ペスカトーレ」に似てるなーて思うて、はて町田に海はないのになぁと思ってたのよ。
そしたらね、カワセミ「Martim-Pescador」と、絆という「Laco」を
つないだということなんやて・・・。

ポルトガル語でMartimがどういう意味かは知らないわ。でもね、
Pescadorが「漁師」だってことは間違いないと思うの。
だからたぶん漁をする鳥、という単語なんです、葡萄牙語の「カワセミ」は。
それを「漁師」のとこだけ引っこ抜いちゃったら、
根本的に意味がおかしくなるでしょ??町田に海はないのよ??
Lacoのくだりについては語るのを自粛するしか選択肢がないわ。

気を悪くしないでほしいの。
「語感」をとても大切にしてるのは素敵。
それに語学の授業でもないんだから、チーム名がなんであろうが、何の問題もありません。

でも「言語」というものをもっと大事にしてほしいの。
単語ひとつひとつには、それなりの由来があるのよ。
それを途中でちょん切ったらまさにキズナがキズになっちゃうくらい
失礼なことなのよ。

今日は筆がツルツル滑るわ。おかまだけど。
酔っ払いついでに近頃の若いお父さんお母さんに言うけど、
子供の名前をつけるとき、訓読みを途中で切って読ませるのはやめて!
「翔」を「と」と読ませる名前、
「誠」を「ま」と読ませる名前、急増中なんです!

たとえば、
「小」の字は送り仮名があれば「ちいさい」と読むけれど、
それだけでは「ち」とか「ちい」って読まないでしょ?

名前には名づけ親の知性が出ます。それをわかっていただきたいのよ、私は。


はぁ、眠いから寝るわ。
名古屋オーシャンズが優勝したのは、マスターズリーグのような
シンプルかつ堂々たる名前のおかげかもしれないわ、
とだけ吐き捨てて、さようなら。

さぁJリーグが開幕するわよーーー。


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2008年02月10日

ロスタイム・ライフ?  [サントリーvsトヨタ自動車]

Match No.015 2008.2.9
<ラグビー>
トップリーグ最終節
サントリーサンゴリアスvsトヨタ自動車ヴェルブリッツ
@秩父宮ラグビー場

2位と3位が決まっている両者。
トヨタは怪我の正面健司のほか、遠藤幸佑も温存みたい。

対するサントリーは真っ先にハートを温存していたのか??
前半のサントリーはヒドかった。
まぁ清宮氏のことだから「ハーフタイムに怒鳴り散らしました」なんて
絶対言わないだろうけど、
バックスがポロポロやって次々トライを奪われ、
0-24という前半。おいおい。
とはいえトヨタも前半の後ろ半分は攻めっぱなしなのに
点を取れずに、いやな感じは残した。

後半。トヨタの穴発見。いや、清宮氏は当然わかっていて攻めたはずだ。
モール。サントリーの圧勝。17点を奪い肉薄する。
前半やるより後半これでいたぶったほうが
来週への後遺症はきついはずだ。

トヨタも、必殺技で反撃。
7点差に迫られたあと、途中出場の遠藤が
リーグ最高の速度と迫力で敵陣をぶち抜く。
外に振り、一旦止められるもトヨタプロップ中村(だったと思う)が
ブラインドサイドを突き、
最後はFB久住へ渡りトライ。再び14点差。

しかしサントリーも目には目を。
28分、ラインアウトからモール。佐々木隆道が持ち込んでトライ。
交代で入った野村のキックが素晴らしく、
エリアコントロールも良くなったサントリー。
33分、またもモール。トヨタはきついなーこれ。
突然左に振る。そして小野澤に渡ってトライ。さぁトップの北川まで1つ差。

31-31の同点。
結論からいうとこのスコアで試合は終わった。

だが、今季のリーグ戦最後の数分を締めるインジャリータイムは、
なかなか笑えた。
すでにラグビーファンの皆様はチェック済みだと思うが、
ラストプレーのホーンが鳴ってから、10分も(大げさかな)
プレーが途切れなかった。
その間PGが2本。栗原・野村のキックはともにショートで、
キャッチしたトヨタの選手は繋ぐ。
・・・という展開が2回あって、、、
で、もういいや、中略、最後は遠藤!
走る、抜く、ボールを回す。
中央、左、中央、右、岩本が抜けた!

