2008年03月09日

ムービングトーキョー、出発!  [東京vs神戸]

Match No.022 2008.3.8
<サッカー>
J1リーグ第1節
FC東京vsヴィッセル神戸
@味の素スタジアム

序盤は神戸のほうが得意のプレスと呼吸の合ったパスワークを見せ、
シンプルにレアンドロを的にしてチャンスを作る。
だが15分すぎから目覚めた東京は敵陣での時間が多くなり、
エメルソンと羽生を中心に攻め込む。
そして前半39分、エメルソンのFKから羽生が繋いで
今野が流し込んで先制。

後半、石川のミドルがセーブされエメルソンのパスに抜け出した平山が阻まれる。
神戸は外国人とベテラン勢がチームを救った。
ボッティ投入で完全に落ち着きを取り戻す。
期待の金南一も前半よりボールに絡み、須藤は前線でファイト。
古賀のFKのリバウンドを栗原が押し込み同点。

途中出場の東京・カボレは怪物の片鱗を見せ、神戸も鋭いカウンターで応戦。
どちらに決勝点が入ってもおかしくなかったが、ドローに終わった。

東京は勝てそうでもあったし、塩田に助けられた試合でもあった。





早いもんで10周年


サッカーが戻ってきた! そう思える試合だった。

何しろ去年の広島との開幕戦は、
試合開始直前にのこのこ行ってコンコースで立ち見。
要はその程度の期待感しかなかったってことだ。 
今年は開始70分前に到着し、バックスタンドで欠伸をかます余裕があった。

正直、僕は昨季終わりからオフにかけてのフロントの動き、
特に土肥・福西のカットと生え抜きの馬場憂太の完全移籍には、
不満を持っていたひとりだ。
いや蓄積した不満が爆発し、かなり怒っていた。 

ケリー放出に始まり、ガーロ招聘の失敗、
大好きな戸田の背番号を平山がつける悪夢、そしてワンチョペとエバウド…。  

それでも、期待をもって開幕を迎えようという気持ちになっていたのは、
城福浩のプロパガンダにまんまと乗せられているのかも…。
そんな疑念もないではなかったが、
90分間新生東京のいわゆるムービングフットボールを見た印象は、
「まだまだ完成には遠いが、少なくとも選手の意識は共通して高い」。 

久々だなぁ。試合終了を向かえた時に、早く次の試合が見たいと思ったのは。

この日いちばん東京サポが驚いたのは、石川直宏が躍動していたことだろう。
それだけでも僕らは城福さんと羽生を崇めてしまいそうだ。

右サイドに張り付いて四苦八苦していた去年がうそのように
石川は右に左に位置を移し、中に切り込んでのシュートも見せた。 
羽生・エメルソンのもたらす流動性の効果だ。

そして両サイドバックの徳永・長友が頻繁に攻撃参加するのを見て、
やっと東京のサイドアタックが帰ってきたぞと嬉しくなり、そして
僕はやっぱり、ケリーを出したことが崩壊の始まりだった
という持論に自信を深めてしまうのだ。
2002~03にかけてアンストッパブルだった東京のサイド攻撃。
石川や戸田や加地が輝いたのは、ひとえに真ん中にケリーがいたからなのだと思う。 
「真ん中」があったから生きたサイドアタック。
今日も両サイドからいい形があった。
サイドにボールが渡る過程、つまり真ん中がちゃんとしていれば、このチームの伝統は生きるのだ。
今日はケリーの「ため」に代わり、2つ3つのパスがあった。


まぁお題目はどうであれ、やはり東京はとサイドアタックのチームであってほしい。  
その思いを強くした。



羽生とエメルソンの2人でサッカーをする時間帯があったことは、
東京の目指すタイプのサッカーがすでに何らかの形で
体の中にインプットされているのがこの2人だからだろう。
ほかのメンバーが彼らを生かし彼らに生かされていくうちに、
城福サッカーは完成に近づくのだろう。

そしてカボレ。
これは、来週以降、楽しみだぞ…。


FC東京 1-1 ヴィッセル神戸



posted by sot-escape |20:03 | FC東京 | コメント(1) | トラックバック(0)
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