あーーーー、タッチライン踏んで、のーさいどぉ。

いやぁ面白かった。
前半のことは忘れてあげよう。

サントリー 31-31 トヨタ自動車

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2008年02月10日

トライ王へのアシスト  [三洋電機vsNEC]

Match No.014 2008.2.9
<ラグビー>
トップリーグ最終節
三洋電機ワイルドナイツvsNECグリーンロケッツ
@秩父宮ラグビー場

雪で順延になった今日のカード。
中止になったことが新聞やテレビで取り上げられたおかげで(?)
けっこうお客さんも入っていた。

それにしても、雪のせいとはいえ芝生が酷いのう。
キックの軸足、走り出しの一歩目など
いろんな場面で影響が出ていた。

なにしろ秋から春まで学生と社会人が
入れ替わり立ち代わり荒らし回るのだから、
当たり前といえば当たり前なんだけど、
ラグビーの会場が秩父宮に集中しすぎている点は
再考の必要があるかもな。
ただ、秩父宮だから人が来る、という側面もかなりあるので、
なかなか難しいだろうなー。

NFLなんかだと痛んだ芝生をプレーオフ前に
張り替えちゃうみたいなことも稀にあるみたいだけど、
そんな大英断は、協会は(財政的にも)できないよね・・・。

さて、試合。

えーと一応NECとしては、
35点取って勝てば、東芝を抜いて4位で
マイクロソフトカップ進出ということにはなっていた。

でも、賭けてもいい、先週先に最終節を終えている東芝は
すでに、三洋との対戦に備えて練習しているだろう。

ただこの試合、NECも三洋も、ガチンコの戦いを見せてくれた。
もちろんあくまで35点取りに行ったNECにも、戦い方を変えなかった三洋にも、
イチ観客として感謝。

たくさんトライを取らなくてはいけない試合。
どちらかといえばFW戦と接点の攻防で試合を制したいタイプのNECには
向いていなかったみたい。
自陣から無理繰り走り出さないといけない展開は
三洋の餌食になった。

ヤコを早めに投入して望みを託したが、
ヤコが蹴ればブラウンに蹴り返され、
ヤコが自陣で回し始めたところ、
田中史朗のタックルからボールがこぼれてトライにされた。

もちろんヤコは全然悪くない。
これまでの12試合で重ねた勝ち点が1ほど足りなかったことが問題なのです。

やはり後半にいつの間にか大量リードしている
今年の三洋。どうしてもトニー・ブラウンに目が行くのだが、
彼の凄さはやっぱりタックルだな、と思い知らされた。
真っ先に、ザクっといく。

そして余裕の宣教者(っぽくない?)は、
ラストワンプレーで、そのまま持って走れば大西将太郎を抜いて
「得点王」になるところを、
走ってきた北川智規にボールをホイっ、
北川のトライ王を決定付けてあげた。


後半は選手もだいぶ入れ替えた三洋。
東芝より1週休みが少ないのは、全く問題にならないだろう。

今年の三洋は「エネループ」。
しっかり平日に充電して、試合では長持ち。
皆さんも、乾電池は三洋電機製「eneloop」をどうぞ。
マジでいい商品ですよ。

三洋電機 34-7 NEC
20080315-02.JPG



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2008年02月04日

似たもの同士?? [東京vs東京V]

Match No.013 2008.2.3
<バレーボール>
Vチャレンジリーグ男子
FC東京vs東京ヴェルディ 
@東京体育館

Jのほうでは今シーズン3季ぶりに復活する「東京ダービー」。
土肥洋一がその日だけ試合に出ないことを祈りつつ楽しみにしているのだが、
こちらバレーの東京ダービーは、Vチャレンジリーグにて
毎年行われております。
 
記憶が正しければ3回目のバレーのダービー観戦。
7戦全勝どうしの対決は、「本日のメインエベント」的に
満を持して第3試合に組まれた。
今季のNFL第9週、ペイトリオッツ対コルツのような試合を期待しよう。
 
会場にぶら下がる青赤、そして緑の横断幕。
両チームの「サポーター」はサッカーの応援スタイルをアレンジして歌い、コールする。
手にはチームカラーの旗。
どちらが先に掲げたかは知らないが双方「東京の誇りにかけて」の横断幕。
誇りにかけて1


誇りにかけて2


どちらが先に始めたかは知らないがFC東京は「La7」、ヴェルディは「El 13」と
サポはそれぞれ7人目の選手、13人目の選手を自称する幕を掲げる。
EL TRECE と La 12


ベンチ入りが12人だからということで13をとるか、
コートには6人だから7をとるかの違い。
(まぁサッカーの例に倣うなら7なんだろうな)。
13(トレセ)には男性冠詞が付いていて
7(シエテ)には女性冠詞が付いているのも、きっと意味はあるのだろう。
 
バレー界において、伝統のライバル対決みたいなものは数あれど、
こんなにライバル意識剥き出しなのはこの対戦だけかもね。
(ヴェルディなんかライバル視していないという上から目線の東京サポがいるとしたら、
 その意識はやめといたほうがいい。せっかくなんだから熱くなろうぜ)

それでもなぜか、似通った「ふたり」は仲良しに見えてしまう(苦笑)。
こっち世界では東京のサポもヴェルディのサポも異端児的で
同じ括りに入ってしまうからなんだろうなー。
 
とはいえダービーはダービー。
ポイントが進むにつれ、特有の尻がむずがゆい感覚が増していった。
ドキドキする試合ではいつもこうなる。
====

第1セット。
エース福田が右サイドに入ってのアタックなどで東京がペースを掴む。
阿部のスパイクで12-9とリードを奪うと、
阿部サーブのシリーズで2点追加しヴェルディのタイムアウトを誘う。
リードをキープした東京はセット後半は阿部のバックアタックが冴え、
最後は少々もたつきつつも25-22でセットを取った。
 
第2セット。
今日何度も見せつけられたバレーという競技の特質をここでも見る。
「セットのアタマはゼロ対ゼロから始まるよ」、つまり
どんだけ前のセットで調子に乗ってても、次セットはチャラになって始まり、
最終的にセット数の多い方が勝ちだということ。
 
東京はこのセットも8-6とリードで最初のテクニカルTOを迎えたが、
ヴェルディのセッター奥田がプレー中に腱をやったか捻挫したかで
もんどりうって交代したあたりから雲行きが怪しくなった。
奥田は怪我


 
ミスってばかりいたヴェルディの20番が決めだしたと思ったら、
東京のスパイクが軒並みブロックに遭う。
効きまくっていた阿部のバックアタックが、ついに3枚ブロックで対処され
13-16とされる。
その後盛り返すが連続ポイントが取れず、19-23でタイムアウト。
セッターが高橋に代わってからリズムの良いヴェルディに対し、
東京の金澤監督が何を伝授したかは素人目にはわからない。
しかしここから、雪をみぞれに変えるほどの熱い時間帯が始まった!
 
伊東が決めて3点差。20番のスパイクがネットにかかり2点差。
ヴェルディたまらずタイムアウト。
ここで東京はサーブをミスってダメだこりゃ。21-24セットポイント。
いやダメじゃない。
1点返すと、さらに加賀!加賀!加賀!3連続ブロックだこらー!
全部加賀の手だったかはわからんが、
いちばん吠えていたから勲章は加賀のもんや。
3つめのブロックは阿部のバックアタックにつなげ、
25-24、逆王手だこらー!
加賀


加賀の3ブロックは2枚以上のブロックが実ったもの。
ヴェルディ高橋にとっては悪夢のような時間帯だったに違いない。
 
最後はヴェルディ和井田のアタックがオーバーし、
ミラクル(安いな)完結!26-24でセット連取!
 
少々取り乱してしまいましたが、
ぼくはほんとにとてもたのしかったです。

さて、もちろん第3セットも0-0から始まったが、
どんなにバレーボールが恐ろしくても、
「21-24からの5連続ポイント」の流れが逆流することはなかった。

フルセットを覚悟していたが、3-0のストレートで勝利。
勝利に沸く


トリプルヘッダーは大満足の結果で締まった。
使われなかった大量の防寒具を手に、薄暗い雪道を帰った。

====
バレーボールとは面白いものだ。そして難しい。
両者の実力が高いレベルで拮抗するほど、
試合は淡々とスコアを刻む。
柏対四国のようなアップダウンはない。

ひとつのミスが命取りになり、わずか2ポイント差でも
追いつくのは容易でない。
一方で、両軍合計200ポイントが入ることも当然ある。

極限の集中。そして一見単調にも見えるゲームの連続性。
この2つが同居し混在するバレーボールというゲームは、
観るのがとても難しい。

戦術を深く知ればずっと面白いのだろうが、
そうでない限り、もしかしたらスティックを打ち鳴らして
「○ッポン!」とはしゃぐのがいちばんいいんだったりして。

いやいやいやいや。


FC東京 3-0 東京V


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posted by sot-escape |22:56 | Vリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年02月04日

猫は気まぐれ [PFUvs健祥会]

Match No.012 2008.2.3
<バレーボール>
Vチャレンジリーグ女子
PFUブルーキャッツvs健祥会レッドハーツ 
@東京体育館

さて2試合目。
私は、同時進行される第1コートの女子(PFU×健祥会)と
第2コートの男子(警視庁×大同)を
ちょうど間の席に座って両方追いかける、という芸当に挑戦し、
あえなく大混乱に陥り、途中から女子に専念したのだった。
案の定、試合の記憶はブツブツ抜けている…。

第1セットは、激しいシーソーゲーム。
18-18から健祥会が連続ポイントで23-19とし、そのまま逃げ切った。
PFUは、セッターのトスがずれることが何度かあった。
第2セットはPFUが常に先行するも22-22に追い付かれる。
それでもそこから3点。最後は好レシーブから古藤がねじ込んで決めた。

PFUブルーキャッツの応援は、
バレーボールらしく、音響を持ち込み、PCで流す音楽を操作し、
青いTシャツに猫耳のお兄さんたちが
手拍子やコールを指揮していた。
石川県からおいでになったんだろうか。
決めのネコポーズが悩ましい。ニャーン。
猫耳


猫耳!


第3セットは大味な展開。グワングワンと流れが振れる。
健祥会は2-5から5連続ポイント。
PFUはそこから怒涛の10連続ポイント。
1番の餅田、何をやってもうまくいく。
そこからは多少もたついたが、最後も餅田がきれいに決めてセットを取る。

しかしバレーは難しい。第1試合と同じ、女心は行ったり来たり。
10点目あたりまでは競っていたのだが、
そこからサーブレシーブの乱れ、呼吸が合わないなど
急にグダグダになり始めたPFUが完全に自滅。
健祥会の24点目もPFUのお見合い。
17-25でセットを落とし、僕はもうPFUは「切れた」な、と思った。

しかしなぁ。そこから振り子が戻るもんかね。
すっかり(ちゃっかり)ご機嫌を直したPFUの猫たち(猫耳お兄さんたちではないよ)は、
餅田のスパイク、河合の1枚ブロックなどで差を広げてゆき、
佐々木のブロック、河合のクイック、もひとつ河合のスパイク…
とノリノリに。結局15-8で最終セットを制し、
3-2でPFUが勝利した。

2試合連続で目まぐるしい試合を見て、しかも隣のコートをチラ見する
という無謀な考えまで途中まで遂行していたために、
けっこう疲れてしまった。

しかし、メインエベントより前に果ててしまうわけにはいかないのだ。
→つづく


PFU 3-2 健祥会


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posted by sot-escape |00:03 | Vリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年02月04日

女子バレータイムアウト禁止条例を制定せよ! [四国vs柏]

Match No.011 2008.2.3
<バレーボール>
Vチャレンジリーグ女子
四国Eighty8Queen vs 柏エンゼルクロス 
@東京体育館

今日は楽しみにしていたトリプルヘッダーの日。
秩父宮でトップリーグの最終節2試合を見た後、
東京体育館でVチャレンジリーグの東京ダービーを
観戦するという美しいスケジュールが組まれていた。

さらに、雪を見ていっそう情熱を燃やし、
あこがれのグリーンベイ・パッカーズのファンのように
吐息を凍らせながら観戦しようと意気込んでいたのに、
外苑前駅に着いたら「本日のトップリーグは延期だよ」ってさ。

仕方あるまい。
ひざ掛けも5つのカイロもハイソックスも
ジーンズの下に着込んだサッカーパンツも2組の手袋もフイになったが、
こうなったらバレーボールをとことん見てやろうじゃないか。

というわけで、
Vリーグ2部のVチャレンジリーグの集中開催会場である
東京体育館へ正午からGO。



コート3面を使ってそれぞれ3試合。計9試合が組まれたこの日。
まずは四国Eighty8Queens対柏エンゼルクロスをチョイス。
これはもうネーミングで一発で選んだ。

四国だから88かい!白装束で歩いて来たんかい!
エンゼルクロスって、天使の衣、きっと看護婦さんのチームやろ!
と、わかりやすかったので、◎。

実はここまで全敗どうしの対戦。
このレベルだと、
主導権が目まぐるしく行き来するし、ラリー自体が長い。

で、得点経過を全部メモってはいるんだけど、
詳細は割愛しましょう。

フルセットまでもつれたこの試合、
とにかく流れがあっちに行ったりこっちに行ったりで大変だった。
第1セットは四国が9点差で取ったのだが、
第2セットは終盤に突如四国のレシーブが乱れ始めて柏が取り、
第3セットは四国が巻き返したものの、
第4セットは四国のレシーブがまた乱れ、最終セットはネジが外れてしまい、
結局柏が初勝利を挙げた。



さて、「女子バレー」と聞いてわれわれが思い浮かべるもの。
コーチにしごかれる鮎原こずえのイメージから、進化しているだろうか?

していない!と僕は思う。アタックNo.1なんかろくに見たことない世代が言うのもなんですが。

思い浮かべてみてほしい。
もはや国民も飽き飽きし始めているであろう
しょっちゅう日本で行われるバレーボールの世界大会で
フジテレビやTBSが垂れ流す、大会PRや選手紹介のVTRを。

必ず、柳本監督に怒鳴られて涙しながらも最後は笑顔!
みたいなアプローチなのだ。

コーチという存在を介さないとチームも選手も語ってもらえない
のです、いまだに。


もちろん悪いのは短絡的なテレビ局だ。
だけど、できることから始めよう。選手よ協会よ立ち上がれ!

というわけで、提案。

女子バレー、タイムアウト禁止条例
を制定してはどうか。

ファイトオーもいいけれど


今日の四国対柏の試合。何回あったことか。
連続ポイントを取られる→コーチがたまらずタイムアウト
→さっきまでの流れがウソのように連続ポイント奪取
→今度は敵のコーチがタイムアウト→またもや相手が息を吹き返す
→途端にレシーブが乱れる→たまらずまたタイムアウト・・・・。
女心と秋の空。
外は大雪。

タイムアウトを取る目的は何か。
8割方、精神的なケアであろう。

高校生ならまだわかる。
でも大の大人が、ちょっとレシーブが乱れたくらいで
コーチに「落ち着け」とか「ここは集中や」と言ってもらったり
「ドンマイ切り替えていこう」と作り笑顔で励ましあったりするために
1セットに2度もプレーを止める権利を与えられているって、
どうかと思う。
(30秒間プレーが中断されたくらいで、
するりと相手に流れを持っていかれてしまうのはもっと悪いけど)


(実は)バレーを齧ったことのある僕は
バレーがいかに「流れのスポーツ」であるかよくわかっているつもりだ。
でも、僕は言いたい。
ちらちらベンチを見るな!コートの上で解決しなさい!と。


自立した現代女性(昭和30年代みたいな表現やけど)に
見えないのよ。日本のバレーの選手は。
タイムアウト禁止条例で、まず自立への一歩(昭和だなぁ表現力が)を
踏み出しましょう。


泣いたり挫けたり、するよね。
「だって女の子だもん」
でも
「コートの中では平気なの」という歌詞を忘れていやしないかい?



フジテレビも、「柳本ジャパン」という単語、禁止!
やるのは選手。シビアに見てあげることが、大事。



少々熱くなりやした。
でも今日はあと2試合あるんです。


四国Eighty8Queen 2-3 柏エンゼルクロス


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2008年02月03日

五十嵐圭は役者である [日立vsレラカムイ]

Match No.010 2008.2.2
<バスケットボール>
JBL
日立サンロッカーズvs北海道レラカムイ
@国立代々木競技場第二体育館

昔は寝ても冷めてもNBAだったんだけど。
最近めっきりバスケに疎くなっちゃいました。

そして、すんません、国内でバスケのリーグ戦を見るのは
もしかしたら初めてかもしれない。
いや、そんなはずはないんだが・・・まぁいいや。

折茂はいまレラカムイにいるのか!
とか
代々木2はテレビで見るより小さいな!
とか
いろんな発見があったけど、
この試合で僕は、以前アメリカ人の誰かが(えらいアバウトですんまへん)
「バスケットボールは最後の2分間だけ見ればよい」
と言っていたのを思い出し、納得した。




ロースコアで進んだこの試合、
3Q(いやQじゃなくてPか、JBLでは。まいいや)に入り白熱。
ひとつ前のプレーでのラフプレーの「お返し」に
レラカムイがわざとらしくチャージングをもらったあたりで
小競り合いがあったり、
3ポイントの応酬でスコアが行ったり来たりで4Qに入る。
そして残り2分47秒。58-60でレラカムイがリード。

イケメンスター五十嵐圭のスピンムーブで日立は同点に。
トーマスのフリースローで逆転。61-60。
ファウルが嵩んだ日立は連続でFTを与え61-64と再逆転される。
残り1分14秒。
日立の攻撃。中ではトーマスがポスト役。
ボールをトーマスに入れる。インサイドアウト。
菅裕一のスリー。決まった!同点。

レラカムイの攻撃、シュートが外れる。リバウンドは五十嵐。
残り24秒。時間を使い切ってラストプレーで勝ち越したい。
だがこういうとき、たいていPGと周囲との意思疎通はうまくいかない。
五十嵐がボールを運ぶ。ほかの選手は足が止まる。
五十嵐切り込む。囲まれる。外にパス。カットされた!

レラカムイのファーストブレイク。
日立は自動FTを意識しファウルをためらう。
ニュートンのレイアップが決まる。64-66。
五十嵐の決定的なミス。万事休したか。

日立のタイムアウトが明ける。残り4.1秒。
ラストプレー。
サイドラインから五十嵐にボールが入る。3回ほどドリブルし進む。
ゴール正面、3ポイントラインの4歩後ろ。遠い。
しかし五十嵐は打った。
ボールはリングを通り、ネットをきれいに揺らした。
ブザービーター。
日立サンロッカーズが劇的な勝利を手にし、
場内からは黄色い歓声が五十嵐圭に降り注がれた。


日立サンロッカーズ 67-66 北海道レラカムイ


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